キャンプの際に、どんな靴を履けばいいか悩んだことはありませんか?
ただのサンダルでは底が薄くて動きにくいし、スニーカーだと乾いた地面以外では汚れや脱着が面倒です。
そのような時、アウトドアサンダルであれば、アウトドア中のあらゆる状況に対応して快適に過ごすことができます。
とくに、海や川など水辺でのキャンプや、スコールのような急な雨が多い夏場は、水陸両用のアウトドアサンダルがとっても便利です。
水陸両用アウトドアサンダルについて、おすすめの商品とともに詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
水陸両用アウトドアサンダルを使うメリット
靴を履き替える必要がない
水陸両用アウトドアサンダルは、その名の通り水辺でも陸地でも使用することができます。
キャンプでは少ない負担でめいっぱい楽しむためにも、荷物や手間を極力減らしたいところです。
そのため、これ一つであらゆるシーンに使える水陸両用アウトドアサンダルであれば、わざわざ靴を履き替える心配もなく便利です。
雨でぬかるんでいる時も便利
水にも強い水陸両用アウトドアサンダルは、海や川以外でも、ただの雨の日でも大変重宝します。
水陸両用アウトドアサンダルは、速乾性の高い素材で作られており、雨で足物が濡れてもすぐ乾くため快適です。
また、雨で地面がぬかるんで靴が泥だらけになってしまった時も、サッと水で洗うだけで簡単に汚れが落ちます。
脱着しやすい
そもそもアウトドアサンダルは、スニーカーに比べると、脱いだり履いたりしやすい作りになっています。
キャンプ中は、テントを出入りする頻度が結構高いので、靴の脱着に手間取ると面倒ですよね。
その点、さっと脱着できるアウトドアサンダルであれば、ストレスフリーで快適に過ごすことができます。
水陸両用アウトドアサンダルを使うデメリット
防御力は低い
水陸両用アウトドアサンダルは足を覆う布面積が小さく、靴底もスニーカーに比べると薄めになっている商品が多いです。
そのため、岩場でとがった石を踏んで足裏を傷めたり、草や枝で足の甲に傷がついてしまったりといった恐れがあります。
キャンプにはバーベキューや焚火が欠かせませんが、アウトドアサンダルを履いている時は火の粉にも注意しましょう。
アウトドアサンダルの下に靴下を履くと、ある程度の怪我は防げるためおすすめです。
防寒性がない
普通のスニーカーに比べて防御力が低めな水陸両用アウトドアサンダルは、同じ理由で防寒性もありません。
靴下を履くことで多少防寒することは可能ですが、朝露や雨で靴下が濡れるとよけい冷えてしまいます。
夏以外の朝晩冷え込む時期には、なるべく布面積の大きいアウトドアサンダルを選ぶか、別の靴も要したほうが安心です。
長時間歩くのには不向き
サンダルはスニーカーのように長時間歩くための作りにはなっていないため、トレッキングや登山には不向きです。
歩きやすいよう底が厚めのアウトドアサンダルもありますが、長時間歩くとベルトやストラップが擦れて痛むことがよくあります。
そのかわり、脱着しやすいなどのメリットも大きく、大抵のアウトドアシーンでは活躍してくれるでしょう。
水陸両用アウトドアサンダルの選び方
タイプ
水陸両用アウトドアサンダルの中でも、形状によってタイプが何種類かあります。
「トゥガードサンダル」は、つま先以外はオープンな作りになっていて通気性がよく、布面積が多めなので足を守る安心感も抜群です。
「ストラップ・ベルトサンダル」はさらに開放的なデザインで、アウトドア中に脱げないようベルトがしっかり足をホールドしてくれます。
「スリッポンサンダル」は、スリッパのように手を使わずに脱着ができて大変便利ですが、激しく動く場合には向いていません。
「シャワーサンダル」や「ビーチサンダル」も同様の特徴です。
「クロックス」タイプは、足の全面をしっかり覆ったうえで穴が複数空いているため通気性がよく、かかとにベルトがあるため抜けやすくなっています。
スニーカーに近い形状の「マリンシューズ」もおすすめです。
素材
水陸両用アウトドアサンダルに使われる素材には、防水性や速乾性が必要不可欠です。
タイプによって使われる素材も様々ですが、主にポリエステルを使った合成繊維か、EVAと呼ばれる樹脂系の素材、ラバー材などの合成ゴムの3種類になります。
足を柔らかく包むシューズ系のアウトドアサンダルはポリエステルが多く、水が染みこみますがすぐに乾きます。
樹脂やゴム系の素材は、水を完全に弾いてくれ、固いため足をしっかり守ってくれますが、足にフィットしないため足が疲れやすいのが難点です。
メーカー
水陸両用アウトドアサンダルは、ローコストが売りの海外メーカーから数多くの商品が出ています。
また、性能やデザインを売りにした有名メーカーの商品も多く、自分のニーズに合った商品を幅広く選ぶことができます。
とくに、「クロックス」社のクロックスや、「ノースフェイス」のサンダルは、価格は高めですが性能やデザインがいいため根強い人気があります。
価格帯
水陸両用アウトドアサンダルの価格帯はかなり幅広く、安いものだと1,000円ちょっと、高いものだと5,000円以上するものもあります。
タイプによっても価格の相場が変わってきますが、スリッパタイプやビーチサンダルタイプはシンプルな設計のためとくに安い商品が多いです。
しかし、ノースフェイスの商品などはスリッパタイプでも5,000円以上だったりと、タイプによらずブランド物は高額になります。
水陸両用アウトドアサンダルおすすめ10選
メーカー・商品名 | 素材 | タイプ | サイズ |
---|---|---|---|
ATIKA ポーツサンダル メンズ | ゴム・EVA・ポリエステル | トゥガードサンダル | メンズ |
NEARDREAM スポーツサンダル | ポリエステル | トゥガードサンダル | ユニセックス |
Fanatic スポーツサンダル | 合成繊維 | ベルトサンダル | メンズ |
Nuomama マリンシューズ | ポリエステル・ゴム | マリンシューズ | ユニセックス |
ORiental Traffic サンダル シャワーサンダル | 合成樹脂 | シャワーサンダル | ユニセックス |
LOUCHI クロッグ サンダル | 合成樹脂 | クロックス | メンズ |
ZXLLO スリッパサンダル | 合成樹脂 | スリッポン | ユニセックス |
Amoji サンダル | 合成樹脂 | スリッポン | ユニセックス |
The NORTHFACE リカバリー スライド | EVA | シャワーサンダル | ユニセックス |
Crocs ビーチサンダル クラシック | プラスチック | ビーチサンダル | ユニセックス |
【ATIKA】
ポーツサンダル メンズ
同じシリーズの商品で、なんと30種類もデザインやカラーを選ぶことができます。
ただデザインが違うだけでなく靴底の形も選べるため、自分にぴったりのアウトドアサンダルを見つけることができます。
アウトソールはゴム、ミッドソールはEVA、アッパーはポリエステルと素材を組み合わせて快適な履き心地を実現した商品です。
素材 | ゴム・EVA・ポリエステル |
---|---|
タイプ | トゥガードサンダル |
サイズ | メンズ |
【NEARDREAM] スポーツサンダル
網紐のデザインがおしゃれな、デザイン性も高い水陸両用アウトドアサンダルです。
この網紐はおしゃれなだけではなく、優しく足にフィットして長時間履いていても疲れにくい設計になっています。
かかとのバンドがマジックテープ式ではないため、着脱が楽なところも嬉しいポイントです。
洗練されたデザインと実用性で、アウトドアだけではなく普段使いでも活躍してくれます。
素材 | ポリエステル |
---|---|
タイプ | トゥガードサンダル |
サイズ | ユニセックス |
【Fanatic】
スポーツサンダル
スタイリッシュなベルトサンダルタイプの水陸両用アウトドアサンダルです。
幅の調整もできるため、足の形が特徴的でなかなか合う靴が見つからないという方にも安心のフィット感になっています。
独自のクッション性と屈曲性を持っており、とことん足に優しくアクティブな動きにも対応してくれる設計です。
かなり軽量でコンパクトなため、予備のシューズとしても便利です。
素材 | 合成繊維 |
---|---|
タイプ | ベルトサンダル |
サイズ | メンズ |
【Nuomama】
マリンシューズ
足全体をしっかり覆うデザインの、水陸両用アウトドアサンダルになっています。
マリンシューズは岩場の多い水辺に適しており、靴底の滑り止め設計で濡れた岩場の上でも安定し、足全体を尖った岩から守ることが可能です。
カラーバリエーションも豊富で、女性から男性まで幅広いサイズのラインナップがあります。
お値段もサイズによって2,000円前後とお手頃です。
素材 | ポリエステル・ゴム |
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タイプ | マリンシューズ |
サイズ | ユニセックス |
【ORiental Traffic】
サンダル シャワーサンダル(3207)
合成樹脂の柔軟性があり水に強い素材でできた、まさに夏のキャンプ向き水陸両用アウトドアサンダルです。
調節可能なベルトがデザインのアクセントにもなっており、カラフルなカラーバリエーションでアウトドアシーンをより盛り上げてくれます。
子どもから大人まで幅広いサイズ展開で、価格も2,000円以内とお手頃なため、ファミリーキャンプで皆おそろいを履くのも素敵ですね。
素材 | 合成樹脂 |
---|---|
タイプ | シャワーサンダル |
サイズ | ユニセックス |
【LOUCHI】
クロッグ サンダル(H14)
クロックスタイプの着脱しやすい設計で、1,000円ちょっととコスパも抜群な水陸両用アウトドアサンダルです。
クロックスタイプは固すぎると足が疲れてしまいますが、丈夫ながらも軽快な履き心地で足の負担を軽減してくれます。
かかとのバントは前に倒すことで、スリッポン状態でも使うことが可能です。
素材 | 合成樹脂 |
---|---|
タイプ | クロックス |
サイズ | メンズ |
【ZXLLO】
スリッパサンダル
スリッポンタイプのとにかく脱着が楽な、夏のキャンプにぴったりのアウトドアサンダルです。
合成樹脂製で水を完全に弾いてくれるため、水辺で遊ぶにも雨の中でも安心して使うことができます。
水陸両用アウトドアサンダルとして使うほかに、室内でスリッパとして使うにも便利です。
素材 | 合成樹脂 |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | ユニセックス |
【Amoji】
サンダル(YY161)
シンプルなスリッポンタイプのアウトドアサンダルの中では少しお値段は高めですが、お値段以上の機能性を持つ商品です。
スリッポンタイプはぽってりとした形でブカブカなものが多いですが、このサンダルは足にすっきりフィットするデザインになっています。
靴下を下に履く場合は、ワンサイズ大きいサイズを選ぶとよいでしょう。
素材 | 合成樹脂 |
---|---|
タイプ | スリッポン |
サイズ | ユニセックス |
【The NORTHFACE】
リカバリー スライド(NS98P01)
シャワーサンダルタイプの、シンプルでスタイリッシュな水陸両用アウトドアサンダルです。
ノースフェイスのこの商品は、デザイン性が高く日常のファッションにも取り入れる方が多いほど人気があります。
もちろんキャンプでも大活躍で、軽量で丈夫、そして防水性に優れた設計で、適度なクッション性で長時間履いていても快適です。
素材 | EVA |
---|---|
タイプ | シャワーサンダル |
サイズ | ユニセックス |
【crocs】
ビーチサンダル クラシック(207713)
商品名の通り、クラシックでシンプルながらも夏らしいデザインが素敵なビーチサンダルです。
とくに水陸両用アウトドアサンダルに特化したクロックス社の、安心安定の機能性と履き心地になっています。
カラーバリエーションが豊富で、20㎝からラインナップがあるため、親子でおそろいも楽しめる商品です。
素材 | プラスチック |
---|---|
タイプ | ビーチサンダル |
サイズ | ユニセックス |
まとめ
海や川、そして湖など、水遊びを楽しみたい暑い夏のキャンプでは、水陸両用アウトドアサンダルがぴったりです。
また、夏の終わりから秋にかけては急な雨など天気が不安定になることも多く、水や汚れに強いサンダルは何かと重宝するでしょう。
水陸両用アウトドアサンダルは商品によって使い勝手が大きく違うため、ぜひこの記事で自分に合ったタイプを見つけてください。
水陸両用アウトドアサンダルの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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