手軽にランニングの記録が残せるデバイスとして、注目を集めているランニングウォッチ。
中でもGPS機能付きのランニングウォッチは、自分の通ったコースや距離を高い精度で記録することが可能です。
GPS機能が付いているモデルは価格が高いイメージを持っている方も多いかと思いますが、中にはコストパフォーマンスに優れたモデルもあります。
本記事では安いGPS機能付きランニングウォッチの選び方を解説すると共に、おすすめのモデル6つをご紹介します。
目次
GPS機能付きランニングウォッチは高い安いで何が変わる?
製品の価格によって変わるポイントは、2点あります。
1点目はGPSの精度です。
一般的に価格が高いモデルは、搭載されている衛星測位システムの数が多くなっています。
搭載数が多ければ多いほど、より正確に、より速く、着用者の位置を計測することが可能です。
2点目は機能の充実度です。
心拍数や睡眠時間の測定などは安くても備えているものが多いですが、価格の高いモデルは体温測定や血圧測定、電子マネー決済などに対応。
ヘルスケア機能が充実しており、スマートフォンで使えるような機能を備えているものが多いです。
GPS機能付きランニングウォッチの相場価格!安い・コスパが良いの基準は?
GPS機能が付いていないランニングウォッチは、10,000円以下で販売されているものが多いです。
したがってGPS機能付きであれば、少し上の価格帯である10,000~20,000円台なら十分に安いランニングウォッチと言えるでしょう。
さらに血圧測定や電子マネー決済など、ハイエンドモデルに備わっているような機能が付いていれば、コストパフォーマンスに優れていると言えます。
安いGPS機能付きランニングウォッチを選ぶ際の注意点や選び方
スマートフォンとの相性
ランニングウォッチのOSやメーカーは、お手持ちのスマートフォンに合わせた方が良いでしょう。
例えば、Androidユーザーの方がApple Watchシリーズを選択しても、データなどを連携させることが出来ません。
ランニングウォッチの機能を十分に発揮させるためにも、OSやメーカーはしっかり確認して選びましょう。
音楽に関する機能
ランニングウォッチの中には、スマートフォンで流している音楽を操作出来るものがあります。
また、ランニングウォッチ本体に音楽データを入れられるものもあります。
これなら、スマートフォンを持たずに音楽が聴けるため、よりランニングに集中することが出来るでしょう。
ランニング中に音楽を聴いている方は、音楽に関する機能が付いているかどうか確認することをおすすめします。
バッテリー持ち
近年、発売されているランニングウォッチはバッテリーの持ちが良く、通常使用なら1週間ほど持つものが多いです。
しかしGPS機能を有効にしている間は、バッテリーの消耗が早くなります。
充電不足の状態だと、ランニング途中で電源が切れてしまい、記録が残せなくなってしまうことも。
したがって、なるべくバッテリー持ちの良いものや、急速充電が出来るものを選ぶと良いでしょう。
安いGPS機能付きランニングウォッチおすすめ6選
【Garmin】
ForeAthlete 55(010-02562-42)
航空、海洋、自動車産業など、幅広い分野でGPS製品をリリースしているGarmin。
その高いGPS技術が応用されているForeAthlete 55には、4つの衛星測位システムが搭載されています。
ランニング機能に特化したモデルで、走者の実力と目指すレベルにぴったりのトレーニングプランやアドバイスをもらえます。
走る距離を設定すると到着予想タイムを出してくれるので、目標も立てやすいです。
タイムを縮めるため、本格的にランニングに取り組んでいる方におすすめのモデルです。
【Samsung】
Galaxy Watch4 40mm(SM-R860NZKAXJP)
韓国最大の電気機器メーカー、Samsungから発売されているGalaxy Watch4 40mmには、4つの衛星測位システムが搭載されています。
フィットネスの記録が出来るのはもちろん、体脂肪率や筋肉量といった体組成をわずか15秒で測定することが出来ます。
本体に音楽アプリやナビアプリなどをインストールすることも可能で、様々な機能を使いこなしたいという方におすすめです。
【Fitbit】
Versa 3
Googleの傘下であるFitbitから発売されているVersa 3は、2つの衛星測位システムが搭載されています。
GoogleアシスタントとAlexaが搭載されているため、向かって喋りかけると天気の確認やタイマーのセットが可能。
電子マネーのSuicaにも対応しており、本体をかざすだけで改札を通ったり、買い物が出来たりします。
ランニング記録だけでなく、毎日の生活において役立つ機能を求めている方におすすめのモデルです。
【HUAWEI】
HUAWEI WATCH FIT new
中国大手の通信機器メーカー、HUAWEIから発売されているHUAWEI WATCH FIT newは、3つの衛星測位システムが搭載されています。
ランニングを含め、97種類のワークアウトを記録することが可能。
スマートフォンアプリのHuawei Healthで詳しいデータ分析の結果やフィードバックを見られます。
他にも全身ストレッチやエクササイズなどのフィットネス動画が内蔵されており、ランニング以外でも体を動かしたいという方におすすめです。
【Amazfit】
bip 3 pro
Amazfitは中国の電子機器メーカー、Zepp Healthが展開するブランドです。
bip 3 proは、4つの衛星測位システムに対応するにも関わらず、お求めになりやすい人気モデル。
1.69インチの大型のディスプレイで、見やすい画面となっています。
PAI健康評価システムが搭載されており、普段の活動やワークアウトのデータから健康指標数値を算出。
この数値を100以上に維持することで、生活習慣病のリスクを軽減出来るというデータが示されています。
普段から健康を意識して体を動かしている方に、おすすめのモデルです。
【Xiaomi】
Redmi Watch 2 Lite
中国の総合家電メーカー、Xiaomiから発売されているRedmi Watch 2 Liteは、4つの衛星測位システムが搭載されています。
GPS機能付きのモデルでありながら、エントリーモデルに相当する価格帯で販売されており、非常にコストパフォーマンスに優れています。
ハイエンドクラスの機能はありませんが、24時間心拍数測定や血中酸素レベル測定、睡眠モニタリングといった基本的なヘルスケア機能を備えています。
GPS機能付きのランニングウォッチを試してみたい、という方におすすめ出来るモデルです。
まとめ
近年のGPS機能付きランニングウォッチは、ランニング記録のみにとどまらずへルスケア機能なども充実しており、多機能化が進んでいます。
様々なメーカーから販売されていますが、ランニングの目的や普段の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
本記事でご紹介したポイントを参考に、ぜひ自分に合ったランニングウォッチを見つけてくださいね。
安いGPS機能付きランニングウォッチの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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