登山ルートには乾いた地面だけでなく、濡れた土やぬかるんだ場所、大きな水溜まりなどがある可能性が高く、靴が濡れてしまう可能性があります。
登山中に靴が濡れて浸水してしまうと足先が冷えてしまったり、蒸れてしまったりと大きなストレスに繋がりとても残念です。
この記事では、そんなストレスを防ぐことができる登山靴用カバーのメリットとデメリット、選び方を紹介します。
目次
- 1 登山靴用カバーを使うメリット
- 2 登山靴用カバーを使うデメリット
- 3 登山靴用カバーの選び方
- 4 登山靴用カバーおすすめ10選
- 4.1 【JISONCASE】シューズカバー 防水 靴 レイン カバー
- 4.2 【M&Boo】シューズカバー 靴カバー 防水 レインカバー
- 4.3 【Feeke】シューズカバー アウトドア防水
- 4.4 【Viugreum】シューズカバー 防水 登山ゲイター
- 4.5 【Kajimeiku】防水シューズカバーロング(R32075M)
- 4.6 【Generic】10 Pcs リフレクター付きレインブーツカバー(SLT1701)
- 4.7 【SEAL】防水シューズカバー
- 4.8 【HIKENTURE】通気・100%防水 登山 スパッツ ロングゲイター
- 4.9 【Black Diamond】アルパインゲイター(BD79001001004 )
- 4.10 【SEA TO SUMMIT】クアグマイアゲイター
登山靴用カバーを使うメリット
登山靴用カバーを使う最大のメリットはズバリ登山靴が濡れず、浸水することを防ぐことができることです。
登山靴用カバーを正しく装着することで、急に天候が悪くなった時でも登山靴を濡らすことなくやり過ごすことができます。
また、登山靴用カバーの形次第ではぬかるんだ地面や大きな水溜まりに足を踏み入れても大丈夫な場合もあり、心強い存在だと言えるでしょう。
登山靴を濡らしてしまうことは劣化を早めてしまうことにも繋がってしまうため、登山靴用カバーを使えば登山靴が長持ちさせることにも繋がります。
登山中の大きなストレスの原因である登山靴の浸水だけでなく、登山靴の劣化も防ぐことができるため、登山靴のカバーを使うメリットはとても大きいです。
登山靴用カバーを使うデメリット
登山靴用カバーを使う際の大きなデメリットは特にありませんが、天候に関係なく使う場合は少し歩きづらかったり、暑くなる可能性があります。
登山靴を雨やほこり、小石などの汚れから守ろうと登山靴用カバーを常につけていると、当然ですが少しだけ歩きにくくなってしまい不便です。
また、登山靴用カバーは防水・撥水加工が施されている場合が多く、暑い日だと熱が登山靴にこもってしまい余計に汗をかいてしまう可能性もあります。
これら2つの要素は、長時間歩きっぱなしの登山中はストレスと余計に疲れてしまうことに直結するため、使用するシーンは選ぶようにしましょう。
ほかにも、登山靴用カバーを使用すると登山靴が隠れてしまうため、デザインにこだわりを持っている人からすれば少しデメリットに感じるかもしれません。
登山靴用カバーの選び方
登山靴のタイプに合っているか
登山靴にはハイカット、ミドルカット、ローカットと大きく分けて3タイプあるため、登山靴用カバーもそれに合わせて選ぶ必要があります。
それぞれにカバーできる範囲が大きく変わってきますし、装着方法も違うので「大は小を兼ねる」の考えは通用しないと考えておきましょう。
機能性
登山靴用カバーは急な天候の悪化やぬかるんだ地面を歩く時、雪面を歩く場合も想定されるため、高機能のモデルを選ぶようにしましょう。
安いからと機能をきちんと確認せずに購入した結果、登山靴用カバーをしていたのに浸水してしまったでは元も子もありません。
小さく収納できるか
登山靴用カバーは基本的に登山リュックに収納しておき、必要な時に出して使うのがベーシックな使い方になるため、小さく収納できた方が便利です。
それに加えて、収納するための専用の袋などが付属品としてついてくるモデルもあり、同じ機能性で同じ値段であれば袋つきを選んだ方がお得と言えます。
全面カバーかアッパー部分カバー
登山靴用カバーには登山靴を丸々覆ってしまう全面カバーか、登山靴のアッパー部分だけをカバーするタイプの2タイプ存在します。
厳しい登山ルートを想定している場合はアッパー部分カバーを、平坦なハイキング程度を考えている場合は全面カバーを選ぶことをおすすめします。
メーカー
登山靴用カバーは登山靴や登山用のアパレルアイテムを発売しているメーカーから発売されており、国内だとモンベルが有名で人気です。
海外メーカーだとノースフェイスやマムート、カリマーやコロンビアなどから発売されており、自分の登山靴にあったモデルを選ぶことができるはずです。
価格帯
登山靴用カバーはモデルによって価格に大きな開きがあり、価格帯は安いモデルだと1,000円代から購入でき、高いモデルだと20,000円程度になります。
高いモデルだから高機能という訳でもないので、自分に必要な機能や登山靴のタイプと相談しながら選ぶことで節約にも繋がります。
登山靴用カバーおすすめ10選
【JISONCASE】
シューズカバー 防水 靴 レイン カバー
着脱しやすい全面カバータイプの登山靴用カバーで、ロングタイプもあるためハイカットの登山靴にも対応できる使い勝手の良いモデルです。
生地に完全防水PVCを使用していることで、急な雨や雪、ぬかるんだ地面や大きな水溜まりがあったとしても問題なく足を踏み入れることができます。
素材 | 完全防水PVC |
---|---|
サイズ展開 | S、M、L、XL |
着脱方法 | サイドファスナー |
【M&Boo】
シューズカバー 靴カバー 防水 レインカバー
豪雨にも耐えられる完全防水PVC素材を使用しており、雨などが登山靴に浸水してくるのを完全シャットアウトできる高機能な登山靴用カバーです。
着脱に関してもフロント部分のファスナーと伸縮性のあるバンド、ゴム調整固定ベルトを使った3STEPだけなのでとても簡単で使いやすいと言えます。
素材 | 完全防水PVC |
---|---|
サイズ展開 | L、XL、XXL、XXXL |
着脱方法 | フロントファスナー、ゴム調整固定ベルト、伸縮性バンド |
【Feeke】
シューズカバー アウトドア防水
素材にシリコンを使用しているので、高い防水性を実現しつつも軽くて折りたたみやすいため、携帯しやすくとても便利なモデルと言えます。
また、カラーバリエーションも豊富などので、おしゃれを楽しみつつも防水を気にしたい時に最適です。
ローカットタイプのみ対応のモデルなので、ここだけ注意しておきましょう。
素材 | シリコン |
---|---|
サイズ展開 | S、M、L |
着脱方法 | 伸縮させて靴に被せる |
【Viugreum】
シューズカバー 防水 登山ゲイター
ポリエステルの生地を使用することで、高い防水・撥水機能と耐摩耗機能を実現しており、厳しい登山ルートでも活躍してくれること間違いなしです。
この登山靴用カバーには万が一のことを考えた落下防止ストラップがついているため、落下し他の登山者に迷惑をかけることがありません。
素材 | ポリエステル |
---|---|
サイズ展開 | ワンサイズ |
着脱方法 | サイドファスナー |
【Kajimeiku】
防水シューズカバーロング(R32075M)
登山靴の足先からかかとまですっぽりと完全に覆ってくれるこのモデルは、ハイカットタイプにも対応しており、防水性も抜群です。
履き口と裾には伸縮性抜群のゴム入りのギャザーがついているので、地面からの跳ね返りにも対応しており、使い勝手の良いモデルと言えます。
素材 | ポリエステル |
---|---|
サイズ展開 | M、L |
着脱方法 | 伸縮させて靴に被せる |
【Generic】
10 Pcs リフレクター付きレインブーツカバー(SLT1701)
サイドファスナーを開け大きな履き口から足を入れるだけの簡単な着脱方法で、あらゆるシーンで使い勝手の良いモデルとなっています。
珍しいリフレクター付きのモデルになっているため、登山前後の市街地での歩行路でも安全に歩くことができる高機能モデルとも言えます。
素材 | PVCラミネート生地 |
---|---|
サイズ展開 | ワンサイズ |
着脱方法 | サイドファスナー |
【SEAL】
防水シューズカバー
生地にナイロンを使用しているため高い防水・撥水機能を備えており、伸縮性にも優れているため小さく折り畳むことができ便利なモデルです。
全面カバータイプでありながら、ソール部分には滑り止め加工がされているため、日帰り低山登山程度であれば使用可能と言えます。
素材 | ナイロン |
---|---|
サイズ展開 | S、M、L |
着脱方法 | バックファスナー |
【HIKENTURE】
通気・100%防水 登山 スパッツ ロングゲイター
登山靴用カバーの中ではデザイン性の高いモデルで、おしゃれにこだわりがある登山者に特におすすめしたいモデルの一つと言えます。
機能性も高く、完全防水で耐久性も高い上に通気性が良いので、使い続けていても蒸れずに快適に登山を続けることが可能な高機能モデルです。
素材 | 600Dナイロンオックスフォード |
---|---|
サイズ展開 | S、M、L |
着脱方法 | サイズファスナー |
【Black Diamond】
アルパインゲイター(BD79001001004 )
登山靴だけでなくアルパインシューズにも対応可能な程の機能性の高さを誇り、登山上級者からとても人気のあるモデルとなっています。
生地には3レイヤー・ゴアテックスハードシェルを使用しているので防水性はもちろん、通気性も高いため蒸れずに快適な登山を約束してくれます。
素材 | 3レイヤー・ゴアテックスハードシェル |
---|---|
サイズ展開 | ワンサイズ |
着脱方法 | フロントファスナー |
【SEA TO SUMMIT】
クアグマイアゲイター
ハイカットタイプにもしっかり対応できるロングタイプで、裾に固定できるボタンを装備しているので防水性抜群のモデルと言えます。
着脱部分にはファスナーだけでなく面ファスナーも使用しており、繋ぎ目からの浸水も完全にシャットアウトできている高機能モデルです。
素材 | 高透湿防水素材eVENT、1000Dコーデュラナイロン |
---|---|
サイズ展開 | S、M、L、LL |
着脱方法 | フロントファスナー、面ファスナー |
登山靴用カバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方