メカニカルキーボードは、心地よい打鍵感・優れた耐久性・豊富な機能が搭載されており、優れたパフォーマンスを発揮できます。
デメリットを挙げるならば、打鍵音が大きく目立つ点ですが、近年では静音性に優れた製品が多数展開されています。
ただ、静音性に優れたメカニカルキーボードは高額な製品が多く、手が出しにくいため、安い製品を求める方も多いでしょう。
そこで本記事では、価格が安い静音メカニカルキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 静音メカニカルキーボードを使うメリット
- 2 静音メカニカルキーボードを使うデメリット
- 3 静音メカニカルキーボードの選び方
- 4 静音メカニカルキーボードおすすめ10選
- 4.1 【Logicool】PRO X(G-PKB-002LNd)
- 4.2 【Makthing】K77
- 4.3 【Razer】BlackWidow Lite(RZ03-02640800-R3J1)
- 4.4 【IEMUDJ】メカニカルキーボード(CQ63)
- 4.5 【FILCO】Majestouch MINILA-R Convertible(FFBTR66MPS/NMB-AKP)
- 4.6 【e元素】メカニカルキーボード
- 4.7 【HUO JI】メカニカルキーボード(CQ63)
- 4.8 【Ajazz】AK33
- 4.9 【オウルテック】メカニカルキーボード(OWL-KB109CRE2-BK)
- 4.10 【Redragon】メカニカルキーボード(K617)
- 5 まとめ
静音メカニカルキーボードを使うメリット
配信・録音環境で使用しやすい
メカニカルキーボードは金属+バネを使用しているため、メンブレン・パンタグラフと比較すると、打鍵音が目立つのが特徴です。
ですが、静音に優れたキーボードは、音が静かなスイッチ軸を使用しているので、静かな環境を実現できます。
ライブ配信・会議等でマイクを使用する際、キーボード操作時のタイピング音が入る心配も要りません。
タイピングしやすい
静音メカニカルキーボードは、赤・ピンク・黒軸が採用されており、浅いキータッチで打鍵音を抑えています。
キーストロークを抑えているので、深くキーを押す必要が無く、効率良く文字を入力できます。
青軸のような重さも無く、力を入れる必要もないので、途切れることが無いシームレスなタイピングが実現可能です。
静音メカニカルキーボードを使うデメリット
高価格な製品が多い
メカニカルキーボードはパンタグラフ・メンブレンと比べ、耐久力・機能性に優れていますが、高価格で販売されているのが特徴です。
加えて、デメリットである打鍵音を抑えられるように設計されているため、より高価格で販売されています。
3千円以下で販売されている製品は無いと言っても過言ではなく、最低でも5千円~1万円程度の予算が必要になります。
タイプミスに気付きにくい
静音性を高めたメカニカルキーボードは、キーの沈みを浅くすることで、タイピング時の打鍵音を抑えています。
音は目立ちませんが、浅いタッチで反応してしまうため、素早いタイピングの際、ミスに気付きにくいのが欠点です。
意識していれば気付けますが、ブラインドタッチに慣れている場合、意外と気付かないので注意しましょう。
静音メカニカルキーボードの選び方
軸タイプで選ぶ
メカニカルキーボードには、青・赤・銀などの軸タイプが存在しており、静音性は軸によって大きく異なります。
数ある軸タイプの中でも静音性に優れているのが、赤・ピンク・茶軸を使用したキーボードです。
最も優れているのはピンク軸ですが、キータッチが浅く、疲れやすいというデメリットもあります。
赤軸はピンク軸よりも少しだけ音が大きく、茶軸はキータッチと打鍵音のバランスに優れているのが特徴です。
配信・録音環境ならピンク軸、キータッチと打鍵音のバランスを取るなら茶・赤軸を選びましょう。
機能で選ぶ
メカニカルキーボードには、キー割り当て・ロールオーバー・マクロ設定など、豊富な機能が搭載されています。
とはいえ、あらゆる機能が凝縮されたキーボードは高額となるため、コストを抑えるには必要な機能の見極めが大切です。
ゲームプレイを重視して選ぶならば、正確な同時入力が行えるアンチゴースト・ロールオーバーが重宝します。
ビジネス・プログラム・イラストを重視するならば、キー割り当て・マクロ設定など、作業効率をアップさせる機能がおすすめです。
なるべく価格を抑えつつ、静音性に優れたキーボードを狙うなら、機能面には注視しましょう。
静音メカニカルキーボードおすすめ10選
【Logicool】
PRO X(G-PKB-002LNd)
ソフトながらも確かな打鍵感を感じつつ、静音性に優れており、テンキーレスサイズで運用しやすいキーボードです。
マウス可動域を広く確保できますし、着脱式USBケーブルを使用しているので、持ち運びにも適しています。
キー毎にRGBカスタマイズが行えるので、自分好みで彩りを表現できるのもポイントです。
【Makthing】
K77
浅めのタッチで正確に入力できるリニアスイッチを採用しており、静音性と打鍵感のバランスに優れたキーボードです。
樹脂素材キャップ+アルミボディで頑丈に設計されており、メカニカル特有の耐久力も合わさり、故障の心配が要りません。
RGBカスタムをはじめ、ワンタッチコントロール機能も搭載されており、利便性・機能性に優れている点もおすすめです。
【Razer】
BlackWidow Lite(RZ03-02640800-R3J1)
オレンジスイッチを採用しており、スイッチ由来の静音性に加えて、Oリングでさらに強化したキーボードです。
テンキーレスでコンパクトサイズに抑えつつ、着脱式ケーブルを採用しているので、持ち運びにも適しています。
専用ソフトウェアを活用し、RGBカスタムをはじめ、キー割り当て・マクロ設定も可能であり、機能性にも優れています。
【IEMUDJ】
メカニカルキーボード(CQ63)
Windows/MacOSをはじめ、携帯端末にも互換性を持ち、コンパクトに仕上げたワイヤレスキーボードです。
最大3台マルチペアリングにも対応しているので、接続デバイスの切り替えも瞬時に行えます。
持ち運びにも適していますし、静音性に優れた赤軸を採用しているので、屋外でも周囲を気にせずに使用できます。
【FILCO】
Majestouch MINILA-R Convertible(FFBTR66MPS/NMB-AKP)
静音性に優れた赤軸を採用しており、有線・Bluetooth接続も可能なコンパクトキーボードです。
キーボード上部のスイッチを使用し、Bluetooth・USB接続切り替え・LEDを簡単にコントロールできます。
Windowsだけでなく、MacOSにも対応しており、Mac専用のキーキャップも付属されています。
【e元素】
メカニカルキーボード
エルゴノミックデザインをコンパクトに仕上げており、MacOSにも互換性を持つキーボードです。
メカニカル特有の跳ね返りを抑えているので、スムーズ且つ静かなタイピングを実現できます。
キーコントロールで調整できるバックライト機能も搭載されており、好みに彩れる点もおすすめです。
【HUO JI】
メカニカルキーボード(CQ63)
全63キーコンパクトサイズに仕上げており、限られた環境下で使用しやすく、マウス可動域を広く確保できるキーボードです。
有線だけでなく、Bluetooth接続も可能であり、MacOSにも互換性があるので、屋外でも活躍してくれます。
人間工学に基づいた湾曲形状に加えて、裏面のスタンドで角度を調節することで、疲労・負担も軽減できます。
【Ajazz】
AK33
エルゴノミックデザインでコンパクトに仕上げており、限られた環境下でも使用しやすく、疲労軽減も期待できるキーボードです。
浅いキータッチながらも心地良い感触を実現しつつ、赤軸由来の優れた静音性により、ストレスの無い快適な環境を構築できます。
好みに合わせてバックライトで雰囲気も演出できますし、カラー・軸タイプのバリエーションが豊富な点もおすすめです。
【オウルテック】
メカニカルキーボード(OWL-KB109CRE2-BK)
従来の赤軸よりも浅いキータッチと静音を持つ、Cherry赤軸を採用したフルサイズキーボードです。
裏面のラバースタンドが使用時の安定性を高めつつ、付属パームレストを活用し、疲労・負担軽減も期待できます。
最大9キーの同時入力を可能にするロールオーバー機能が搭載されており、幅広い用途で活躍できます。
【Redragon】
メカニカルキーボード(K617)
メカニカル特有の感触・打鍵音を極力抑えつつ、耐久性・機能性を充実させた赤軸キーボードです。
人間工学に基づいた湾曲形状に設計されているので、疲労・負担を軽減し、集中状態をキープできます。
RGBバックライト+ピンクカラーで可愛らしさを演出できますし、着脱式ケーブルとコンパクトサイズで可搬性にも優れています。
まとめ
静音性に優れたメカニカルキーボードは、ストレスの無い環境が構築できますが、一般的なキーボード以上の費用は掛かります。
とはいえ、1万円を切る製品も増えてきていますし、本記事でも紹介しているので、参考にし、選んでいただければ幸いです。
静音メカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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