軍隊でも使用されるほどの高機能な寝袋を展開するイギリスのブランド、スナグパックをご存知でしょうか。
日本の登山用の寝袋も優秀ですが、よりワイルドで無骨な雰囲気を好むならスナグパックを選択肢に加えてみてください。
スナグパックの寝袋は非常に高機能、高品質で、イギリス国内で丁寧に製造されているこだわりが詰まったブランドです。
また、軍隊や特殊部隊の使用にも耐えられるほどの耐久性があり、ブッシュクラフトや野営、極限的な状況にも向いています。
今回は高性能で満足度の高い、スナグパックの寝袋をメリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 スナグパックの寝袋を使うメリット
- 2 スナグパックの寝袋を使うデメリット
- 3 スナグパックの寝袋の選び方
- 4 スナグパックの寝袋おすすめ10選
- 4.1 【Snugpak】ジャングルバッグ スクエア ライトジップ(92250)
- 4.2 【Snugpak】マリナー スクエア ライトジップ テレインカモ(SP14622TPC)
- 4.3 【Snugpak】マリナー マミー ライトジップ オリーブ (SP92883OL)
- 4.4 【Snugpak】スリーパーエクストリーム スクエア ライトジップ ダークグリーン(SP50320DGR)
- 4.5 【Snugpak】ベースキャンプ スリープシステム(SP15704DO)
- 4.6 【Snugpak】ソフティー エリート5 レフトジップ(92840)
- 4.7 【Snugpak】ソフティー6 ケストレル ライトジップ(91088)
- 4.8 【Snugpak】タクティカル3 マミー ライトジップ(SP51427DT)
- 4.9 【Snugpak】タクティカル4 ライトジップ(SP60122OL)
- 4.10 【Snugpak】スペシャル・フォースコンプリートシステム センタージップ(SP83129MC)
- 5 まとめ
スナグパックの寝袋を使うメリット
過酷な状況でも大丈夫
スナグパックの寝袋は軍隊や特殊部隊でも使用されるほどの、本格的でハイスペックな機能性を誇っています。
生地にはスナグパック独自の素材を使用し、引き裂きにも強く靴のまま使用できるほど、耐久性に優れているのが大きなポイントです。
シリーズごとに機能性に違いがあり、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、スタイルや用途に合わせて選ぶことができます。
おしゃれで無骨な雰囲気
スナグパックはカーキやカモ柄など、無骨な雰囲気とワイルドなスペックで、ソロキャンプやブッシュクラフトで非常に人気のブランドです。
オートキャンプというより、野営や冒険のお供に携帯したくなる製品で、男心をくすぐる魅力的なアイテムでしょう。
男性のイメージが強いブランドですが、カモ柄などは非常におしゃれで取り入れやすく、本格派の女性のキャンパーにもおすすめです。
洗濯機で丸洗いできる
スナグパックの寝袋は、中綿に高機能な化学繊維が使用されているので、自宅の洗濯機で丸洗いができるというメリットがあります。
この中綿は化学繊維ながら天然ダウンを超える性能があり、非常に保温力に優れ湿気にも強く、ヘタリにくいので朝まで快適に眠ることができます。
それでいて気軽に洗濯が可能なので、いつでも清潔に使用することができるのは嬉しいポイントです。
職人の手作りで本物志向の方にも最適
スナグパックの寝袋はイギリス国内で熟練の職人が縫製しており、非常に高品質で丁寧に作られ、道具選びにこだわりたい方にもおすすめです。
UKモデルは高価になりますが非常に満足度が高く、所有欲も満たしてくれどんな状況でも使用できる心強いアイテムです。
昨今はコストを抑えるために海外の工場で製造されるモデルもありますが、UKモデルと変わらないスペックで、クオリティが高く安心して使用できます。
スナグパックの寝袋を使うデメリット
UKモデルは高価で取り入れにくい
高機能で非常に優れた製品ですが、UKモデルは高価なので気軽に取り入れにくいのはデメリットと言えます。
海外製造のシリーズやエントリーモデルはコスパが良いのですが、イギリス製造のモデルは価格が上がり、購入に躊躇してしまうでしょう。
UKモデルは初心者にはなかなか手が出しにくいので、予算を抑えたいなら海外モデルを選ぶことをおすすめします。
スナグパックの寝袋の選び方
シリーズで選ぶ
スナグパックの寝袋は機能や使用する状況に合わせて、様々なシリーズが展開されています。
取り入れやすいエントリー向けや軽量な春夏用の製品などは、オートキャンプや車中泊でも使いやすく、初めてのスナグパックの寝袋としても最適です。
生地の違いやインナーレイヤーの有無など、豊富な製品が多く展開されているので、選ぶ楽しみも味わえるでしょう。
対応する季節で選ぶ
寝袋は使用する季節や宿泊場所の気温などを考慮し、適切な対応温度の製品を選ぶことが大切です。
スナグパックの寝袋に限ったことではありませんが、製品の表記をよく確認し、使用する気温より5℃ほど低い対応温度の寝袋を選ぶと安心です。
スナグパックにはレイヤーが分かれていて、季節に合わせて自由に組み合わせることができるオールシーズン対応の製品もあります。
このタイプの製品は通常より高価になりますが、ひとつ持っているとどんな状況でも使用でき、長い目で見れば経済的なのでおすすめです。
製造国で選ぶ
製造国にもこだわりたい本物志向の方なら、イギリスで製造された製品を選ぶと良いでしょう。
イギリス国内の職人が丁寧に縫製したスナグパックの魂とも言えるモデルで、非常に高品質で満足度の高い逸品です。
とても高価ですが所有欲を満たしてくれ、一生大切に使いたいと思える魅力があります。
そこまでのこだわりはなく、なるべく予算を抑えたいなら海外製造の寝袋を選んでも良いでしょう。
製造国は主に中国のようですが、UKモデルと同じスペックで耐久性にも優れ、非常にコスパが良く安価に入手できるのが嬉しいポイントです。
スナグパックの寝袋の価格帯
スナグパックの寝袋は価格の幅が大きく、春夏用のエントリーモデルなら1万円以下と、コスパが良く取り入れやすくなっています。
スナグパックは機能性や保温性が上がるにつれ高価になり、UKモデルになると平均して3万〜5万ほどになります。
なかには10万円という非常に高価なモデルもありますが、オールシーズン対応し、他の寝袋を必要としないので結局はコスパが良いと言えるでしょう。
スナグパックの寝袋おすすめ10選
メーカー名 製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 使用温度 |
---|---|---|---|---|
ジャングルバッグ スクエア ライトジップ | 900g | 220×周囲150cm | ヘックスリップストップナイロン、ポリエステル | 7℃〜2℃ |
マリナー スクエア ライトジップ テレインカモ | 1750g | 220×周囲160cm | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 | −2℃〜−7℃ |
マリナー マミー ライトジップ オリーブ | 1750g | 220×周囲160cm | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 | −2℃〜−7℃ |
スリーパーエクストリーム スクエア ライトジップ ダークグリーン | 2100g | 220×周囲160cm | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 | −7℃〜−12℃ |
ベースキャンプ スリープシステム | 3100g | 220×周囲160cm | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 | 3℃〜−12℃ |
ソフティー エリート5 レフトジップ | 2400g | 220×周囲150cm | ナイロン「Paratex Micro」、ナイロン「Paratex Light」、ポリエステル「Reflectatherm」、ポリエステル「Softie」 | −15℃〜−20℃ |
ソフティー6 ケストレル ライトジップ | 1200g | 220×周囲150cm | PARATEX Steelplate」ナイロン、「PARATEX Light」ナイロン、「Softie Premier」 | 0℃〜−5℃ |
タクティカル3 マミー ライトジップ | 1700g | 220×周囲160cm | ナイロン「PARATEX Steelplate」、スウェード(ポリエステル)「TS1」、「Softie Premier」、「Reflectatherm」 | −7℃〜−12℃ |
タクティカル4 ライトジップ | 2100g | 220×周囲160cm | ナイロン「PARATEX Steelplate」、スウェード(ポリエステル)「TS1」、「Softie Premier」、「Reflectatherm」 | −12℃〜−17℃ |
スペシャル・フォースコンプリートシステム センタージップ | 3200g | 220×周囲160cm | ナイロン「PARATEX Steelplate」、ナイロン「PARATEX Light」、「Softie Premier」、「Reflectatherm | −15℃〜−20℃ |
【Snugpak】
ジャングルバッグ スクエア ライトジップ(92250)
顔の部分に蚊帳が付いていて、タープ泊や星を眺めながら眠ることができる、春夏の使用にぴったりなエントリーユーザー向けの製品です。
非常に軽量コンパクトでツーリングや登山、徒歩キャンプにもおすすめで、引き裂きや水濡れに強くハードな状況にも対応してくれます。
中綿には洗濯機で丸洗いできる素材を採用し、気軽に洗濯ができるのでいつでも清潔に使用できるのも大きなポイントです。
重さ | 900g |
---|---|
サイズ | 220×周囲150cm |
素材 | ヘックスリップストップナイロン、ポリエステル |
使用温度 | 7℃〜2℃ |
【Snugpak】
マリナー スクエア ライトジップ テレインカモ(SP14622TPC)
春〜秋口にかけての3シーズン使用できる、キャンプや車中泊に使いやすいベーシックモデルです。
ファスナーを開いて掛け布団としての使用や、同製品を連結して2人用の寝袋にすることもでき、ファミリーキャンプにも使いやすくぴったり。
無骨なイメージのスナグパックですが、明るい色味のカモ柄が非常におしゃれで女性にも取り入れやすく、初めてのスナグパック製品としておすすめです。
重さ | 1750g |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 |
使用温度 | −2℃〜−7℃ |
【Snugpak】
マリナー マミー ライトジップ オリーブ (SP92883OL)
こちらはマリナーシリーズのマミータイプの寝袋で、スクエアタイプより包み込まれる寝心地が特徴の、内部の暖かい空気を逃がしにくい製品です。
冬以外の3シーズン対応で使いやすく、キャンプや車中泊での使用やこれからキャンプを始める方にぴったりです。
無骨な雰囲気のオリーブカラーが非常におしゃれで、ブッシュクラフトなどのワイルドなキャンプにもマッチします。
重さ | 1750g |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 |
使用温度 | −2℃〜−7℃ |
【Snugpak】
スリーパーエクストリーム スクエア ライトジップ ダークグリーン(SP50320DGR)
日本限定モデルの保温力も抜群な秋冬用のベーシックモデルで、キャンプ初心者でも使いやすいおすすめの製品です。
フルジッパータイプなので、寒い季節には顔周りを絞ることができて、暑い時は足元を開けて温度調節ができるのも嬉しいポイント。
厚みのある秋冬用ですが、コンプレッションベルト付きの収納袋でコンパクトに持ち運ぶことができ、冬キャンプでも荷物を少なくしたい方に最適です。
重さ | 2100g |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 |
使用温度 | −7℃〜−12℃ |
【Snugpak】
ベースキャンプ スリープシステム(SP15704DO)
使いやすいマリナーにフリースのインナーレイヤーがセットになった、日本限定モデルの取り入れやすい寝袋です。
アウターとインナーをファスナーで連結することができ、布団のように広げて使用できるのでファミリーキャンプにもぴったり。
重量があるシリーズなので登山などには向きませんが、キャンプや車中泊などでは非常に快適で満足度も高いおすすめの製品です。
重さ | 3100g |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ポリエステル「Aqualight」、ポリエステル「Supersoft」、 シリコン加工ポリエステル中空繊維 |
使用温度 | 3℃〜−12℃ |
【Snugpak】
ソフティー エリート5 レフトジップ(92840)
UKモデルと同等のスペックながら、生産工場を海外に置くことで大幅にコストダウンをした、コスパが良い本格的な製品です。
生地にはSnugpak独自の高機能化繊を採用し、中綿はポリエステルながら天然のダウンのような性能を実現しています。
また、軍規格モデルのため非常に耐久性にも優れ、靴のまま使用することができるので野営や災害時など、過酷な状況でも使用できます。
重さ | 2400g |
---|---|
サイズ | 220×周囲150cm |
素材 | ナイロン「Paratex Micro」、ナイロン「Paratex Light」、ポリエステル「Reflectatherm」、ポリエステル「Softie」 |
使用温度 | −15℃〜−20℃ |
【Snugpak】
ソフティー6 ケストレル ライトジップ(91088)
こちらはイギリス国内で職人が縫製したハイスペックモデルで、本物志向の上級者向きの製品です。
春夏の2シーズンに対応しており、Snugpak独自の中綿素材は天然ダウン以上の高い保温性と再膨張力に優れています。
非常に軽量コンパクトに収納できるので、登山や徒歩キャンプ、ツーリングにも重宝し、ワイルドなキャンプスタイルの方にもおすすめです。
重さ | 1200g |
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サイズ | 220×周囲150cm |
素材 | 「PARATEX Steelplate」ナイロン、「PARATEX Light」ナイロン、「Softie Premier」 |
使用温度 | 0℃〜−5℃ |
【Snugpak】
タクティカル3 マミー ライトジップ(SP51427DT)
タクティカルシリーズは軍隊や特殊部隊向けに開発されており、アメリカ空軍でも使用される非常に耐久性に優れた製品です。
中綿の量が多く最先端の特殊繊維で保温性にも優れ、内部には肌触りの良いスウェード風に仕上げた軽量な生地を採用しています。
軽量ながら非常に保温力が高いので、荷物が多くなりがちな冬キャンプでもシンプルな装備で楽しめるのも嬉しいポイントです。
重さ | 1700g |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ナイロン「PARATEX Steelplate」、スウェード(ポリエステル)「TS1」、「Softie Premier」、「Reflectatherm」 |
使用温度 | −7℃〜−12℃ |
【Snugpak】
タクティカル4 ライトジップ(SP60122OL)
タクティカルシリーズの冬用モデルで、寒冷地でのキャンプなど通常より温度が低い状況での使用にも最適です。
こちらも軍隊御用達の製品なので耐久性や保温性は抜群で、イギリス国内縫製で本物志向の方に特におすすめです。
非常に高価になりますが満足度や所有欲も満たしてくれ、道具選びにもこだわりたいなら選んで損はない逸品です。
重さ | 2100g |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ナイロン「PARATEX Steelplate」、スウェード(ポリエステル)「TS1」、「Softie Premier」、「Reflectatherm」 |
使用温度 | −12℃〜−17℃ |
【Snugpak】
スペシャル・フォースコンプリートシステム センタージップ(SP83129MC)
スペシャルフォース1と2をセットにしたハイスペックな最強モデルで、様々な環境に対応できる究極の寝袋です。
インナー生地には、宇宙服スペックの毛髪の10分の1以下の細さの繊維で作られた素材を採用し、吸湿性に優れ湿気を即蒸発させるので保温効果も抜群。
極寒の雪山や過酷な冒険にも使用できる本格的な製品で、危険を伴うアウトドアにおすすめです。
重さ | 3200kg |
---|---|
サイズ | 220×周囲160cm |
素材 | ナイロン「PARATEX Steelplate」、ナイロン「PARATEX Light」、「Softie Premier」、「Reflectatherm |
使用温度 | −15℃〜−20℃ |
まとめ
スナグパックの寝袋は、優れた品質でコスパも良い製品が多く展開されており、これからキャンプを始める方にもおすすめです。
無骨な雰囲気で本格的なキャンプでも満足度が高く、魅力的な製品が揃っているので、是非こちらの記事を参考にしてみてください。
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