最近では直火を禁止しているキャンプ場が多いため、焚き火を楽しみたい時には、焚き火台を準備する必要があります。
しかし、直火で焚き火をしたことがある方は、焚き火台を使った焚き火に物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか。
焚き火台は様々な種類があり、中には焚き火台を使っていることを忘れさせてくれるような、直火感覚で使えるものもあります。
今の焚き火台に魅力を感じていない方や、初めて焚き火台を購入される方にもおすすめの直火感覚の焚き火台を10個ご紹介します。
目次
- 1 直火感覚の焚き火台を使うメリット
- 2 直火感覚の焚き火台を使うデメリット
- 3 直火感覚の焚き火台の選び方
- 4 直火感覚の焚き火台おすすめ10選
- 4.1 【meifom】焚き火グリル
- 4.2 【Bush Craft】ウルトラライト ファイヤースタンド(29205)
- 4.3 【ENIGMATA】焚き火台 バーベキューコンロ(SV4580703330728)
- 4.4 【ヴァストランド】アウトドア ファイヤーピット(VL-RFP-M)
- 4.5 【Teamwin】焚き火台(NL-TKB-02)
- 4.6 【ウルフアンドグリズリー】ファイヤーセーフ(20330002000000)
- 4.7 【コールマン】焚火台 ファイアーディスクソロ(2000037404)
- 4.8 【キャプテンスタッグ】ステンレス イージーファイアベース(UG-6)
- 4.9 【キャプテンスタッグ】焚火台 バーベキューコンロ ラウンド ファイアベース(UG-49)
- 4.10 【キャプテンスタッグ】焚火台 ソロライトグリル(UG-93)
- 5 まとめ
直火感覚の焚き火台を使うメリット
より自然を感じられる
焚き火台を使った焚き火は、どうしても作り物の炎のような感覚を持ってしまいがちですが、直火は自然の感覚に近い印象です。
直火禁止のキャンプ場が多い中、直火感覚で使える焚き火台は非常に魅力的で、より癒されます。
その上、直火と違って地面へのダメージは少なく、灰がしっかりたまってくれるため片付けもスムーズです。
軽い
焚き火台は頑丈な作りでどっしりとした重みのあるものが多く、他の荷物も多くなるキャンプで持ち運ぶのは大変です。
直火感覚の焚き火台は、高さがあまりないためパーツ数も少なく、軽量化されたものが多く販売されています。
重すぎると焚き火をするまでの準備で疲れてしまい、存分に楽しめなくなってしまうので、軽い点は大きなメリットです。
安価
しっかりした作りで丈夫なものもいいのですが、その分割高になってしまい、買うまでのハードルが高くなってしまいます。
直火感覚の焚き火台はパーツ数が少なく、そこまで高価になりすぎないないため、手軽に買えるものが多くあります。
焚き火台は使っていくうちに劣化したり、飽きてしまうこともあるので、高価なものよりも安価で買いやすいものがおすすめです。
直火感覚の焚き火台を使うデメリット
地面を焦がす可能性がある
直火感覚の焚き火台は、地面に近い位置で薪を燃やすものが多いので、地面に熱が伝わりやすく、焦がしてしまう可能性があります。
地面を焦がさないために使う焚き火台ですので、芝生などの植物が多くあるような地面ではおすすめできません。
そのため、地面の状態から「焚き火をしても問題なさそうだけど直火を禁止されている」という時におすすめです。
炭が落ちやすい
直火に近い感覚を楽しむため、直火感覚の焚き火台には囲いが少なく、平らな面が多いのが特徴です。
下が窪んでおり、薪や燃えかすが下に溜まりやすい一般的な焚き火台と比べると、薪が転がりやすくなってしまいます。
直火禁止の場所に、燃えている薪や炭を落とすのはもちろんNGですので、バランスの良い場所に設置するなどの対策が必要です。
風に弱い
前述の通り、直火感覚の焚き火台には囲いや風除けの壁が少なく、風の影響を受けやすいというデメリットがあります。
ある程度の風は燃焼効率をあげ、スムーズに燃えてくれる一方、風が強すぎると灰だけでなく薪や炭までが飛ばされてしまいます。
不測の事態で地面を焦がさないよう、風の強い日には使用を避けたり、風除けの壁を別で用意しておくと安心です。
直火感覚の焚き火台の選び方
形状から選ぶ
焚き火台は様々な形状があるので、それぞれ形状によってどのような良さがあるのか把握した上で選ぶと良いでしょう。
例えば、メッシュ型の焚き火台は燃焼効率が良く、燃え残りが少ないのが特徴ですが炭や灰が落ちやすいデメリットもあります。
四角錐型は風の影響を受けにくく、灰を片付けやすく便利ですが、大めなので直火感覚を味わうことは難しいでしょう。
一方で、ディスク型は地面から近くて火床の広めで薪をたくさん投入できるため、フラットなものよりも灰が落ちにくいのでおすすめです。
使用人数で選ぶ
ソロキャンプや少人数で焚き火台を使う場合には、薪を数本入れられる、コンパクトなものがおすすめです。
特にソロキャンプで使う時には、準備も片付けも1人なので、広げた時のサイズだけでなく、収納した時のサイズも重要です。
ファミリーやグループで使う場合には、火床が広く、多くの薪を一度に投入できる大きめなものが良いでしょう。
大きすぎると収納に困るという方は、収納時は折りたたんでコンパクトになり、広げると大型サイズになるものがおすすめです。
用途で選ぶ
用途によっては適しているもの、そうでないものもあるので、直火感覚の焚き火台を何に使うのかによっても選び方は変わります。
焚き火だけで使うのであれば、メッシュ型やディスク型がよりコンパクトで使いやすく便利です。
しかし、メッシュは安定感が少なく、大きい鍋やフライパンを使うような調理には適していません。
調理で使う場合には、最初から五徳がついたものや、重い鍋を載せてもバランスを崩しにくい安定感のあるものが良いでしょう。
直火感覚の焚き火台おすすめ10選
【meifom】
焚き火グリル
こちらの焚き火グリルは非常にコンパクトなため、大人数には適していませんが、持ち運びやすくソロキャンプにぴったりです。
火床はメッシュとなっており、地面と近くても燃焼しやすく、直火感覚で焚き火を楽しむことができます。
専用の五徳も付きますので、このセットだけで焚き火から調理まで楽しめ、網を用意すればバーベキューをすることも可能です。
【Bush Craft】
ウルトラライト ファイヤースタンド(29205)
ウルトラライトファイヤースタンドは、焚き火台を使っていることを忘れてしまうほど低く、フラットな作りです。
簡易的に見えますが、チタン製のフレームで頑丈にできており、重い薪を載せても地面に付くことはありません。
耐久性が高く、誤って落としたり、万が一踏んでしまっても簡単に壊れることはなく、多少割高でもコスパの良い商品です。
【ENIGMATA】
焚き火台 バーベキューコンロ(SV4580703330728)
こちらの焚き火台は少し高さがありますが、火床は広げるだけでフラットに近いので、直火に近い感覚が味わえます。
パーツがいくつかに分かれているので、細かく分解することができ、付属のケースでコンパクトに持ち運ぶことが可能です。
火床には切れ目が入っており、空気を効率よく取り入れることで、燃え尽きるまで焚き火を楽しむことができます。
【ヴァストランド】
アウトドア ファイヤーピット(VL-RFP-M)
こちらの焚き火台は、安定感抜群のディスク型で、広い面積の火床には、直火感覚で薪を放り入れることができます。
丸い形状をしているので、どの方向からでも薪をくべることができ、火の管理も楽です。
安定感のある網の五徳が付属するため、大きな鍋やフライパンを使っての調理もしやすく、大変便利な焚き火台です。
【Teamwin】
焚き火台(NL-TKB-02)
風除けの囲いがあるこちらの焚き火台は地面に近く、火床はメッシュで非常に燃えやすく、扱いやすい商品です。
囲い付きで直火感覚を感じない方もいるかもしれませんが、地面には近く、火床がフラットなため薪も載せやすいのが特徴です。
また、安定感があり、付属の五徳で調理もしやすく、使わないときは小さく折りたたんでコンパクトに収納することができます。
【ウルフアンドグリズリー】
ファイヤーセーフ(20330002000000)
少し重みがありますが、より地面に近い位置で焚き火ができ、直火感覚を実感できるファイヤーセーフです。
地面に非常に近いため、芝生や植物がある場所では注意が必要ですが、耐久性があり、たくさんの薪を燃やすことができ魅力的です。
組み立ても片付けもスムーズで、火床に溜まった灰は火床ごと持ち上げて、簡単に捨てることができます。
【コールマン】
焚火台 ファイアーディスクソロ(2000037404)
ファイアーディスクソロは、小型の焚き火台で軽く、ソロキャンプや少人数での利用に適しています。
煩わしい組み立てや分解は一切なく、脚を広げるだけですぐに焚き火を始めることができるディスク型の焚き火台です。
小さくたたむことはできませんが、もともとコンパクトなサイズで持ち運びやすく、一方で薪がたくさん載せられるので便利です。
【キャプテンスタッグ】
ステンレス イージーファイアベース(UG-6)
一見、焚き火台とは思えない見た目で、1,000円という驚きの低価格で購入ができるイージーファイアベースです。
大きな薪を入れるのは難しいですが、炭を燃やしながらじっくりと調理したり、小さな薪を燃やして焚き火を楽しむことができます。
ステンレス素材で錆びにくく、使用後に水洗いができるため、燃えかすや灰が残りにくく、お手入れが簡単です。
【キャプテンスタッグ】
焚火台 バーベキューコンロ ラウンド ファイアベース(UG-49)
ファイアベースは収納サイズが大きめですが、その分組み立てに時間はかからず、取り外しができる脚を3本つけるだけで完成です。
広い面積のある火床にたくさんの薪を放り入れることができ、直火感覚を楽しむことができます。
付属の五徳は端の方に載せて使うものなので、ちょっとした料理やお湯を沸かすには付属の五徳で十分に対応できます。
【キャプテンスタッグ】
焚火台 ソロライトグリル(UG-93)
ステンレス製でできたこちらのソロライトグリルは、収納サイズがコンパクトで、持ち運びにも適した便利な焚き火台です。
火床が横に長く、薪を丸々1本そのまま載せることができ、より直火感覚で焚き火を満喫することができます。
五徳が付くので、鍋やフライパン、やかんを載せて調理をすることができ、耐久性があるため安心です。
まとめ
これからも自然環境の保護や防火対策のため、直火ができるキャンプ場はますます減ることが予想されます。
直火ではなくても、直火の感覚で使うことができる自分に合った焚き火台を探して、焚き火の魅力を味わってみてください。
直火感覚の焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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