デスク周辺にパソコンを置く際、ケース選びを間違えると置き場所に非常に困ります。
特に、省スペースの環境に大きいPCケースを購入してしまうと、置けない可能性も。
そこでピッタリなのがスリムなタイプのPCケースで、これであれば大抵のデスク環境にフィットしてくれます。
本記事では、薄型PCケースのメリットやデメリットについてや、おすすめ商品を紹介。
コンパクトな商品を探している人は、是非参考にしてみて下さい。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 薄型PCケースを使うメリット
- 2 薄型PCケースを使うデメリット
- 3 薄型PCケースおすすめ10選
- 3.1 【Thermaltake】Core G3(CA-1G6-00T1WN-00)
- 3.2 【Gaetooely】A07(500115760A2)
- 3.3 【サイズ】Micro-ATXスリムPCケース OTTER
- 3.4 【NEW LEAGUE】ANSWER V1
- 3.5 【KEIAN】MicroATX/ITX対応スリムPCケース(KX-M01)
- 3.6 【SilverStone】MILOシリーズ(SST-ML09B)
- 3.7 【SilverStone】RAVENシリーズ(SST-RVZ02B)
- 3.8 【Silverstone】Raven Zシリーズ(SST-RVZ03B)
- 3.9 【SilverStone】Fortressシリーズ(SST-FTZ01S)
- 3.10 【SilverStone】ALTA G1M(ALG1MW)
- 4 まとめ
薄型PCケースを使うメリット
薄型PCケースを使うメリットは下記のとおりです。
- 省スペースで大活躍
- 横向きでも置ける商品が多い
省スペースで大活躍
薄型の最大のメリットは、とにかく省スペースで大活躍してくれるところです。
サイズ感でいうと、一般的なミドルタワーケースの半分から1/3程度の幅で、高さもありません。
そのため、デスクの脚のちょっとした隙間にパソコンを配置するのにも適しています。
もちろんデスク上に置いていても問題ないので、置き場所に困りません。
横向きでも置ける商品が多い
薄型PCケースのなかには、縦向きはもちろん横向きで寝かせても問題ない商品があります。
そのため、デスク上に横向きに置いてその上に物を乗せたり、モニターアームの下にパソコンを置くことも可能です。
限られたスペースを有効活用したい人にとって、スリムタイプのPCケースはピッタリです。
薄型PCケースを使うデメリット
一方でデメリットは下記の点が挙げられます。
- ロープロファイルのグラボしか対応していない
- 冷却性能が低い
ロープロファイルのグラボしか対応していない
薄型PCケースの最大の弱点は横幅が極端に狭いことです。
そのため、ハイスペックなフルサイズのグラボを搭載できない点がデメリットになります。
また、スリムタイプ対応のロープロファイルグラボは取り扱いが少なく、NVIDIA GeForceRTXシリーズは展開すらしていません。
そのため、相対的にハイスペックPCを組むことが難しくなってしまいます。
冷却性能が低い
本体がスリムな分、ケース内部も狭くなっていて熱が籠りやすくなっています。
ですが、吸気や排熱をする箇所も少なく、120mm以上のケースファンも付けられないことがほとんどです。
そのため、冷却性能が全体的に低く、熱対策が必須です。
ハイスペックで冷却性能を優先するのであれば、薄型PCケースは選択肢から外れるでしょう。
薄型PCケースおすすめ10選
【Thermaltake】
Core G3(CA-1G6-00T1WN-00)
全体的にメッシュパネルを採用しており、スリムでもエアフローにこだわったPCケースです。
トップパネルには防塵用のメッシュパネルも搭載されているので、極力ホコリを抑えてくれるため、掃除の回数も少なくなります。
また、底面にはストレージを2基搭載できるマウントもあるため、限られたスペースでもしっかりと大容量データを扱えるようになっています。
【Gaetooely】
A07(500115760A2)
サイドから吸気してトップに排熱するシンプルな構造になっているPCケースです。
スリムに加えて非常にコンパクトなため、デスクの上に置いても邪魔になりません。
グラボの延長ケーブルも付いているため、サイズによって挿し方を変えられるのもメリットです。
【サイズ】
Micro-ATXスリムPCケース OTTER
シンプルなデザインの薄型PCケースで、クセがなくどんなデスク環境にも馴染んでくれます。
底面に固定するための脚が付けられるため、スリムタイプの弱みである横揺れに強いのも特徴。
最初から300Wの電源ユニットも搭載されているため、コストを抑えられる点も嬉しいですね。
【NEW LEAGUE】
ANSWER V1
スリムタイムにもかかわらず、3.5インチベイ2基・2.5インチベイ2基を搭載したPCケースです。
ほかにも、5インチベイやSDカードリーダーもあるため、全体的に機能性が高い商品。
使用している素材が頑丈で軽いため、持ち運びや移動もラクラクです。
【KEIAN】
MicroATX/ITX対応スリムPCケース(KX-M01)
両サイドパネルにメッシュ加工が施されていて、熱が籠りがちなスリムタイプでもしっかり冷却してくれるPCケースです。
フロントパネルは非常にシンプルで、電源ボタンも目立たず、他のI/Oパネルもサイドにあり、落ち着いたPCケースが好きな人にピッタリです。
全体的に光沢感があり、高級感を醸し出しています。
【SilverStone】
MILOシリーズ(SST-ML09B)
縦置きも横置きも出来る薄型PCケースです。
フロントパネルが鏡面仕上げになっていて、高級感漂うデザインになっています。
最初から120mmファンが1台、80mmファンが2台搭載されているので、パーツ代が抑えられるのもメリットのひとつです。
【SilverStone】
RAVENシリーズ(SST-RVZ02B)
軽くて頑丈なスチールとプラスチックを採用している、軽量型PCケースです。
フロントパネル中央にはロゴマークとライティングがあり、無機質なケースにワンポイントのアクセントに。
スリムですが内部スペースは計算尽くされており、グラボとCPUの熱をお互いに干渉させないような構造になっています。
そのため、しっかりとした冷却性能を発揮してくれますので、ハイスペックPCも組み上げられます。
【Silverstone】
Raven Zシリーズ(SST-RVZ03B)
フロントパネルのRGBライティングが、スタイリッシュでカッコいいPCケースです。
グラボを付けられるあたりに120mmファンのマウントが2基あり、排熱・吸気どちらも効率よくおこなえます。
縦置き横置きどちらにも対応しているため、スペースに限りがあっても置き場所に困らないのもメリットです。
【SilverStone】
Fortressシリーズ(SST-FTZ01S)
シルバーのボディがカッコいい薄型PCケースです。
全体的に丸みを帯びていてケース自体の主張が激しくないため、あまり目立たせたくない人やホワイト環境のデスクにピッタリ。
アルミニウムの削り出しで一体成型フレームになっていて、クラシカルなデザインになっています。
【SilverStone】
ALTA G1M(ALG1MW)
今回ご紹介した商品の中では一番サイズが大きいですが、これでもかなりスリムなPCケースです。
デザイン性・冷却性能に優れていて、スペックの高いパソコンを組んでも全く問題ありません。
最大で360mmのラジエーターに対応しているうえに、4スロットのグラボも搭載可能。
デザインとスペックの両方を優先しつつ、コンパクトさを追求したい人におすすめです。
まとめ
省スペースでも使いやすく、コンパクトな薄型PCケースですが、デザインも様々です。
デスク環境や搭載するパーツに合わせて、本記事を参考に選んでみてください。
コンセプトがある環境を構築するために、マッチするモデルが見つかるかもしれません。
薄型PCケースの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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