スマートウォッチを運動や睡眠時に健康管理のために使っている方は多いでしょう。
しかし近年、ビジネスにおいてスマートウォッチを着用するビジネスマンが増えています。
大事なメールや電話を見逃さない通知機能や移動に便利な交通系ICなど、ビジネスマンにとって嬉しい機能がたくさんあるのです。
一方で「ビジネスシーンに合うスマートウォッチってあるの?」
「そもそもビジネスでスマートウォッチってアリなの?」
そのような疑問を持ちますよね。
本記事ではメリット、デメリットを踏まえたうえで、メンズ用ビジネススマートウォッチの選び方と厳選した10モデルをご紹介します。
メンズ(男性)がビジネスシーンでスマートウォッチを使うメリット・デメリット
メリット
通知機能
「できるビジネスマンは返信が早い。」
このような説を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
会議や取引先との商談などで忙しくしていると、メールや電話の通知に気づかず、しばらく放置してしまった経験は誰しもあるはずです。
そのようなうっかりをスマートウォッチは未然に防いでくれます。
通知をディスプレイで表示したり、または振動で教えてくれたりとリアルタイムで確認できるので、見逃すことがありません。
交通系ICで通勤に便利
会社までの通勤や取引先までの移動で、電車やバスなどの公共交通機関を使うビジネスマンも多いでしょう。
Suicaなどの交通系ICアプリをスマートウォッチに連携しておけば、スマートフォンをカバンから出さずに通過できます。
カバンで片手がふさがってしまったり、雨の日は傘を持ったりと、スマートフォンを出すのさえ煩わしいときもありますよね。
スマートウォッチをかざすだけでいいので、移動がとても楽になります。
健康管理ができる
ビジネスマンは身体が資本です。
とはいっても、仕事に追われていると「自身の体調の変化に気づきにくい」なんてときもありますよね。
スマートウォッチには歩数計や心拍数、消費カロリー計などはほとんどのモデルに搭載されており、睡眠トラッキング機能を備えたモデルもあります。
日々の健康状態を自動で記録してくれるので、健康管理の大きな助けになってくれるでしょう。
デメリット
充電の必要がある
スマートウォッチは充電をしないと使えません。
もし、仕事中に充電がなくなってしまったら大変ですよね。
バッテリー持ちが良いモデルを選べば、充電の手間は少なくなりますが、それでも定期的に充電が必要です。
スマートウォッチを毎日使うなかで、どれくらいの頻度で充電が必要になるのかを把握し、充電するのを忘れないようにしましょう。
フォーマルな場に合わない機種もある
機種によっては、フォーマルなビジネスの場にふさわしくないモデルもあります。
例えば、バンド型のものや派手なカラーリングのものは避けた方がいいでしょう。
ベルトを選べるモデルであれば、レザーやステンレスにすると落ち着いた雰囲気になるので、ビジネスシーンでも違和感ないでしょう。
メンズ用ビジネススマートウォッチの選び方
使用しているスマートフォンで選ぶ
スマートウォッチは単体で使うのではなく、必ずスマートフォンと連携させて使います。
したがって、使っているスマートフォンによって適したスマートウォッチがあるのです。
iPhoneユーザーであれば一番に検討したいのはApple Watchです。
例えば、iPhoneで道順を調べてApple Watchで案内してもらったり、Apple Watchで心拍数を計ってiPhoneで記録し、確認したりと相互活用できます。
AndroidユーザーはApple Watch以外であれば、どれを選んでも大丈夫でしょう。
AndroidはGoogle純正の「Wear OS」というスマートウォッチ用OSなので、使っているスマートフォンに関係なく選べます。
バッテリー持ち
スマートウォッチの使い方によってバッテリー持ちは変わってきますが、フル充電で5~7日程度のバッテリー持ちは必須でしょう。
例えば、週1回の充電で十分であれば「毎週日曜日はスマートウォッチを充電する日」と決めてしまえば良いのです。
そうすれば、ルーティンワークになり充電を忘れることもないでしょう。
週に何回も充電をしなければいけない機種は、忙しいビジネスマンにはとても重荷になります。
バッテリー持ちが良いスマートウォッチを選んで、充電の手間を少しでも減らしましょう。
デザイン
ビジネスシーンで着用するためには、デザインも重要です。
ケースの形は丸型だとすっきりとした印象で、角型だとオシャレな雰囲気になります。
バンドの素材はレザーやステンレスを選べば、スーツに合うでしょう。
また、ディスプレイ表示を針のアナログタイプにすると、フォーマル感がグッと出ますよね。
スマートウォッチはケース、バンドの素材、ディスプレイをカスタマイズできるので、ビジネスシーンに馴染むスタイルを作れます。
ぜひ、ご自身の着用シーンに合わせてデザインを変えて楽しんでみてください。
メンズ用ビジネススマートウォッチおすすめ10選
【Apple】
Apple Watch Series 7
スマートウォッチといえば、Apple Watchを連想する方も多いでしょう。
Series7はApple Watch史上、一番大きいディスプレイで、Apple Watch SEより20%大きくなっています。
画面が見やすく、タップがとても楽です。
充電はたった45分で0から80%になるので、急ぎのときでも安心ですね。
心電図アプリを使って健康管理もできるので、忙しいビジネスマンの強い味方になってくれるでしょう。
【Apple】
Apple Watch SE
続いてもApple Watch シリーズのご紹介です。
Apple Watch SEはケース径44mmと40mmの2サイズ展開なので、自分の腕にフィットする大きさを選べます。
バンドに関しても、幅広いスタイルとカラーの中から選べるので、ビジネスシーンに馴染むスタイルを作り上げることができます。
価格はApple Watch 7よりお手頃になっています。
【Garmin】
vivomove Luxe
Garminのスマートウォッチといえば、スポーツタイプを連想する方もいるでしょう。
こちらのモデルは、本物の時計針がついたアナログタイプで、必要なときだけタッチスクリーンディスプレイが表示されます。
アナログとスマート機能の両方が備わっているので、スマートウォッチに抵抗がある方にもおすすめです。
バンドの種類もレザーやステンレスなど選べるので、とてもスーツに合うスマートウォッチです。
【Samsung】
Galaxy Watch 3
こちらのモデルは、Galaxyスマホユーザーはもちろん、Android、iosにも幅広く対応しています。
ケース径は41mm、45mmの2サイズ展開で、ビジネスシーンに合う上質な本革ベルトも選べます。
Bluetoothに接続すれば、スマホをポケットから出さずに通話ができるので、移動中やメモをとりながらの通話が可能です。
【HUAWEI】
GT Watch 3
こちらのモデルは、Android、iosに対応しており、ケース径は46mm、42mmの2サイズ展開です。
46mmのタイプは最大2週間持続する長時間バッテリーなので、毎日充電する必要がありません。
忙しいビジネスマンにとって、充電の手間が省けるのはうれしいですよね。
また、1000種類ものウォッチフェイスから選べるので、スーツに合うお気に入りのディスプレイに変えることができます。
【CITIZEN】
Eco-Drive W510(BZ7005-74E)
国内ブランドで腕時計といえば「CITIZEN」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そのような「CITIZEN」のスマートウォッチで、本物の時計針がついたアナログタイプになります。
太陽光を電気に変えて針を動かし、余った電気は二次電池に蓄える「エコ・ドライブ」を搭載しています。
時計を着けて普通に生活していれば充電ができ、フル充電で約7か月稼働します。
ケーブルでの充電不要なので、充電の手間はほぼないといえるでしょう。
【CITIZEN】
Eco-Drive W770
こちらも「CITIZEN」のアナログとスマートウォッチの融合モデルです。
アナログにこだわりがあるけど、メールなどの通知、カレンダーのリマインダー機能を活用したい方におすすめです。
電話やメールの通知は音、振動、針の動きで知らせてくれるので、会議中でもさりげなく確認できます。
液晶では表現できないアナログ感が魅力で、一度のフル充電で9か月稼働するバッテリー持ちも大きな特徴です。
【Withings】
Scan Watch
Withingsは、IoT家電など健康家電分野で製品開発しているフランスのメーカーです。
クラシカルで、飽きのこないシンプルなデザインになっています。
一番の特徴は、健康管理をサポートしてくれる点でしょう。
寝ているときに身に着けていれば、呼吸の乱れを記録し、心拍の異常を検知すると通知を受け取れます。
忙しいビジネスマンの健康を日常生活からサポートしてくれる心強い味方です。
【SKAGEN】
FALSTER GEN 6(SKT5300)
こちらのモデルは、Android、iosにも対応しています。
とてもシンプルなデザインで場所を選ばないので、会議やクライアントとの商談などでも邪魔をしません。
約30分で80%の充電ができる高速充電対応なので、忙しい朝の支度中に充電完了できるでしょう。
スマートバッテリーモードで電池を長持ちさせれば、充電の手間も最小限にできるので、時間のないビジネスマンにおすすめです。
【SONY】
wena3
SONYのwena3はAndroid、iosに対応しています。
時計本体がなく、バンド部分がスマートウォッチの機能を持ったアイディア商品です。
現在お持ちのお気に入りの腕時計が、スマートウォッチに早変わりしてしまうんですね。
バンドはメタル、レザー、ラバーと3種類の素材から選べるので、お持ちの腕時計に合うバンドが見つかるでしょう。
ディスプレイは傷つきにくいゴリラガラスを採用しているので、90cmから落としても壊れない耐久性も兼ね備えています。
まとめ
今回は、ビジネスで使えるメンズ用スマートウォッチを厳選してご紹介しました。
メリット、デメリットを踏まえ、選ぶ際のポイントをまとめたので、スマートウォッチを買おうか悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
メンズ用ビジネススマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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