パターの打感には2パターンあり、樹脂系の素材であれば柔らかく、金属の場合は硬めの打感となります。
ヘッドに使用されている素材やインサートの素材で変わり、好みで使用するパターが分かれます。
打感による扱いやすさはさほど変わりなく、試打を行って打ちやすい感覚のパターが最適です。
今回は打感の硬いパターについて詳しく解説し、おすすめの商品をご紹介していきます。
打感の硬いパターは金属が多く、ヘッドがスタイリッシュで見た目も良いため人気があります。
目次
打感の硬いパターを使うメリット
打音が心地よい
打感の硬いパターは柔らかい打感のパターに比べて金属を使用していることが多く、インパクト時に金属の心地よい音が響きます。
打音はストロークや力の強さで大きさも変わるので、距離感を合わせる1つの目安とすることも可能です。
静寂なグリーン上で響き渡る打音はゴルフを楽しくする要素であり、パーやバーディーを決めると硬めのパターに愛着が湧きます。
打音などはパターによってさまざまな音がするので、試打することがおすすめです。
スタイリッシュなモデルが多い
インサートに柔らかい素材が無く、金属で加工されたままのモデルが多いので、単色で統一されスタイリッシュで人気です。
ピン型やネオマレット型にもシンプルなモデルが多く、有名な硬めなパターにはスコッティキャメロンがあります。
多くのプロも使用しているモデルがお好きな方は、ツアーの中継や動画を参考にすることをおすすめします。
長期的に使用できる
柔らかい素材を使用していないので、凹んだり傷つくことが少なく、経年劣化も少ないため長期的に使用することが可能です。
モデルの変化が行われると最新のテクノロジーを備えていない場合がありますが、劣化したグリップを交換すれば長持ちします。
ピン型は特に形が変わりにくく、流行りなどがないので、コストパフォーマンスにも優れています。
打感の硬いパターを使うデメリット
太陽光の照り返しがある
金属を使用していて見た目が良い反面、日差しが強いとアドレスに入る角度によっては太陽光が反射してしまいます。
パッティングには集中力が求められますが、光の反射によって視界がボケることがあれば真っ直ぐ打ち出すことが難しいです。
特に鏡加工のパターは光の反射が強く、打音や特別感はあるものの、パッティング時の集中力が欠ける場合があります。
弾く感覚に近い
打感はゴルファーによって好みがありますが、フォース面が金属製で打感が硬いパターは弾く感覚になります。
貫通モーメントが低いので、ドライバーのようなつかまる感覚やボールの凹みを感じることは少ないです。
パッティング時にフェースに乗せるような感覚がある柔らかい樹脂素材を使用したパターとは感覚が異なるので、試打がおすすめです。
打感の硬いパターおすすめ5選
【タイトリスト】
スコッティキャメロン
こちらは世界的に有名なパターの1つで、タイムレスなデザインとクラシック形状が融合しています。
パフォーマンスを最大限に活かせるウェイトや、硬い打感を生むミルドステンレススチール構造をしているのが特徴です。
米国で丁寧に削り出し加工を行い、日本でハドラスガラスコーティングを施しています。
コーティングには防傷、撥水、光沢、防錆などの効果があり、長期にわたり使用することが可能です。
【タイトリスト】
スコッティキャメロン PHANTOM X(742RA34J)
こちらはスコッティキャメロンのネオマレット型で、ヘッドには303ステンレススチールを採用しているパターです。
ツアーなどでプロからの評価の高いフェースバランスに近い設計をしています。
ヘッドは削り出しを行ったソリッドなフェースで、ソールにはアルミニウム、ウェイトにはステンレススチールを採用しています。
【ピン】
ANSER 2
こちらは打感が硬い17-4タングステンを採用し、打感が手元に伝わりやすい柔らかなpp58のグリップを使用しているパターです。
ピン型で細いですが、フェースの長さに特徴があり、トゥとヒールの重量配分が良く、ミスヒットにとても強い構造となっています。
ヘッドがブラック使用で、ターゲットに合わせやすいマークが際立ち、太陽光を反射することなく構えやすい形状です。
【オデッセイ】
STROKE LAB(73004P3302)
こちらはオデッセイのネオマレット型で、ヘッドにはステンレススチールを採用した打感の硬いパターです。
フェース面にあるマイクロヒンジインサートは、高めの打音としっかりとした打感を実現します。
ヘッドが大きいため貫通モーメントが高くなり、ミスヒットも寛容でスコアアップに繋げることが可能です。
全体的にブラックカラーなので、光も反射することなく集中力を維持できます。
【プロファウンドゴルフ】
Intuition Pro
こちらはヘッドにステンレス鋼を採用し、ハイドオレンジテクノロジーを搭載した打感の硬いパターです。
ヘッドに搭載されたオレンジを隠すように構えることで正確な立ち位置となり、ボールを直線的に打ち出すことができます。
ブラックな仕上がりのため、中央の白い線の視認性も高く、正確にボールを捕えることを可能にしています。
まとめ
今回は打感の硬いパターをご紹介しました。
硬めの感触があるパターは金属の削り出しが多く、見た目もかっこいい特徴があります。
金属は光を反射しパッティングに影響を与えるので、鏡加工のようなパターよりも削り出しやブラックなパターがおすすめです。
打感の硬いパターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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