毎日の健康状態やフィットネスを記録できるスマートウォッチは、サイクリングでも活躍することをご存じでしょうか。
スポーツ用のスマートウォッチを活用すれば、サイクリングルートを確認したり、ペース配分に役立てたりすることができます。
また、愛用のサイクルコンピューターがあれば、スマートウォッチを連携させることも可能です。
今回は、サイクリングをより便利に楽しむことができる機能を備えたスマートウォッチを10種類紹介します。
目次
- 1 サイクリング向けスマートウォッチを使うメリット
- 2 サイクリング向けスマートウォッチを使うデメリット
- 3 サイクリング向けスマートウォッチの選び方
- 4 サイクリング向けスマートウォッチおすすめ10選
- 4.1 【GARMIN】Instinct 2S Dual Power(010-02564-40)
- 4.2 【GARMIN】fenix 7S(010-02539-04)
- 4.3 【GARMIN】fenix 7 Sapphire Dual Power(010-02540-46)
- 4.4 【POLAR】Vantage V2(90082710)
- 4.5 【POLAR】Grit X Pro(90085773)
- 4.6 【POLAR】Pacer Pro(900102178)
- 4.7 【SUUNTO】SUUNTO 5 PEAK(SS050726000)
- 4.8 【SUUNTO】SUUNTO 9 BARO(SS050019000)
- 4.9 【Amazfit】T-Rex 2(SP170045C174)
- 4.10 【Amazfit】GTR 4(SP170050C181)
- 5 まとめ
サイクリング向けスマートウォッチを使うメリット
活動の目安になる情報が確認できる
スマートウォッチには、身に着けている間の心拍数や血中酸素濃度といった、健康状態をトラッキングする機能があります。
移動距離や速度の計測も可能で、さらに衛星測位システム対応モデルであれば、サイクリングルートの記録も可能です。
サイクリング中のペース配分や、後からの振り返りに有用な情報を記録し、確認することができます。
Stravaなどのオンラインサービスと連携できる
スマートウォッチによって記録したデータは、Stravaなどのオンラインサービスと連携が可能です。
Starvaはサイクリング記録の管理やユーザー間交流ができる、サイクリング愛好者の間で人気なオンラインサービスです。
Stravaに登録されたセグメントと呼ばれるルートを検知し、通知する機能を持つスマートウォッチもあります。
電子決済機能で手軽に買い物ができる
電子決済機能を搭載したスマートウォッチを身に着けていれば、キャッシュレス決済も手軽にできます。
自動販売機で飲み物を買うなど、ちょっとした買い物をしたい場合に、手間がかからずに購入できるため便利です。
電子決済を使用したい場合は、購入するスマートウォッチが普段使用している決済サービスに対応しているか確認しましょう。
サイクリング向けスマートウォッチを使うデメリット
大手メーカーのスマートウォッチの多くは高性能な心拍センサーを備えており、一般的な運動強度の確認には十分な精度です。
しかし、それでも医療用の専門機器ほどの正確性はなく、計測データを医学的根拠として使用することはできません。
医療機関で、運動時の心拍数制限を設けられている方は、より正確な数値を測ることのできる機器を使用する必要があります。
サイクリング向けスマートウォッチの選び方
衛星測位システムに対応しているか
衛星測位システム対応のスマートウォッチであれば、現在位置を正確に把握でき、サイクリングルートの記録も可能です。
また、スマートウォッチで取得した位置情報を家族などに共有しておけば、いざというときにも居場所がわかり安心です。
衛星測位システムに対応しているかどうかで取得できるデータが大きく変わるため、対応したものを選ぶことをおすすめします。
バッテリーの駆動時間
サイクリング中に使用する心拍計やGPSはバッテリーを多く消耗するため、バッテリーが長持ちするモデルが良いでしょう。
バッテリー駆動時間の長いモデルを選べば、日常的に使用する際にはさらに長持ちするため、健康管理も楽になります。
ソーラー充電機能を搭載するスマートウォッチもあるため、電池残量を気にしたくない場合はそちらを選ぶのがおすすめです。
用途に適した機能が備わっているか
サイクリングをする場所や時間、頻度によって、必要な機能が揃っているスマートウォッチを選ぶようにしましょう。
たとえば、険しい山道をサイクリングすることが多い場合は、衝撃に強い頑丈なモデルを選ぶのがおすすめです。
日常使用をメインとしてサイクリングにも使用したい場合は、小型軽量で長く身に着けても疲れにくいモデルが良いでしょう。
サイクリング向けスマートウォッチおすすめ10選
【GARMIN】
Instinct 2S Dual Power(010-02564-40)
サイクルコンピューターでも有名なアメリカのメーカー、GARMINによるアウトドアウォッチ。
ソーラー充電機能「Dual Power」を搭載し、バッテリーの駆動時間はGPSと光学心拍計を使用しても約22時間です。
4つの衛星測位システムに対応し、ルートインポート機能とナビゲーション機能を搭載しています。
BluetoothとANT+に対応しているため、スマートフォンとサイクルコンピューターの両方に同時接続が可能です。
【GARMIN】
fenix 7S(010-02539-04)
トレイルの難易度を算出する「マウンテンバイクダイナミクス」機能など、サイクリング関連の機能も充実したスポーツウォッチです。
レンズには耐久性の高い「Gorilla Glass DX」が使用され、バッテリーはGPSモードで約37時間駆動します。
蓄積された運動量のデータから現在のスタミナを割り出す「リアルタイムスタミナ」機能も搭載されたモデルです。
【GARMIN】
fenix 7 Sapphire Dual Power(010-02540-46)
fenix 7にソーラー充電機能「Dual Power」を搭載したモデルで、レンズはサファイアガラス製で頑丈です。
バッテリー駆動時間は、GPSモードを使用した状態でも57時間で、ソーラー充電でさらに長い時間駆動します。
トレイル難易度を推測する「マウンテンバイクダイナミクス」機能、過負荷運動を防ぐ「リアルタイムスタミナ」機能も搭載です。
【POLAR】
Vantage V2(90082710)
サイクルコンピューターも出しているフィンランドのメーカー、POLARによるスマートウォッチです。
アルミ製ケースでアウトドアモデルよりも軽量ですが、標高プロファイルなど、本格的なアウトドア用の機能も搭載しています。
4つの衛星測位システムに対応し、Stravaのセグメントが近づくと通知する「Strava Live セグメント」機能もあります。
「サイクリングテスト」機能によって、最大酸素摂取量や最大心拍数などのデータをもとにペース調節が可能です。
【POLAR】
Grit X Pro(90085773)
POLARの、よりアウトドアスポーツに特化した頑丈なモデルです。
レンズにサファイアガラスを採用し、ミルスペック「MIL-STD-810G」準拠のミリタリーレベルの耐久性を誇ります。
4つの衛星測位に対応しているほか、コンパスや気圧式高度計も内蔵しているモデルです。
「Strava Live セグメント」機能や「サイクリングテスト」機能も備えています。
【POLAR】
Pacer Pro(900102178)
POLARによるランニング用スマートウォッチで、リーズナブルなモデルです。
ストラップを除き23gとかなり軽量なので、日常的な使用もしやすいモデルと言えます。
4つの衛星測位に対応しており、標高プロファイルには非対応ながら、ナビゲーション機能を使用可能です。
「サイクリングテスト」機能以外にも、ウォーキング中のパフォーマンスを測る「ウォーキングテスト」機能があります。
【SUUNTO】
SUUNTO 5 PEAK(SS050726000)
スポーツウォッチで有名なフィンランドのメーカー、SUNNTOによるアウトドアウォッチです。
バッテリーの駆動時間は、GPS使用状態で最大100時間と、かなり長い時間使用することができます。
5つの衛星測位システムに対応しており、ナビゲーション機能を使用可能です。
目的地への到着予定時間と残り距離のほか、日出と日没の時間を確かめられるため、旅程の管理にも役立ちます。
【SUUNTO】
SUUNTO 9 BARO(SS050019000)
SUNNTOによるアウトドアウォッチで、レンズにサファイアガラスを採用するなど、より高耐久なモデルです。
米国国防総省軍用規格テスト基準をクリアしているため、険しい山道でも安心して使用できます。
バッテリー駆動時間は、GPS精度最大状態で25時間なので、丸一日使用することが可能です。
コンパスと気圧高度計、温度計を使えるうえ、ウェザーアラーム機能も搭載しています。
【Amazfit】
T-Rex 2(SP170045C174)
中国のウェアラブル端末メーカーのブランド、Amazfitによるアウトドアウォッチ。
5つの衛星測位システムに対応し、デュアルバンド位置測位システムでさらに高精度な測位を可能にしています。
15種類のMIL規格準拠テストをクリアした、ミリタリー基準の耐久性を持っています。
バッテリー駆動時間は、高精度GPSモードで最大26時間です。
【Amazfit】
GTR 4(SP170050C181)
Amazfitによる、薄型軽量で日常的にも身に着けやすいエントリーモデル。
6つの衛星測位システムに対応し、ルートインポートやナビゲーションなどといった機能のほか、自動的に軌道修正する機能もあります。
記録したデータはStravaとadidas Runningに連携可能です。
バッテリー駆動時間は、高精度GPSモードで最大26時間、日常的な使用で最大14日間です。
まとめ
スマートウォッチには、心拍数計測やGPSによる測位など、サイクリングに役立つさまざまな機能が備わっています。
また、オンラインサービスと連携することで、記録を次回に活かしたり、サイクリング仲間と楽しみを共有することもできます。
今回の情報を参考に、日々のサイクリングで使用するスマートウォッチを探してみてください。
サイクリング向けスマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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