泊まりのキャンプであれば、寝袋は必ず必要になるアイテムです。
寝袋を選ぶ際に一番大切なのは寝心地ではありますが、せっかくならデザインもこだわりたいですよね。
近年はキャンプの風景をSNSに投稿する方が増え、キャンプアイテムもおしゃれな商品がかなり増えてきています。
普段のキャンプを垢抜けさせたいという方のために、おしゃれな寝袋について詳しくご紹介します。
おしゃれな寝袋を使うメリット
テント内のレイアウトをおしゃれに
SNSでは映えるキャンプが流行しており、自分もこんな風におしゃれにしたいと憧れている方も多いでしょう。
おしゃれキャンプを目指していると、外から見える部分ばかり目が行きがちですが、もう一段垢抜けするためにはテント内にこだわるのがポイントです。
おしゃれな寝袋を使えば、一気におしゃれなキャンプへと近づきます。
自分の寝袋がすぐ分かる
寝袋は、似たような色とデザインばかりで、大人数のキャンプだと、どれが自分の寝袋か分かりにくいことがあります。
すぐ寝られるようにテントの中に寝袋を広げておいても、眠りにつく頃には暗くなり疲れ果てていて、ほかの寝袋と間違えてしまうこともあります。
そのような時、ほかとは違うおしゃれな寝袋を使っていれば、パッと見るだけで自分の寝袋がすぐ分かり安心です。
キャンプ以外に使うこともできる
おしゃれでデザイン性の高い寝袋は、お家のインテリアとも馴染みやすいため、キャンプで使うだけでなく自宅でも使うことができます。
お昼寝用に使ったり、毛布代わりにしたり、来客用のふとんの代わりとしても大活躍してくれるでしょう。
自分が誰かの家に泊まりに行くときにも持参することができるので、おしゃれな寝袋はひとつ持っていると大変便利です。
おしゃれな寝袋を使うデメリット
機能性が劣ることも
せっかくなら自分の気に入ったデザインの寝袋を使いたいというのはとても大事なことですが、寝袋は何といっても寝心地が一番重要です。
キャンプでは睡眠でしっかり疲れを癒すことが重要なので、いくらデザインが素敵でも、寝心地が悪かったら意味がありません。
おしゃれなだけではなく、クッション性や肌触り、どのくらいの気温で使用できるかなどをしっかりチェックしましょう。
かさばる商品が多い
キャンプでは、極力荷物を減らして持ち運びの負担を少なくするため、コンパクト性や軽量さも重要なポイントになります。
しかし、おしゃれな寝袋は、機能性を重視した寝袋に比べてかさばり持ち運びしにくい商品も多いです。
大きい車をお持ちなら気にする必要はありませんが、そうでない場合は収納時サイズも確認してください。
価格が高め
デザイン性の高いおしゃれな寝袋は、価格重視のシンプルな寝袋に比べると価格が高めになっています。
機能性もデザインも優れた商品や、有名ブランドの商品はさらに高額です。
自分にとってどのくらいの機能性が必要なのは、自分にちょうどいい予算、そして自分の好みのデザインは何なのかをよく考えて選びましょう。
おしゃれな寝袋の選び方
タイプ
自分にぴったり合う寝袋を探すためには、まず寝袋にはどのような種類があるのかを知るのが一番です。
寝袋には主に2つの種類があり、広くて布団のような寝心地の「封筒型」、寝袋と自分の間にすき間が無く保温性に優れた「マミー型」が主流です。
そのほかに、「人型寝袋」というタイプもあり、どんな寝相にも安心で、キャンプでは寝るとき以外に防寒着としても使うことができます。
デザイン
おしゃれな寝袋を探している方にとっては、何よりもまずデザイン性が重要なポイントですよね。
デザインは形状や素材も影響するため、実は見た目だけではなく使い勝手にも直結しています。
せっかく自分好みのおしゃれな寝袋を見つけても、眠り心地が悪いのでは意味がないため、機能性とのバランスもよく考えましょう。
機能性
寝袋は何といってもキャンプで快適な睡眠をとるためのもの。
デザインも大事ですが、ゆったり眠るための機能性も欠かせません。
まず、しっかりと地厚で体を支えるクッション性があるか、寒い時期は最低何度まで耐えられるかが重要です。
また、よくキャンプに行く方であれば、寝袋を自宅の洗濯機で丸洗いできるのかは、絶対に確認しておいたほうがよいでしょう。
メーカー
おしゃれな寝袋は、有名な大手メーカーから安さが抜群のマイナーな海外メーカーまで、幅広く取り扱っています。
メーカーによって、カラーバリエーションはとくに違いが大きく、おしゃれキャンパーにはベージュや深いグリーン(カーキ糸)が人気です。
有名メーカーの商品の中には、デザイン性だけでなく機能性を重視した、最低使用可能気温がマイナスまで対応のものもあります。
価格帯
寝袋は主に機能性で価格が大きく変わりますが、そのほかデザインやタイプでも変動していきます。
とくに、有名ブランドの商品は価格が高くなり、高額なものだと数万円以上することもあります。
おしゃれな寝袋の中でも安いものは5,000円以下で見つかりますが、機能性がちゃんとしているかしっかり確認しましょう。
おしゃれな寝袋おすすめ10選
メーカー・商品名 | サイズ(cm) | 対応気温 | タイプ |
---|---|---|---|
NATURE LAND 寝袋 シュラフ | 220×75 | -5~10℃ | マミー型 |
PYKES PEAK 寝袋 シュラフ | 210×75 | -10~4℃ | 封筒型 |
Coleman 寝袋 コージーII | 190×84 | 5℃~ | 封筒型 |
LOGOS 丸洗い寝袋 | 190×80 | 10℃~ | 封筒型 |
BISINNA 寝袋 コンパクト | 230×100 | 15~22℃ | 封筒型 |
DOD ジャケシュラ2 | 200×100 | 5℃~ | 人型 |
ゆるふわモック 自立式ハンモック用 シュラフ | 258×69 | 記載なし | マミー型 |
Naturehike シュラフ 寝袋 | 210×90 | -5~10℃ | 封筒型 |
SNAWIN 寝袋 シュラフ 歩ける寝袋 | 210×80 | 0~15℃ | 人型 |
Nuuca ヒュッゲスリープStandard | 225×75 | -16℃~ | マミー型 |
【NATURE LAND】
寝袋 シュラフ
スタイリッシュなマミー型で、バイカラーのノルディック柄がおしゃれな寝袋です。
1万円以下のお手頃価格ですが、アウトドアのプロであるキャンプインストラクターからも推薦されるほど機能性も抜群です。
-5℃まで対応可能な冬でも使える高い耐寒性を持ち、毛布生地で快適な寝心地を実現しています。
自宅で丸洗いも可能な、おしゃれなうえにとても使い勝手のよい商品です。
サイズ(cm) | 220×75 |
---|---|
対応気温 | -5~10℃ |
タイプ | マミー型 |
【PYKES PEAK】
寝袋 シュラフ
シンプルなデザインと、自然に溶け込む5色のアースカラーが、男女ともに使いやすいおしゃれな寝袋です。
中綿の量を1250gから2000gまで選ぶことができ、それによって適応温度も変わってきます。
一番中綿が多い2000gの寝袋であれば、-10℃まで使用することが可能なオールシーズン対応の商品です。
サイズ(cm) | 210×75 |
---|---|
対応気温 | -10~4℃ |
タイプ | 封筒型 |
【Coleman】
寝袋 コージーII(2000034772)
コールマンの寝袋といえば、表と裏の色がガラッと変わり、裏地はとくに派手な色と柄になっているのがトレードマークです。
横幅が大きめの広々とした封筒型で、フランネル素材は肌触りがよく最高の寝心地になっています。
商品ラインナップが豊富なため、家族でそれぞれ違うカラーの寝袋を使うのもおすすめです。
サイズ(cm) | 190×84 |
---|---|
対応気温 | 5℃~ |
タイプ | 封筒型 |
【LOGOS】
丸洗い寝袋(72600011)
ノルディック柄のネイビーと無地のオレンジの反対色が鮮やかなデザインが特徴的で、リバーシブルで使うことができます。
2つ購入すると連結して2人用として使うことも可能です。
素材のモイスポリは、通気性がよく睡眠時の発汗による湿気を素早く逃がし、抗菌にもなっていて安心でしょう。
夏のキャンプでもサラサラ感を維持してくれて、自宅で丸洗いもできる主に暖かい時期向けの寝袋です。
サイズ(cm) | 190×80 |
---|---|
対応気温 | 10℃~ |
タイプ | 封筒型 |
【BISINNA】
寝袋 コンパクト
全長230cmの幅100cmと寝袋の中でも大きめで、大柄の男性でもゆったり眠ることができる寝袋です。
頭がすっぽり覆われるフード付きのシンプルなデザインで、淡いカラーがテント内をおしゃれな雰囲気にしてくれます。
生地のポリエステルシルクは、通常の生地よりも肌に優しく快適な寝心地で、暑い時には足もとのジッパーを空けて足を露出することも可能です。
サイズ(cm) | 230×100 |
---|---|
対応気温 | 15~22℃ |
タイプ | 封筒型 |
【DOD】
ジャケシュラ2(S1-708-KH)
その名の通り、ジャケットとシュラフが一体化した個性的なデザインの商品になっています。
友人同士のキャンプに持っていけば、注目を集めること間違いなしでしょう。
もちろん実用性も抜群で、上下で切り離し上を普通のジャケットのように使うこともでき、夜寒くなったら下を繋げて足元を覆うことができます。
サイズ(cm) | 200×100 |
---|---|
対応気温 | 5℃~ |
タイプ | 人型 |
【ゆるふわモック】
自立式ハンモック用 シュラフ
単体だと普通の寝袋のようで、特別な特徴はないように思えますが、自立式ハンモックと合わせて使うことによっておしゃれな寝袋になります。
ハンモックにゆらゆら揺られ、このシュラフにすっぽり包まれれば、どんな環境でも大変快適です。
キャンプだけでなく、自宅でお昼寝用として使ったり、友人が来た際に来客用布団の代わりとして使うこともできます。
サイズ(cm) | 258×69 |
---|---|
対応気温 | 記載なし |
タイプ | マミー型 |
【Naturehike】
シュラフ 寝袋
シンプルな封筒型で、おしゃれなブラウンとグレーの2色展開の商品です。
なんと3つのレイヤーを自由に重ねて使える設計になっており、気候に合わせて組み合わせることができます。
暖かい時期であれば、分割して2人で使うこともできて、これひとつで幅広い使い方のできる大変便利な寝袋です。
サイズ(cm) | 210×90 |
---|---|
対応気温 | -5~10℃ |
タイプ | 封筒型 |
【SNAWEN】
寝袋 シュラフ 歩ける寝袋
ほかにはないペンギン型のかわいいデザインで、寝袋に入ったまま歩く頃ができる便利な設計になっています。
3種類の重さと対応気温から選ぶことができ、一番耐寒性の高いものだと0℃から使用可能です。
かわいいデザインなので、子どものお昼寝用に自宅で使うのにもぴったりでしょう。
サイズ(cm) | 210×80 |
---|---|
対応気温 | 0~15℃ |
タイプ | 人型 |
【Nuuca】
ヒュッゲスリープStandard
リビングでも使いやすい北欧デザインが魅力的で、おしゃれなうえに-16℃まで使用可能な機能性の高い寝袋です。
真冬でも使用可能な-10℃以下の寝袋は2万円以上するものが多いですが、この商品は2万円以下で大変コスパのいい商品になっています。
また、寝袋は収納袋に収まらず片付けに手間取ることも多いですが、この商品は丸めて袋を被せるだけで簡単に片付けできる便利な設計です。
サイズ(cm) | 225×75 |
---|---|
対応気温 | -16℃~ |
タイプ | マミー型 |
まとめ
キャンプをするうえで、寝袋は最も主要なアイテムのひとつです。
機能性だけではなく、せっかくなら自分の好きなデザインの寝袋を使うことで、よりキャンプが楽しくなりリラックスできるでしょう。
今回ご紹介した、おしゃれで機能性も優れたおすすめの商品を参考に、ぜひお気に入りの寝袋を見つけてください。
おしゃれな寝袋の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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