パソコン使用時の相棒となるのが、マウスとともにキーボードです。
なるべく早く正確に入力したいところですが、思うようにキーが反応せずにイライラしてしまうこともあります。
そこでメカニカルキーボードの出番です。
キーのひとつひとつがスイッチになっているキーボードは、自分の好みに合わせてカスタマイズができます。
更に、薄型キーボードはキーを深く押す必要がなく、入力も速くなります。
今回は、入力の効率アップが期待できるメカニカルキーボードを紹介しますので、自分に合うキーボードを見つけてみましょう。
目次
- 1 薄型メカニカルキーボードを使うメリット
- 2 薄型メカニカルキーボードを使うデメリット
- 3 薄型メカニカルキーボードの選び方
- 4 薄型メカニカルキーボードおすすめ10選
- 4.1 【CORSAIR】K100 AIR(CH-913A01U-JP)
- 4.2 【Logicool】G913(G913-TKL-TCBK)
- 4.3 【Logicool】G813(G813-TCWH)
- 4.4 【Razer】Ornata V3 X JP(RZ03-04471400-R3J1)
- 4.5 【ROCCAT】Vulcan 122 AIMO RGB(ROC-12-956-RD)
- 4.6 【エレコム】ゲーミングキーボード ARMA メカニカル(TK-ARMA30BK)
- 4.7 【サンワサプライ】メカニカルキーボード(SKB-MK2BK)
- 4.8 【アーキス】Maestro2S CHERRY 赤軸(AS-KBM02/SRGBAWP)
- 4.9 【YUNZII】 Keynovo(IF98)
- 4.10 【ASUS】ROG Strix Flare II(XA08)
- 5 まとめ
薄型メカニカルキーボードを使うメリット
タイピングが速くなる
薄型メカニカルキーボードは、通常のキーボードより低いためキーも浅く、深く押さなくても入力できるので、速くタイピングができます。
またキーを押す速さに対応するために、スイッチの反応も速くなっています。
タイピングの速さが重要になるゲーミングや、多くの文字を入力する必要があるプログラミングにも使用されているキーボードです。
手が疲れにくい
薄型メカニカルキーボードは机との段差があまりないので、パームレストがなくても入力しやすいです。
また手首の位置を高くしておく必要がなく、長時間のパソコン使用でも手が疲れにくくなります。
パームレストを設置する必要がないので、机の上のスペースが広がりすっきりとします。
長く使用できる
メカニカルキーボードはキーのスイッチがそれぞれ独立しています。
パンダグラフやメンブレンでは、キーが反応しなくなると、キーボードをそのまま修理に出したり、買い替えしたりしないといけません。
しかしメカニカルキーボードはそのキーを交換するだけで済みます。
カスタマイズができる
メカニカルキーボードはメーカー独自のソフトウェアにより、各キーのカスタマイズができます。
各キーに機能の割り当てをしたり、イルミネーションの設定をしたりすることができ、使いやすさが向上します。
またキーパーツを自分のフィーリングに合うように交換することも可能で、キーボードを仕上げていく楽しみもあり、愛着も湧いてくるでしょう。
薄型メカニカルキーボードを使うデメリット
価格が高い
メカニカルキーボードは、独立したスイッチを使用しているため、パンダグラフやメンブレンよりも価格が高いです。
1万円前後から、高くなると3万円を超えるキーボードもあります。
高価なキーボードは機能性に優れていますが、初めてメカニカルキーボードを購入する場合は、打鍵音や押し加減が自分に合っていることがまずは重要です。
使いこなすのに時間がかかる
いろいろ調べ検討して購入したメカニカルキーボードは、すぐにスムーズに入力できる場合もありますが、自分とフィーリングが合わない場合もあります。
思ったよりも軽いキーは入力ミスになりやすく、大きな打鍵音が気になってしまうこともありえます。
使用しているうちに徐々に慣れていきますが、キーパーツを交換するなどして、自分に合わせていきながら使っていくのもよいでしょう。
薄型メカニカルキーボードの選び方
軸の種類
メカニカルキーボードのスイッチには、ドイツのチェリー社製が多く使用されています。
チェリー社製のスイッチは、軸の色により特徴が分かれています。
一番多く使用されている赤軸は、キータッチが軽く、あまり押した感触がありません。
音は静かで、カタカタする音が気になるという方にはおすすめです。
次に青軸はキーを押したときに重たさを感じ、音もしっかりします。
キーを押した感覚が欲しいという方には、青軸は的確です。
また赤軸と青軸の間になる茶軸は、バランスの取れた打鍵音と静音性があり、始めてメカニカルキーボードを使用する方には受け入れやすいでしょう。
有線とワイヤレス
パソコンとメカニカルキーボードを繋ぐ方法としては、有線の方がワイヤレスよりも反応が速いです。
ワイヤレスでも中にはメーカーの独自技術により、有線に劣らず反応が速いキーボードもあります。
ワイヤレスでは配線に気を配ることなく、パソコン周りがすっきりします。
またBluetoothマウスなどの周辺機器を同じメーカーにしていると、一つのレシーバーで済むこともあり便利です。
キーボードのサイズ
キーボードのサイズは、テンキーを備えたフルサイズのものや、テンキーを無くしたコンパクトなサイズなものもあります。
他にもテンキーがありながらもコンパクトなサイズにしたキーボードもあります。
数字を多く入力する場合は、テンキーがあれば便利です。
しかしテンキーレスにした場合は、スペースが広がり、マウスが近くなって、動かしやすくなるメリットがあります。
薄型メカニカルキーボードおすすめ10選
【CORSAIR】
K100 AIR(CH-913A01U-JP)
CHERRY MX Ultra Low Profileを採用したキーボードは、高さが1.7mmの超薄型です。
0.8mmのアクチュエーションポイントでありながら、しっかりとした入力感があります。
一つのレシーバーで複数のデバイスと接続できる高速なSLIPSTREAM WIRELESSは、Bluetoothとの切り替えもでき便利です。
キーに搭載されているRGB LEDは、iCUEソフトウェアのインストールによりカスタマイズ可能です。
またiCUEソフトウェアは、マクロの記録や各キーの機能のコントロールもできます。
【Logicool】
G913(G913-TKL-TCBK)
ゲームでの速さを重視するなら、このLogicoolのキーボードはおすすめです。
有線より早いLIGHTSPEEDを搭載し、ユーザーのタッチに即座に対応し、パフォーマンスを最適にサポートします。
茶軸相当のバランスの取れた打鍵音の感触と静音性が快適で、カスタマイズ可能な1680万色のRGBライトも魅力的です。
また40時間使用可能なバッテリー容量も充電切れの心配なく、仕事やゲームに集中できます。
【Logicool】
G813(G813-TCWH)
こちらのLogicoolのキーボードは有線ですが、薄型GLスイッチにより、高パフォーマンスを実現しています。
アクチュエーションポイントが1.5mmと短いので、レスポンスが速くなり、静音性あるタクタイル使用で快適なタイピングになります。
優れた耐久性の5052アルミニウム合金使用による流線型の外観は美しく、ライトアップの演出もおしゃれです。
【Razer】
Ornata V3 X JP(RZ03-04471400-R3J1)
人間工学に基づいて設計されたエルゴノミックデザインが、長時間の使用時にも疲れにくくしています。
ストロークが浅いのですばやくタイピングでき、クッション性のあるキーストロークで指に負担なく、優しく静かにゲームや仕事に集中できます。
耐久性に優れたキーキャップは連打もものともせず、少しの水ならばこぼれてしまっても心配無用のタフなキーボードです。
【ROCCAT】
Vulcan 122 AIMO RGB(ROC-12-956-RD)
RGBイルミネーションの美しさが際立つROCCATのメカニクルキーボード。
打鍵音の静音性と軽いキータッチが快適な赤軸となっています。
ゲーミング向きに独自に開発したTitan Speedスイッチは、入力のスピードをものともせず精度が高く、しっかりと応えてくれます。
手首の負担を減らすパームレストが付いて、ほこりがつきにくいのでお手入れも楽です。
【エレコム】
ゲーミングキーボード ARMA メカニカル(TK-ARMA30BK)
シューティングゲームでの連打に耐える耐久性に優れたエレコムのキーボード。
変換、無変換を無くして誤入力を避けるとともに、スペースキーが大きくなり、打ちやすくなっています。
キーストロークは2.6mmなので、素早い反応でゲームを助け、専用ソフトにより自由なカスタマイズも可能です。
赤単色のみのライトアップで、目に優しく落ち着きがあります。
【サンワサプライ】
メカニカルキーボード(SKB-MK2BK)
キータッチ時に少し重みを感じる黒軸のキーボードは、チェリー社製のメカニクルキーを採用しています。
キーボード内に金属板を入れているので、打鍵音の響きも良く、沈み込みも防ぎます。
テンキ―も付いたフルサイズのメカニクルキーボードが手頃な価格で買えるので、正確に入力したいビジネス用にはおすすめです。
【アーキス】
Maestro2S CHERRY 赤軸(AS-KBM02/SRGBAWP)
テンキー有りでコンパクトなキーボードは、チェリー社製の赤軸のメカニクルキーを使用しています。
軽いタッチに静かな打鍵音、適度な角度もあり、長時間の使用でも手が疲れにくいです。
また、macOS標準配列に対応したモードに切り替えることもできます。
更に、キーロック機能により、ゲームの時には使用しないキーを無効にでき便利です。
【YUNZII】
Keynovo(IF98)
取り外しがしやすいホットスワップのキーボードは、柔らかい配色となっています。
適度な打鍵音と静音性がある茶軸ですが、ガスケットマウントにより、更に静かにやさしくタイピングできます。
印刷ではない2層のプラチックを成形したキーキャップは、字が擦れたりせず、耐久性に優れ使いやすいです。
【ASUS】
ROG Strix Flare II(XA08)
ファイナルファンタジーXIVの推奨を受けたASUSのキーボードは、高速USBマイクロコントローラーを搭載し、高速応答を可能にしています。
メディアコントロールキーやスクロールホイールは左上に設置し、再生や音量調整がしやすいです。
ROG独自のNXメカニカルスイッチは、赤軸と茶軸から選ぶことができ、ユーザーの好みに応じた最適なパフォーマンスをサポートします。
まとめ
メカニカルキーボードはフィーリングが合えば、使いこなすうちに、頼りになる相棒となり手放せなくなります。
とっておきのキーボードを見つけて、タイピングのイライラからさよならしましょう。
薄型メカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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