登山やキャンプを始めるにあたって、アウトドアブーツを購入したいけど、何を買ったらよいのかお悩みの方も多いかと思います。
確かに、続けるかどうかわからないアクティビティのために、専用の靴を用意するのはもったいない気がしますよね。
その場合は、アウトドアだけでなく普段履きもできるブーツを選んでみてはいかがでしょうか?
そこで今回は、アウトドアにぴったりでタウンユースも可能なブーツを集めてみましたので、是非参考にしてください。
目次
- 1 タウンユース可能なアウトドア ブーツを使うメリット
- 2 タウンユース可能なアウトドア ブーツを使うデメリット
- 3 タウンユース可能なアウトドア ブーツの選び方
- 4 タウンユース可能なアウトドア ブーツおすすめ10選
- 4.1 【KEEN】メンズ ピレニーズ ハイキングシューズ(1002435)
- 4.2 【KEEN】ウィメンズ エレナ チェルシー ブーツ(1022030)
- 4.3 【MERRELL】MOAB 3 MID GORE-TEX(500255_4522552246164)
- 4.4 【Columbia】セイバー ファイブ ミッド アウトドライ(YM8135)
- 4.5 【DANNER】ダナーフィールド(D121003)
- 4.6 【PALLADIUM】PAMPA HI SEEKER LITE+ WP+(77856)
- 4.7 【L.L.Bean】ビーン・ブーツ 6インチ(TC175051)
- 4.8 【Timberland】フィールドブーツ(A18A6)
- 4.9 【HI-TEC】AORAKI CLASSIC WP(HKU13)
- 4.10 【K-JOY】タクティカルブーツ
- 5 まとめ
タウンユース可能なアウトドア ブーツを使うメリット
履き心地がよい
タウンユースが可能なアウトドアブーツは履き心地がよく、一日中履いていても苦にならない作りとなっています。
その秘密は適度なフィット感とクッション性で、履いていて楽なうえに汗も逃してくれるため、靴の中が蒸れにくく快適に過ごせます。
軽くて疲れにくい
頑丈で重いブーツは足元をしっかりとガードしてくれるため、登山などのアクティビティには向いていますが普段使いしにくいこともあります。
一方でタウンユースが可能なアウトドブーツは、驚くほど軽いうえにソールはしっかりとしているため、長時間履いても疲れにくくなっています。
コスパがよい
趣味のアウトドアだけでなく普段履きもできるアウトドアブーツは、常に靴箱の手前にあってスタメン選手として活躍してくれます。
そのため、せっかく買ったのに出番がなくてもったいないということがなく、購入した金額の元が取れるというのがメリットのひとつです。
普段のファッションにも合わせられる
タウンユースが可能なブーツは「いかにもアウトドア」な感じではなく、シンプルで飽きのこないデザインとなっています。
どんなファッションにも違和感なく溶け込むため、着る服を選ばず普段通りのコーデに合わせることができるでしょう。
タウンユース可能なアウトドア ブーツを使うデメリット
本格的なアウトドアには向かない
普段使いができるアウトドアブーツは、本格的な登山などのアクティビティで使うのには役不足な面もあります。
そのため、アウトドア初心者にとってはおすすめですが、いずれは本格的な専用ブーツが必要になってくることもあるでしょう。
消耗が早い
アウトソールや表面の撥水加工には寿命があるため、頻繁に使っていると当然その寿命も短くなってしまいます。
アウトドアにもデイリーにも使っていると、ソールがすり減りやすくなるため、定期的なリペアが必要になってくるのがデメリットのひとつです。
脱ぎ履きしにくい
アウトドアブーツは靴紐タイプのものが多いため、靴を脱ぐ機会のあるお出かけの際には面倒に感じることもあります。
できるだけ脱ぎ履きのしやすいものをお探しであれば、サイドジッパー付きのものや、サイドゴアブーツを選ぶのをおすすめします。
初期投資が必要
タウンユースにも使えるような見た目もかっこよく耐久性の高いブーツは、それなりにお値段がします。
特にMADE IN USAのハンドメイド品はいいお値段がするため、購入をためらってしまうこともあるでしょう。
ただし、良いものを選ぶと長く愛用することができるため、長い目で見るとコスパが良くサステナブルな考え方とも言えます。
タウンユース可能なアウトドア ブーツの選び方
タイプで選ぶ
タウンユース可能なアウトドアブーツには、おもに以下のようなタイプがありますので商品選びの参考にしてください。
靴紐タイプ
靴紐で結ぶタイプで、ワークブーツ、トレッキングシューズ、ハイキングシューズ、フィールドブーツなど呼び方はさまざまです。
クラシカルな見た目はとてもおしゃれですが、靴の脱ぎ履きに若干手間がかかるというデメリットがあります。
サイドゴアブーツ
サイドに縫われたゴア(ゴム)により足へのフィット感を高めた靴紐のないブーツで、チェルシーブーツとも呼ばれます。
靴紐を結ぶ必要がなく脱ぎ履きが楽ですが、初めはゴムが固くて履きづらいと感じる場合もあるでしょう。
タクティカルブーツ
ミリタリーブーツとも呼ばれ、もとは軍用ブーツとして使われていたものですが、最近ではサバゲー用としても人気を集めています。
ハイカットタイプのものが多いため、サイドジッパーが付いたものであれば脱ぎ履きがしやすく便利です。
アッパーの素材で選ぶ
アッパーはレザーを中心としたものを選ぶと、経年変化を楽しむことができます。
さらに部分的にメッシュ素材が使われているものであれば通気性が良く、汗ばむ季節も快適です。
また、表面がラバー加工されているものであれば、レインブーツとして活用することもできます。
性能で選ぶ
タウンユース可能なアウトドアブーツは、以下のような性能を持ったものがあるため、必要なものを選ぶようにしましょう。
防水性能
アッパーに防水レザーを使ったもの、GORE-TEXなどの防水メンブレンを使ったものであればレインブーツとしても使用可能です。
完全防水ではなく、撥水加工を施したものであれば手頃な価格で購入することができます。
透湿性能
靴の中の湿気を逃してくれるため、汗をかいても靴の中が蒸れずに快適で、汗冷えするようなこともありません。
防滑性能
アウトソールにビブラムソールを採用したもの、オリジナルの防滑ソールを使用したものまであり、それぞれに滑りにくい工夫がされています。
色で選ぶ
普段履きもできるものとして選ぶのであれば、茶系やベージュ、黒などの無難な色を選ぶと間違いありません。
見落としがちなのがステッチやタグの色で、黄色のステッチや「MADE IN USA」のタグ付きのものはアメカジ感が強くなります。
普段からモノトーン系のコーデが多い方であれば、ステッチやタグの色がシンプルなものを選ぶようにしましょう。
メーカーで選ぶ
歴史のあるダナーやエルエルビーン、ティンバーランドなどは、クラシカルな雰囲気でおしゃれに履きこなすことができます。
また、キーンやメレル、コロンビアなどのアウトドア専門メーカー品はアウトドア色が強くなりますが、高い機能性を誇ります。
価格帯で選ぶ
ノーブランド品であれば5千円もあれば購入できますが、ダナーライトなど憧れのブランド品であれば7万円ほどするものまであります。
ただし、そのようなハイブランド品の中でも、製造工場を見直した廉価モデルも出ているため、ラインナップをチェックするようにしましょう。
タウンユース可能なアウトドア ブーツおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | アッパー素材 | 性能 |
---|---|---|---|
KEEN メンズ ピレニーズ ハイキングシューズ | ハイキングシューズ | 防水ヌバックレザー | 防水透湿 |
KEEN ウィメンズ エレナ チェルシー ブーツ | サイドゴアブーツ | プレミアムレザー | 耐水 |
MERRELL MOAB 3 MID GORE-TEX | ハイキングシューズ | 合成皮革/メッシュ/GORE-TEX | 防水透湿 |
Columbia セイバー ファイブ ミッド アウトドライ | ハイキングシューズ | ウォータープルーフシンセティックレザー/ポリエステルメッシュ | 防水透湿 |
DANNER ダナーフィールド | フィールドブーツ | フルグレイン防水レザー/コーデュラナイロン/GORE-TEX | 防水透湿 |
PALLADIUM PAMPA HI SEEKER LITE+ WP+ | スニーカー(サイドジッパー) | ポリエステル(防水) | 防水透湿 |
L.L.Bean ビーン・ブーツ 6インチ | ワークブーツ | フルグレイン・レザー/ゴム | 防水 |
Timberland フィールドブーツ | フィールドブーツ | 防水ヌバックレザー/防水メンブレン | 防水 |
HI-TEC AORAKI CLASSIC WP | トレッキングブーツ | 合成皮革 | 防水透湿 |
K-JOY タクティカルブーツ | タクティカルブーツ(サイドジッパー) | 高強度ナイロン・合成素材 | 防滑 |
【KEEN】
メンズ ピレニーズ ハイキングシューズ(1002435)
オールレザーのアッパーとコロンとしたつま先は、かっこよくも可愛くも見せてくれるため、男女問わず人気の高いモデルです。
KEENの独自素材「KEEN.DRY」を採用しており、完全防水でかつ湿気も逃してくれるという高い機能性もポイントです。
急な天候の変化にも対応できるため、登山はもちろんキャンプやフェスなど、さまざまなシーンで活躍してくれることでしょう。
タイプ | ハイキングシューズ |
---|---|
アッパー素材 | 防水ヌバックレザー |
性能 | 防水透湿 |
【KEEN】
ウィメンズ エレナ チェルシー ブーツ(1022030)
アッパーの防水プレミアムレザーと縫い目のシーム加工により、完全防水ではありませんが高い撥水性を誇るブーツです。
ゴツすぎずスッキリとしたデザインは、パンツにもスカートにも合わせることができ活躍の幅が広がります。
とても軽く長時間履いていても疲れにくいため、秋冬の旅行に履いて出かけるのもおすすめです。
タイプ | サイドゴアブーツ |
---|---|
アッパー素材 | プレミアムレザー |
性能 | 耐水 |
【MERRELL】
MOAB 3 MID GORE-TEX(500255_4522552246164)
2007年の発売以来、メレルの定番商品となったモアブシリーズは、高い機能性はそのままに細かなアップデートが繰り返されています。
前作のモアブ2から一番大きく変わったのはソールの形状で、より排水性能や泥はけがよくなり防滑性が高まりました。
それにより、雨の日のぬかるんだ地面でも滑りにくく、さらに重量も30gほど軽くなったためより快適にアウトドアを楽しむことができます。
タイプ | ハイキングシューズ |
---|---|
アッパー素材 | 合成皮革/メッシュ/GORE-TEX |
性能 | 防水透湿 |
【Columbia】
セイバー ファイブ ミッド アウトドライ(YM8135)
こちらはコロンビアのロングセラー商品で、その履き心地とコスパの良さにリピート買いするユーザーも多いのが特徴です。
アッパーの内側に防水メンブレンを圧着した防水透湿性能「OUTDRY」により、生地が水を吸って重くなるようなことがありません。
急な気候の変化にも耐えうるため、キャンプやフェスなどの野外イベントにも最適で、アウトドアからデイリーまで活躍してくれます。
タイプ | ハイキングシューズ |
---|---|
アッパー素材 | ウォータープルーフシンセティックレザー/ポリエステルメッシュ |
性能 | 防水透湿 |
【DANNER】
ダナーフィールド(D121003)
有名なダナーライトは高くて手が出ないという方は、半額ほどで買えるダナーフィールドを検討してみてはいかがでしょうか。
生産国はベトナムですが、米軍にも提供しているという信頼の置ける製造工場で作られているため、品質的にも問題はありません。
アッパーはGORE-TEX、ソールはビブラムソールを採用とスペックも申し分なく、アウトドアにデイリーに幅広く履き回すことができます。
タイプ | フィールドブーツ |
---|---|
アッパー素材 | フルグレイン防水レザー/コーデュラナイロン/GORE-TEX |
性能 | 防水透湿 |
【PALLADIUM】
PAMPA HI SEEKER LITE+ WP+(77856)
もとは飛行機のタイヤを作るメーカーでしたが、フランス軍のために耐久性・機能性の高いブーツを作り始めたというパラディウム。
そのためアウトソールが独特な形をしており、四駆のタイヤのような形状で高いグリップ力を誇ります。
防水メンブレンを使用したアッパーは雨水の侵入を防ぎ、さらにジッパー付きで脱ぎ履きもしやすいという使い勝手のよいブーツです。
タイプ | スニーカー(サイドジッパー) |
---|---|
アッパー素材 | ポリエステル(防水) |
性能 | 防水透湿 |
【L.L.Bean】
ビーン・ブーツ 6インチ(TC175051)
ラバーとレザーのハイブリットタイプになっているこのビーン・ブーツを、見たことがない人はいないのではないでしょうか。
つま先からかかとまで覆われているラバー素材により水が侵入しないため、レインブーツとして愛用している方も多いブーツです。
アメリカ製でサイズがやや大き目のため、1サイズ上を選ぶか、厚手のビーン・ブーツソックスを履いて調節するとよいでしょう。
タイプ | ワークブーツ |
---|---|
アッパー素材 | フルグレイン・レザー/ゴム |
性能 | 防水 |
【Timberland】
フィールドブーツ(A18A6)
イエローブーツが有名なティンバーランドですが、「ちょっとダサい」「重い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
そんな方にはこちらのフィールドブーツがおすすめで、軽量化されたソールとアッパーのメッシュによりスニーカー感覚で履くことができます。
また、通称ビーフ&ブロッコリーの色はカーゴパンツとの相性がよいため、街履きからアウトドアまで幅広く活躍してくれます。
タイプ | フィールドブーツ |
---|---|
アッパー素材 | 防水ヌバックレザー/防水メンブレン |
性能 | 防水 |
【HI-TEC】
AORAKI CLASSIC WP(HKU13)
コスパのよいシューズブランドとして知られているハイテックのブーツは、豊富なカラーリングから選ぶことができます。
また、色違いのシューレースも付属しているため、その日のファッションに合わせてコーディネートすることもできます。
安いだけでなく、透湿防水性能も備えているため、アウトドア初心者の最初の一足として購入するのにもってこいです。
タイプ | トレッキングブーツ |
---|---|
アッパー素材 | 合成皮革 |
性能 | 防水透湿 |
【K-JOY】
タクティカルブーツ
とにかく安くて脱ぎ履きがしやすいブーツをお探しであれば、こちらのタクティカルブーツもおすすめです。
サイドジッパー付きで靴紐をほどく必要がないため、靴を脱ぎ履きする機会が多いお座敷スタイルのキャンプにも最適です。
見た目は無骨でかっこいいですが、作りは値段相応のため、ガシガシと履きつぶして買い替えるような使い方になってくるでしょう。
タイプ | タクティカルブーツ(サイドジッパー) |
---|---|
アッパー素材 | 高強度ナイロン・合成素材 |
性能 | 防滑 |
まとめ
これから何かしらのアウトドアを始めようと思っている方にとって、タウンユース可能なブーツは魅力的に感じるのではないでしょうか。
この記事を参考に、おしゃれなだけでなく性能にもこだわった、とっておきの一足を探してみてください。
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