スピアフィッシングをするときに使用する銛やフィン、シュノーケルはどのように収納して持ち運んでいますか?
意外に思われるかもしれませんが、ダイビング用のウェイトなども加えると、総重量が10kg近くあるものです。
このことから、スピアフィッシング用バッグを所持していると、ウォーターギアの収納や持ち運びに便利です。
ここでは、スピアフィッシング用バッグについて紹介していきます。
メリット・デメリットだけでなく、バッグの選び方やおすすめの製品も併せて紹介しています。
スピアフィッシング用バッグを使うメリット
収納・ウォーターギアの携帯が便利
持ち運びや収納面で役に立つ点がメリットです。
長さが調節可能なショルダーストラップが付いていたり、リュックサックのように背負えるタイプなど、ウォーターギアの携帯に便利です。
また、小物や飲み物を入れておけるサイドポケットが付いている製品も、意外と使用頻度が高く重宝します。
旅行先でスピアフィッシングがしたいときにも、簡単に旅行会社へ預けることができ、荷物の整理にも役に立ちます。
ウォーターギアが長持ちする
銛に付いているスリングラバーや、カーボンを使用していないラバーフィンの場合は、直射日光や高温にさらされ続けると劣化が早まります。
スピアフィッシング用バッグに収納しておけば、外的要因から保護することができ、長く愛用できる点がメリットでしょう。
また、手銛が竹などで作られている製品の場合、折れたり力が加わって変形するのも防げます。
スピアフィッシング用バッグを使うデメリット
高性能な製品はハイコスト
耐水性やドライ性能など、機能美を求め過ぎると、比例してハイコストになっていきます。
使用するであろう年月や、許容範囲内のコストで収めることも考えて購入すると良いでしょう。
しかしハイコストな分、耐久性や高機能性など、さまざまな性能の恩恵にあやかることができます。
紛失や盗難のリスクがある
ウォーターギアを一式まとめて収納できるのはメリットですが、波にさらわれて紛失したり、盗難に遭うリスクがあります。
一式が丸ごと失われるので、金銭的にもダメージが大きく、なにより愛用品が一気に失われるのは辛いものです。
ギアの管理は自己責任で、大切に保管・携帯するようにしましょう。
スピアフィッシング用バッグの選び方
使う用途に合わせてサイズを揃える
ウェットスーツや銛、シュノーケルやウェイトがすべて収納できるサイズのバッグを購入する方が多いと思います。
ですが、その他に持っておくと便利なバッグも存在するのです。
たとえば、休憩中は食事やストレッチを行いますが、その際、スマホを使って天気や風向き、波浪警報などにも気を配ります。
そのようなとき、スマホなどの電子機器が収納できる、小さなウォータープルーフのバッグがあったら便利ですよね。
また、スマホだけでなく、車のキーケースや財布などの貴重品を持ち運ぶ際にも活躍します。
ウォータープルーフ性能が付いているポケットサイズのバッグがあれば、安心して海に向かうことができますよ。
バッグのデザインやスタイルから選ぶ
スピアフィッシング用バッグを使用する場所やシーンによって、使うバッグの種類や性能は変わります。
おすすめできるのは、止水ジッパーを使用した完全防水タイプのバッグですが、ハイコストなものが多いです。
一般的に使われている、開口部を折り曲げてバックルで固定し、水の侵入を防ぐタイプであれば、種類も豊富で入手もしやすいでしょう。
また、開口部を閉じた後に空気を抜けるように、バルブが付いたものもあります。
ほかにも、フィンを差し込むポケットが付いたものなど、さまざまな種類のバッグが存在します。
自身に合ったスタイルやデザインのバッグを選択すると良いでしょう。
スピアフィッシング用バッグおすすめ10選
【Salvimar】
ドライバッグ
イタリアで1962年に創業された、老舗スピアフィッシングメーカーのドライバッグです。
大容量80リットルのドライバッグで、フィンやシュノーケルを入れても余裕があります。
さらに、ドライバッグなので速乾性が高く、使用後すぐに保管可能です。
取り外し可能なショルダーストラップも付いており、使い勝手の良い製品となっています。
【CRESSI】
ダイビングギアキャリーバックパック(XVB990101)
100cmのロングフィンまで収納できる、コンパートメントが特徴のバックパックです。
メインコンパートメントには、フィンやウォーターギアを収納した際、濡れても大丈夫なようにメッシュパートを装備しています。
保冷が可能な小さなコンパートメントも完備されているため、ペットボトルも冷えたまま携帯可能です。
【CRESSI】
Gorilla Pro(UA925710)
1946年にイタリアのジェノバで創業した、スキューバダイビングメーカーのダイビング器材バッグです。
サイズは90×38×32cmで、容積は135リットルを誇るため、ウェットスーツや着替えなども収納することが可能。
完全防水かつ耐荷重性を持ち合わせているので、カメラやドローンなどの濡らしたくない機器を入れて携帯しても安心です。
【Meister】
ドライポケット付きダイブバッグ(1097DBXLBK)
持ち運びを快適にする、便利なバックパックストラップが付いているダイビングバッグです。
肩から下げるだけでなく、リュックサックのように背負うことも可能となっています。
多用途な設計にもかかわらず、重さは1kg以下という軽量化にも成功しました。
大きめの耐水性サイドドライポケットが付いているので、細かいギアも収納できます。
【OSAH DRYPAK】
ドライバッグ(OTP1)
容量が5L/10L/20Lの3サイズから選択できる、ドライバッグです。
容積の関係上、ロングフィンや銛の収納は難しいです。
ですが、耐水性なのでカメラのバッテリーや車のキーなど、濡らしたくないものの収納には便利に使えます。
生地には柔らかい素材が使われているので、使用しない際には折りたたんだり丸めることで省スペースに。
長さ調節ができるうえに取り外しが可能なショルダーストラップも、使い勝手が良く携帯に便利です。
【Strane】
メッシュダイブバッグ
オックスフォード生地とメッシュ素材が使用されていて、頑丈で耐久性の高いメッシュダイブバッグです。
オープンメッシュデザインが特徴的で、シュノーケルやウェットスーツなど濡れているギアを収納しても、乾燥まで時間がかかりません。
重さは960gと、持ち運ぶ際にも重量を気にせず運べるうえ、重くて持ち運びにくいということもありません。
【Wosune】
ダイビング器材バッグ
耐久性のあるPVCが使用されているダイビングバッグです。
生地の薄いメッシュ生地なので、簡単に折りたためて、大きな容量と頑丈さも魅力の一つです。
ナイロンとPVCコーティングメッシュを素材に採用しており、速乾性と長い耐用年数を実現。
重量も722gと軽量ながら優れた品質により、ウォーターギアを収納し持ち運ぶことができます。
【Salvimar】
フィンバッグ
高性能な防水ナイロン素材を使用して、破れにくく耐水性も高いフィンバッグです。
フィンのブレードや、スピアガンのシャフト加工を専門的に行っているSalvimarだからこその高品質な製品です。
全長が115cmもあるので、ロングフィンや銛の収納も造作なく行えます。
間口が25cmあるため、ウェットスーツやウェイトなど、体積が大きなものも楽に収納可能です。
【CRESSI】
バックパック(UA925800)
外付けのフィンポケットが付いている珍しい構造で、かつ使い勝手が良いバックパックです。
バッグ上部のバックルで、フィンポケットに差し込んだフィンを固定し持ち運びます。
防水加工かつドライ加工されているので、水に濡れたウォーターギアを入れても気になりません。
バックパックタイプなので肩から背負えて、ダイビングポイントまで歩く際にも両手が空くため、利便性の高い製品と言えます。
【CRESSI】
ダイビングギアキャリーバッグ(XUB976200)
120Lの大容量で、防水加工ポリエステルを素材に使用した、ダイビングギアを収納するキャリーバッグです。
シュノーケリングやダイビングをするための移動に飛行機を利用する際には、キャリーバッグなので空港での移動が便利です。
金属パーツはステンレス鋼を採用しているので、潮風や海水に当たっても錆びずに長い期間使用ができます。
まとめ
今回はスピアフィッシング用バッグのメリット・デメリットについて紹介しました。
バッグの選び方やおすすめの商品もラインナップしたので、ぜひ参考にしてみてください。
スピアフィッシング用バッグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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