身体データの計測によりトレーニング効率を上げられるスマートウォッチは、ロードバイク愛好家に人気のアイテムです。
日常生活における睡眠や歩数などの活動量も測れるため、自身の健康レベルを可視化でき、より充実した状態でロードバイクを楽しむことにつながります。
本記事ではスマートウォッチを導入したい方に向けて、ロードバイクにも使えるおすすめアイテムを10個紹介しました。
メリット・デメリットや選び方についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
- 1 ロードバイクでスマートウォッチを使うメリット・デメリット
- 2 ロードバイク用スマートウォッチの選び方
- 3 ロードバイク用スマートウォッチおすすめ10選
- 3.1 【GARMIN】Instinct 2 Dual Power(010-02627-40)
- 3.2 【GARMIN】ForeAthlete 55(010-02562-41)
- 3.3 【POLAR】Polar Vantage V(90069667)
- 3.4 【POLAR】VANTAGE M2(90085160)
- 3.5 【Apple】Apple Watch SE
- 3.6 【SUUNTO】SUUNTO 5 PEAK(SS050736000)
- 3.7 【Fitbit】Versa3(FB511BKBK-FRCJK)
- 3.8 【HUAWEI】HUAWEI WATCH FIT2(YDA-B19V)
- 3.9 【HUAWEI】Band7(LEA-B19)
- 3.10 【Xiaomi】Smart Band 7
- 4 まとめ
ロードバイクでスマートウォッチを使うメリット・デメリット
メリット
心拍数計測機能で胸バンドいらず
心拍数計測機能がついているスマートウォッチを使えば、胸バンドがいらなくなります。
トレーニング効果の重要な指標となる心拍数ですが、胸バンド型で測ると、汗や締めつけによる不快感が生じやすいです。
さらに胸バンドを忘れてウェアを着てしまうと、一度すべて脱がないといけない煩わしさがありました。
スマートウォッチで心拍数を計測すれば、手首に着用するだけなので、不快感や煩わしさが格段に減ります。
データ計測でトレーニング効率が上がる
スマートウォッチのデータ計測により、トレーニング効率が上がります。
例としてGARMINのInstinct 2 Dual Powerで計測できるデータは次の通りです。
- 最大酸素摂取量
- 睡眠スコア
- トレーニング強度
- アクティビティ
- 心拍数
- ストレスレベル
- フィットネス年齢
- 週間活動量
サイコンで計測できるのはロードバイク中だけですが、スマートウォッチは日常生活の活動データも収集や分析が可能です。
記録を縮めるための筋トレにも活用できるので、結果としてロードバイクのトレーニング効率がUPします。
電子決済可能モデルなら財布がいらない
電子決済機能を搭載したスマートウォッチなら、財布を持ち歩かなくて良くなります。
ロードバイク中の買い物で、背負ったリュックを下ろして財布を探す手間が消えるので、スムーズに休憩が可能です。
財布ひとつぶん荷物が減るため、軽量化を進めたい方にもおすすめです。
STRAVAなどアプリと連携できる
STRAVAやメーカー独自のアプリとスマートウォッチを連携すると、アクティビティの記録が可能です。
コースやタイムの記録により、成長が一目瞭然なのでモチベーションUPにつながります。
メーカー独自のアプリにもそれぞれ特色があり、「Garmin Connect Mobile」では無料の専門的なコーチングが受けられます。
記録や分析をアプリがおこなってくれるので、ロードバイクがより楽しくなるでしょう。
普段使いもできてコスパが良い
スマートウォッチはロードバイク以外のスポーツに使えるうえ、普段使いもできるのでコスパが良いです。
振動によるアラーム機能もついているため、家族を起こさず早朝ライドに出かけることも可能です。
スマートウォッチの機能はロードバイク以外の場面でも十分に活躍するので、費用対効果は高いといえます。
デメリット
サイコンの完全な代わりにはならない
心拍数が計測できるスマートウォッチであっても、サイコンの完全な代わりにはなりません。
心臓付近での計測に比べて、手首に着用するスマートウォッチは正確性が劣るので、運動時の心拍数を制限されている方は胸バンドが必須です。
また、地図機能のあるスマートウォッチもありますが、運転時に手首をかざして画面を注視するのは危険です。
スマートウォッチは、サイコンと相乗効果を生み出す相棒として認識するのが良いでしょう。
機能に応じて値段が高い
スマートウォッチは通常の時計と比べて多機能なので、相応に値段が高いです。
ロードバイクに適したスペックを備えているスマートウォッチだと、相場は3~5万円ほど。
ただ必要最低限の機能に絞れば、1万円を切るモデルもあるため、予算に応じてチェックしましょう。
ロードバイク用スマートウォッチの選び方
スマホOSとの相性
スマートウォッチを選ぶときは、初めにスマホOSとの相性をチェックしましょう。
多くのスマートウォッチはiOSやAndroidに対応していますが、下記で紹介するAppleWatchはiPhoneでしか使えません。
買ってから後悔しないためには、事前に対応スマホを確認することが重要です。
サイコンとの連携
スマートウォッチをサイコンと連携して使うのであれば、BluetoothだけでなくANT+に対応しているモデルが望ましいです。
基本的に1対1のペアリングを想定しているスマートウォッチは、スマホとサイコンをBluetoothで同時に接続することが出来ないからです。
ANT+対応のスマートウォッチであれば、Bluetoothでスマホと接続しつつ、サイコンとのペアリングも可能になります。
防水性
防水性に優れたスマートウォッチを選ぶと、突然の天候不良でも不安なくロードバイクを楽しめます。
さらに撥水性のあるバンドであれば、じっとりした不快感がないのでおすすめです。
バンドが替えられるタイプのスマートウォッチだと、防水性が必要なときだけ交換するという使い方もできます。
バッテリー時間
ロードバイクで旅行を考えているのであれば、バッテリー時間は長いほうが安心です。
バッテリー時間はメーカーによって異なり、最大で18時間のものもあれば、28日間稼働できるモデルもあります。
充電の手間にも直結しますので、特にこだわりがなければ、バッテリー時間が長いモデルを選ぶといいでしょう。
ロードバイク用スマートウォッチおすすめ10選
【GARMIN】
Instinct 2 Dual Power(010-02627-40)
サイコンのメーカーとしてお馴染みであるGARMINが製造したスマートウォッチです。
アメリカ国防総省が認める超タフネス仕様であり、太陽光充電ができるので、過酷なロングライドのお供にバッチリ。
SuicaやGarmin Payに対応しているので、支払いが手早くおこなえます。
ロードバイク以外にもアウトドアを楽しみたい方におすすめです。
【GARMIN】
ForeAthlete 55(010-02562-41)
ランニングウォッチという名目で販売されていますが、サイクリングモードを搭載しているため、ロードバイクにも適しています。
37gと非常に軽量な作りなので、女性でも使いやすいです。
GARMINスマートウォッチの多くが5万円を超えるなか、3万円台で買えるので入門編としても良いでしょう。
【POLAR】
Polar Vantage V(90069667)
スポーツ用ウェアラブル端末メーカー大手・POLARによるスマートウォッチです。
心拍数テクノロジーに力を入れているメーカーならではの、正確な計測や分析が魅力です。
回復状況のモニタリングができるので、オーバートレーニングを防止しつつ、正しい負荷をかける手助けとなります。
徹底的に自己管理しながら、効果的なトレーニングを積みたい方におすすめです。
【POLAR】
VANTAGE M2(90085160)
プロのアスリートをサポートするために、さまざまな機能を搭載したモデルです。
トレーニングプランを提供したり、栄養補給の適切なタイミングを教えてくれたりと、まるでトレーナーのような働きをしてくれます。
ロードバイクのタイムを縮めるために、本気でパフォーマンスを向上させたい方におすすめです。
【Apple】
Apple Watch SE
スポーツに特化したスマートウォッチではないながらも、普段使いから運動までオールマイティーに使えるモデルです。
さまざまなバンドが販売されており、シーンや気分によって使い分けられます。
Apple Payに対応しているので、電子決済がスムーズにおこなえる点も魅力的。
ロードバイクに活用しつつも、生活の質も上げたいiPhoneユーザーにおすすめです。
【SUUNTO】
SUUNTO 5 PEAK(SS050736000)
スポーツウォッチの世界的大手であるSUUNTOが販売しているモデルです。
日の出と日の入りを追跡してアラームしてくれるので、明るいうちにロードバイクを楽しみ、計画的に帰宅できます。
GPS使用時でも長時間使えるため、ロングライドのログをしっかり残したい方におすすめです。
【Fitbit】
Versa3(FB511BKBK-FRCJK)
Googleの子会社であるFitbitが販売しているスマートウォッチです。
音声アシスタントを搭載しており、話しかけるだけで天気のチェックができるので、急な天候不良にもスムーズに対応できます。
12分で1日分の充電が完了するスピードを誇るので、気が変わらないうちにロードバイクへ出かけられます。
【HUAWEI】
HUAWEI WATCH FIT2(YDA-B19V)
オーディオ機器やノートパソコンなど、幅広いガジェットを販売しているHUAWEIによるスマートウォッチ。
血中酸素濃度や心拍数が常時測定でき、Bluetooth通話にも対応する多機能ぶりです。
スペックと値段のバランスが良いモデルなので、安く買いたいけど機能も諦めたくない方におすすめです。
【HUAWEI】
Band7(LEA-B19)
HUAWEI Bandシリーズの最新モデルで、1万円を切る手頃なスマートウォッチです。
上位モデルと同じく多彩なヘルスケア機能を備え、96種類のワークアウトモードを搭載しています。
初めてスマートウォッチを使うにあたり、どのような使用感か知りたい方におすすめです。
【Xiaomi】
Smart Band 7
世界でも有数のスマホメーカーであるXiaomiが販売するスマートウォッチです。
睡眠や健康をサポートできる必要十分な機能を揃えていながら、7,000円を切る驚異的なコスパの良さを誇ります。
日常的な体調管理にスマートウォッチを活用してみたい方におすすめです。
まとめ
多機能なスマートウォッチは、ロードバイクをより楽しむために大きな効果を発揮します。
本記事で紹介したメリット・デメリットや選び方を参考にして、自分に合ったスマートウォッチをチョイスしてみてくださいね。
ロードバイク用スマートウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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