スノーボードに使用する板は、地面と接する時間が多いことや、ブーツで踏んだりすることもあり、傷が付きやすいです。
深い傷が入ると、隙間から水分が侵入したり、耐久性が低くなって割れやすくなってしまいます。
そのため、ボードを長持ちさせるためにも、全面保護シートを貼ることがおすすめです。
そこで、今回はスノーボードの全面保護シートについて詳しく解説し、おすすめの商品もご紹介していきます。
目次
スノーボードの全面保護シートを使うメリット
傷が付きにくい
ボード全面に保護シートを貼ることで、ボード本体への擦れや、ちょっとした傷に強くなります。
滑っているだけだと傷は付きにくいですが、リフトの際に同乗者とぶつかったり、立てかけておくときも干渉しやすいです。
ボードは高価でデザイン性も高く、傷をつけてしまうと落ち込むこともあるため、保護シートはとてもおすすめです。
板が折れにくくなる
傷が深いと水分が侵入してしまい、内側から腐食し、経年劣化で折れてしまうことがあります。
始めたばかりの人は、ボードに負荷をかけにくいライディングですが、少し慣れてくるとターンやテクニックで負荷がかかります。
亀裂や穴などがあった場合、耐久性が低くなってしまいますが、全面保護シートでカバーできます。
水が浸透しにくい
ボードを折れにくくするためには、水の侵入を防ぐことが大切です。
ボードの表面は、コーティングや塗装など、何枚もの層で守られており、それらが削れてしまうと水が侵入してしまいます。
すでにボードに傷がある場合だけでなく、買ってすぐに貼っても効果があるので、ボードを長持ちさせたい人におすすめです。
スノーボードの全面保護シートを使うデメリット
端から剥がれることがある
全面保護シートはボードの表面を保護するもので、エッジを効かせると、端の方からシートが剥がれることがあります。
スノーボードはエッジを使用してターンを行うので仕方ないですが、剥がれすぎると保護能力が低下してしまいます。
シーズン毎にシートを張り替えるか、剥げている状況に合わせた交換が必要です。
ステッカーも一緒に剥ぐ必要がある
スノボはボードにステッカーを貼り、自分だけのカスタムが可能です。
地面と接するソール面ではなく、ビンディングを装着する表面に貼る傾向があります。
保護シートを貼る前にステッカーを貼ってしまうと、空気が入り込むので、保護シートの上から貼ります。
そうすると、保護シートを剥ぐときにステッカーも一緒に剥げてしまうので、レアステッカーなどは要注意です。
スノーボードの全面保護シートの選び方
シーズン毎に貼り直せる価格
全面保護シートの価格は、手が出せないほど高くはありませんが、シーズン毎に張り替えると費用が必要となります。
張り替える理由は、紫外線とライディングで劣化しやすく、見栄えが悪くなるほど剥げてくるためです。
ECサイトで購入して自分で貼り付ければ、安価でシートの貼り付けが可能です。
逆に、スポーツ店などでシートを購入して貼り付けてもらうと、作業工賃がかかるので、費用が高くなる傾向にあります。
初心者でも張りやすいモデル
スノーボードを始める場合は購入するアイテムが多く、人によってはかなりの出費となってしまいます。
そこで、自分でできる作業は自分で行うと、工賃分の出費が浮き、さらにスノーボードを楽しめます。
全面保護シートは、ピッタリと貼らないと気泡で見栄えが悪くなったり、水分が入りやすくなり、乾かしたら蒸発した後が残るのこともあります。
お気に入りのデザインを大切にするためにシートを貼っても、見栄えが悪くなってしまうのはモチベーションが落ちます。
そのため、自分で保護シートを貼るのであれば、貼る手順を確認したり、レビューの高い商品を購入した方が安心です。
スノーボードの全面保護シートおすすめ2選
【オレンジ】
デッキガードフィルム
こちらはスノーボード全体を傷から保護することができ、厚さが約50ミクロンなので違和感が少ない保護シートです。
とても薄いので、ボードの色が薄くなったり、デザインが見えにくくなる可能性も少なくなっています。
保護シートには特殊な加工を施しており、気泡が入りにくく、作業手順も載っているので簡単に貼り付けられます。
【ユニックス】
超透明保護テープ(SB07-05)
こちらは長さが1.75mあり、29cm幅でワイドタイプなので、一般的なスノーボードに最適な保護テープです。
超透明ですが、耐久力もあり、大切にしているスノーボードに傷付かないよう、デザインも失うことなく貼れます。
テープ式となっているので、特殊な工具なども必要なく、誰でも簡単に貼り付けられます。
傷がついてしまっているボードにも効果的なので、貼っていない人にぜひおすすめしたい1枚です。
まとめ
今回は、スノーボード用の全面保護シートについてご紹介しました。
全面保護シートは、大切なボードを傷から守ることができます。
深い傷から水分が侵入しすぎると、腐食につながり折れやすくなるので、まだ保護シートを貼り付けていない方におすすめです。
スノーボードの全面保護シートの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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