プリミティブはP-RODこと「Paul Rodrigez」によって立ち上げられたブランド。
最初のプリミティブは、アパレルブランドショップとして運営していましたが、そこでスケボーデッキの販売を開始したという経緯です。
現在では超有名な老舗スケートボードブランドとして、世界的に注目を浴びております。
また、プリミティブのチームスケーターはテクニカルなスタイルのスキルフルなメンバーが勢揃いです。
そこで今回は、プリミティブのスケボーデッキを詳しく解説させていただきます。
本記事後編では厳選したラインナップのプリミティブデッキ10枚をご紹介させていただきますので、ぜひチェックしてみてください。
目次
- 1 プリミティブのスケボーデッキを使うメリット
- 2 プリミティブのスケボーデッキを使うデメリット
- 3 プリミティブのスケボーデッキおすすめ10選
- 3.1 【Primitive】PRIMITIVE MESSENGER DECK BURGUNDY
- 3.2 【Primitive】TEAM DIRTY P HUMMING
- 3.3 【Primitive】GILLET PORTAL DECK
- 3.4 【Primitive】LONG PLAY DECK
- 3.5 【Primitive】Dirty P Core Deck
- 3.6 【Primitive】VILLANI SCATTER DECK
- 3.7 【Primitive】KIKKOMAN BOTTLE CNC
- 3.8 【Primitive】Primitive x Naruto Jb Gillet Kakashi Dog Squad Deck
- 3.9 【Primitive】TEAM GOKU VERSUS
- 3.10 【Primitive】MY HERO ACADEMIA ALL MIGHT DECK
- 4 まとめ
プリミティブのスケボーデッキを使うメリット
テクニカルな滑りをすることができる
プリミティブのデッキはキックが弱いため、テクニカルな滑りをすることができる点がメリット。
キックはスケートボードのノーズ&テールの反り返り角度を意味します。
キックが弱いデッキは、地面とノーズ&テールの距離が近く、小さな力でデッキを弾くことが可能。
そのため、「短いボックスにオーリーアップした後、すぐバックサイド180で降りる」などのクイックな動きがしやすいです。
また、回し系トリックも練習しやすいので、初心者スケーターにもおすすめできるデッキブランドとなっております。
安定感のある乗り心地
プリミティブのデッキはコンケーブがやや強めなため、非常に安定感のある乗り心地の板です。
コンケーブはデッキの凹み、湾曲部分のことを指します。
そのため、ランプやボウルなどのR系セクションでも扱いやすく、乗る人のスケートスタイルを選ばないデッキの形状です。
さらに、コンケーブが強いと足先を掛けやすいので、回し系トリックの際により蹴り抜きやすいといった特徴もあります。
解説すると、「キックが弱い+コンケーブが浅い=小さな力で綺麗にトリックをメイクできる」といったデッキです。
個性的でアーティスティックなグラフィック
プリミティブは、元々アパレルブランドだったというバックボーンもあり、デッキのグラフィックがとてつもなくおしゃれです。
特にプリミティブのデッキは、花がモチーフとなったグラフィックが有名。
それは部屋に何種類も飾っておきたいほどおしゃれなデッキとなっております。
本記事の後編でも実際に花をモチーフとしたプリミティブデッキを多くご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
それ以外にもプリミティブのデッキは個性的なグラフィックが多く、コラボデッキも豊富。
その中でも今世界で注目されているのは、日本のアニメとコラボしているデッキシリーズです。
代表的な例としては、「ドラゴンボール」「ナルト」「僕のヒーローアカデミア」とのコラボデッキ。
こちらも本記事でご紹介しますので、気になった方はインチ数と併せて確認してみてください。
プリミティブのスケボーデッキを使うデメリット
定価がやや高め
高品質かつハイブランドよりのプリミティブデッキは、定価がやや高めです。
もしプリミティブのデッキを含めてイチからセットアップしようとすると、デッキ代だけでも結構な出費に。
カナディアンメープルの木を使った硬いプレスや緻密なグラフィック、そしてブランドバリューなどからくる値段設定だと考えられます。
予算が少々厳しい方は、他パーツを安いものにするか、そもそもデッキを別ブランドにするなどの検討が必要となるかもしれません。
ですが、今回ご紹介する10枚のデッキは厳選したラインナップとなっており、価格も比較的安めな板もあるのでご安心ください。
トリックの高さが出しづらい
プリミティブは比較的キックが弱いデッキが多いブランド。
キックが弱いデッキは、テールを地面に接地したときのノーズの最大高が低めです。
そのため、キックが強いデッキと比較すると、トリックの高さが出しづらいといったデメリット面が。
スケボーは慣れが重要なので、スキルが上達していくにつれ、どのようなデッキでも高いトリックをメイクすることはできます。
ですが、これからトリックの高さを出していきたいと考えているスケーターにとっては、かなりのデメリットに感じるかもしれません。
種類が多く選ぶのが難しい
プリミティブのデッキは取扱店舗数が多く、その種類も豊富なブランドのひとつとなっております。
種類が豊富なことはスケーターにとって非常に喜ばしいことではありますが、初心者の方は選ぶのが難しいと感じることも。
コツとしては、「気に入ったデザイン」か「標準サイズ(8インチ)」で選ぶと間違いありません。
今回の記事で紹介する10枚のデッキも、サイズとデザインの種類が豊富なラインナップとなっております。
ぜひその中からお気に入りの一枚を探してみてください。
プリミティブのスケボーデッキおすすめ10選
【Primitive】
PRIMITIVE MESSENGER DECK BURGUNDY
こちらは、少し前まで標準サイズとして扱われていた7.75インチのデッキです。
細身なサイズと弱めなキック、そして強めなコンケーブのデッキは、回し系トリックが非常にやりやすいシェイプとなっております。
初心者の方はもちろん、テクニカルな滑りをしたいスケーターにもおすすめです。
デザインはチェリーカラーの背景にシンプルなPRIMITIVEの文字、そして中央にはバラを持った鳥がデザインされております。
【Primitive】
TEAM DIRTY P HUMMING
こちらは現在標準サイズとして扱われている8インチのデッキです。
8インチのデッキは安定感もありながら、回し系トリックもしやすく丁度いいサイズ感で、初心者の方にもおすすめな1枚。
デザインはこれぞプリミティブといった印象で、花をモチーフとしたアートワークの中央にPの文字がおしゃれに飾られております。
【Primitive】
GILLET PORTAL DECK
こちらは8.125インチと、標準からやや大きいサイズのデッキとなっております。
徐々にR系セクションも行なっていきたいというスケーターにもぴったりです。
デザインは落ち着いた印象を放ちながらも、個性を放つコラージュ作品のようなアートワークとなっております。
金色のトラックと合わせてもギラギラしすぎず、品のあるセットアップを作ることができそうです。
【Primitive】
LONG PLAY DECK
こちらは標準より大きめな8.25インチのデッキで、ランプやボウルをメインに滑るスケーターにもおすすめできる一枚です。
ランプトリックは割とクイックな動きを必要とする場面が多いので、プリミティブのデッキとR系セクションの相性は抜群。
デザインは、パステルカラーの背景の中央にPの文字、そして文字の中には美しい一輪の赤いバラがあるアートワークです。
【Primitive】
Dirty P Core Deck
こちらはかなり大きめと言える8.5インチのデッキです。
ストリートセクションで使えないことはないですが、どちらかというとR系セクション向けのサイズ感となっております。
プリミティブデッキの特徴でもあるコンケーブの強さも相まって、かなり安定感のある乗り心地。
ランプやボウルをメインに滑る方に非常におすすめできるデッキです。
デザインは非常にシンプルで、ブラックカラーの背景の中央にホワイトカラーでPの文字がレタリングされています。
【Primitive】
VILLANI SCATTER DECK
こちらは卵型シェイプの9.125インチデッキとなっております。
ここまでくるとかなり大きいデッキに分類されるので、R系セクションかクルージング目的での使用がメインになるでしょう。
稀にとてつもなくクセの強いスケーターがストリートで極太デッキを使っていますが、それは普通ではなく希少スケーターです。
デザインはフリーハンド調のアートワークとなっており、全体的な印象としてはピンク&ブラックカラーのデッキとなっています。
【Primitive】
KIKKOMAN BOTTLE CNC
それでは、貴方もクセ強スケーターの一員となりましょう。
お醤油のキッコーマン10インチデッキをご紹介いたします。
もはやどういう乗り方が正しいのかわからないこちらのデッキは、プリミティブとキッコーマンの異色コラボモデルです。
デザインは英語版のキッコーマンボトルデザインとなっており、しっかりとSoy Sauceの文字がレタリング。
これに乗ってパーク内を滑走しまくれば、絶対に注目されます。
こちらのデッキは奇抜なものが大好物なスケーターに心からおすすめします。
【Primitive】
Primitive x Naruto Jb Gillet Kakashi Dog Squad Deck
あの有名アニメ「ナルト」とのコラボデッキをご紹介いたします。
サイズは8インチと標準サイズのため、これからスケートボードを始める方にもおすすめのサイズ感です。
グラフィックは「はたけカカシ」のキャラクターと文字がデザインされており、ナルトファンにはたまらない一枚となっております。
【Primitive】
TEAM GOKU VERSUS
有名アニメ「ドラゴンボール」とのコラボデッキとなっております。
サイズは8インチと標準サイズのため、これからスケートボードを始める方にもおすすめのサイズ感です。
グラフィックは悟空のキャラクターがデザインされており、全体的にはブラックとピンクのカラーリングとなっております。
【Primitive】
MY HERO ACADEMIA ALL MIGHT DECK
有名アニメ「僕のヒーローアカデミア」とのコラボデッキ。
8インチのデッキとなっているため、初心者の方も安心して乗ることができるサイズ感です。
グラフィックにはアニメ内に登場するキャラクター、「オールマイト」が大きくデザインされております。
また、デッキ左上部分には「僕のヒーローアカデミア」の文字がしっかりとレタリング。
ファンにはたまらない一枚に仕上がっています。
まとめ
プリミティブの職員は「週刊少年ジャンプ」が好きなのでしょうか。
それぐらい、アニメとのコラボデッキが多いのも特徴的なブランドです。
これからまた新しいコラボデッキが販売されるかもしれないので、今後もプリミティブの活動には目が離せませんね。
また、プリミティブはキックが弱くコンケーブが強いという特徴を持ったデッキとなっております。
そのため、まだスケートボードに乗ること自体慣れていない方など、初心者スケーターにおすすめのブランドです。
好きなグラフィックデッキを買ってスケボーに乗る時間を増やし、どんどんスキルを上達させていきましょう!
プリミティブのスケボーデッキの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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