サーフィンをする際に気になることのひとつが、シミやシワの原因になる日焼けです。
海の水面の紫外線反射率は、地表面での反射率に比べて10〜20%多いと言われています。
上空からの紫外線はキャップやハットで防げても、水面の反射にはやはり日焼け止めが有効です。
日焼け止めを選ぶ際、できるだけ肌に優しいものを使用したいと考える方もいらっしゃると思います。
今回はオーガニックのサーフィン用日焼け止めを使うメリットとデメリット、おすすめのオーガニックの日焼け止めをご紹介します。
オーガニックのサーフィン向け日焼け止めを使うメリット
肌への負担が少ない
オーガニックの日焼け止めは、農薬や化学肥料といったものを使うことなく、有機栽培した成分を使っている製品です。
また、オーガニックの日焼け止めの多くは、肌に優しいとされる紫外線散乱剤を使用しています。
紫外線散乱剤は、微粒子の散乱剤が紫外線を反射させることにより、紫外線が肌に影響を与えるのを物理的に防いでくれるのです。
一方、紫外線吸収剤を使用している日焼け止めは、科学的に皮膚に熱を吸収させて外に放出させることから、刺激に感じる場合もあります。
石鹸で落とせるものもある
オーガニックの日焼け止めは石鹸で落とせるものも多くあります。
「合成界面活性剤」を含むクレンジング剤を使うと、皮脂を取り除きすぎて、肌を乾燥させたり肌荒れの原因となるこがあるのです。
紫外線を浴びただけでも肌への負担があるので、なるべく肌への負担の少ない石鹸のみで日焼け止めを落とせるのは嬉しいポイントです。
地球環境への負担が少ない
オーガニック成分や自然由来成分を使用している日焼け止めは、肌に優しいだけでなく、地球環境への負担も少ないのです。
化学物質を含む製品を塗って海に入ってしまうと、サンゴや海洋生物に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。
海に入ってサーフィンをするサーファーなら、海を大切にしたいという思いもきっとあることでしょう。
オーガニックの日焼け止めを選択することは、地球環境への負担を減らすことにもつながるのです。
子どもも安心して使える
オーガニックの日焼け止めは、子どもも安心して使うことができます。
子どもの肌は大人より薄くデリケートなため、肌に優しい成分の製品がおすすめです。
子どもは大人より元気なので、つい長くサーフィンをしてしまうこともあります。
1時間に1度程度は休憩をとって、水分補給をするとともに日焼け止めを塗りなおすことがおすすめです。
オーガニックのサーフィン向け日焼け止めを使うデメリット
汗や水に弱い
オーガニックの日焼け止めは、紫外線吸収剤を使ったものと比べると、汗や水、擦れに弱いものも多いです。
せっかく肌に優しいオーガニックの日焼け止めを使用していても、日焼け止めが取れてしまっては意味がありません。
そのため、オーガニックの日焼け止めを使うときは、こまめに塗りなおすと良いでしょう。
白浮きやきしみ感を感じることがある
紫外線散乱剤を使ったオーガニックの日焼け止めは、白浮きや肌の乾燥によるきしみ感を感じることがあります。
紫外線散乱剤は、白いパウダーで肌なじみがあまり良くありません。
日焼けを防げるのであれば白浮きを気にしないと言って、真っ白な方も見かけます。
最近は白浮きしないという日焼け止めもあるので、白浮きが気になる方は商品説明などで確認してみましょう。
オーガニックのサーフィン向け日焼け止めおすすめ7選
【White Gorilla】
CORAL FRIENDRY
肌への優しさを追及して、10種の無添加にこだわった日焼け止めです。
サンゴを死なせてしまう化学成分を含まず、動物由来成分フリー、紫外線吸収剤フリーでサンゴにも優しく作られています。
日焼け止めの塗り残しがすぐにわかるように、あえて「真っ白」というのを売りにしています。
ウォータープルーフでバームタイプ、 SPF50+です。
【コーラリリー】
サンゴに優しい日焼け止め
商品名の通り、サンゴにも優しいをコンセプトに100%天然成分でできています。
ウォータープルーフで、石鹸で落とせる日焼け止めです。
60%以上保湿成分を含んでいるため、乾燥の心配もなく、子どもから大人まで安心して使用できます。
バームタイプで SPF50+です。
【SURF YOGIS】
COLD CLIMATE FORMULA
防腐剤や合成香料を含む化学薬品を一切使用していない、100%自然由来の原料で作られています。
全成分オーガニック素材のため、皮膚や人体だけでなく、海やサンゴにも害を与えないインドネシアの自然派日焼け止めです。
クレンジングいらずで、石鹸で落とせます。
日焼け止めの効果を有効にするにはたっぷり塗ることがおすすめで、一度の使用で約3〜4時間の効果があります。
チョコレートの美味しそうな甘い香りも人気です。
【モアニ・オーガニクス】
日焼け止め
石油由来成分や合成添加物を含まず、肌に優しい100%天然成分の日焼け止めです。
世界最大規模のオーガニック認証機関である「エコサート」の厳しい基準をクリアした製品です。
さらさらの乳液タイプで肌なじみが良く、白浮きしません。
オーガニック植物由来の5つの美容成分を含み、乾燥や肌荒れを防いでくれるのも嬉しいポイントです。
ウォータープルーフで、石鹸でオフできる SPF50+・PA++++の日焼け止め乳液です。
【リマナチュラル】
オーガニックサンプロテクタークリーム
日本の植物性エイジング化粧品を販売するリマナチュラルの日焼け止めです。
主原料に、こだわりの天然素材である無農薬椿油、秩父の水、天然活性水のフムスエキスを使用しています。
なめらかに伸びるクリームをパッティングするように付けることで白浮きせず、べたつきもありません。
紫外線吸収剤、鉱物油、香料、パラベンを含まない敏感肌対応です。
ウォータープルーフで、SPF34・PA++の日焼け止めです。
【オルナ】
オーガニック日焼け止め
7腫のオーガニック認証成分と12腫類の美容成分を配合している日焼け止めです。
伸びの良い乳液のような使い心地で白浮きしにくく、石鹸で落とすことができます。
ラベンダー、ティーツリー、オレンジの植物アロマ配合で、アロマ香る日焼け止めとしても人気です。
SPF50+ PA ++++で日本製の日焼け止めです。
【オーガニックマドンナ】
アロマサンミルク
開発に10年かけ、厳選されたオーガニック成分を使用した、日本人の肌に合わせて赤ちゃんから大人までが使える日焼け止めです。
オーガニック保湿成分を62%配合し、植物から抽出したプランツウォーターを使用して水を一切使わず作られています。
マンダリンオレンジの香りで、SPF30/PA+++の日焼け止めです。
まとめ
サーフィンを楽しみながら、お肌のケアも意識することは大切です。
日焼けはしたくないけれど、肌に優しい日焼け止めを使いたい方にとって、オーガニックの日焼け止めはおすすめのアイテムです。
紫外線とうまく付き合って、サーフィンライフを満喫しましょう。
オーガニックのサーフィン用日焼け止めの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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