コットンとポリエステルの混紡生地でできたポリコットンテント。
夏は涼しく冬は暖かいため、4シーズンテントとして人気があります。
ただ、ポリコットンは水に弱いため、長時間雨にさらされると浸水のおそれがあるのが難点です。
今回は、ポリコットンテントの中でも防水性・撥水性にすぐれ、雨キャンプでも安心して使えるモデルをご紹介していきます。
目次
- 1 雨に強いポリコットンテントを使うメリット
- 2 雨に強いポリコットンテントを使うデメリット
- 3 雨に強いポリコットンテントの選び方
- 4 雨に強いポリコットンテントおすすめ10選
- 4.1 【TOMOUNT】ワンポールテント ポリコットンテント
- 4.2 【KingCamp】ワンポールテント ポリコットン
- 4.3 【FIELDOOR】フォークテント280 二股ポール
- 4.4 【DOD】ヤドカリテント(T6-662-GY)
- 4.5 【テントファクトリー】TCワンポールテント(TF-TCP-180V)
- 4.6 【DOD】わがやのテント(T5-869-TN)
- 4.7 【8tail】Mr.PUP 軍幕テント パップテント
- 4.8 【GOGlamping】G・G PUP パップテントTC
- 4.9 【DOD】エイテント(T5-668-TN)
- 4.10 【Soomloom】大人数 4mテント ポリコットン
- 5 まとめ
雨に強いポリコットンテントを使うメリット
結露しにくい
もともと結露しにくいポリコットンテントですが、雨に強いタイプはさらに結露しにくいのが特徴です。
撥水加工を施し生地を厚くするなどして、ポリコットンの性能を最大限引き出しています。
なかでも、インナーがポリコットン、フライシートがポリエステルのダブルウォールタイプは、雨に強いだけでなく、結露はほぼしないでしょう。
火の粉に強い
ポリコットンテント全般にいえることですが、火の粉に強いのはメリットです。
雨キャンプでは、テントのキャノピーの下やタープ下での焚き火が想定されます。
テントに近いところで焚き火をするため、火の粉に強いポリコットンテントであれば気になりません。
さらに、雨に強いポリコットンテントであれば、雨の日でも思う存分焚き火を楽しむことができます。
雨に強いポリコットンテントを使うデメリット
重い
ポリコットンは、コットンが水を吸収し膨張することで隙間をなくし、浸水を防ぎます。
撥水加工されているとはいえ、長時間の雨や大雨の際には水分を含んでくるため、注意が必要です。
ポリエステルやナイロンに比べ重量があるポリコットンは、水を吸収することでさらに重くなります。
大雨が予想される日は、使用を控えたほうがいいかもしれません。
乾燥に時間がかかる
水を含んだポリコットンテントは、結露で水滴がついた状態とはちがい拭き取ることができず、乾燥に時間がかかってしまいます。
タープでテント本体が濡れないようにしたり、ポリエステル性のフライシートがあるテントを選ぶなど、ちょっとした対策を考えるといいでしょう。
雨に強いポリコットンテントの選び方
耐水圧
普通の雨の日に使う傘の耐水圧は、400mm程度といわれています。
そのため、最低でも400mm程度の耐水圧があれば、ちょっとの雨であれば問題なく使用できるでしょう。
耐水圧1500mm以上のポリエステルのような防水の期待はできませんが、タープと組み合わせることで大雨でも水漏れを防ぐことができます。
フロアーシートの有無
雨の浸水は、なにもテントからだけではありません。
フロアーが無いテントであれば、地面は水でビシャビシャになり、不快な思いをすることもあります。
フロアーシートがあれば、雨を気にせずテント内で過ごすことができます。
通常フロアシートの耐水圧は2000mm以上あり、床からの浸水の心配はほぼありません。
必要最低限なサイズ
雨の日は、準備や片付けに何かと手間がかかります。
特にテントは、収納バックに収まるサイズに畳むのも大変になり、ポリ袋に入れて、帰ってから乾燥させるなんてことは当たり前です。
そのため、テントの居住性は大事ですが、使用人数に合わせた必要最低限の大きさのテントを使用することをおすすめします。
雨に強いポリコットンテントおすすめ10選
【TOMOUNT】
ワンポールテント ポリコットンテント
このテント最大の特徴は、跳ね上げた前幕にサイドウォールがついているため、雨の日でも前幕の下で焚き火ができることです。
焚き火台を雨から守るだけでなく、サイドウォールがあるため、横からの雨もさえぎってくれます。
ポリコットンのメリットを生かした、とても優秀なデザインのテントです。
【KingCamp】
ワンポールテント ポリコットン
ソロやデュオに適した、やや小さめのワンポールテント。
テントの形に対応したフロアシートが付いているのが、うれしいポイントです。
フロアシートの耐水圧は3000mmのため、床からの浸水の心配がないだけでなく、バスタブ型になっているため、横からの浸水の心配もありません。
【FIELDOOR】
フォークテント280 二股ポール
耐水圧が428mmと、通常のポリコットンテントよりやや高めなので、安心感があります。
付随したインナーテントはポリエステル製のため、こちらへの浸水の心配はありません。
また、純正で二股ポールがついているため、通常のワンポールテントよりも居住性が抜群に良くなっています。
ソロであれば、十分快適に過ごすことが可能です。
【DOD】
ヤドカリテント(T6-662-GY)
ポリコットンのインナーに、ポリエステル製のフライシートがかけられた、6人用大型テントです。
フライシートの耐水圧は2000mmのため、浸水の心配はまったくありません。
フライシートの前面を跳ね上げれば、リビングスペースをつくることができ、居住性も抜群です。
ファミリーでも雨キャンプを楽しみたい方には、おすすめです。
【テントファクトリー】
TCワンポールテント(TF-TCP-180V)
耐水圧2000mmの独自のポリコットン生地を使用した、防水性抜群のワンポールテント。
入り口にV字型のポールを使用しているため、居住空間が広がるだけでなく、出入りの際に濡れることもありません。
前後にメッシュドアもあるため、通気性もよく結露もしにくくなっています。
【DOD】
わがやのテント(T5-869-TN)
インナーがポリコットン、フライシートがポリエステルの雨に強い仕様になっています。
インナーはワンタッチ式で設営できるため、雨の日でも手間をかけずに設営が可能です。
また、インナーは全面メッシュにもでき、夏でも快適に過ごすことができます。
S、M、Lの3サイズあるので、キャンプスタイルに合わせたサイズを選ぶといいでしょう。
【8tail】
Mr.PUP 軍幕テント パップテント
非常にコスパに優れたパップテント。
通常のポリコットンテントと防水性はかわりませんが、最低限の撥水加工や防水対策は施されています。
コスパに優れているので、タープを購入し組み合わせて使えば、雨でもまったく問題ありません。
【GOGlamping】
G・G PUP パップテントTC
耐水圧700mmの防水性に優れたパップテント。
サイドウォール付きの前面を跳ね上がれば、雨に濡れずに焚き火もできます。
薪ストーブ用の煙突穴やメッシュインナーも付随しているなど、多機能なところもうれしいポイント。
雨音を聞きながら、ゆっくりソロキャンをしたい方に最適なテントです。
【DOD】
エイテント(T5-668-TN)
抜群の居住空間が魅力の家型テント。
屋根部分がポリコットンのため、結露して水がポタポタ落ちてくるようなことはありません。
テント側面とフロアーはポリエステルのため、防水性はばっちりです。
屋根部分も水が流れやすい形状になっており、水がたまる心配がなく、浸水しにくいつくりになっています。
【Soomloom】
大人数 4mテント ポリコットン
居住性に優れた、ファミリー向けの大型テント。
耐水圧は通常のポリコットンテントと変わらないですが、撥水加工が施され、形状も水を流しやすくなっているため、雨でも使いやすいテントです。
フロアシートは取り外し可能なため、季節や天候に合わせてキャンプスタイルをかえることもできます。
まとめ
メリットいっぱいのポリコットンテントですが、雨でも使えれば言うことありません。
雨でもキャンプを楽しむためにも、雨に強いポリコットンテントの購入を考えてみてはいかがでしょうか。
雨に強いポリコットンテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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