ロードバイク用カーボンシートポストおすすめ10選!軽量な商品を紹介!

ロードバイク用のシートポストは、カスタムによる効果が絶大でオリジナリティを発揮できる人気のパーツです。

シートポストの多くはアルミ製の製品が多いため、カーボン製にすると見た目はもちろんですが軽量化にもつながります。

また、カーボンの頑健性と柔軟性は乗り心地にも影響するため、早さを求めていない方にもおすすめです。

今回は性能とデザインの2つを両立したおすすめのカーボンシートポスト10選をご紹介します。

ロードバイク用カーボンシートポストを使うメリット

軽量化ができる

アルミのシートポストの場合、その重量は平均して300~400g程度のものが多く見受けられます。

一方、カーボンシートポストでは重量が平均して200g程度で、アルミのシートポストより大幅に軽量化できます。

ロードバイクにおける100~200gは大きな差ですので、軽量化のためのシートポスト交換は有効な手段の一つです。

見た目が引き締まる

シートポストは常に人目に触れる部分ですので、思ったよりも目立つパーツにとなっています。

そのシートポストを変更することは性能面だけでなく、見た目のグレードアップにもつながります。

カーボンはスポーティな印象を与え、ロードバイクのデザイン全体が引き締まって見えるためおすすめです。

ダンシングがより軽快に

カーボンシートポストによる軽量化は、ロードバイク全体でみると結果的に低重心化につながります。

ロードバイクの重心が下がるとハンドル操作が軽く機敏になり、ダンシング時に操作がしやすくダイレクト感が向上します。

特に、ヒルクライムの際にはダンシングすることも多々ありますので、シートポスト交換の恩恵をフルに受けることが可能です。

ロードバイク用カーボンシートポストを使うデメリット

価格が高い

アルミ製のシートポストに比べて、値段が高い傾向にあるのがカーボンシートポストのデメリットです。

素材のコストや加工の難しさを考慮すると仕方がないのですが、アルミの2~3倍することもあるため注意が必要です。

ただし、値段を差し引いても交換する価値は十分にありますので、カスタマイズの優先順位では上位に入ります。

振動吸収性はあまり変わらない

カーボンは金属に比べてしなりがあるため、振動吸収性がアルミ製シートポストより優れるといわれています。

ただし、実際乗って違いが分かるほどの差はなく、サドルやタイヤ、ホイールを変えたほうが違いは明白です。

振動吸収性向上が目的なのであれば、カーボンシートポストに変えても大きな変化は感じられない可能性があります。

耐久性では信頼に不安がある

軽量かつ剛性も高いカーボンシートポストですが、アルミ製に比べると耐久性に欠ける点がデメリットです。

特に、メジャーなメーカーではない商品は信頼性に欠ける部分があり、場合によっては破損の恐れもあります。

カーボンシートポストを購入するのであれば、ただ値段で選ぶのではなくメーカーをよく確認して購入することをおすすめします。

ロードバイク用カーボンシートポストの選び方

サイズをよく確認する

シートポストの長さや直径は製品によって様々なので、よく確認しないで買うと自身のロードバイクに適合しない可能性があります。

あらかじめ、自身が既に使っているシートポストのサイズを測定しておき、それに近似したシートポストを選ぶのがおすすめです。

シートポストは走行中の姿勢に直結する重要なパーツの一つなので、購入の際にも慎重に選ぶ必要があります。

ポジション調節機能で選ぶ

シートポストのクランプ部分には、サドルの角度や前後位置を調節するための機能があります。

ポジションが細かく調節できるシートポストは、ベストなポジションを決める上で大きなアドバンテージがあります。

また、ラチェットで簡単に調整できるものや、ボルトで固定する必要があるものなど様々ですので、メンテナンス性も重要です。

メーカーで選ぶ

シートポストは走行する上で非常に重要なパーツであり、万が一破損があった際には大事故につながる恐れがあります。

ネットでは安価なカーボンシートポストも散見されますが、やはり信頼を買う意味でもメジャーなメーカーの商品がおすすめです。

ロードバイクのパーツを数多く手掛ける「DEDA」や「SHIMANO」、「EASTON」は信頼度も高いと言えます。

値段はやや高いかもしれませんが、これらのメーカーが販売しているカーボンシートポストを購入するのが無難です。

ロードバイク用カーボンシートポストの価格帯

軽量で耐久性も高いカーボン製のシートポストは、アルミ製のものに比べるとやはり高額の商品が多いです。

ネットでは5千円程度で買えるカーボンシートポストも存在しますが信頼性の高いメーカーの商品は、2~3万円が相場と言えます。

安心と性能の両方を買うといった意味でも、このくらいの値段のものを検討することをおすすめします。

ロードバイク用カーボンシートポストおすすめ10選

メーカー・製品名重量シートポスト長サイズ(直径)

DEDA スーパーゼロ

215g

350mm

27.2mm、31.6mm

DEDA スーパーレジェロ

175g

350mm

27.2mm、31.6mm

SHIMANO PRO DISCOVER カーボン シートポスト

205g400mm27.2mm、31.6mm

Zipp SL Speed カーボンシートポスト

172g400mm27.2mm、31.6mm

EASTON EC70シートポスト

225g

350mm

27.2mm

EASTON EC90 SL シートポスト

195g350mm27.2mm

Cannondale HollowGram SL 27 KNOT Carbon Seatpost

162g330mm

記載なし

onebyESU カーボンマガタマシートポスト

207g330mm27.2mm、31.6mm

FSA K-FORCE SB25

210g350mm27.2mm、31.6mm

RITCHEY WCS CARBON 1BOLT シートポスト

185g

350mm、400mm

27.2mm

【DEDA】
スーパーゼロ(SZPOBN27N)

引用:Amazon

重量は215gと非常に軽量で、かつ信頼性が高いDEDAのシートポストですので、安心して交換できます。

また、シートポストヘッドにある調整ネジで簡単にサドルの傾斜角を微調整できる点もおすすめです。

価格も2万円前半と、カーボンシートポストの中では比較的手に入りやすい部類の商品となっています。

重量215g
シートポスト長350mm
サイズ(直径)27.2mm、31.6mm

【DEDA】
スーパーレジェロ(SLSPZ27POB)

DEDAのフラッグシップモデルでカーボンシートポストの中でも非常に軽量な部類に該当します。

スーパーレジェロとは、イタリア語で「超軽量」を意味する「スーパーレッジェーラ」から来ています。

とにかく軽量で、高品質なカーボンシートポストを検討しているといった方に特におすすめできる商品です。

重量175g
シートポスト長350mm
サイズ(直径)27.2mm、31.6mm

【SHIMANO PRO】
DISCOVER カーボン シートポスト

引用:Amazon

国産メーカーSHIMANOのカーボンシートポストで、非常に軽量かつ汎用性の高い商品となっています。

制振性や衝撃の吸収を考慮した設計となっていてグラベルライドにも対応している点が特徴です。

荒れた路面や、舗装されていない道もロードバイクで走りたい方に特におすすめしたいのがこちらのシートポストです。

重量205g
シートポスト長400mm
サイズ(直径)27.2mm、31.6mm

【Zipp】
SL Speed カーボンシートポスト(00.6818.021.007 )

引用:Amazon

重量僅か172gとカーボンシートポストの中でも最軽量クラスに該当する、Zippのフラッグシップモデルです。

ただ軽量なだけでなく、クランプ部分にチタンを使うことで高い振動減衰性能も併せ持ちます。

また、クランプは2ボトルシステムでサドルを簡単に調整することも可能ですので、自身の最適なポジションに合わせられます。

重量172g
シートポスト長400mm
サイズ(直径)27.2mm、31.6m

【EASTON】
EC70シートポスト(EA8023027)

シートの傾斜角と前後位置調整機構が独立しており、細かな調整がしやすいのが特徴のシートポストです。

ヤグラ部分までカーボンでできているため、見た目も質感が高く、デザイン面へのこだわりも感じられます。

重量は225gとカーボンシートポストの中では特別軽いわけではありませんが、信頼性の高さと調整のしやすさでおすすめです。

重量225g
シートポスト長350mm
サイズ(直径)27.2mm

【EASTON】
EC90 SL シートポスト(EC90SL SP)

基本的な構造や性能はEC70と同様ですが、さらに軽量化が施されたモデルとなっています。

EC70と共通の調節機構を持っているため、フィッティングのしやすさが特徴のシートポストです。

EC70より値は張りますが、より軽量で高性能なものにしたいといった方にはこちらの方をおすすめします。

重量195g
シートポスト長350mm
サイズ(直径)27.2mm

【Cannondale】
HollowGram SL 27 KNOT Carbon Seatpost(K2601015)

独特な形状と圧倒的な軽さが特徴のエアロタイプのカーボンシートポストで、Cannondaleのロードバイクをお持ちの方におすすめです。

空力だけでなく振動吸収性にも優れていて、路面からの突き上げや凸凹による振動を見事にいなしてくれます。

値段はやや高価ですが、その分純正品から交換した時の違いは絶大ですので、非常におすすめです。

重量162g
シートポスト長330mm
サイズ(直径)記載なし

【onebyESU】
カーボンマガタマシートポスト

引用:Amazon

独特なエアロ形状を持つカーボンシートポストで、シェイプした部分には勾玉をイメージした形の肉抜きがされているのが特徴です。

onebeESUは聞き慣れない方も多いかもしれませんが、自社にてフレーム開発も行っている国内メーカーです。

そのため、日本人の体型に適したパーツとなっていて、高い品質も兼ね備えているためおすすめです。

重量207g
シートポスト長330mm
サイズ(直径)27.2mm、31.6mm

【FSA】
K-FORCE SB25(192-0024005030)

引用:Amazon

210gと十分に軽量で、かつサドル取り付けの調整がしやすいのが特徴のカーボンシートポストです。

ヤグラ部分は鍛造アルミでできているため、サドルをしっかりと固定し、安定感も十分にあります。

カラーリングも独特なため、性能だけでなく見た目でも妥協したくない方に特におすすめのシートポストです。

重量210g
シートポスト長350mm
サイズ(直径)27.2mm、31.6mm

【RITCHEY】
WCS CARBON 1BOLT シートポスト

引用:Amazon

クランプ部分以外はオールカーボンのカーボンモノコックファイバー構造で、非常に軽量な点がおすすめです。

クランプ部分は交換可能で、特殊なサドルレールサイズを持つサドルにも対応できる点も大きなメリットです。

ただし、価格は4万円台半ばと非常に高価な商品ですので、価格はあまり気にせず最高のシートポストを望む方におすすめします。

重量185g
シートポスト長350mm、400mm
サイズ(直径)27.2mm

まとめ

今回はカーボンシートポストを厳選して紹介しましたが、カスタムする上で実用性と見た目の両方の観点から重要なアイテムです。

ただし、カーボンは扱いを誤ると破損や事故につながる素材ですので、アルミやスチールよりも丁寧に扱うことが求められます。

バイクをとことん軽量化したい方、見た目をもっとかっこよくしたい方のどちらにもおすすめですので検討いただければ幸いです。

紹介アイテム一覧

ロードバイク用カーボンシートポストの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

DEDA
スーパーゼロ(SZPOBN27N)
DEDA
スーパーレジェロ(SLSPZ27POB)
SHIMANO PRO
DISCOVER カーボン シートポスト
Zipp
SL Speed カーボンシートポスト(00.6818.021.007 )
EASTON
EC70シートポスト(EA8023027)
EASTON
EC90 SL シートポスト(EC90SL SP)
Cannondale
HollowGram SL 27 KNOT Carbon Seatpost(K2601015)
onebyESU
カーボンマガタマシートポスト
FSA
K-FORCE SB25(192-0024005030)
RITCHEY
WCS CARBON 1BOLT シートポスト
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