メカニカルキーボードは耐久力も高く、機能も充実しているので、あらゆる用途・シーンで活躍してくれます。
ですが、製品価格は1万円を超えることも珍しくないですし、気になりつつ、手が出せない方も多いでしょう。
高額な製品ページを眺めつつ、「コスパ最強のメカニカルキーボードは無いかな」と、期待を寄せる方も多いと思います。
そこで価格が安いメカニカルキーボードの紹介をはじめ、使用するメリットデメリット・選び方を解説します。
目次
- 1 安いメカニカルキーボードを使うメリット
- 2 安いメカニカルキーボードを使うデメリット
- 3 安いメカニカルキーボードの選び方
- 4 安いメカニカルキーボードおすすめ12選
- 4.1 【e元素】メカニカルキーボード
- 4.2 【e元素】メカニカルキーボード(Z-11)
- 4.3 【Merdia】メカニカルキーボード(USCHOOT738)
- 4.4 【METIS】メカニカルキーボード
- 4.5 【WENRUI】メカニカルキーボード
- 4.6 【HyperX】Alloy MKW100(4P5E1AA#ABA)
- 4.7 【エレコム】ゲーミングキーボード(TK-G01UKBK)
- 4.8 【ロジクール】K835GPR
- 4.9 【NPET】K10V3
- 4.10 【CHONCHOW】801H
- 4.11 【Redragon】K617
- 4.12 【Perixx】PX-4300(PX4300-KWHUS-11915)
- 5 まとめ
安いメカニカルキーボードを使うメリット
長期間使用できる
メカニカルキーボードは、パンタグラフ・メンブレンに比べ、キー入力に対する耐性が桁違いで優れているのが特徴です。
これは安い製品も例外ではなく、低価格でありながらも2~3年以上は容易に使用できるポテンシャルがあります。
さらに故障してしまっても、故障個所のスイッチ交換のみで修理できるので、長期的に使用できるのも大きいです。
タイピングが心地よい
メカニカルキーボードは操作を行った際、キーが深く沈むので、感触と音がはっきりしているのが特徴です。
スイッチ部分に金属とバネを使用しているので、入力時の跳ね返りも強く感じ取れます。
軽いタッチでも確かな感触と音が味わえるので、作業時のタイピングで心地良い体験が実現可能です。
安いメカニカルキーボードを使うデメリット
安くてもそれなりにコストが掛かる
パンタグラフ・メンブレンキーボードの場合、安い製品なら2,000円以下で購入できることも珍しくはありません。
ですが、メカニカルキーボードは軸タイプも様々ですし、耐久性も高いため、どれだけ安くても3,000円以上の予算が必要です。
メカニカルキーボードだけで見れば安いですが、キーボード全体で比較した場合、ある程度の費用が掛かります。
チャタリングが頻発する可能性もある
メカニカルキーボードはキーが深く沈むので、確かな感触と打鍵音が味わえますが、チャタリングが起きる点がデメリットです。
高額な製品であれば、チャタリングが置きにくいように回路が整備されており、耐久力もあります。
しかし、価格が安い製品の場合、チャタリングに対する対策も高額製品に劣ってしまうため、頻発してしまう可能性があります。
安いメカニカルキーボードの選び方
軸タイプで選ぶ
メカニカルキーボードは、基本的に茶・青・赤・銀軸タイプが採用されており、各軸タイプで特徴が異なります。
茶軸は打鍵に対する感触・音のバランスが良く、青軸は打鍵の感触・音がしっかりしているのが特徴です。
赤軸は感触を残しつつ、音を抑えており、銀軸は入力時の応答速度がずば抜けています。
録音・配信環境の場合、打鍵音が小さい赤軸・茶軸が最適ですし、応答速度が要求されるゲームプレイでは銀軸がベストです。
青軸は確かな感触と音を求める方向けとなっており、ご自身の予算と相談しつつ、軸タイプを選んでいきましょう。
機能で選ぶ
メカニカルキーボードは、パンタグラフ・メンブレンには無い、便利な機能を搭載した製品が多数発売されています。
同時押しの際にミスを防ぐアンチゴースト・正確な同時押しが行えるロールオーバー機能などです。
他にもRGBバックライトやマクロ作成など、デスクワーク・ゲームプレイ時に役立つ機能が搭載されています。
ただ、低価格な製品の場合、複数の機能は搭載されていないため、機能面は注意深く精査しなければいけません。
コストを抑えつつ、ベストなキーボードを選ぶなら、機能の見極めは大きなポイントです。
配列・表記で選ぶ
メカニカルキーボードには、日本語配列・英語配列の2種類が存在しており、各配列を比較した際、キー配置が微妙に異なります。
大きく使用感が変わるわけではありませんが、多少慣れが必要になるため、使い慣れている方を選ぶと良いでしょう。
また、Windows/Mac双方に互換性を持つキーボードの中には、表記がMac使用になっている物もあります。
こちらも機能が変わるわけではありませんが、違和感を覚える可能性もあるので、不安な場合は使い慣れた表記を選びましょう。
安いメカニカルキーボードおすすめ12選
【e元素】
メカニカルキーボード
耐久性に優れた樹脂素材を使用し、コンパクトサイズで仕上げており、ピンクで可愛さも演出できるキーボードです。
青軸を採用しているので、しっかりした打鍵感・音が心地よさを与えつつ、調節可能なスタンドにより、疲労軽減も期待できます。
アンチゴースト・ロールオーバーをはじめ、バックライト機能も搭載しており、バランスに優れている点が評価されています。
【e元素】
メカニカルキーボード(Z-11)
アンチゴースト・ロールオーバー機能を搭載しつつ、61キーコンパクトサイズに仕上げたキーボードです。
マウス可動域を広く確保できるので、ストレスの無い快適な環境が構築可能であり、疲労・負担軽減も期待できます。
細かくコントロールできるバックライト機能も搭載されていますし、赤・青軸タイプから好みで選択できる点もおすすめです。
【Merdia】
メカニカルキーボード(USCHOOT738)
打鍵感・音を柔らかく抑えた茶軸を採用し、樹脂素材を使用することで優れた耐久力も実現したキーボードです。
人間工学に基づいた調節スタンドが搭載されているので、長時間のタイピングも快適に行えます。
21パターンのバックライトを活用し、おしゃれも演出できますし、軸タイプ・カラーバリエーションが豊富な点もおすすめです。
【METIS】
メカニカルキーボード
有線接続をはじめ、Bluetooth接続にも対応しており、持ち運びやすいコンパクトサイズに仕上げたキーボードです。
跳ね返りが強い青軸を採用しているので、タイピングの際には心地よさを感じさせてくれます。
バックライト機能で雰囲気も演出できますし、用途や環境に合わせてサイズが選択できる点もおすすめです。
【WENRUI】
メカニカルキーボード
人間工学に基づいた湾曲形状が特徴であり、長時間使用した際の疲労・負担軽減が期待できるキーボードです。
コンパクトサイズで持ち運びやすく、有線・無線接続に対応しているので、屋内外を問わず、活躍できます。
自動スリープ機能付き大容量バッテリーも搭載されていますし、3種類の軸タイプから好みを選択できます。
【HyperX】
Alloy MKW100(4P5E1AA#ABA)
メカニカルスイッチに防塵加工を施しており、他製品よりも高い耐久力を実現したキーボードです。
独自ソフトウェアを使用し、キー別RGB・マクロ作成等のカスタマイズを行うことで、理想の環境を構築できます。
取り外し可能なリストレストも付属されているので、長時間使用した際の疲労・負担も軽減してくれます。
【エレコム】
ゲーミングキーボード(TK-G01UKBK)
全キーロールオーバーに対応しており、複雑な操作を要するゲームプレイでパフォーマンスが発揮できるキーボードです。
テンキーレスサイズで設置しやすいですし、ゲームプレイ用に最適化されたキーキャップも付属されています。
ゲームの中断を防止するゲーミングモードも搭載されており、コストを抑えつつ、快適なゲーム環境を目指す方におすすめです。
【ロジクール】
K835GPR
酸化アルミニウムを使用し、耐久性を高めつつ、シンプル且つコンパクトサイズに仕上げたキーボードです。
自然な角度を付けたキーキャップを採用しているので、疲れにくいタイピングポジションを維持できます。
速く滑らかなキーストロークを可能にしつつ、打鍵音を小さく抑えているので、録音・配信環境にも最適です。
【NPET】
K10V3
深く沈むキー入力により、心地よいタイピングを実現しつつ、静音性にも優れているキーボードです。
12種類のバックライトパターンが用意されており、好みの雰囲気を彩ることで、モチベーションを高めてくれます。
最大26キー同時押しに対応可能なだけでなく、応答速度も速めているので、ゲームプレイでパフォーマンスを発揮してくれます。
【CHONCHOW】
801H
全87キーを搭載しつつ、70%サイズに引けを取らないコンパクトサイズで仕上げたキーボードです。
滑らかな感触としっかりした打鍵音が心地よさを与えつつ、バックライト機能が雰囲気も盛り上げてくれます。
各種Windowsをはじめ、MacOSにも互換性があり、あらゆる用途でパフォーマンスを発揮してくれます。
【Redragon】
K617
Windows/MacOSだけでなく、PS4にも接続可能であり、60%コンパクトサイズに仕上げたキーボードです。
専用ソフトウェアを活用し、キー割り当て・マクロのカスタマイズが行えるので、快適な作業・ゲームプレイを実現できます。
タイピング時の静音性に優れた赤軸を採用しているので、配信・録音環境下での使用に最適です。
【Perixx】
PX-4300(PX4300-KWHUS-11915)
ゲーミング・プログラミング向けに最適化し、60%コンパクトサイズで仕上げたキーボードです。
専用ソフトウェアを使用することで、RGBカスタムをはじめ、Fnキー以外の各キーにマクロを設定できます。
Bluetooth接続対応なので、あらゆるシーンへの適応力も高く、軸タイプのバリエーションが豊富な点もおすすめです。
まとめ
コストを抑えつつ、最適なメカニカルキーボードを選ぶには、製品詳細のチェックがかなり重要になってきます。
機能・タイプをチェックしつつ、迷った際には本記事を参考にしていただき、お気に入りを見つけていただければ幸いです。
安いメカニカルキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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