パンタグラフキーボードはサイズを抑えた製品が多く、携帯性に優れているので、屋内外で使用される方も増えています。
ただ、携帯性に優れている反面、機能性は乏しいため、使用感に不満を感じることもあると思います。
「機能が充実したキーボードは無いかな」と、最高峰のパンタグラフキーボードを求める方もいることでしょう。
そこで本記事では、高級パンタグラフキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 高級パンタグラフキーボードを使うメリット
- 2 高級パンタグラフキーボードを使うデメリット
- 3 高級パンタグラフキーボードの選び方
- 4 高級パンタグラフキーボードおすすめ10選
- 4.1 【MOBO】Keyboard2(AM-K2TF83J/SLW)
- 4.2 【サンワサプライ】ワイヤレスキーボード(SKB-WL22BK)
- 4.3 【FILCO】Matias Wired Aluminum(FK308B-JP)
- 4.4 【Perixx】PERIBOARD-732(11950)
- 4.5 【Satechi】スリム W1(ST-UCSW1M)
- 4.6 【ヒューレット・パッカード】HP 970 PROGRAMMABLE(3Z729AA#ABJ)
- 4.7 【Apple】Magic Keyboard(MQ052J/A)
- 4.8 【Logicool】MX Keys Advanced(920-009295)
- 4.9 【Logicool】ERGO K860(K860)
- 4.10 【Logicool】Craft KX1000s(KX1000s)
- 5 まとめ
高級パンタグラフキーボードを使うメリット
携帯・収納性に優れている
パンタグラフキーボードは、ノートパソコンのような薄さが特徴であり、コンパクトサイズに抑えて、携帯性を高めています。
持ち込んで使用するにも最適ですし、使用しない際には立て掛けたり、隙間に収納することもできます。
荷物としてかさばることも無く、あらゆるシーンで使用しやすいのは魅力的です。
疲労・負担を感じにくい
パンタグラフキーボードは、メンブレン・メカニカルと比べ、キーストロークが浅く設計されているのが特徴です。
キー入力の際、キーを深く押し込む必要が無いので、余計な力を加えずにスムーズな入力が行えます。
コンパクトサイズでホームポジションを維持しやすく、腕を大きく動かす必要も無いので、疲労・負担の蓄積を防げます。
メンテナンスがラクに行える
パンタグラフキーボードは、メンブレン・メカニカルと比べ、キーストロークが浅いのが特徴です。
ストロークが深い場合、汚れが蓄積してしまうと掃除が面倒ですが、ストロークが浅ければ、メンテナンスも簡単に済ませられます。
エアダスター・除菌ティッシュ等で済ませられるので、欠かさずにメンテナンスしやすく、常に清潔な状態を維持しやすいです。
静音性に優れている
パンタグラフキーボードは、メンブレン・メカニカルと比べ、キーストロークが浅く、軽いタッチで入力できます。
深くキーを押し込む底打ちをしない限り、大きな打鍵音が鳴ることもないので、周囲を気にせずに使用しやすいです。
録音・配信環境で使用される場合、マイクに打鍵音が乗ってしまうこともありますが、これらの事態も回避できます。
高級パンタグラフキーボードを使うデメリット
とにかくコストが掛かる
パンタグラフキーボード自体の製品数が豊富にあり、千円~2千円程度で購入できる製品も多数発売されています。
しかし、高級パンタグラフキーボードは充実した機能をはじめ、利便性に優れた製品が多く、相応のコストが掛かります。
安く見積もっても「7千円」、より上位のモデルは「1万円~2万円」を超えてくるため、予算に限りがある場合は要注意です。
衝撃に弱く修理が難しい
パンタグラフキーボードは厚み・全長を抑えることで、コンパクトサイズに仕上げており、携帯性に優れています。
ただ、サイズを抑えている分、耐久力が低いため、力を入れて入力したり、強い衝撃が加わると故障しやすいです。
高級パンタグラフキーボードは耐久力を底上げした製品も多いですが、他のタイプよりは劣るため、扱いには注意が必要です。
高級パンタグラフキーボードの選び方
サイズで選ぶ
フルサイズはテンキーまで搭載されており、迷わずに使用しやすいですが、携帯性が薄れてしまうのが欠点です。
テンキーレスはテンキー部分をカットし、サイズを抑えているので、携帯性も高く、マウス可動域も広く確保できます。
65%・70%サイズは極限までサイズを抑えているので、コンパクトで運用しやすいですが、操作には慣れが必要です。
キーボードサイズは個人の好みの部分も強いので、自身が使い慣れているタイプを選択すると良いでしょう。
接続方式で選ぶ
キーボードの接続方式ですが、大きく分けると有線・無線の2種類があり、各接続方式でメリットデメリットが存在します。
有線接続は安定しており、遅延無く入力できますが、ケーブルとデバイスを接続するため、コードに煩わしさを感じるのが欠点です。
無線はコードレスで接続できますが、障害物・その他電波の影響を受けやすく、入力遅延が起きてしまう可能性があります。
メリットしかない接続方式は無いため、個人の好み・使用用途・環境を想定し、選ぶのがおすすめです。
配列で選ぶ
キーボードに採用されている配列ですが、基本的には日本語・英語配列が用いられており、各配列で特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されており、検索をはじめ、デスクワーク・事務作業に最適です。
英語配列は日本語入力キーは無いですが、ホームポジションを維持しやすく、記号キーが合理的に配置されています。
日本語入力を主体で操作するなら日本語配列、プログラミング・ゲームプレイなど、特殊な用途なら英語配列がおすすめです。
メーカーで選ぶ
低価格なキーボードなら、買い替えも効くので問題は無いですが、高額製品だと買い替えにも莫大なコストが掛かります。
高級パンタグラフキーボードの製品選びで失敗しないためには、信頼のあるメーカーか否かを見極めるのが重要です。
メーカーに対するレビュー数・満足度が高いメーカーであれば、高品質が期待できます。
過去に1度製品を使用し、感触が良かったメーカーを信頼し、購入するのもおすすめです。
価格帯で選ぶ
高級パンタグラフと言っても、メーカーによって価格帯も異なっており、「7千円~2万円以上」と様々です。
上記の価格帯が高額製品となるため、最高峰の品質を求めるなら、最低でも7千円台の製品を選びましょう。
予算に際限がないのであれば、「1万円~2万円」を超える製品を選ぶ形がおすすめです。
高級パンタグラフキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | キーボードサイズ | サイズ/重量 | 配列 | 接続 |
---|---|---|---|---|
MOBO Keyboard2 | スリム | 291×120×13mm/286g | 日本語 | 有線 Bluetooth |
サンワサプライ ワイヤレスキーボード | フルサイズ | 345×115×19mm/350g | 日本語 | USB無線 |
FILCO Matias WiredAluminum | テンキーレス | 357×116×19mm/433g | 日本語 | 有線 |
Perixx PERIBOARD-732 | スリム | 285×116×21mm/361g | 英語 | USB無線 |
Satechi スリム W1 | スリム | 280×115×10mm/295g | 英語 | 有線 |
ヒューレットパッカード HP 970 PROGRAMMABLE | フルサイズ | 430×120×13mm/676g | 日本語 | USB無線 Bluetooth |
Apple Magic Keyboard | フルサイズ | 419×115×109mm/390g | 日本語 | USB無線 Bluetooth |
Logicool MX Keys Advanced | フルサイズ | 430×132×21mm/810g | 英語 | USB無線 Bluetooth |
Logicool ERGO K860 | フルサイズ | 456×233×48mm/1.16kg | 英語 | USB無線 Bluetooth |
Logicool Craft KX1000s | フルサイズ | 430×320×149mm/960g | 日本語 | USB無線 Bluetooth |
【MOBO】
Keyboard2(AM-K2TF83J/SLW)
不要なキーをカットし、サイズを抑えつつ、折り畳み式で携帯・収納性に優れたキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、OS自動認識機能が搭載されており、仕様デバイスに合わせて最適化してくれます。
マルチペアリング対応Bluetooth接続をはじめ、有線接続も可能であり、あらゆるシーンでの適応力の高さが魅力です。
キーボードサイズ | スリム |
---|---|
サイズ/重量 | 291×120×13mm/286g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線・Bluetooth |
【サンワサプライ】
ワイヤレスキーボード(SKB-WL22BK)
USB充電バッテリーを採用しているので、使用しながらの充電が可能であり、利便性に優れたキーボードです。
キーボード全体をカーブ形状に仕上げており、角度調節スタンドを活用することで、長時間の操作時の疲労も軽減できます。
電源On/Offスイッチで無駄なバッテリー消費も減らせますし、携帯・収納性に優れている点もおすすめです。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 345×115×19mm/350g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線 |
【FILCO】
Matias Wired Aluminum(FK308B-JP)
頑丈なアルミ素材を使用し、耐久力を高めつつ、テンキーレスでコンパクトに仕上げたキーボードです。
本体にUSBハブが2個搭載されており、フラッシュメモリー・マウスを接続し、使用できます。
MacOS用のメディアコントロールキーをはじめ、調節ダイアルが搭載されており、ワンタッチで簡単に操作できる点も好評です。
キーボードサイズ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 357×116×19mm/433g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【Perixx】
PERIBOARD-732(11950)
高品質パンタグラフを採用しており、ノートパソコンと遜色の無い打鍵感を実現したキーボードです。
キーストロークが浅いので、軽いタッチでスムーズに入力可能であり、疲労・負担も軽減できます。
バックライト機能で常にキーボードの視認性を高められますし、メディアコントロールキーを活用し、直感的な操作も行えます。
キーボードサイズ | スリム |
---|---|
サイズ/重量 | 285×116×21mm/361g |
配列 | 英語 |
接続 | USB無線 |
【Satechi】
スリム W1(ST-UCSW1M)
不要なキー・スペースを大幅にカットし、Appleユーザー向けに開発されたスリムキーボードです。
有線接続で安定した入力を可能にしつつ、スリムサイズに抑えているので、携帯・収納性が高く、コードの煩わしさも感じません。
3段階調節可能なバックライトをはじめ、マルティメディアキーなど、利便性に優れている点も魅力です。
キーボードサイズ | スリム |
---|---|
サイズ/重量 | 280×115×10mm/295g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【ヒューレット・パッカード】
HP 970 PROGRAMMABLE(3Z729AA#ABJ)
Windowsをはじめ、MacOSへの互換性も持ち、マルチペアリング機能で即時切り替えも可能なキーボードです。
専用ショートカットキー20個に対し、自由なプログラムが行えるので、自分好みの使用感を実現できます。
大容量バッテリーを搭載しているので、充電切れの心配も無く、フルサイズながらも携帯性に優れている点も好評です。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 430×120×13mm/676g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【Apple】
Magic Keyboard(MQ052J/A)
iMac・MacBook専用に最適化されており、フルサイズながらもコンパクトに仕上げたキーボードです。
MacOS用に最適化されたマルチメディアキーを使用し、幅広い操作を直感的に実行できます。
大容量バッテリーで充電切れの心配が無く、一定間隔のキーピッチ・ストロークで快適な操作が行える点も好評です。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 419×115×109mm/390g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【Logicool】
MX Keys Advanced(920-009295)
キートップを指先にフィットする形状に仕上げつつ、キーストロークも浅く、スムーズに入力できるキーボードです。
手の接近を検出し、自動でバックライトが起動するので、常に十分な視認性を確保し、ミス無く操作できます。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、マルチペアリングにも対応しており、利便性に優れている点が魅力です。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 430×132×21mm/810g |
配列 | 英語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【Logicool】
ERGO K860(K860)
ホームポジションを中心に分割し、カーブデザインに仕上げており、疲労・負担軽減が期待できるキーボードです。
角度調節スタンドを活用し、操作しやすいポジションをキープしつつ、パームレストで快適な操作をサポートしてくれます。
乾電池式を採用しているので、こまめなバッテリー管理も必要無く、軽いタッチで静音性に優れている点も好評です。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 456×233×48mm/1.16kg |
配列 | 英語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【Logicool】
Craft KX1000s(KX1000s)
最大3台マルチペアリングに対応しており、ワンタッチで接続先を切り替えられるキーボードです。
キーキャップを指先にフィットする形状に仕上げつつ、設置時には角度も付けられているので、疲労・負担軽減が期待できます。
メディアキーをはじめ、適応力の高いクリエイティブダイヤルを使用し、生産性アップが期待できる点も魅力です。
キーボードサイズ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 430×320×149mm/960g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
まとめ
高級パンタグラフキーボードは利便・携帯性に優れた製品が多いですが、耐久力が低く、扱いには注意しましょう。
購入しやすい価格帯の製品もあるので、本記事も参考にし、お気に入りを見つけていただければ幸いです。
高級パンタグラフキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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