キーボードには、メンブレン・パンタグラフ・メカニカルとタイプが存在しており、各タイプで特徴が異なります。
メカニカルは、ゲーム・デスクワークと実用性が高く、Bluetooth接続に対応した製品も増えており、注目を集めています。
とはいえ、品質・耐久力の高さに比例し、高額製品が多いため、安い価格で購入できるキーボードを探している方もいるでしょう。
そこで、無線接続に対応したメカニカルキーボード紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 無線メカニカルキーボードとは
- 2 無線メカニカルキーボードを使うメリット
- 3 無線メカニカルキーボードを使うデメリット
- 4 無線メカニカルキーボードの選び方
- 5 無線メカニカルキーボードおすすめ12選
- 5.1 【Visless】メカニカルキーボード
- 5.2 【nuphy】Air75
- 5.3 【Logicool】SIGNATURE(K855OW)
- 5.4 【Logicool】KX850FT
- 5.5 【e元素】メカニカルキーボード(8483)
- 5.6 【EPOMAKER】Theory TH80 Pro
- 5.7 【Razer】BlackWidow V3 Mini HyperSpeed(RZ03-03891700-R3J1)
- 5.8 【ASUS】ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe
- 5.9 【YUNZII】Keynovo IF98 Pro
- 5.10 【Perixx】PERIBOARD-734(11989)
- 5.11 【Archiss】Progres Touch(AS-KBPD87/TBKWP)
- 5.12 【AJAZZ】G1000
- 6 まとめ
無線メカニカルキーボードとは
メカニカルキーボードは、パンタグラフ・メンブレンとは違い、タイピング時の感触がしっかりしており、打鍵音も大きいです。
ゲーミングデバイスメーカーから製品化されている物が多いので、キー同士の感覚が狭く、応答速度の速さも特徴となります。
加えて、各キーで独立したスイッチ設計となっており、故障した箇所のスイッチ交換のみで修理できます。
耐久面も他タイプとは一線を画しており、5千万回~1億回以上の打鍵に耐えることが可能です。
一昔前までは有線タイプのみでしたが、近年ではBluetoothをはじめ、無線接続に対応した製品も増えつつあります。
無線メカニカルキーボードを使うメリット
耐久性が高い
メカニカルキーボードはフレームをはじめ、キーキャップ・スイッチまで、頑丈に設計されているのが特徴です。
5千万回~1億回の打鍵にも耐えれますし、メカニカルスイッチは独立しているので、故障個所のみの交換で済みます。
長時間使用に耐えつつ、故障に対しても柔軟に対応できるので、故障も含め、長期的に使用できる点がおすすめです。
タイピングの感触が良い
メカニカルキーボードは、スイッチ部分に金属とバネを採用しており、キーを押した時の跳ね返りが特徴です。
キーを押した際、確かな感触が感じられるので、癖になるタイピング操作を楽しめます。
打鍵感・打鍵音は軸タイプで大きさが異なりますが、「カチャカチャ」と音も気持ちよく、快適な使用感を実現できます。
場所を選ばずに使用できる
従来のメカニカルキーボードは、応答速度を重視した有線タイプが主流のため、固定環境以外での使用適性が低めでした。
ですが、近年発売されているメカニカルキーボードは、テンキーレスをはじめ、コンパクトサイズに設計されています。
Bluetooth接続に対応した製品も増えているので、自宅環境だけでなく、屋外に持ち運んで使用することも可能です。
無線メカニカルキーボードを使うデメリット
高価格な製品が多い
メカニカルキーボードは、ゲーミング向けに開発された製品が多く、耐久力が高いのが特徴です。
ただ、ゲームプレイ向けの性能に加えて、Bluetooth・多機能で設計されており、キーボードの中では高額な部類になります。
予算を問わず、高性能なキーボードを求めるなら問題はありませんが、予算を想定している場合は注意が必要です。
打鍵音が目立つ
メカニカルキーボードは、タイピングの際にキーが深く沈むため、しっかりした感触と打鍵音の大きさが特徴です。
一定量の打鍵音は心地よさを感じますが、軸タイプによってはかなり目立ちますし、基本的に静音性には優れていません。
そのため、配信・オンライン会議のような録音環境の場合、打鍵音が悪目立ちしてしまう点には注意が必要です。
無線メカニカルキーボードの選び方
軸タイプで選ぶ
メカニカルキーボードに使用されている軸ですが、青・茶・赤・銀軸が代表的な軸タイプです。
配信等の録音環境下で使用するなら、タイピング音が小さめな銀軸・赤軸がおすすめです。
デスクワーク・文書作成などのタイピング中心であれば、キータッチ・打鍵音のバランスが取れた茶軸が活躍します。
確かな打鍵感を味わいたいなら青軸、ゲームプレイで使用するなら、バランスに優れつつ、応答速度も速い銀軸がベストです。
軸タイプは複数存在するので、ご自身の使用環境・使用用途を想定し、ピッタリな特徴を持つ軸タイプを選びましょう。
無線メカニカルキーボードおすすめ12選
【Visless】
メカニカルキーボード
専用ソフトウェアにより、RGB・マクロなどを細かく設定できるコンパクトキーボードです。
最大5台マルチペアリングに対応しており、持ち運びやすいサイズに抑えているので、あらゆるシーンで活躍できます。
本体裏面のスタンドで高さ調節が可能であり、付属リストレストも活用することで、疲労・負担軽減が期待できます。
【nuphy】
Air75
アルミニウムフレームをプレス加工で仕上げており、テンキーレス且つ薄型サイズに仕上げたキーボードです。
Windows/MacOSに互換性があるので、ゲームプレイ・デスクワークと、幅広く活躍できます。
茶軸を採用しているので、感触と打鍵音のバランスが良く、耐久性が考慮されている点も評価されています。
【Logicool】
SIGNATURE(K855OW)
角度を付けたキースタイルで手に馴染みやすく、スムーズなタイピングを可能にしており、疲労感を感じさせないキーボードです。
上質アルミニウムを使用することで耐久性を高めつつ、テンキーレスサイズに仕上げているので、マウス可動域も広く確保できます。
確かな打鍵感だけでなく、静音性にも優れているので、録音・デスクワーク環境下に置いて、特にパフォーマンスを発揮できます。
【Logicool】
KX850FT
打鍵感・打鍵音のバランスに優れた茶軸を使用しつつ、キーストロークを短く仕上げたキーボードです。
キー同士の感覚が狭いので、長時間のタイピング操作も行いやすく、疲労・負担の蓄積も防いでくれます。
専用ソフトウェアで細かいカスタマイズも可能であり、6つのバックライトパターンを使用し、好みに彩ることも可能です。
【e元素】
メカニカルキーボード(8483)
確かな感触と静音性を持つ赤軸を使用しつつ、応答速度を高めているので、幅広く活躍できるキーボードです。
人間工学に基づき、キートップを曲線上に仕上げているので、長時間の作業・ゲームプレイの際、疲労・負担軽減が期待できます。
PCだけでなく、携帯端末にもBluetooth接続が可能であり、場所や端末を選ばずに使用できる点も評価されています。
【EPOMAKER】
Theory TH80 Pro
省スペースで設置しやすい75%コンパクトサイズに仕上げており、マウス可動域を広く確保できるキーボードです。
専用ソフトウェアを活用することで、RGBカスタマイズが可能なので、自分好みのスタイルを演出できます。
ポリカーボネートで耐久性を高めつつ、キー部分に使用された潤滑剤により、長期間スムーズなタイピングも可能です。
【Razer】
BlackWidow V3 Mini HyperSpeed(RZ03-03891700-R3J1)
コンパクトサイズに抑えつつ、Bluetooth接続に対応しており、場所を選ばずにパフォーマンスが発揮できるキーボードです。
マルチペアリングで自由な切り替えが可能であり、長時間使用に耐える大容量バッテリーも搭載されています。
感触・打鍵音が大きくバランスの取れたグリーン軸を採用しており、使用感の高さも評価されています。
【ASUS】
ROG Strix Scope RX TKL Wireless Deluxe
RGBライティングを使用しつつ、Bluetooth接続運用が可能であり、マルチペアリングにも対応したキーボードです。
手に馴染みやすい湾曲形状に仕上げることで、疲労・負担を軽減しつつ、応答速度を極限まで高めています。
専用ソフトウェアで細かいカスタマイズも行えますし、1億回以上のクリックに耐える耐久性も評価されています。
【YUNZII】
Keynovo IF98 Pro
ユニークなカラーパターン+デザインが特徴であり、フルサイズ並みのキーを揃えつつ、コンパクトに抑えたキーボードです。
専用ソフトウェアを活用することで、RGBライティングをはじめ、キー割り当て・マクロのカスタマイズもできます。
軸タイプ・カラーバリエーションが豊富に展開されているので、好みのキーボードを見つけやすい点もおすすめです。
【Perixx】
PERIBOARD-734(11989)
タイプライター風のキートップを使用し、パステルカラーで可愛く仕上げた、コンパクトキーボードです。
Bluetooth5.1規格による安定接続に加えて、同時に4台接続可能なマルチペアリング機能も搭載されています。
テンキーレスで場所を選ばずに設置できますし、キーストロークが短く、女性にも扱いやすいと評価されています。
【Archiss】
Progres Touch(AS-KBPD87/TBKWP)
感触と音のバランスが良い茶軸を採用し、コンパクトサイズに仕上げることで、マウス可動域を広く確保したキーボードです。
人間工学に基づいたアーチ設計となっているので、長時間の作業・ゲームプレイ時の疲労・負担を軽減できます。
しっかりした打鍵感と耐久性を実現しつつ、裏面のスタンドにより、使用時の安定性も高めています。
【AJAZZ】
G1000
極限まで無駄を省いた61キーコンパクトサイズで仕上げており、ピンクで可愛い雰囲気が楽しめるキーボードです。
あらゆる端末への互換性があり、最大3台のマルチペアリングにも対応しているので、自由に接続先を切り替えられます。
環境への適応力が高く、持ち運びにも適していますし、デスク周りを可愛く彩れる点もおすすめです。
まとめ
メカニカルキーボードは入力時の感触が気持ち良いですし、あらゆるシーンで活躍できる実用性の高さもおすすめです。
コストは掛かりますが、コスト以上の耐久力も発揮してくれるので、紹介した内容を参考に、お気に入りを見つけてみてくださいね。
無線メカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方