日常生活ではもちろん、暑い時期のキャンプや登山などのアウトドアシーンでも活躍する「水筒」。
保温・保冷などの機能性や持ち運びやすさだけではなく、おしゃれなものであれば持ち歩くのも楽しくなりますよね。
しかし、さまざまなブランドから発売されているため、どれを選べばよいかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、アウトドアにおすすめの高性能でおしゃれな水筒を使用するメリットや選び方、おすすめ12選を詳しく紹介します。
目次
- 1 アウトドア向け水筒を使うメリット
- 2 アウトドア向け水筒を使うデメリット
- 3 アウトドア向け水筒の選び方
- 4 アウトドア向け水筒おすすめ12選
- 4.1 【Platypus】プラティ(25601)
- 4.2 【CAPTAIN STAG】真空断熱 HDボトル(UE-3553)
- 4.3 【nalgene】トライタンボトル(2178-2024)
- 4.4 【THERMOS】ステンレスボトル(ROB-001)
- 4.5 【Klean Kanteen】クラシックインスレート(1008481)
- 4.6 【Hydro Flask】スタンダード
- 4.7 【nalgene】コスモ(2178-1048)
- 4.8 【mont-bell】アルパイン サーモボトル(1124766)
- 4.9 【THERMOS】山専用ステンレスボトル(FFX-901)
- 4.10 【STANLEY】クラシック真空ボトル0.47L
- 4.11 【YETI】26オンス ボトル(21071200021)
- 4.12 【STANLEY】クラシック 真空ボトル1.89L(B00AB882D8)
- 5 まとめ
アウトドア向け水筒を使うメリット
保冷能力が高い
アウトドア向け水筒を使用する1番のメリットは、保温保冷能力が優れていることでしょう。
とくに、真夏の暑い時期は長時間外に出していても、冷たい温度をキープしてくれるので、冷えた状態で飲み物を飲めます。
最高気温が30度を超えるような真夏日は、キャンプや登山でも熱中症対策が必要となるので、水筒の使用がおすすめです。
耐久性に優れる
キャンプや登山などのアウトドア向けに作られている水筒は、耐久性に優れた商品が多いです。
そのため、万が一外で水筒を落としてしまっても壊れにくいので、お子さんのいるご家庭でも安心して使用できるでしょう。
とくに素材に「ステンレス」や「プラスチック」を使用している商品は、耐久性が高いので購入時はチェックしてみてください。
デザインが豊富
現在販売されているアウトドア向け水筒は、かわいいものやおしゃれなものなど、デザインが豊富です。
カラーバリエーションもさまざまなものがあるので、自分のお気に入りの商品が見つかるでしょう。
可能であれば、ぜひアウトドアショップで実物を見ながら、おしゃれな水筒を見つけてください。
さまざまな容量や素材から選べる
アウトドア向けの水筒には、さまざまな容量や素材の商品があり、自分の使用用途に合った商品を選べます。
とくに容量は500ml以下の小さなものから、1,000ml以上の大きなものまで使用シーンに合ったものを選べるでしょう。
日常使いとアウトドアシーンでは必要な容量も変わってくるので、異なる容量の商品を複数個購入するのもおすすめです。
保温能力のある商品もある
アウトドア向け水筒の中には、保冷のみではなく保温能力も高い商品が多く販売されています。
そのため、自宅でお湯を沸かし水筒に入れて、キャンプ場についたらすぐにコーヒーを淹れるなんてことも可能です。
また、プラスチック製のボトルは、就寝前にお湯を入れてタオルにくるめば、寝袋に入れて湯たんぽ代わりに使うこともできます。
アウトドア向け水筒を使うデメリット
価格が高い商品が多い
アウトドア向け水筒は高性能な商品が多く、一般的な水筒と比較すると価格は高い傾向にあります。
また、ペットボトルで持ち歩いていた方であれば、あまり水筒にはお金をかけたくないという方も多いでしょう。
しかし、メリットでもお伝えした通り、機能性が高くアウトドアシーンで活躍する商品なので、購入する価値は十分あります。
使用後は洗う必要がある
キャンプや登山などのアウトドアシーンで水筒を使用した後は、必ず水筒を洗わなければなりません。
日常的に使用していれば、手間とは感じないかもしれませんが、アウトドア後で疲れているときは面倒と感じる方も多いでしょう。
水筒の中でもパーツが少ない商品であれば洗う場所が少なく、短時間で洗えるのでおすすめです。
高性能な商品は重量がある
アウトドア向け水筒の中でも、ステンレスなどを使用している素材では、重量のある商品もあります。
そのため、自宅から車、キャンプサイトと持ち運びの機会が多くなりがちなキャンプでは、大変と感じる方もいるでしょう。
なるべく軽量で持ち運びやすいものが良い方には、「プラスチック」や「アルミ」を使用した商品がおすすめです。
アウトドア向け水筒の選び方
使用用途に合った容量を選ぼう
使用用途に合った水筒の容量を確認しましょう。
日常使いのみかアウトドアとの併用か、使用用途に合った適切な商品を選んでくださいね。
350~500ml
仕事や学校など、日常的にのみ水筒を使用する方におすすめです。
500ml~1,000ml
キャンプなどのアウトドアシーンでの使用におすすめです。
コーヒーやカップ麺に必要なお湯の持ち運びにも便利です。
1,000ml~
登山などのアウトドアスポーツにおすすめです。
容量が増える分重量も増えるので、注意が必要です。
保温・保冷能力をチェック
アウトドアシーンでの使用が中心になる方は、保温・保冷能力をチェックしましょう。
「真空断熱構造タイプ」は、高い保温・保冷能力を誇るので、重視したい方にはおすすめです。
水筒の中に真空の層があることで、外気温に限らず長時間飲み物の温度をキープすることができます。
また、購入する際は、商品によって保温・保冷どちらかの機能しかついていない商品もあるので、注意が必要です。
飲み口の形状を確認しよう
アウトドア向け水筒の飲み口の形状は、大きく分けて3つのタイプに分けられます。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った商品を選びましょう。
ワンタッチ
ボタンを押すだけで片手で簡単に開閉ができます。
キャンプや登山などのアウトドアシーンにもぴったりです。
スクリュー
フタをまわして開閉し、どの方向からも飲むことができます。
保温・保冷能力が高い商品が多いです。
コップ
フタをコップ代わりとして使用できる商品です。
お子さんのいる家庭におすすめです。
素材はステンレスがおすすめ
アウトドア向け水筒に使用される素材は大まかに3つあり、メリットやデメリットを理解し自分に合った商品を選びましょう。
ステンレス
保温・保冷性能に優れ、耐久性も高いので、アウトドアにおすすめです。
性能がいい分重量があり、価格もやや高い傾向にあります。
プラスチック
保温・保冷性能はありませんが、軽量で持ち運びに便利です。
経年劣化しやすいというデメリットがあります。
アルミ
保温・保冷性能はステンレスには劣りますが、劣化しにくく軽量で持ち運びしやすいです。
パーツが少ないと洗いやすい
デメリットでお伝えした通り、水筒は使用後に必ず洗う必要があります。
パッキンなど使用されるパーツが少ない商品は、比較的洗いやすくお手入れが面倒な方にもおすすめです。
また、水筒の開口部分が広いタイプであれば、スポンジを入れやすく簡単に洗えるのでよいでしょう。
さらに、自宅で食洗器を使用している方には、食洗器対応の水筒もおすすめです。
アウトドア好きに人気の高いおすすめメーカー
アウトドア好きに人気の高い、おすすめメーカーを3つ紹介します。
スタンレー
アメリカで生まれたマグボトルメーカーです。
無骨なかっこよさと、機能性を兼ね備えた、アウトドア好きに人気の商品を多く発売しています。
サーモス
世界で初めて「ガラス製魔法びん」を発明したドイツのメーカーです。
使い勝手が良く、容量やデザインの豊富さが魅力です。
ナルゲン
当初は「試薬ボトル」として作られたプラスチック製ボトルメーカーです。
軽量で持ち運びやすく、汎用性の高さが魅力です。
気になる価格帯をチェック
アウトドア向け水筒は安い商品で2,000円台から高い商品で30,000円程度までと、価格帯に大きな幅があります。
価格の高い商品は高性能で、容量の大きな商品が多い傾向にあります。
ただし、高価な商品であっても使用する人によってはオーバースペックとなる可能性も。
購入する際は、自分の使用用途に合わせて、適切な価格の商品を選んでください。
アウトドア向け水筒おすすめ12選
メーカー・製品名 | 重さ | サイズ | 素材 | 容量 |
---|---|---|---|---|
Platypus プラティ | 36g | 19×36cm | プラスチック | 2.5L |
CAPTAIN STAG 真空断熱 HDボトル | 520g | 84×310mm | ステンレス | 1L |
nalgene トライタンボトル | 180g | 9.2×9.2×21cm | プラスチック | 1L |
THERMOS ステンレスボトル | 700g | 11×9.5×31.5cm | ステンレス | 1.2L |
Klean Kanteen クラシックインスレート | 275g | 21.4cm×6.5cm | ステンレス | 0.45L |
Hydro Flask スタンダード | 340g | 7.3×24cm | ステンレス | 0.62L |
nalgene コスモ | 200g | 28.5×9.1×9.1cm | プラスチック | 1.5L |
mont-bell アルパイン サーモボトル | 432g | 7.9×26.3cm | ステンレス | 0.75L |
THERMOS 山専用ステンレスボトル | 390g | 8×30cm | ステンレス | 0.9L |
STANLEY クラシック真空ボトル0.47L | 160g | 8.2×26.1cm | ステンレス | 0.47L |
YETI 26オンス ボトル | 600g | 8.9×26.7cm | ステンレス | 0.77L |
STANLEY クラシック 真空ボトル1.89L | 1,110g | 37.6×11.4×11.4cm | ステンレス | 1.89L |
【Platypus】
プラティ(25601)
登山や旅行などで水分を持ち運ぶ際におすすめの、本体重量36gと軽量のプラスチック製ボトルです。
使用後は折りたためるコンパクトな設計ですが、三層ラミネート構造で耐久性にも優れています。
水を入れた状態で冷凍やボイルも可能なため、キャンプなどのアウトドアシーンでも汎用性の高い商品と言えるでしょう。
重さ | 36g |
---|---|
サイズ | 19×36cm |
素材 | プラスチック |
容量 | 2.5L |
【CAPTAIN STAG】
真空断熱 HDボトル(UE-3553)
真空二重構造で保冷・保温性能抜群の、容量1Lとファミリーキャンプにもおすすめの水筒です。
開口部分が広い仕様となっているので、自宅の冷蔵庫で作った氷を入れて持ち運ぶこともできます。
また、ボトル上部には持ち運びに便利なハンドルがついているので、リュックに取り付けることもできます。
重さ | 250g |
---|---|
サイズ | 84×310mm |
素材 | ステンレス |
容量 | 1L |
【nalgene】
トライタンボトル(2178-2024)
環境に優しく純度の高い「飽和ポリエステル樹脂」を使用した、軽量で持ち運びのしやすいプラスチック製のボトルです。
ボトルの耐熱耐冷温度は100℃~-20℃となっているので、お湯を入れたり冷凍したりすることもできます。
また、完全密閉可能な独自のキャップシステムにより、パッキンが不要なためお手入れも簡単にできるでしょう。
重さ | 180g |
---|---|
サイズ | 9.2×9.2×21cm |
素材 | プラスチック |
容量 | 1L |
【THERMOS】
ステンレスボトル(ROB-001)
サーモスの「ステンレス製魔法びん構造」により、高い保冷・保温能力を誇る機能性に優れた水筒です。
アウトドア向けのスタイリッシュなデザインで、コップがついているのでファミリーキャンプにもおすすめです。
ボトルの側部には持ち運びや、飲み物を注ぐ際に便利なハンドルがついているので、使い勝手が良いでしょう。
重さ | 700g |
---|---|
サイズ | 11×9.5×31.5cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 1.2L |
【Klean Kanteen】
クラシックインスレート(1008481)
真空断熱構造により保温保冷が可能で、従来のモデルから0.5cm細い仕様なので女性やお子さんでも使いやすい水筒です。
スリムに作られている分持ち運びもしやすく、普段の仕事や学校からアウトドアなどさまざまなシーンで活躍するでしょう。
また、スリムな本体ですが開口部分は広いため、氷を入れたりお手入れをしたりするときは簡単にできます。
重さ | 275g |
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サイズ | 21.4cm×6.5cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 0.45L |
【Hydro Flask】
スタンダード
冷たい飲み物は24時間、暖かい飲み物は6時間温度をキープすることができる、高性能なアウトドア向け水筒です。
内部には純度の高いステンレスを使用しているので、飲み物の匂い移りの心配がありません。
また、ボトル本体にはパウダーコーティングが施されているので、アウトドアシーンでも取り扱いがしやすいでしょう。
重さ | 340g |
---|---|
サイズ | 7.3×24cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 0.62L |
【nalgene】
コスモ(2178-1048)
純度が高く気密性に優れた「飽和ポリエステル樹脂」を使用した、お子さんでも安心して使用できるプラスチック製ボトルです。
ボトルは体熱耐冷温度100℃~-20℃なので、お湯を入れての使用や、冷凍しての使用が可能です。
また、開口部が広い仕様となっていて、パッキンなどもついていないので、使用後のお手入れも簡単にできるでしょう。
重さ | 200g |
---|---|
サイズ | 28.5×9.1×9.1cm |
素材 | プラスチック |
容量 | 1.5L |
【mont-bell】
アルパイン サーモボトル(1124766)
コップなどを使わずに、ワンタッチで簡単に開閉でき、登山などのアクティビティでも活躍する水筒です。
断熱効果の高い真空二層構造となっているので、外気の温度に大きく左右されず優れた保温・保冷能力を実現しています。
ボトルの底面にはシリコンゴムがついているので、滑り止めとして機能し、グローブをした状態でも簡単に操作ができるでしょう。
重さ | 432g |
---|---|
サイズ | 7.9×26.3cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 0.75L |
【THERMOS】
山専用ステンレスボトル(FFX-901)
秋や冬の気温の下がるアウトドアシーンでの使用を想定して作られた、保温・保冷効果に優れたステンレス製水筒です。
ボトルのフタは「ダブルスクリューせん」となっているので、密閉性が高くお手入れも簡単にできるでしょう。
また、オプション商品の専用ポーチを購入すれば、傷や汚れからボトルを守ることができます。
重さ | 390g |
---|---|
サイズ | 8×30cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 0.9L |
【STANLEY】
クラシック真空ボトル0.47L
真空構造で高い保温・保冷効果をもつ、日常からアウトドアシーンなどさまざまな場面で活躍する水筒です。
飲み口が広い作りで、フタはスクリュータイプのため、どの方向からでも飲み物を注ぐことができます。
また、使用されているパーツが少ないので洗いやすく、食洗器の使用も可能なため、自宅でのお手入れも簡単にできるでしょう。
重さ | 160g |
---|---|
サイズ | 8.2×26.1cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 0.47L |
【YETI】
26オンス ボトル(21071200021)
真空断熱構造により、保温・保冷能力の優れた、アウトドアシーンでも活躍するステンレスボトルです。
キャップには持ち運びやすいハンドルがついているので、リュックなどに吊り下げておしゃれに持ち運びができます。
キャップを外せば開口部分は広い仕様となっているので、洗ったり飲み物を注いだりするのに便利でしょう。
重さ | 600g |
---|---|
サイズ | 8.9×26.7cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 0.77L |
【STANLEY】
クラシック 真空ボトル1.89L(B00AB882D8)
スタンレーを代表する1.89Lの大型ボトルで、ファミリーキャンプなど大人数での使用にもおすすめの商品です。
飲み口の部分が広い作りなので、飲み物を注ぎやすく、キャンプでは氷を持ち運ぶこともできます。
また、ボトルサイドについたグリップは持ち運びの際はもちろん、置いたときに転がってしまうことを防げます。
重さ | 1,110g |
---|---|
サイズ | 37.6×11.4×11.4cm |
素材 | ステンレス |
容量 | 1.89L |
まとめ
今回は、アウトドアにおすすめの高性能でおしゃれな水筒を使用するメリットや選び方、おすすめ12選を詳しく紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考に、自分の使用用途に合った水筒を見つけて、キャンプや登山などのアウトドアを快適に楽しんでください。
アウトドア向け水筒の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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