暑い夏には、涼しい川遊びが大人気ですよね。
ついつい夢中になって長時間あそんでしまいがちですが、体が冷えすぎてしまうことによる”低体温症”には、十分注意しなければなりません。
命に関わることもある低体温症を防ぐためには、ウェットスーツを着用することが有効といわれています。
そこで今回は、川遊び向けウェットスーツおすすめ10選と題し、メリット・デメリットとともに選び方をご紹介いたします。
川遊びを安全に楽しむためにも、ぜひ最後までご覧になって下さい。
目次
- 1 川遊び向けウェットスーツを使うメリット
- 2 川遊び向けウェットスーツを使うデメリット
- 3 川遊び向けウェットスーツの選び方
- 4 川遊び向けウェットスーツおすすめ10選
- 4.1 【ZEAK】ウェットスーツ メンズ フルスーツ(ZSM3LLB)
- 4.2 【BILLABONG】フルスーツ ウェットスーツ(BB018-012)
- 4.3 【AIRFRIC】ウェットスーツ メンズ(SLINX-F)
- 4.4 【VEOBIKE】ウェットスーツ チェストジップ(E-21ws01)
- 4.5 【MORGEN SKY】ウェットスーツ レディース スプリング(MY072)
- 4.6 【Roxy】ウェットスーツ フルスーツ(ERJW103074-kvj0)
- 4.7 【FELLOW】ウェットスーツ タッパー レディース
- 4.8 【MORGEN SKY】ウェットスーツ キッズ(R001)
- 4.9 【Lakkune】ウェットスーツ キッズ
- 4.10 【VEOBIKE】ウェットスーツ 子供用
- 5 まとめ
川遊び向けウェットスーツを使うメリット
海のダイビングで使うイメージのウェットスーツですが、川遊びでのさまざまなウォータースポーツにも適したアイテムといえます。
ウェットスーツを使うメリットとして具体的には、以下の3点が挙げられます。
- 優れた保温力がある
- 浮力が期待できる
- ケガから身を守れる
優れた保温力がある
つめたい川の中では、陸上よりも数十倍の早さで体温が奪われるため”低体温症”にならないための対策は不可欠です。
ウェットスーツの生地は、防水性や保温力に優れたネオプレーンゴムといわれる素材でできているため、体温が急激に低下することを防いでくれます。
ですから、ウォータースポーツにおいて水中で活動する時間がおおい場合は、ラッシュガードよりもウェットスーツの方が安心できます。
浮力が期待できる
ウェットスーツのネオプレーン生地は、発泡合成ゴムの性質をもっているため空気を多く含み、それが浮力効果にもつながります。
一般的に、着用すると体重の約3%~5%前後の浮力効果が期待できるといわれ、その生地が厚いほど浮力も高くなります。
着用するだけで十分な浮力を得られることは、水難事故の多い川遊びのアイテムとして優秀なことが分かりますね。
ケガから身を守れる
ウェットスーツは、外的な安全対策としても有効といえます。
なぜなら、ネオプレーン生地は丈夫で耐久性が高いため、尖った枝や岩に接触してもやぶれにくく、ケガから身を守れるからです。
着用すると肌が露出することも防げますので、本格的なウォーターアクティビティで擦り傷やひっかき傷が心配な場合は着用しましょう。
川遊び向けウェットスーツを使うデメリット
ウェットスーツを使うデメリットとしては、以下の2点が挙げられます。
- サイズ選びの難しさ
- 着脱しにくい
サイズ選びの難しさ
ウェットスーツは体にフィットすることで、保温力や浮力効果を得られますが、適正なサイズを選ぶ難しさがデメリットともいえます。
体に対して小さすぎるウェットスーツは着脱しにくいばかりか、水中での呼吸が苦しくなりますので、注意が必要です。
オーダーメイドもひとつの選択肢ですが、ほとんどのウェットスーツは、細かくサイズ表示されていますので、体型に合った製品を選びましょう。
着脱しにくい
ウェットスーツの着用に慣れていない場合は、着脱のしにくさもデメリットといえるのではないでしょうか?
ウェットスーツに腕や足を入れるときは、あらかじめ水を入れておいたり、シリコンスプレーを使い滑りやすくすると、比較的スムーズに着用できます。
脱ぐときには、ウェットスーツをひっくり返しながら要領よく、順番に脱ぐと失敗がありませんので、ぜひ参考にしてみて下さい。
川遊び向けウェットスーツの選び方
形状でえらぶ
ウェットスーツには、数種類の形状があり用途に応じて選べます。
フルスーツといわれる長袖・長ズボンタイプは、保温力が最もたかく寒い季節はもちろんのこと、長時間のアクティビティにも適しています。
シーガルは半袖・長ズボンタイプで、上半身が動かしやすく、春先や初夏など気温は暖かいけれど水温が低い季節におすすめのスーツ。
スプリングは半袖・半ズボンタイプで、気温や水温がともに暑い季節や、激しいアクティビティで体を動かすときに適したスーツです。
他にも、ジャケットやボレロ、タッパーといった形状があります。
素材や生地でえらぶ
ウェットスーツの素材や生地も、選ぶ際には注目したいポイントです。
ジャージ素材は、耐久性にすぐれ伸び縮みしやすいですが、保温効果はやや低い傾向にあります。
ラバー素材は、撥水性がたかく保温力に優れているので、気温や水温がひくい季節におすすめ。
裏地が起毛のウェットスーツは、衣服と同様にたかい保温効果が期待でき、真冬の川釣りにも適しています。
裏地がジャージ生地のスタンダードタイプは、高い伸縮性で着脱しやすく、激しいアクティビティの邪魔になりません。
厚みでえらぶ
ウェットスーツには大きく分けて、3mm・5mm・6,5mmと3種類の厚さがあります。
3mmのウェットスーツは動きやすい点がメリットですが、保温効果は下がるため、水温が28度以上の暑い季節に着用します。
5mmは最もスタンダードな厚さで、季節を問わず幅広く着用できる点がメリットで、はじめて購入される場合はこちらがおすすめ。
6,5mmのウェットスーツはロクハンとも言われ、かなり厚手の生地により保温力が最も高く、寒い季節にも着用できる点がメリットです。
川遊び向けウェットスーツおすすめ10選
【ZEAK】
ウェットスーツ メンズ フルスーツ(ZSM3LLB)
こちらのスーツは、真冬以外の季節で着用できるスーツです。
ボディ部分は3mm・アーム部分は2mmの厚さの生地を使用しており、腕まわりをスムーズに動かせるため、激しいアクティビティにも適しています。
日本人の体型にフィットする設計で、着脱がスムーズにできるバックジップタイプですので、はじめて着用される方にもおすすめです。
【BILLABONG】
フルスーツ ウェットスーツ(BB018-012)
春・夏用として着用できるフルスーツです。
柔らかく伸縮性にすぐれた生地で体へのフィット性が高く、さまざまなウォータースポーツで快適な着心地を提供してくれます。
着用時の肌への負担を減らすため、フラットな縫製を施し不快感が少ないので、ウェットスーツが苦手な方にもおすすめです。
【AIRFRIC】
ウェットスーツ メンズ(SLINX-F)
こちらのスーツは、3mmのフルスーツ・半袖・裏起毛、5mmのフルスーツ・レディース用とさまざまなタイプのラインナップで展開しています。
スタイリッシュなデザインで、世代や性別を問わず着用できる点が魅力。
生地にナイロン素材が含まれており、やわらかく伸縮性に優れ、アウトドアシーンを問わずに活躍するスーツです。
【VEOBIKE】
ウェットスーツ チェストジップ(E-21ws01)
3mmのチェストジップのフルスーツは、開口部がひろく着用時のストレスが少ないことで人気があります。
袖まわりや首まわりの生地は、柔らかいスキン素材を採用し柔軟性にすぐれており、動作の邪魔になりません。
さらに膝パットも備えており、キャニオニングやシャワークライミングで着用しても安全性を確保してくれるスーツです。
【MORGEN SKY】
ウェットスーツ レディース スプリング(MY072)
夏の季節に活躍する、2mmのスプリング・レディース用です。
ストレッチ性に優れた生地で、アウトドアシーンを選ばず動きやすく、UVカット加工を施しているので女性が気になる紫外線対策もばっちり。
コストパフォーマンスが高い点も魅力で、1枚もっているだけで、川遊びのみならず海やプールと幅広く活躍してくれるスーツです。
【Roxy】
ウェットスーツ フルスーツ(ERJW103074-kvj0)
Roxyのウェットスーツは、デザイン性の高さは言うまでもなく、ナイロン素材が含まれた生地を採用し体へのフィット感が優れています。
他にもロングスプリングや、多機能なウェアなどを幅広く展開していますので、季節や用途に応じて選びましょう。
ウォーターアクティビティにはかかせない1着を、失敗せずに購入したい方にはRoxyのアイテムをおすすめします。
【FELLOW】
ウェットスーツ タッパー レディース
季節を問わず汎用性がたかい、3mmのタッパー・レディース用です。
プロサーファーにも愛用されるほどのストレッチ性と着心地のよさが魅力で、水の侵入をふせぐ構造で縫製され保温効果もバツグン。
フルスーツの着用は必要ないけど、ラッシュガードでは不安…といったシーンなどにおすすめできるアイテムが、こちらのタッパーです。
【MORGEN SKY】
ウェットスーツ キッズ(R001)
さまざまな川遊びで着用できる、2,5mmのキッズ用のフルスーツです。
こちらのスーツは、撥水性のたかいジャージ生地とネオプレーン生地を三層にして縫製しており、柔軟性・保温性ともに優れています。
肌にあたる裏地はジャージ生地で、普段フルスーツを着用しない子供でも着脱がスムーズにしやすく、親としても嬉しいポイントですね。
【Lakkune】
ウェットスーツ キッズ
アウトドアで映える、鮮やかなデザインのこちらのスーツは、2,5mmのネオプレーン生地を採用したキッズ用フルスーツです。
ロングバッグジップを備え、子ども一人でもスムーズな着脱ができる点も魅力。
日差しが強い日でも安心な、UPF50+の紫外線対策が施されているので、シュノーケリングをメインに予定されるときにもおすすめします。
【VEOBIKE】
ウェットスーツ 子供用
フルスーツほどの締め付けがない、3mmのスプリング・キッズ用です。
排水性にすぐれた生地で、水から出たあとの不快感を軽減し、腕や足が露出していることで、子供がいやがる拘束感が少ない快適なスーツです。
丈夫な生地はアウトドアにおける擦り傷などのケガから、小さな体を守ることにも役立ちますね。
まとめ
水中で遊んでいた子供の唇が紫色になってしまった…、というご経験は誰しもあるかと思いますが、実は低体温症の初期症状といわれています。
せっかくの川遊びを安全なものにするためにも、そういった危険を念頭におきつつ、ウェアなどの装備をしっかりして楽しみたいものですね。
川遊び向けウェットスーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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