持ち運びやすいノートパソコン・タブレットが普及し、あらゆるシーンでワーク・プライベート空間が構築できます。
しかし、端末自体のモニターサイズは小さく、大きさにもこだわりにくいため、モバイルモニターを検討される方もいるでしょう。
ですが、近年では複数枚モニターを搭載しつつ、携帯性を活かせる折りたたみタイプが登場し、注目を集めています。
本記事では、折りたたみモバイルモニターおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
折りたたみモバイルモニターを使うメリット
携帯性に優れている
据え置きモニターの場合、持ち運べないこともありませんが、付属品を梱包したりと準備が必要になります。
ですが、折りたたみモバイルモニターの場合、モニター本体をスリムに抑えつつ、折りたたみケース等でラクな持ち運びも可能です。
自宅で据え置きで使用し、翌日には手間と時間を掛けずに折りたたんで持ち運べるのは大きな強みです。
適応力が高い
折りたたみモバイルモニターはスリムフォルムで厚みを抑えることにより、携帯性を高めているのが強みです。
さらに、PC・タブレット端末・ゲーム機と幅広いデバイスに互換性があり、マルチでの運用も容易に行えます。
屋外への持ち運びもラクに行えますし、ビジネス・プライベートとあらゆるシーンでパフォーマンスを発揮できます。
作業効率アップが期待できる
折りたたみモバイルモニターは2枚以上のモニターで構成されており、デュアルモニターとしても運用できるのが特徴です。
一般的なモバイルモニターの場合、限られた1枚のモニターしか利用できないため、表示できる情報が限られてきます。
ですが、折りたたみモバイルモニターは複数の情報を同時で表示できるため、無駄な手間を掛ける必要が無くなります。
ケーブルの煩わしさを軽減できる
一般的な据え置きモニターの場合、端末とデバイス間で複数のケーブルを接続するため、煩わしさを感じるのが欠点です。
ですが、モバイルモニターはUSB Type-C接続に対応しており、ケーブル1本で接続できるのが強みです。
あらゆるシーンに運用できるだけでなく、モニターとデバイス間におけるストレスの要因を排除できます。
折りたたみモバイルモニターを使うデメリット
深くこだわれない
モバイルモニター自体の製品数は年々増加傾向にありますが、折りたたみを採用した製品数はまだまだ少なめです。
そのため、モニターサイズ・解像度・リフレッシュレートなど、あらゆる要素から深くこだわった選択は不可能です。
運良くお気に入りのモニターが見つかれば良いですが、理想を実現できる製品が見つからないケースも想定しておきましょう。
コストが掛かる
折りたたみモバイルモニターは端末の携帯性を活かしつつ、あらゆるシーンで運用できるのが強みです。
ですが、3万円台~10万円越えまでの価格帯で販売されているため、最低限3万円程度の予算が必須になります。
性能・利便性を求める場合、10万円も視野に入れる必要があるため、事前に出費を想定しておきましょう。
バッテリー管理が必須
モバイルモニターは携帯性・適応力に優れており、あらゆるシーンでパフォーマンスを発揮してくれます。
ですが、電力源から安定した電源供給を受けられるわけでは無く、バッテリー・端末からの供給で稼働するのが基本です。
そのため、モニター・端末側のバッテリー管理を怠ってしまった場合、バッテリー切れが起きる点には要注意です。
折りたたみモバイルモニターの選び方
モニターサイズで選ぶ
折りたたみモバイルモニターに採用されるサイズですが、10インチ弱~30インチ越えまで登場しています。
モニターサイズが大きくなるほどに大画面で楽しめますが、重量も増してしまい、携帯性を損ねてしまうのが欠点です。
逆にモニターサイズが小さい場合、携帯性には優れていますが、作業効率アップ等は期待できません。
モニターサイズに関しては一長一短があり、用途で適したサイズは異なるため、自身の環境を考慮し、選択しましょう。
HDRの有無で選ぶ
折りたたみモバイルモニターには、HDR対応/非対応モデルが登場しており、特徴が異なります。
HDR技術は明るいシーン・暗いシーンの両面を忠実に再現する技術であり、美しいグラフィックを実現可能です。
ですが、HDR対応モニターは製品価格も跳ね上がるため、予算が確保できる方向けになってしまう点に注意です。
ご自身の予算を考慮し、グラフィックにもこだわるならHDR対応モニターを選択しましょう。
メーカーで選ぶ
折りたたみモバイルモニターは製品数が少なめですが、複数のメーカーから登場しています。
当然ですが、ユーザー人気も存在していますし、レビュー評価数にも違いがあります。
メーカー選びで失敗しないためには、これらを事前にチェックし、製品を選ぶのがベストです。
価格帯で選ぶ
折りたたみモバイルモニターは製品数こそ少なめですが、3万円台~10万円越えまで、幅広い価格帯で登場しています。
製品数自体は少ないですが、製品別の価格差は非常に大きく、性能にも大きな違いが生まれるのが基本です。
とにかくコストを抑えるなら3万円台、性能・利便性にもこだわりたいなら予算と相談し、高価格帯からの選択がベストです。
折りたたみモバイルモニターおすすめ5選
メーカー・製品名 | モニターサイズ | サイズ/重量 | HDR |
---|---|---|---|
JAPANNEXT 2画面モバイルディスプレイ | 11.6インチ | 31.8×25×21.5cm/1.3kg | 非対応 |
ROADOM 13インチデュアルモニター | 13インチ | 34.1×24.6×3.1cm/3kg | 対応 |
Acogedor 13インチトリプルモニター | 15インチ | 46×30×9cm/3.5kg | 対応 |
Kwumsy Macデュアルモニター | 12インチ | 34.1×21.7×4cm/1.61kℊ | 非対応 |
Duex geminos | 34インチ | 56×50×11cm/10.6kg | 非対応 |
【JAPANNEXT】
2画面モバイルディスプレイ(JN-TRI-IPS116FHDR)
11.6インチモニター×2枚で構成されており、各画面を切り離して独立運用できるモニターです。
USB Type-Cケーブル1本で映像・音声の同時出力が可能ですし、優れた携帯性であらゆるシーンに適応できます。
小型サイズモニターのため、複数枚を広げても邪魔になりにくく、あらゆるスペースを有効活用できる点も強みです。
モニターサイズ | 11.6インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 31.8×25×21.5cm/1.3kg |
HDR | 非対応 |
【ROADOM】
13インチ デュアルモニター(X50)
13.3インチ+デュアルモニターで構成されており、独立型フレームデザインを採用したモニターです。
フルHD解像度+IPSパネルで設計されており、あらゆる角度から視認しやすく、折りたたみで携帯性も高めています。
端末と合わせて3枚のモニターを運用できるため、あらゆる用途におけるパフォーマンスのアップが期待できます。
モニターサイズ | 13インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 34.1×24.6×3.1cm/3kg |
HDR | 対応 |
【Acogedor】
15インチ トリプルモニター
15インチモニターを両開きで設計されており、端末と合わせて3枚のモニターで運用できるモニターです。
格納式スタンドが搭載されているため、あらゆるシーンで疲れにくい快適な姿勢を維持できます。
15インチモニターながらも折りたたむことにより、負担無く持ち運べる点も魅力です。
モニターサイズ | 15インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 46×30×9cm/3.5kg |
HDR | 対応 |
【Kwumsy】
Mac デュアルモニター(P2 S-M)
15インチデュアルモニターを両開きで設計し、携帯性を高めつつ、作業効率アップも期待できるモニターです。
モニター角度を最大207℃まで調節可能であり、専用スタンドも合わせてラクな姿勢を維持できます。
内蔵スピーカーで臨場感も楽しめますし、ブルーライトカットで目の負担を抑えてくれる点もおすすめです。
モニターサイズ | 12インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 34.1×21.7×4cm/1.61kℊ |
HDR | 非対応 |
【Duex】
Geminos
縦型折りたたみ方式を採用し、34インチ大画面+IPSパネルで設計されたモニターです。
スタンド部分にはマルチドッキングステーションが搭載されており、各種接続方式で接続できます。
自由なスライド・回転調節に対応しており、ラクな姿勢を維持しやすく、省スペースで運用できる点も強みです。
モニターサイズ | 34インチ |
---|---|
サイズ/重量 | 56×50×11cm/10.6kg |
HDR | 非対応 |
まとめ
折りたたみモバイルモニターは複数枚のモニターが搭載されており、あらゆるシーンでパフォーマンスを発揮してくれます。
製品数が少ないため、製品選びで迷ってしまうこともあると思いますが、本記事を参考にし、選んでいただければ幸いです。
折りたたみモバイルモニターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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