ロードバイクはママチャリのようにカゴがついていないため、物を持ち運ぶのに苦労したことがある方もいらっしゃるでしょう。
そのような悩みを解決するには、物を収納できるロードバイク用のバッグを活用することが解決策の一つです。
この記事では、持ち運びしやすいロードバイク用バッグを使うメリットやデメリット、そして選び方のポイントを解説します。
記事の最後には、おしゃれで便利なおすすめバッグ10選もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
ロードバイク用バッグを使うメリット
物をたくさん運べる
ロードバイクに気軽に取り付けられるバッグといえば、サドルバッグやツールケースなどがあります。
サドルバッグはパンク修理キットなどの小型ツールを入れるのには便利ですが、容量が限られてしまう点がデメリットです。
そこで、リュックやメッセンジャーバッグのような身につけられるバッグを活用すると、グッと持ち運べる容量を増やせます。
通勤通学にも便利
感染症対策や健康意識の高まりにより、ロードバイクによる通勤通学が増えてきています。
ロードバイクで通勤通学をされるのであれば、書類や貴重品を収納できるロードバイク向けバッグの活用がおすすめです。
中でもメッセンジャーバッグは、もともと郵便物を運ぶために使われていたバッグのため、書類の収納性が高く、雨から書類を守るべく防水性も優れています。
ロードバイク以外にも活用できる
ロードバイクに直接取り付けるタイプのバッグは、ロードバイクに特化しており他の用途に使うことは難しいでしょう。
ですが、持ち運びしやすいバッグであれば、ロードバイクに乗らない時でも普段用のバッグとして活躍します。
ロードバイク以外でも使える汎用性の高いバッグをお探しであれば、持ち運びやすさも考慮してモデルを選びましょう。
ロードバイク用バッグを使うデメリット
肩に負担がかかる
ロードバイクで持ち運びやすいバッグは、メッセンジャーバッグやバックパックなどの肩にかけるタイプが一般的です。
これらのバッグは荷物を運びやすい一方、長時間着用していると肩に負担がかかりやすく疲労感に繋がるいうデメリットがあります。
荷物が多い方や長時間着用する方は、パッド入りなど肩への負担に考慮したバッグを選ぶようにしましょう。
背中に汗がたまりやすい
ロードバイク向けのバッグは背中と接するため、汗が乾きにくく背中が濡れてしまいやすくなってしまいます。
汗じみが気になるという方は、ドイターなどの背中面にメッシュ素材を使用したモデルがおすすめです。
ただし、背中の汗を完全に防ぐ方法はありませんので、着替えを持っておくのも一つの手段です。
ロードバイク用バッグの選び方
バッグの形状から選ぶ
ロードバイク用として持ち運べるバッグは、主に両肩に背負うバックパックと、斜め掛けのメッセンジャーバッグに大別されます。
バックパックは肩への固定力が高く、左右のバランスが良いメリットがありますが、荷物のアクセス性はあまり高くありません。
一方、メッセンジャーバッグは信号待ちでも簡単に荷物を取り出せる一方、片方の肩にかけるためロードバイクの乗りやすさはバックパックに劣ります。
防水性能をチェック
ロードバイク乗車中はいつ雨に降られるか分かりませんので、荷物が濡れてしまわないように防水性が高いバッグがおすすめです。
一般的に、メッセンジャーバッグは防水性に富んだ素材でフラップが作られており、防水性能が高い傾向にあります。
バックパックの弱点はファスナー部分からの浸水ですので、止水ファスナーが使われているモデルを選ぶと良いでしょう。
容量をチェック
ロードバイク用のバッグのサイズは大小さまざまですので、使い方にあった容量やサイズであることが大切です。
大きすぎるバッグは単に邪魔に感じるだけでなく、サイズに対して荷物量が少ないとバッグの中で荷物が動いてしまいます。
ロードバイク用としてバッグを使う場面を想定して、荷物量にあったサイズのバッグを選びましょう。
メーカー品から選ぶ
ロードバイクで使うバッグは汗や雨で濡れたり、砂埃や擦れなどがたびたび発生するため、作りがしっかりとしたメーカー品がおすすめです。
バックパックでは、メッシュ素材を多く使い通気性を高めた「ドイター」など、アウトドアに強いメーカーが良いでしょう。
おしゃれでかっこいいメッセンジャーバッグであれば、「CHROME(クローム)」や「ビアンキ」などが人気です。
ロードバイク用バッグの価格帯は?
ロードバイク用としておすすめのバッグは、3,000円程度から20,000円近いモデルまで、幅広い価格帯がラインナップされています。
有名メーカーのバッグであれば、基本的に価格が高くなるほど機能性が高くなっています。
バッグを使用する頻度やロードバイクに乗る距離などを考えた上で、予算と比較してモデルを選びましょう。
ロードバイク用バッグおすすめ10選
メーカー・製品名 | 容量 | サイズ | 形状 |
---|---|---|---|
ドイター ウルトラライド 6 | 記載なし | タテ40cmxヨコ18cmxマチ9cm | バックパック |
ドイター レース エアー | 10L | タテ44cmxヨコ26cmxマチ16cm | バックパック |
ZOMAKE アウトドアバッグ 防水 | 25L | タテ41cmxヨコ27cmxマチ20cm | バックパック |
モリト ドライバッグ バックパック | 24L | タテ46cmxヨコ30cmxマチ20cm | バックパック |
ザ・ノースフェイス MARTIN WING 6 L | 6L | タテ44cmxヨコ19.5cmxマチ6cm | バックパック |
OIWAS メッセンジャーバッグ | 17.8L | タテ30cmxヨコ40cmxマチ14.5cm | メッセンジャーバッグ |
CHROME CTZ/シーティーゼット ALL BLACK | 24L | タテ33cmxヨコ55cmxマチ18cm | メッセンジャーバッグ |
adelphos メッセンジャーバッグ | 記載なし | タテ38cmxヨコ48cmxマチ18.5cm | メッセンジャーバッグ |
グレゴリー ティーニーメッセンジャー | 10L以下 | タテ17cmxヨコ22cmxマチ6cm | メッセンジャーバッグ |
ビアンキ ショルダーバッグ | 記載なし | タテ18cmxヨコ29cmxマチ11cm | メッセンジャーバッグ |
【ドイター】
ウルトラライド 6(D6206021-7000)
ドイツのリュックメーカーであるドイターは、ロードバイクに向いているリュックを多数ラインナップしています。
ウルトラライド6は、ショルダー部分をメッシュ素材にし、背面には風の通り道を作ることで、肩や背中に汗が溜まりづらい設計となっています。
ドイターらしいしっかりとした作りながら、シンプルな見た目で軽いリュックタイプのバッグはロードバイクにぴったりです。
容量 | 記載なし |
---|---|
サイズ | タテ40cmxヨコ18cmxマチ9cm |
形状 | バックパック |
【ドイター】
レース エアー(D3207218)
ドイターのレースエアーは、リュックと背中の間に薄手のメッシュパネルを挟み込むことで、背中とリュックが直接触れ合わない構造となっています。
背面の熱気が3方向に排出されることで背中の発汗を最大25%抑制可能で、汗をかきやすいロードバイクにぴったりなバッグです。
バッグの中はスペースが小分けにされており、細かい荷物を分別して収納できる点も好評です。
容量 | 10L |
---|---|
サイズ | タテ44cmxヨコ26cmxマチ16cm |
形状 | バックパック |
【ZOMAKE】
アウトドアバッグ 防水
容量25Lとたっぷりと荷物が入るバッグですが、重量は290gと超軽量で、使用後にはわずか6.7cm×5.5cmに折りたためる便利なモデルです。
バッグの生地に使われているナイロンには防水性に加えて、二層耐摩耗技術を採用し強度も高められています。
カラーラインナップも7色と豊富なため、服装やロードバイクと合わせておしゃれさを演出したい方にもおすすめです。
容量 | 25L |
---|---|
サイズ | タテ41cmxヨコ27cmxマチ20cm |
形状 | バックパック |
【モリト】
ドライバッグ バックパック
バッグ内の荷物を絶対に濡らしたくないという方には、PVCターポリン生地を採用したこちらのドライバッグがおすすめです。
縫い目のないウェルディング加工を施しており、水や泥汚れをシャットアウトします。
バッグの外側も内側も水洗い可能なため、汚れが気になっても衛生的な状態を維持可能です。
イエローやグリーン、グレーなど街乗りでも映えるおしゃれなカラーもラインナップしています。
容量 | 24L |
---|---|
サイズ | タテ46cmxヨコ30cmxマチ20cm |
形状 | バックパック |
【ザ・ノースフェイス】
MARTIN WING 6 L(NM61815)
おしゃれなアウトドアブランドで人気を誇るザ・ノースフェイスのロードバイク向けバッグです。
通気性に優れるエアメッシュの背面を採用し、チェストとウェストに付属しているベルトで固定することで高い装着性を実現しました。
スポーティなデザインですが、ノースフェイスブランドは街中で着用していても全く違和感はありません。
容量 | 6L |
---|---|
サイズ | タテ44cmxヨコ19.5cmxマチ6cm |
形状 | バックパック |
【OIWAS】
メッセンジャーバッグ
シンプルで飽きのこないデザインに加え、10個のポケットを搭載した多機能さが人気なメッセンジャーバッグです。
表面に使われている生地は擦れに強い高強度な600Dポリエステル防水加工素材で、少々の雨でも浸水を気にせずにご使用いただけます。
肩の痛みを和らげる広めのショルダーや、夜間の安全性に配慮した反射ストラップ、大きめのベルクロなど、こだわりポイントも豊富なバッグです。
容量 | 17.8L |
---|---|
サイズ | タテ30cmxヨコ40cmxマチ14.5cm |
形状 | メッセンジャーバッグ |
【CHROME】
CTZ/シーティーゼット ALL BLACK
本格的な機能性を持ちながら、都会でも映えるおしゃれなデザインが人気なCHROME(クローム)のメッセンジャーバッグです。
外側には耐久性、耐水性が高い1050D生地を、内側のライナーには全天候型でミリタリースペックのトラックタープを使用しています。
ロードバイク以外の用途でも十分収納できる24Lの容量を持ち、細かく仕切られたポケットで小さなガジェット類も収納できます。
容量 | 24L |
---|---|
サイズ | タテ33cmxヨコ55cmxマチ18cm |
形状 | メッセンジャーバッグ |
【adelphos】
メッセンジャーバッグ(MBG2)
こちらのメッセンジャーバッグは、ストラップを手前に引っ張るだけで一気に締められ、前傾姿勢のロードバイクでも体にフィットさせられます。
15.6インチのノートパソコンも入る専用ポケットがついており、荷物の多い方でも十分満足いただける容量を持ちます。
アクセスのいいフロント部分には2つの止水ZIP付きポケットもあり、雨が心配な小型デバイスも安心して収納可能です。
容量 | 記載なし |
---|---|
サイズ | タテ38cmxヨコ48cmxマチ18.5cm |
形状 | メッセンジャーバッグ |
【グレゴリー】
ティーニーメッセンジャー
おしゃれなアウトドアメーカーの定番であるグレゴリーの小型メッセンジャーバッグです。
グレゴリーならではの色や柄のラインナップの豊富さが特徴で、利用シーンに合わせて複数お求めになる方も。
小さめの本体に対し、フラップは大きめのベルクロ式を採用した可愛らしいデザインに仕上がっています。
本体はパッド付きですので、精密機器やモバイル製品を入れても安心です。
容量 | 10L以下 |
---|---|
サイズ | タテ17cmxヨコ22cmxマチ6cm |
形状 | メッセンジャーバッグ |
【ビアンキ】
ショルダーバッグ
ロードバイクでも人気なビアンキは、おしゃれなデザインのバッグも展開しています。
ベルクロを開けると、ビアンキの代名詞とも言える鮮やかなチェレステカラーが配置されています。
デュアルテクスと呼ばれる撥水性のある生地を使用しており、多少の雨でもしっかりと弾いてくれて、コンパクトな使い勝手が人気なバッグです。
容量 | 記載なし |
---|---|
サイズ | タテ18cmxヨコ29cmxマチ11cm |
形状 | メッセンジャーバッグ |
まとめ
ロードバイク用として持ち運びやすいバッグを一つでも持っておけば、荷物を積載できないロードバイクの弱点を埋めることができます。
ぜひこの記事をご覧になり、おしゃれで持ち運びやすいロードバイク用のバッグが見つかれば幸いです。
ロードバイク用バッグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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