昨今では多種多様なキーボードが登場し、製品化されていますが、ベーシックなメンブレンタイプを使用される方もいるでしょう。
ですが、メカニカル等と比較した際、メンブレンが品質で劣っていると感じてしまうこともあると思います。
操作性を損なわず、機能を充実させて使用感を高めた、最高峰とも言えるメンブレンキーボードを求める方もいるでしょう。
そこで本記事では、最高峰メンブレンキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 最高峰のメンブレンキーボードを使うメリット
- 2 最高峰のメンブレンキーボードを使うデメリット
- 3 最高峰のメンブレンキーボードの選び方
- 4 最高峰のメンブレンキーボードおすすめ10選
- 4.1 【エレコム】ワイヤレスキーボード(TK-FDM105TXBK)
- 4.2 【エレコム】フルサイズキーボード(TK-WS01UMKBK)
- 4.3 【サンワサプライ】コンパクトキーボード(SKB-KG3BKN2)
- 4.4 【BUFFALO】フルサイズキーボード(BSKBU108ENBK)
- 4.5 【Logicool】K275
- 4.6 【Logicool】K295(K295GP)
- 4.7 【Perixx】PERIBOARD-106W(11280)
- 4.8 【ROCCAT】Magma mini(ROC-27-042)
- 4.9 【Supurdiri】ゲーミングキーボード
- 4.10 【エレコム】ワイヤレスキーボード(TK-FBM093SBK)
- 5 まとめ
最高峰のメンブレンキーボードを使うメリット
コストを抑えられる
メンブレンキーボードは、パンタグラフ・メカニカル等のタイプと比較した際、特に低価格で販売されているのが特徴です。
メカニカル・パンタグラフだと1万円を軽く超える製品も多いですが、メンブレンでは殆どありません。
高くても7~8千円前後がラインとなるため、経済的な負担があまり無く、導入しやすい点もメリットです。
違和感無く馴染みやすい
近年ではメカニカル・パンタグラフも勢いを伸ばしつつありますが、それでもメンブレンキーボードの使用率は高めです。
メンブレンタイプは、パソコンに触れたことがあるなら、「必ず触ったことがある」と言っても過言ではありません。
そのため、キーボードを乗り換えても手に馴染みやすく、迷わずに操作できるので、作業効率を高めてくれます。
選択肢が多く選びやすい
パンタグラフ・メカニカル等と比較し、メンブレンは圧倒的に製品数が多く、様々な特徴を持つキーボードが製品化されています。
サイズ・配列・機能性をはじめ、価格帯も幅広く展開されていることもあり、自分に合ったキーボードを見つけやすいです。
細かく絞っても製品を見つけられるので、妥協する必要が無く、満足できる製品を購入できるのは大きいです。
静音性に優れている
メンブレンキーボードはゴム製のキーキャップを採用しており、タイピング時の音を吸収してくれます。
これにより、素早く入力した際も打鍵音が目立つことが無いため、周りに対する打鍵音の影響を考慮しなくて済みます。
配信・録音環境下ではマイクに音が入りませんし、周囲への騒音を気にせずに使用できるのは大きいです。
最高峰のメンブレンキーボードを使うデメリット
修理が基本不可
メンブレンは1枚のシート基盤を内部に採用し、全キーを反応させているため、低価格で販売されています。
ただ、シート1枚で機能しているため、1か所の故障に対し、該当箇所のみを修理し、継続使用することができません。
仮に故障してしまった場合、故障した状態で使い続ける、新しいキーボードを買い直すという選択肢しか選べません。
ストロークが深く疲れやすい
メンブレンキーボードは他タイプと比較してもキーストローク・アクチュエーションポイントが深めです。
そのため、しっかりキーを反応させるためには、確実に押し込む必要があり、多少なりとも力を込める必要があります。
これにより、長時間の作業時は疲労・負担が蓄積しやすく、身体への負担も増えてしまう点には要注意です。
タイピング時の心地良さに欠ける
メンブレンキーボードは深いストロークを採用しており、底打ちした際の打鍵音も驚くほどに静かです。
静音性に優れているので、周囲を気にせずに使用しやすいですが、メカニカルのような感触が無く、心地良さには欠けます。
打鍵音も「カチカチ」ではなく、「スコスコ」と響きにくい音のため、打鍵時の心地良さを求める方には不向きです。
最高峰のメンブレンキーボードの選び方
タイプで選ぶ
キーボードにはフルサイズ・テンキーレスと異なるサイズが展開されており、キー数に違いがあります。
フルサイズはテンキーまでを搭載しているので、馴染みやすいですし、数字入力を頻繁に行う業務等に最適です。
テンキーレスサイズはテンキー部分をカットし、サイズを抑えているので、省スペースで設置し、使用できます。
ご自身の使用用途・環境を考慮し、好みのサイズを選択するのがおすすめです。
配列で選ぶ
国内でキーボードに用いられる配列ですが、日本語・英語の2種類が存在しており、各配列で特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されており、日本語主体の文書作成・オフィス業務等で活躍します。
英語配列は日本語入力キーはありませんが、キー配置が合理化されているので、クリエイティブな業務を行う方に最適です。
配列に関しては使用用途をはじめ、慣れや好みも考慮して選びましょう。
接続方式で選ぶ
キーボードの接続方式ですが、有線・無線接続の2種類が存在しており、各接続方式でメリットデメリットが存在します。
有線接続は安定接続で入力は快適ですが、コードで接続するため、適応力は低く、固定環境向けです。
無線接続はコードレスで接続できるため、適応力は高いですが、その他電波等の影響を受けやすく、遅延が起きる可能性もあります。
自宅での固定使用で選ぶなら安定した有線接続、屋外への持ち運びを想定し、携帯性を選ぶなら無線接続がおすすめです。
メーカーで選ぶ
メンブレンキーボードは製品数が非常に多く、あらゆるメーカーから多種多様なキーボードが販売されています。
ただ、製品数が多いだけあり、同じ価格帯でも品質・性能に差があることも珍しくは無く、製品選びはかなり重要です。
製品選びで失敗しないためには、ユーザー人気や評価が高いメーカー・レビュー数が多いメーカーで選ぶのが大切です。
初めて購入されるなら、まずは有名なメーカーをピックアップし、詳細項目をチェックして選びましょう。
価格帯で選ぶ
メンブレンキーボードは製品数が非常に多いですが、リーズナブルな価格帯で販売されているのが特徴です。
安ければ千円台から購入できる製品もありますし、高額でも1万円を超える製品の方が少ないため、気軽に導入できます。
ただ、価格=性能という面は当然存在するため、機能・利便性を求めるなら高価格帯から選択する必要があります。
気軽に導入してみたいなら低価格帯、現状よりも高性能なキーボードを求めるなら、高価格帯から選ぶのがおすすめです。
最高峰のメンブレンキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 配列 | 接続 |
---|---|---|---|---|
エレコム ワイヤレスキーボード | テンキーレス | 364×151×34mm/507g | 日本語 | 両対応 |
エレコム フルサイズキーボード | フルサイズ | 437×149×27mm/500g | 日本語 | 有線 |
サンワサプライ コンパクトキーボード | テンキーレス | 306×129×27mm/370g | 日本語 | 有線 |
BUFFALO フルサイズキーボード | フルサイズ | 460×177×34mm/699g | 英語 | 有線 |
Logicool K275 | フルサイズ | 442×149×22mm/498g | 日本語 | 無線 |
Logicool K295 | フルサイズ | 441×149×18mm/498g | 日本語 | 無線 |
Perixx PERIBOARD-106W | フルサイズ | 488×48×22mm/1kg | 英語 | 有線 |
ROCCAT Magma mini | テンキーレス | 308×132×37mm/406g | 英語 | 有線 |
Supurdiri ゲーミングキーボード | テンキーレス | 292×102×41mm/404g | 英語 | 有線 |
エレコム ワイヤレスキーボード | テンキーレス | 302×130×30mm/396g | 日本語 | 無線 |
【エレコム】
ワイヤレスキーボード(TK-FDM105TXBK)
テンキー部分をカットし、コンパクトサイズに仕上げており、携帯性にも優れたキーボードです。
有線・無線接続の両方に対応しているので、状況に応じた使い分けも可能であり、乾電池式でバッテリー切れの心配もありません。
USBレシーバー収納スペースが確保されており、紛失も心配もないですし、裏面のスタンドで角度を調節できる点もおすすめです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 364×151×34mm/507g |
配列 | 日本語 |
接続 | 両対応 |
【エレコム】
フルサイズキーボード(TK-WS01UMKBK)
キーキャップを四角に設計し、凸凹を減らしており、タイピング時の快適性を追求したキーボードです。
キーキャップも浮くようにデザインされているため、埃も溜まりにくいですし、水を使用した丸洗いも行えます。
スタイリッシュなデザインで適応力も高いですし、抗菌仕様で清潔な状態を維持できる点も好評です。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 437×149×27mm/500g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【サンワサプライ】
コンパクトキーボード(SKB-KG3BKN2)
テンキー部分をカットし、サイズを抑えつつ、3方向からケーブルの取り回しが可能なキーボードです。
設置位置を自由に調節しやすいですし、一定のキーピッチも確保されているので、正確なタイピングが行えます。
携帯・収納性が高いので、煩わしさも感じにくいですし、2種類の有線接続に対応している点もおすすめです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 306×129×27mm/370g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【BUFFALO】
フルサイズキーボード(BSKBU108ENBK)
スタンダードなフルサイズを採用しつつ、キー表記をすっきりさせており、キーの視認性を高めたキーボードです。
一定のキーピッチを確保し、誤入力を防ぎつつ、キーストロークが浅めなので、軽やかなタイピングを実現できます。
カーブ状に設計しつつ、角度調節スタンドも搭載されているので、姿勢を維持しやすく、疲労・負担を軽減できる点もポイントです。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 460×177×34mm/699g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Logicool】
K275
不要なスペースをカットし、フルサイズながらもサイズを抑えており、適応力を高めたキーボードです。
無線接続に対応しつつ、スリムな形状に仕上げており、屋外へ持ち運ぶ際もかさばることがありません。
長寿命バッテリーを採用しているので、バッテリー管理の必要が無く、メディアコントロールキーが充実している点も魅力です。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 442×149×22mm/498g |
配列 | 日本語 |
接続 | 無線 |
【Logicool】
K295(K295GP)
従来のメンブレンよりも打鍵音を大きく削減しており、無音に近い静音性を実現したキーボードです。
ショートカットキー+テンキー搭載で操作性を向上させつつ、無線接続対応で適応力も高めています。
乾電池式バッテリーを採用し、長期間の安定した使用を可能にしつつ、角度調節で疲労・負担が軽減できる点もおすすめです。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 441×149×18mm/498g |
配列 | 日本語 |
接続 | 無線 |
【Perixx】
PERIBOARD-106W(11280)
メンブレンタイプの中でも深めのキーストロークを採用し、メカニカルのような打鍵感を再現したキーボードです。
エルゴノミクスデザインでカーブ状に設計されており、指先にフィットしやすく、疲労・負担を軽減してくれます。
設置時に角度が付くため、姿勢をキープしやすいですし、英語配列でホームポジションを維持し続けられる点も魅力です。
タイプ | フルサイズ |
---|---|
サイズ/重量 | 488×48×22mm/1kg |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【ROCCAT】
Magma mini(ROC-27-042)
不要なキー・スペースをカットし、極限までサイズを抑えつつ、入力の応答速度を高めたキーボードです。
ゲームモードに対応しており、ソフトウェアを活用することで、キー別にストロークをカスタマイズできます。
RGBバックライトにより、彩りを持たせてくれますし、アンチゴーストで複雑な操作を容易に実行できる点もポイントです。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 308×132×37mm/406g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Supurdiri】
ゲーミングキーボード
必要最小限だけのキーを搭載し、コンパクトサイズに仕上げており、マウス可動域も広く確保できるキーボードです。
メンブレンの静音性を保ちつつ、メカニカル特有の心地良さも表現しており、快適なタイピングが行えます。
樹脂素材で耐久力も高めていますし、ショートカットコマンドで操作性を向上させている点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 292×102×41mm/404g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【エレコム】
ワイヤレスキーボード(TK-FBM093SBK)
メンブレンながらもストロークが浅く設計されており、軽やかで静かな入力を可能にしたキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、マルチペアリングにも対応しているので、複数台を使用した作業効率を高めてくれます。
コンパクトサイズで適応力も高いですし、充実したメディアコントロールキーにより、操作性を向上させている点も魅力です。
タイプ | テンキーレス |
---|---|
サイズ/重量 | 302×130×30mm/396g |
配列 | 日本語 |
接続 | 無線 |
まとめ
メンブレンキーボードはデメリットもありますが、非常に馴染みやすく、使い勝手の良いキーボードタイプです。
多種多様な機能を搭載した製品も増加傾向にあるので、気になる方は本記事を参考にし、選んでみてくださいね。
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