社会情勢の変化に伴う在宅ワークの増加により、自宅でパソコン作業をすることが増えました。
自宅でパソコン作業ができる環境を作るには、モニターが最低2台は欲しいところです。
更に、快適に作業ができる環境を目指すのであれば、モニターが3台あると良いです。
しかし、モニターを増やしたいけれど、机のスペースが確保できないという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、3画面のモニターの導入を検討している人へ向けて、トリプルディスプレイ対応のモニターアームを紹介しています。
目次
- 1 3画面対応モニターアームを使うメリット
- 2 3画面対応モニターアームを使うデメリット
- 3 3画面対応モニターアームおすすめ10選
- 3.1 【エルゴトロン】HXトリプルモニターボウキット（98-009-216）
- 3.2 【Bauhutte】ロングモニターアームGS（BMA-3GS-BK）
- 3.3 【ACCURTEK】トリプルモニターアーム（ZJ26-03）
- 3.4 【AVLT】モニターアーム 3画面（AVLT-DM05-1-JP）
- 3.5 【MOUNTUP】トリプルモニターデスクマウント（MU0006）
- 3.6 【Pholiten】三画面モニターアーム（MD8003）
- 3.7 【Duronic】Duronic Monitor Arm Stand（DM253）
- 3.8 【Fenghua Yuanfan】Suptek（ML6463）
- 3.9 【Green House】液晶ディスプレイアーム 3画面 クランプ式&グロメット式（GH-AMCJ01）
- 3.10 【viozon】ラップトップ＆モニター デスクマウント（OL-10T-B）
- 4 まとめ
3画面対応モニターアームを使うメリット
狭い机でもモニターを3台使うことができる
モニターアームを使うメリットは、なんといっても机の広さに関係なくモニターの設置ができることです。
通常、付属のモニタースタンドを使用して、1画面ずつ机の上に置きます。
しかし、3画面対応モニターアームを使用すれば、机から浮かせて設置ができるのです。
つまり、机にモニターアームをクランプする範囲さえ確保できれば、モニターを3画面設置することができるようになります。
机の上の使用できるスペースが広くなる
付属のモニタースタンドは、モニターの転倒を防止するために、設置面積を大きくとっています。
これにより、机の上のスペースを圧迫してしまいます。
しかし、3画面対応モニターアームを使用すれば、モニタースタンド1つ分以下のスペースで3画面の設置が可能です。
また、アームに配線を添わせることができるので、配線が机の上でごちゃごちゃすることも無くなります。
モニターの移動が簡単にできるようになる
可動式のモニターアームを購入することで、モニターの移動が簡単にできるようになります。
例えば、集中するためにモニターを近くに寄せたり、息抜きに映画を観るためにモニターを奥に離したりすることができます。
また、角度調節機能がついているモデルでは、モニターを縦に設置することができるのです。
用途に応じて位置や角度が調節できると、作業効率が上がるだけでなく、肩こりや腰痛の軽減にも繋がります。
3画面対応モニターアームを使うデメリット
使用できるモニターに制限がある
モニターアーム全般に言えることですが、モニターアームへ取り付けができるモニターとそうでないものがあります。
VESA規格という規格に対応しているモニターが、基本的にはモニターアームに取付けが可能です。
これからモニターの購入を検討している人は、VESA規格に対応しているモニターを選択してください。
既に持っているモニターをモニターアームに取付けようと考えている人は、アダプタの追加購入などで取り付けが可能か、確認してから購入するようにしましょう。
デスクの奥にモニターアームが突出してしまう
モニターアームを設置すると、机の上はスッキリしますが、机の奥側に突出します。
モニターアームの関節が飛び出るため、机を壁につけて使用している人は注意が必要です。
モニターアームを選ぶ際は、どのくらい奥行が必要なのか確認してから購入するようにしましょう。
大型モニターの設置ができない
3画面を一つのモニターアームに設置するとなると、重量や幅の問題が発生します。
いろいろなメーカーからモニターアームが販売していますが、設置できるモニターサイズは27インチが最大である製品が多いです。
大型モニターをメインに、サブモニターを2台といった構成で考えている場合は、3画面対応モニターアームではサイズオーバーとなってしまうので注意が必要です。
テーブルに強度がないと設置できない
3画面対応モニターアームを設置する場合に、モニターの全重量が机の一点に集中します。
そのため、机自体が軽かったり、強度が低かったりすると転倒や破損の恐れがあり危険です。
モニターのサイズによって変わりますが、モニター3台とモニターアームで、総重量が40kg近くなることもあります。
使用している机が、天板が薄いものやキャスターがついたものである場合は、机の保護をしてくれる補強プレートの購入や机自体の買い替えも検討しましょう。
3画面対応モニターアームおすすめ10選
【エルゴトロン】
HXトリプルモニターボウキット（98-009-216）
モニターアームと言えばエルゴトロンと言われるほど有名なメーカーです。
モニターアームのアームが3本とも別に動くタイプだと、移動するたびに横一列に並べ直さなければなりません。
しかし、本製品は1本のアームに3つのモニターを設置するような構造となっているため、横一列のまま移動することが可能となります。
したがって、モニターを横一列に配置する予定があるのであれば、本製品がおすすめです。
価格が5万円台と高価ですが、10年保障がついていますので、非常にコスパは良いです。
【Bauhutte】
ロングモニターアームGS（BMA-3GS-BK）
モニターアームにUSBポートや、簡単にモニターをモニターアームから取り外しができるクイックリリース機能がついています。
アームの移動がガス圧式の本製品は、ゲームの内容によって、近くに寄せたり、遠くへ離したりとモニターの移動をスムーズに行うことができます。
快適なゲーム環境を構築したい人におすすめです。
【ACCURTEK】
トリプルモニターアーム（ZJ26-03）
本製品は、失敗はしたくないけど安い3画面対応モニターアームが欲しいと考えている人におすすめです。
価格が1万円台前半と比較的安価でありながら、ガス圧式を採用しています。
17～27インチと一般的によく使われるモニターのサイズをカバーしており、5年の保障がついていることもおすすめできるポイントです。
【AVLT】
モニターアーム 3画面（AVLT-DM05-1-JP）
本製品は13～32インチと、対応しているモニターサイズの幅が広いことが特徴です。
素材もアルミニウムを使用しており、色がシルバーでモニターとメリハリを付けることができます。
価格は1万円台なので、安価で大きなモニターの設置ができる3画面対応モニターアームを考えている人におすすめです。
【MOUNTUP】
トリプルモニターデスクマウント（MU0006）
本製品は、13～27インチ対応のガス圧式のモニターアームです。
他の製品とスペックは似ていますが、高価な理由は、作りがしっかりとしており、動きが滑らかで耐久性があるためです。
ハイエンド製品は高価で手が出せないけど、安価なものは不安という方はミドルレンジの本製品がおすすめです。
【Pholiten】
三画面モニターアーム（MD8003）
本製品は、ガス圧式を採用しており、17～27インチのモニターに対応しています。
耐荷重が1～6kgとやや軽めなので耐久性はそれほど高くないでしょう。
価格が1万円以下と非常に安価ですが、保障期間については記載がありませんので、注意が必要です。
ガス圧式のできるだけ安い3画面対応モニターを探している方におすすめです。
【Duronic】
Duronic Monitor Arm Stand（DM253）
本製品は、左右のモニターのアームが1本なので、高さを個別に変えることはできません。
また、それぞれのモニターの位置関係は、基本的に三角形となります。
高さの調節は、ポールに固定しているボルトを緩めて行いますが、可動範囲が少ない分、価格も8千円台と安価です。
頻繁にモニタを上下させず、使用用途が株や動画編集など、作業用にモニター2台、閲覧用に1台といった使い方をする方は、本製品がおすすめです。
【Fenghua Yuanfan】
Suptek（ML6463）
本製品はクランプ式と自立式が選べます。
モニター3台を個別で置くと、3台分のスタンドが必要となりますが、本製品を使用することで1台分にまとめることができます。
高さは、ポールに固定しているボルトを緩めての調節となります。
モニターアームを机にクランプすることはできないが、モニターアームを使用したい方におすすめです。
【Green House】
液晶ディスプレイアーム 3画面 クランプ式&グロメット式（GH-AMCJ01）
本製品は、基本的にモニターを動かさずに横一列で使用する人向けです。
左右のモニターを前後に移動する際には、関節部のボルトを緩めての移動となります。
価格が5千円台と、3画面対応モニターアームとしては破格の安さとなっています。
モニターの位置の調整にボルトを使用しているので、モニターをがっちりと固定しておきたい人におすすめです。
【viozon】
ラップトップ＆モニター デスクマウント（OL-10T-B）
本製品は、今まで紹介してきたものとは異なり、モニター2台とノートパソコン1台を設置する構成となっています。
モニターは左右や上下など自由に配置できるので、様々なシチュエーションで使用できます。
また、ノートパソコンを置く台を真上に向けて固定することで、プロジェクターを置いて使用することも可能です。
メインマシンがノートパソコンで、サブディスプレイとしてモニターを設置する人におすすめです。
まとめ
3画面対応のモニターアームは種類が少なく選択の幅が狭いです。
どれも省スペースでモニターを設置することが可能ですが、選択を間違えると想定通りに使用できなかったり、オーバースペックで高価なものを購入してしまったりします。
コスパも考えるのであれば、保証期間が明記されている製品を選択しましょう。
3画面対応モニターアームの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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