夏キャンプや車中泊などの暑い時期でも、気温変化に対応しながら快適に眠ることができる「夏用シュラフ」。
夏用と一括りでまとめても、コンパクトな寝袋から気温変化に対応可能な寝袋まで、さまざまな商品が発売されていますよね。
いざ購入しようとしても種類が多く、どの寝袋が自分たちに合っているのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、夏キャンプ向けシュラフのメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 夏キャンプ向け寝袋を使うメリット
- 2 夏キャンプ向け寝袋を使うデメリット
- 3 夏キャンプ向け寝袋の選び方
- 4 夏キャンプ向け寝袋おすすめ12選
- 4.1 【CAPTAIN STAG】ブラッカ封筒型シュラフ1000(M-3474)
- 4.2 【Naturehike】ウルトラライトスリーピングバッグ
- 4.3 【Coleman】コージーⅡ(2000034772)
- 4.4 【LOGOS】丸洗い寝袋(72600012)
- 4.5 【QUICKCAMP】ダブルサイズシュラフ
- 4.6 【snow peak】寝袋 SSシングル(BD-105GY)
- 4.7 【ogawa】封筒型シュラフライト2(1061)
- 4.8 【ISUKA】アルファライ300X(105630)
- 4.9 【mont-bell】バロウバッグ #5(1121274 OG R/ZIP)
- 4.10 【NANGA】UDDBAG180 RED ショート
- 5 まとめ
夏キャンプ向け寝袋を使うメリット
快適な睡眠がとれる
標高の高い場所や湖などの水辺でキャンプをするときでも、夏用シュラフが体温を調整してくれるため、快適に眠ることができます。
地域によっては平地でのキャンプであれば、タオルケットや薄い毛布でも問題なく眠ることができるかもしれません。
しかし、急な雨などで日中は暑くても、夜から朝にかけて予想外に冷え込むこともあるので、夏用寝袋があると安心でしょう。
封筒型なら寝袋を連結できる
夏キャンプは、家族みんなで楽しみたいという方も多いでしょう。
封筒型シュラフであれば、寝袋を連結して家族全員で寝ることもできるため、ファミリーキャンプをされる方にもおすすめです。
また、ジッパーを開くと掛け布団としても使用できるため、温度調節が簡単に可能で寝返りも楽にうつことができますよ。
夏キャンプ向け寝袋を使うデメリット
荷物は増えてしまう
夏キャンプ向け寝袋を使用することによって、人数分の寝袋が必要となるため、持ち運ぶ荷物は増えてしまいます。
なるべく荷物を少なくしたい徒歩やバイク、公共交通機関を使用する方には、あまりおすすめできません。
しかし、商品によっては登山などでも使用されるコンパクトに収納可能なシュラフもあるので、ぜひ確認してみてくださいね。
場合によっては寝袋が2つ以上必要
キャンプを暑い時期から寒い時期まで、オールシーズン楽しみたいという方は、寝袋を2つ以上用意する必要があります。
気温によって使用できる寝袋が変わってくるため、夏用シュラフを冬も使用するということはできません。
しかし、冬はキャンプをしないという方には「3シーズン対応」の寝袋が幅広い時期に使用できるため、よいでしょう。
夏キャンプ向け寝袋の選び方
快適使用温度をチェック
寝袋を選ぶための指標として「快適使用温度」と「限界使用温度」の2つの数値があります。
快適使用温度とはコンフォート温度とも言われ、その温度以上であれば快適に眠ることができるということです。
また、限界使用温度とはリミット温度ともよばれ、その気温を下回らなければなんとかギリギリ眠れるということを指します。
真夏のみの使用であれば快適使用温度10℃程度、3シーズン使用するのであれば0~5℃を基準に選んでみてくださいね。
使用用途に合った形選び
シュラフの形は大きく分けて「封筒型」と「マミー型」に分けられます。
2つの特徴を理解して自分に合うシュラフを選びましょう。
封筒型
シッパーで開け閉め可能な封筒型は温度調節が簡単にでき、窮屈さを感じにくいでしょう。
丸洗い可能で清潔に使えますが、マミー型と比べるとコンパクトに収納できません。
マミー型
体をすっぽりと覆ってしまうため保温性が高いですが、対応調節は難しいです。
コンパクトに収納できるものが多いですが、自宅で洗濯できないものが多いです。
お手入れが簡単なのは化繊素材
シュラフの中綿として使われている素材は「化繊」と「ダウン」の2種類です。
化繊はポリエステル素材が使われることが多く、比較的安価で購入でき、水などで濡れてしまっても乾きやすい特徴があります。
お手入れは簡単ですが、ダウンと比較すると携帯性に劣ってしまいます。
ダウンは空気を多く含むため保温性が高く、コンパクトに収納可能ですが価格が高く、お手入れが大変。
汗をかきやすい夏のキャンプでは、すぐにお手入れができる化繊素材のシュラフが良いでしょう。
丸洗いできるタイプがおすすめ
夏用シュラフは商品にもよりますが、自宅の洗濯機で簡単に丸洗いができるものがあります。
暑い夏は、夜寝るときでも汗をかいてしまうことがありますよね。
自宅で洗濯できるシュラフであれば汚れたときにすぐに洗濯でき、さらにクリーニング代を抑えることもできます。
特にキャンプに行く機会が多い方は、購入前にその寝袋が自宅の洗濯機で洗濯可能かチェックしておうとよいでしょう。
価格によって何が違う?
夏用シュラフの価格は安いもので3,000円程度、高いものであれば30,000円程度のものまで幅広くあります。
違いは中綿や表面の素材、機能の充実さによって決まりますが、価格が高いからと言って自分が満足できるシュラフとは限りません。
自分のキャンプスタイルに合わせて、使いやすいシュラフを選ぶとよいでしょう。
夏キャンプ向け寝袋おすすめ12選
メーカー・商品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 快適使用温度 |
---|---|---|---|---|
CAPTAIN STAG ブラッカ封筒型シュラフ1000 | 1,500g | 80x190cm | コットン・ポリエステル | 10℃ |
Naturehike ウルトラライトスリーピングバッグ | 1,000g | 190x75cm | ポリエステル・ナイロン | 13℃ |
Coleman コージーⅡ | 2,000g | 84×190cm | ポリエステル | 5℃ |
LOGOS 丸洗い寝袋 | 1,700g | 80×190cm | ダイナチューブファイバー・モイスポリ | 9℃ |
QUICKCAMP ダブルサイズシュラフ | 5,000g | 220×150cm | ポリエステル・コットン | 10℃ |
snow peak 寝袋 SSシングル | 1,700g | 196x78cm | ポリエステル | 13℃ |
ogawa 封筒型シュラフライト2 | 2,200g | 200×85cm | ポリエステル・コットンフランネル | 10℃ |
ISUKA アルファライ300X | 670g | 79×201cm | ポリエステル | 6℃ |
mont-bell バロウバッグ #5 | 450g | 203×80cm | ナイロン・タフタ・コットン | 9℃ |
NANGA UDDBAG180 RED ショート | 902g | 203×80cm | ダウン・ナイロン | 11℃ |
【CAPTAIN STAG】
ブラッカ封筒型シュラフ1000(M-3474)
中綿にはホローファイバーと呼ばれる中空ポリエステルを1,000g使用し、保温力の低下を防ぐことができる封筒型シュラフです。
表と裏地には耐湿性に優れたポリエステル生地に撥水加工を施しているため、乾きが早く、自宅の洗濯機で手軽に丸洗いができます。
また、同じ商品を2つ購入することにより、シュラフを2つ連結して広々と使うことができますよ。
重さ | 1,500g |
---|---|
サイズ | 80x190cm |
素材 | コットン・ポリエステル |
快適使用温度 | 10℃ |
【Naturehike】
ウルトラライトスリーピングバッグ
ふんわりとしていて肌触りが良く、保温性と軽量を兼ね備えた素材に210Tポリエステルを採用した封筒型のシュラフです。
通気性にも優れているため、暑い夏でもシュラフ内に熱がこもりにくく快適に温度調節ができます。
また、自宅の洗濯機で丸洗い可能なため清潔に使用できます。
購入後30日以内はメーカーからの保証がついているため、万が一破損が見つかっても安心です。
重さ | 1,000g |
---|---|
サイズ | 190x75cm |
素材 | ポリエステル・ナイロン |
快適使用温度 | 13℃ |
【Coleman】
コージーⅡ(2000034772)
寝袋の横幅が84cmと、大人でも快適に眠ることができる広々としたサイズが魅力の封筒型シュラフです。
もし汚れてしまっても自宅にある洗濯機で手軽に洗濯できるため、ファミリーキャンプを楽しむ方にもおすすめです。
また、収納時に便利な収納袋がついており、シュラフ内部にはスマホなどの小物の収納に便利なポケットがついています。
重さ | 2,000g |
---|---|
サイズ | 84×190cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 5℃ |
【LOGOS】
丸洗い寝袋(72600012)
かっこいいカモフラージュ柄をサイドにあしらった、自宅で簡単に丸洗いができる封筒型シュラフです。
シュラフの素材に使用しているポリエステルに撥水加工を施しているため、汚れを寄せ付けにくい仕様になっています。
また、同じ寝袋を2つ購入することで、簡単に寝袋同士を連結して使用できるため、小さいお子さんがいる方におすすめの商品です。
重さ | 1,700g |
---|---|
サイズ | 80×190cm |
素材 | ダイナチューブファイバー・モイスポリ |
快適使用温度 | 9℃ |
【QUICKCAMP】
ダブルサイズシュラフ
自宅の洗濯機で丸洗い可能で、大人2人でも広々と使用できるダブルサイズの大きな封筒型シュラフです。
肌触りの良いコットン素材を使用しており、ファスナーには防風機能がついているため、体を冷やすことなく快適に眠れます。
また、ダブルサイズのシュラフですが切り離して使用可能なため、状況に応じて1人用のシュラフとしても使用できます。
重さ | 5,000g |
---|---|
サイズ | 220×150cm |
素材 | ポリエステル・コットン |
快適使用温度 | 10℃ |
【snow peak】
寝袋 SSシングル(BD-105GY)
初めてキャンプに行かれる方におすすめのコスパがよく、使い勝手の良い封筒型シュラフです。
収納ケースがセットになっており、シュラフを収納すると車内や自宅ではクッションとして使うこともできます。
また、同じ寝袋を2つ購入することで連結して使用可能なため、小さいお子さんがいるキャンパーの方でも安心でしょう。
重さ | 1,700g |
---|---|
サイズ | 196x78cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 13℃ |
【ogawa】
封筒型シュラフライト2(1061)
シュラフの内側に肌触りがよく、温かみのあるコットンフランネル素材を利用した、封筒型シュラフです。
表面のポリエステル素材には撥水加工が施されているため、万が一汚れてしまっても安心して洗うことができます。
また、寝袋の横幅は85cmと余裕を持った作りになっているため、体の大きい方でも寝返りを打ちやすく快適に眠れるでしょう。
重さ | 2,200g |
---|---|
サイズ | 200×85cm |
素材 | ポリエステル・コットンフランネル |
快適使用温度 | 10℃ |
【ISUKA】
アルファライ300X(105630)
重量670gと軽量でコンパクトに収納できるため、徒歩やバイクでキャンプをする方でも持ち運びのしやすいマミー型のシュラフです。
ISUKA独自の3D構造で作られているため、マミー型であるのに圧迫感を感じにくく、快適に眠ることができます。
また、マイクロ繊維と中空ポリエステルを組み合わせて作られているため、コンパクトな収納力に加えて保温性にも優れています。
重さ | 670g |
---|---|
サイズ | 79×201cm |
素材 | ポリエステル |
快適使用温度 | 6℃ |
【mont-bell】
バロウバッグ #5(1121274 OG R/ZIP)
保温性と速乾性を兼ね備え、重量902gと軽量で持ち運びのしやすいマミー型のシュラフです。
中綿には暖かく速乾性のあるエクセロフトを使用しており、伸縮性のあるストレッチの効いたシュラフのため、窮屈さを感じません。
また、マミー型では珍しく2つの寝袋を連結して使用することができ、小さいお子さんと使用したい方にもおすすめですよ。
重さ | 902g |
---|---|
サイズ | 203×80cm |
素材 | ナイロン・タフタ・コットン |
快適使用温度 | 9℃ |
【NANGA】
UDDBAG180 RED ショート
シュラフの重量450gと超軽量で中綿がダウンであるため、ポケットに入るほどコンパクトに収納可能なマミー型シュラフです。
中綿には超撥水加工を施した高機能ダウンを使用しているため、ダウンの最大の弱点である水濡れによる汚れを回避できます。
また、シングルキルト構造となっており、中綿がずれにくくなっているため、お手入れをすれば長く使用できる商品でしょう。
重さ | 450g |
---|---|
サイズ | 203×80cm |
素材 | ダウン・ナイロン |
快適使用温度 | 11℃ |
まとめ
今回は、夏キャンプ向けシュラフのメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分のキャンプスタイルに合った夏用シュラフを見つけて、暑い夏も快適に過ごしてくださいね。
夏キャンプ向け寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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