夏のキャンプや登山などのアウトドアシーンで、快適な睡眠を実現させるには欠かせないアイテムである「寝袋」。
軽量でコンパクトな携帯性の高い寝袋であれば、持ち運びが簡単で夏のキャンプにもぴったりですよね。
しかし、さまざまなブランドから発売されているので、どれを購入すればよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、コンパクトで持ち運びが簡単な夏向け寝袋を使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介します。
目次
- 1 コンパクトな夏向け寝袋を使うメリット
- 2 コンパクトな夏向け寝袋を使うデメリット
- 3 コンパクトな夏向け寝袋の選び方
- 4 コンパクトな夏向け寝袋おすすめ10選
- 4.1 【Hilander】ダウンシュラフ 200(HCA0334)
- 4.2 【snow peak】SSシングル(BD-105GY)
- 4.3 【Coleman】コージーII(2000034772)
- 4.4 【CAPTAIN STAG】アクティブマミーシュラフ600(M-3439)
- 4.5 【LOGOS】抗菌防臭 丸洗いシュラフ(72600008)
- 4.6 【DOD】わがやのシュラフ(S4-511)
- 4.7 【ogawa】シュラフライト2(1061)
- 4.8 【Isuka】Air Dryght180(AD190)
- 4.9 【NANGA】UDD BAG180
- 4.10 【mont-bell】アルパイン バロウバッグ #7(1121285)
- 5 まとめ
コンパクトな夏向け寝袋を使うメリット
携帯性が高く持ち運びが簡単
コンパクトな夏向け寝袋を使用する1番のメリットは、携帯性が高く持ち運びが簡単にできることでしょう。
夏キャンプにはタオルケットのみ使用するという方もいますが、タオルケットはコンパクトに収納できず持ち運びには不便です。
とくに、登山を楽しむ方や、移動手段が徒歩やバイク、公共交通機関となる方におすすめです。
気温が下がった時にあると安心
夏キャンプでも標高の高い場所や、その日の天気によっては朝晩に冷え込むということもあるでしょう。
そのような時でも、夏向けの寝袋があれば寒い思いをすることなく、安心して眠ることができます。
また、登山などで標高の高い場所でテント泊をする場合は、3シーズン向けの寝袋が向いている場合あるので、注意が必要です。
快適な睡眠がとれる
夏のアウトドアシーンで寝袋を使用することで、より快適な睡眠を確保することができるでしょう。
寝袋を使用することで、キャンプ場では地面の凸凹や硬さがを緩和できたり、保温性を高めたりすることができます。
また、気温の高い日でも、「封筒型」であれば、ジッパーを開けば温度調節も容易なので、おすすめです。
コンパクトな夏向け寝袋を使うデメリット
使える季節が少ない
夏向けシュラフは快適使用温度が限られているので、住んでいる地域によっては使用できるシーズンが少ないでしょう。
とくに、登山などで標高の高い場所でテント泊をされる方には、あまりおすすめできない商品です。
そのような方は、3シーズン向けの幅広い季節に対応できるコンパクトな寝袋をチェックしてみてください。
メンテナンスが必要
気温が高く、汗をかきやすい季節に寝袋を使用すると、体の汚れや寝汗によって寝袋も汚れてしまいます。
そのため、定期的に洗濯や乾燥を行わなければ、最悪の場合大事な寝袋にカビが生えて、使えなくなってしまう可能性もあります。
ただし、商品によっては自宅の洗濯機で丸洗い可能な寝袋もあるので、簡単にお手入れをしたい方はぜひチェックしてみてください。
蒸し暑いときは必要ない可能性も
コンパクトで持ち運びしやすい夏向け寝袋ですが、気温が高く蒸し暑い日は、寝袋が必要ないこともあるでしょう。
寝袋を使用することで汗をかきすぎてしまい、快適な睡眠をとれず睡眠不足になってしまう可能性もあります。
平地のキャンプ場で移動には車を使用するという方は、寝袋ではなくタオルケットでも問題ない場合が多いです。
コンパクトな夏向け寝袋の選び方
夏用?3シーズン?用途に合わせて選ぼう
夏用寝袋の中には「夏専用」と春から夏まで使用できる「3シーズン用」の2タイプの商品があります。
それぞれに特徴があるので、使用用途に合った商品を選びましょう。
夏専用
軽量でコンパクトに収納できるので、持ち運びが簡単です。
ただし、使用する場所によっては寒くて睡眠不足となる可能性もあります。
3シーズン用
幅広いシーズンにで使えて、登山などでも活躍します。
ただし、真夏は暑すぎるので体温調節ができる「封筒型」がおすすめです。
封筒型は窮屈さを感じにくい
寝袋は「封筒型」と「マミー型」の2つのタイプがあります。
それぞれメリットやデメリットがあるので、自分に合ったタイプを選びましょう。
封筒型
シッパーを開けることで簡単に体温調節ができ、布団と掛け布団に分けて使用することもできます。
からだに密着しにくいので窮屈に感じることもないでしょう。
マミー型
からだに密着しやすいので保温性が高く、軽量でコンパクトに収納できます。
ジッパーが2か所から開閉できれば、足をだして使うことができ窮屈に感じにくいです。
快適使用温度をチェック
寝袋を購入する際は「快適使用温度」の記載を確認しましょう。
快適使用温度は別名「コンフォート温度」とも呼ばれ、その気温以上であれば快適な睡眠をとれることを表します。
夏用寝袋は快適使用温度の記載が10℃前後となっている商品を表すので、自分の使用用途に合わせてチェックしてみてください。
また、商品によっては、夏用や3シーズン用としか記載されていない場合もあるので注意が必要です。
丸洗いできるならメンテナンスが簡単
デメリットの項目で先述した通り、寝袋を使用した後には洗濯や乾燥などのメンテナンスが必須です。
とくに、夏のアウトドアシーンでは汗もかきやすく、寝袋がよごれてしまいやすいので定期的なお手入れをする必要があります。
自宅の洗濯機で丸洗いが可能な寝袋であれば、簡単にお手入れができ、費用も抑えられるのでおすすめです。
さらに、乾燥機も使用できれば、寝袋のカビの発生を防ぐことができるので、衛生的に使い続けられるでしょう。
軽量でコンパクトな商品を選ぼう
夏用寝袋を購入する際は、軽量でコンパクトに収納できる携帯性の高い商品がおすすめです。
とくに、登山中のテント泊で使用する場合は、ザックにすべてのギアを収納するため、少しでもコンパクトな商品を選びましょう。
また、キャンプでも徒歩やバイク、公共交通機関を移動手段とする方には、携帯性の高い寝袋をチェックしてください。
人気の高いおすすめメーカーをチェック
人気の高いおすすめメーカーを3つ紹介します。
ナンガ
日本のアウトドア専用寝具・衣料品メーカーです。
寝袋の種類も豊富で、使用する季節や使用用途に合った商品が見つかります。
コールマン
アメリカで100年以上続く老舗アウトドアメーカーです。
初心者から上級者までさまざまなキャンパーから愛用されています。
ロゴス
大阪に本社があるアウトドアメーカーです。
価格が安く高性能な商品を販売しており、寝袋の種類も豊富です。
気になる価格帯は?
夏用寝袋は、安いもので5,000円台から購入できる商品もあります。
比較的生地の薄い商品が多いので価格差は大きくないですが、高価な商品はコンパクトに持ち運びができる商品が多いです。
ただし、高価な商品でも、使用用途やキャンプスタイルによってはオーバースペックとなる可能性もあります。
夏用寝袋を購入する際は、価格はあまり気にせずに自分の使用用途に合った適切な商品を選びましょう。
コンパクトな夏向け寝袋おすすめ10選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | タイプ | 快適温度 |
---|---|---|---|---|
Hilander ダウンシュラフ 200 | 502g | 210×80cm | マミー | 不明 |
snow peak SSシングル | 1,800g | 78×196cm | 封筒 | 13℃~ |
Coleman コージーII | 2,000g | 84×190cm | 封筒 | 5℃~ |
CAPTAIN STAG アクティブマミーシュラフ600 | 1,100g | 80×210cm | マミー | 5℃~25℃ |
LOGOS ウルトラコンパクトシュラフ | 1,500g | 75×185cm | 封筒 | 5℃~ |
DOD わがやのシュラフ | 4,800g | 230×200cm | 封筒 | -2℃~ |
ogawa シュラフライト2 | 2,200g | 200×85cm | 封筒 | 10℃~ |
Isuka Air Dryght180 | 190g | 74.5×205cm | マミー | 10~14℃ |
NANGA UDD BAG180 | 450g | 203cm×80cm | マミー | 不明 |
mont-bell アルパイン バロウバッグ #7 | 700g | 不明 | マミー | 13℃~ |
【Hilander】
ダウンシュラフ 200(HCA0334)
夏キャンプなどのアウトドアシーンでの使用におすすめの、軽量なマミータイプのダウンシュラフです。
ダブルジッパー仕様となっており足元から熱を逃がすこともできるので、暑い夏でも快適に使用できるでしょう。
また、軽量でコンパクトに収納できる収納袋がセットになっているので、簡単に持ち運びできます。
重さ | 520g |
---|---|
サイズ | 210×80cm |
タイプ | マミー |
快適温度 | 不明 |
【snow peak】
SSシングル(BD-105GY)
収納ケースに入れれば車内や自宅のリビングでクッションとしても使用できる、汎用性の高い封筒型の寝袋です。
1つ6,000円程度とコスパが高く、2つの商品を連結させると家族やカップルで大きな寝袋として使用できるでしょう。
また、寝袋内部にはスマートフォンなどの収納に便利なポケットがついているので、就寝中に物を失くす心配もありません。
重さ | 1,800g |
---|---|
サイズ | 78×196cm |
タイプ | 封筒 |
快適温度 | 13℃~ |
【Coleman】
コージーII(2000034772)
自宅の洗濯機で丸洗いができ、抗菌加工が施されているので清潔な状態で保てる3シーズン向けの寝袋です。
シングルサイズですが幅が84cmと広めに作られているので、からだの大きな方でも窮屈に感じることなく眠れるでしょう。
また、寝袋内部には便利な小型ポケットがついているので、スマートフォンなど小物の収納に活躍します。
重さ | 2,000g |
---|---|
サイズ | 84×190cm |
タイプ | 封筒 |
快適温度 | 5℃~ |
【CAPTAIN STAG】
アクティブマミーシュラフ600(M-3439)
春から秋にかけての暖かい季節のキャンプで活躍する、3シーズン対応のマミー型シュラフです。
ショルダーチューブやフードのドローコードがついているので、肩口からの冷気を遮断します。
また、ファスナーがついているので、蒸し暑い日はファスナーを開けて熱を逃せば快適に眠ることができるでしょう。
重さ | 1,100g |
---|---|
サイズ | 80×210cm |
タイプ | マミー |
快適温度 | 5℃~25℃ |
【LOGOS】
抗菌防臭 丸洗いシュラフ(72600008)
銀イオン効果によって抗菌・防臭性能に優れており、清潔な状態で使い続けられる3シーズン向け寝袋です。
自宅の洗濯機で丸洗いもできるので、なるべくメンテナンスを簡単に済ませたいという方に向いているでしょう。
また、同品番の寝袋であれば、ジッパーで連結して使用できるので、小さなお子さんがいるご家庭にもおすすめの商品です。
重さ | 1,500g |
---|---|
サイズ | 75×185cm |
タイプ | 封筒 |
快適温度 | 5℃~ |
【DOD】
わがやのシュラフ(S4-511)
寝袋の幅が230cmあり、最大4人の家族で寝ることができるファミリーキャンプにおすすめの3シーズン向け寝袋です。
肌に触れる内側の生地はコットン100%なので肌触りが良く、複数人で寝ていても快適に眠れるでしょう。
また、家族で1つの寝袋であれば、持ち運びだけではなく準備や片付けも楽になり、かなり負担が減ります。
重さ | 4,800g |
---|---|
サイズ | 230×200cm |
タイプ | 封筒 |
快適温度 | -2℃~ |
【ogawa】
シュラフライト2(1061)
ベーシックな封筒型で、寝袋内側には肌触りの良い「コットンフランネル」生地を使用した夏の使用におすすめの寝袋です。
表面の生地には「撥水加工」が施されているので、テント内が結露してしまっても寝袋に染み込みにくいです。
また、収納に便利なパッキングコートがついているので、簡単に短時間で収納袋へ収納できます。
重さ | 2,200g |
---|---|
サイズ | 200×85cm |
タイプ | 封筒 |
快適温度 | 10℃~ |
【Isuka】
Air Dryght180(AD190)
登山で夏のテント泊や山小屋泊を楽しむ方におすすめの、重量190gと軽量で持ち運びしやすい夏向け寝袋です。
フルサイズのシッパーとなっているので、蒸し暑い季節でも簡単に温度の調節ができるでしょう。
また、冬のアウトドアシーンでは「インナーシュラフ」としても使用でき、1年中使用できる汎用性の高い商品です。
重さ | 190g |
---|---|
サイズ | 74.5×205cm |
タイプ | マミー |
快適温度 | 10~14℃ |
【NANGA】
UDD BAG180
軽量で持ち運びやすいので夏登山やキャンプで活躍する、高機能ダウンを使用したマミー型のシュラフです。
中の羽毛に超撥水加工を施しているので、ダウンの弱点である結露などによる水濡れにも強く、アウトドアでも安心して使えます。
また、キルト構造となっているので、中のダウンの偏りを防ぎ、一定の保温力を保つことができます。
重さ | 450g |
---|---|
サイズ | 203cm×80cm |
タイプ | マミー |
快適温度 | 不明 |
【mont-bell】
アルパイン バロウバッグ #7(1121285)
重量700gと軽量で持ち運びやすく、緩やかなストレッチ性を兼ね備えたマミー型の3シーズン対応寝袋です。
寝袋の表地に縫い目がでないシームレス構造になっているので、中綿の高さを保持し放熱を防ぎます。
また、中綿には耐久性に優れ、濡れにも強い独自のエクセロフトを使用しているので、夏の低山登山やキャンプで活躍するでしょう。
重さ | 700g |
---|---|
サイズ | 不明 |
タイプ | マミー |
快適温度 | 13℃~ |
まとめ
今回は、コンパクトで持ち運びが簡単な夏向け寝袋を使用するメリットや選び方、おすすめ10選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途やスタイルに合った寝袋を見つけて、アウトドアを快適に楽しんでください。
コンパクトな夏向け寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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