最近では、いろんなパターが販売されています。
なかでも短尺パターを使う方も増えてきていますが、短尺パターには購入にあたっていくつかの注意点があります。
なぜならシャフトが短いので、合う合わないが分かれるからです。
この記事では、31インチパターのメリットとデメリットを解説し、パターの選び方とおすすめパターを紹介します。
この記事を読むと、自分に合うパターを見つけることができ、スコアアップにつながります。
目次
- 1 31インチパターを使うメリット
- 2 31インチパターを使うデメリット
- 3 31インチパターの選び方
- 4 31インチパターおすすめ10選
- 4.1 【オデッセイ】TEN TRIPLE TRACK SLI(73010W3100)
- 4.2 【オデッセイ】2-BALL TEN TRIPLE TRACK SLIM
- 4.3 【オデッセイ】TRI-HOT 5K 2023モデル マレット型
- 4.4 【オデッセイ】STROKE LAB #7 SLIM
- 4.5 【ピン】 2023 PUTTER DS72
- 4.6 【ピン】2023 PUTTER TOMCAT 14
- 4.7 【ピン】スコッツデール TRパターパイパー C
- 4.8 【ゼクシオ】ミルド パター レディス(PXX11MLTL)
- 4.9 【ピン】G Le3 LOUISE パター レディース
- 4.10 【オデッセイ】 トライビーム パター ダブルワイドCS
- 5 まとめ
31インチパターを使うメリット
細かい動きやタッチが合わせやすい
31インチパターは、シャフトが短いので繊細な動きや力のコントロールがしやすいです。
パターは、狙ったところに真っ直ぐ打つことが重要なので、大きいメリットとなります。
基本的に短いほど操作性が優れるので、ブレが少なく狙った方向に打ち出すことができます。
ボールの真上に目線がくる
31インチのパターは、シャフトが短いので目線がボールの真上にきます。
真上に目線がくると、ボールの中心を見ながら打つことが可能です。
ラインを取りやすく左右のブレが少なくなり、カップに向かって真っ直ぐ打つことができます。
シャフトが短いので振りやすく芯に当たりやすい
クラブ全般に言えることですが、シャフトが短ければ短いほど扱いやすくなります。
なので芯で打つ確率が高くなり、より再現性を実現でき、真っ直ぐ打つことが可能です。
パターは、芯に当てることが大切なクラブで少しでも芯を外すと右や左にいってしまったり、距離がショートしてしまったりします。
31インチパターを使うデメリット
手打ちになってしまう
どうしても手で調整しやすいため手打ちになってしまい、体を使わないストロークになってしまいます。
ショートパットでは手だけでもいいかもしれませんが、距離が長いパットで手打ちだとミスも出てしまいます。
なので、短いシャフトでも手打ちをしないように、全身で打つことを意識することが大切です。
種類が少ない
パターの長さは、一般的に33インチから35インチと言われています。
31インチのような短尺なパターは品数が少なく、物によっては32、33インチからの長さしかないパターも多いです。
31インチになってくると、レディース用のパターで売られてることがあります。
ですが、パターに関してはレディース用をメンズが使っても問題ありません。
距離が出ないのでロングパットが難しい
31インチのパターでは、どうしても短くて軽いパターになってしまうので、ボールが転がりにくいです。
距離のあるロングパットは、結構強めに打たないと届かないこともあるので、対策が必要です。
対策としては、パターのヘッドに鉛を貼って重くするか、シャフトを軽いものにする方法があります。
そうすると必然的にヘッドが重くなるので、少ない力で遠くまで転がすことができます。
31インチパターの選び方
ヘッドの形状
ヘッドの形状には、主にピン型、L字型、マレット型、ネオマレット型があります。
それぞれ種類によって特徴がありますが、ゴルフの店頭で試し打ちすることができるので打ちやすいものや自分に合ったものを選ぶことが大切です。
どうしても迷った時は、ヘッドの重いものを選択するといいです。
短尺パターは、クラブが軽くなり安定感があまりないので、ヘッドが重いマレット型かネオマレット型をおすすめします。
ネックの形状
ネック形状にもいくつかの種類があります。
シャフトが折り曲げられているベントネック、カギ型のクランクネック、ヘッド中央にシャフトがつけれているセンターシャフトがあります。
その中でおすすめするのは、ベントネックです。
直接ヘッドにシャフトが装着されているため重心位置が低く、フェース面が構えた時に見やすいのが特徴です。
低重心のため真っ直ぐストロークしやすいのと捕まりやすいので、右に打ち出してしまった時にカバーできます。
グリップ
グリップが軽いとヘッドの重みを感じやすいので安定感が増します。
太さですが、太いグリップは手の動きが制限されるので、慣性さで真っ直ぐ引いて真っ直ぐ打つタイプに合います。
また太いグリップは、手打ちになりにくいので短尺パターにも合い、ヘッドの重いマレット型、ネオマレット型との相性もいいです。
逆に、細いグリップは包み込むように握って手で操作しやすいタイプなので、短尺のパターには合わないことがあります。
しかし、人によって手の大きさも打ちやすさも違うので、あくまでも参考程度に留めておくといいでしょう。
メーカー
パターはいろんなメーカーが展開されています。
有名どころであればオデッセイ、スコッティキャメロン、テーラーメイド、ピン、ゼクシオなどが挙げられます。
オデッセイとピンは初心者向けで比較的価格が安いですが、スコッティキャメロンは値段も結構するので上級者タイプです。
また、スコッティキャメロンやテーラーメイドはツアープロ用のモデルも多いため、31インチのクラブが少ないです。
価格帯
価格帯はメーカーによってもばらつきがあります。
同じメーカーでもピンキリですが、大体新品で安いものだと10,000円から15,000円、高いものだと50,000円近くするものもあります。
パターは値段が高ければいいというものでもないので、しっかり自分に合ったパターを選ぶことが大切です。
31インチパターおすすめ10選
メーカー・製品名 | ヘッドの形状 | ネックの形状 | グリップ |
---|---|---|---|
オデッセイ TEN TRIPLE TRACK SLIM | ネオマレット | ベントネック | 76g |
オデッセイ 2-BALL TEN TRIPLE TRACK SLIM | ネオマレット | ベントネック | 61g |
オデッセイ TRI-HOT 5K 2023 | ネオマレット | ベントネック | 選択可 |
オデッセイ STROKE LAB #7 SLIM | ネオマレット | ベントネック | 89g |
ピン 2023 DS72 | マレット | ベントネック | 選択可 |
ピン 2023 TOMCAT 14 | ネオマレット | ベントネック | 選択可 |
ピン スコッツデール TR パイパー C | マレット | センターシャフト | 92g |
ダンロップ ゼクシオ ミルド パター レディス | マレット | ベントネック | 73.5g |
G Le3 LOUISE パター レディース | マレット | スラントネック | 選択可 |
オデッセイ トライビーム パター ダブルワイドCS | マレット | ラケットホーゼル | 選択可 |
【オデッセイ】
TEN TRIPLE TRACK SLI(73010W3100)
ヘッドの形状は、ネオマレット型で重みを感じつつヘッドの上面に線が書いてあり、ストレートに打ちやすくなっています。
ボールの真上から見る31インチのパターとの相性もいいです。
グリップは多少重量があり、気になる方はグリップの交換をおすすめします。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 76g |
【オデッセイ】
2-BALL TEN TRIPLE TRACK SLIM
ヘッドの上面にボールのアライメントが配し、同じく真っ直ぐストロークしやすいです。
特徴としては、フェースにマイクロヒンジスターインサートを搭載しています。
高い打球音としっかりとした打感が特徴で、硬めの打感が欲しい方はこちらのパターはおすすめです。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 61g |
【オデッセイ】
TRI-HOT 5K 2023モデル マレット型
このパターは、浅重心設計されていています。
ヘッド前方に重いタングステン、ヘッド後方には軽いアルミを使用していてヘッド前方の重量は全体の80パーセントを占めています。
ヘッド前方に重心を持ってくることでより安定感ができ、方向も距離もブレることがなく、ストロークしやすいです。
またこちらはカスタムパターになっていて、シャフトやグリップの変更可能です。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 61g(カスタム変更可能) |
【オデッセイ】
STROKE LAB #7 SLIM
このクラブの特徴は、フェース面にホワイト・ホット・マイクロヒンジ・インサートというものを搭載しています。
ボールの転がりが安定し、綺麗な順回転で転がるのが特徴的です。
またシャフトが通常のものより40g軽く、75gになっていてその分ヘッドとグリップ側に配分されています。
ヘッド重量があり、より安定なストロークができるようになっています。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 89g |
【ピン】
2023 PUTTER DS72
個人的にはルックスが好みで、シルバーとブラックの配色で2色のコントラストになっていてとてもかっこいいデザインです。
特徴的なのがトップレール部分が分厚くなっているのでヘッド重量もあり、おすすめです。
同じピン 2023 PUTTERでDS72Cというモデルがありますが、そちらはセンターシャフトになっているのでご購入の際はご注意ください。
ヘッド形状 | マレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 83g(カスタム変更可能) |
【ピン】
2023 PUTTER TOMCAT 14
このクラブはDS72と同じモデルですが、ヘッド部分が少し違いこちらの方がヘッドの重量が380gもあり比較的重いタイプになります。
ヘッドが重いので、ストロークの安定感が増します。
ですが、力のない方や女性の方にとっては、少し重すぎるかもしれないので注意が必要です。
ヘッド形状 | ネオマレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 83g(カスタム変更可能) |
【ピン】
スコッツデール TRパターパイパー C
オーソドックスなタイプであまり癖がなく、色んな方に合うパターです。
こちらは、ネック形状がセンターシャフトになります。
特徴としては、フェースのインサートがかなり大きめで、芯と芯以外のところの溝の深さが違うTR溝を使用しています。
多少ミスヒットでも、芯で捉えた時と転がる距離がほとんど変わらないのが特徴です。
ヘッド形状 | マレット |
---|---|
ネック形状 | センターシャフト |
グリップ | 92g(変更可能) |
【ゼクシオ】
ミルド パター レディス(PXX11MLTL)
303ソフトステンレスの削り出し製法を採用しており、ソフトな打感が特徴的です。
また、割とシンプルなクラブで癖が無く、誰にでも合うタイプです。
グリップの重さが73.5gとなっているので、グリップが重い方がいいという方はこちらのクラブはおすすめとなっています。
ヘッド形状 | マレット |
---|---|
ネック形状 | ベントネック |
グリップ | 73.5g |
【ピン】
G Le3 LOUISE パター レディース
こちらは、ショートスラントネックという形状になっています。
ショートスラントネックとは『短い。傾斜したパター』という意味です。
特徴はフェースの開閉が大きくなるタイプで、真っ直ぐストロークする人よりフェースの開閉を利用して打つ方におすすめです。
ヘッド形状 | ミッドマレット |
---|---|
ネック形状 | ショートスラントネック |
グリップ | 80g(カスタム変更可能) |
【オデッセイ】
トライビーム パター ダブルワイドCS
ネック部分がトライアングル形状になっていて、ラケットホーゼルという形状になります。
ラケットホーゼルは、グリップから面に広がって2本の部分で支える構造になっていてミスに強いです。
ブレを抑えてくれてボールの転がりと方向性が安定します。
こちらもカスタム可能でシャフト、グリップと共に選択可能となっています。
ヘッド形状 | マレット |
---|---|
ネック形状 | ラケットホーゼル |
グリップ | 76g(カスタム変更可能) |
まとめ
ショートパットが苦手な方は31インチパターはとてもおすすめです。
ですが、何より自分のストロークに合ったパターを選ぶことが何より大切です。
パターが上手くなりたい方、今のパターがイマイチだなと思う方は是非参考にしてみてください。
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