初心者向けロングボードおすすめ10選!ビギナーに最適なボードや選び方を紹介!

サーフィンを始める初心者の方は、どのようなサーフボードを選べばいいか迷うことがあるでしょう。

サーフボードには長さや幅の広さ、素材など、さまざまな種類があります。

結論、サーフィンに慣れていない方にはロングボードのような長さのある板がおすすめです。

今回は、初心者の方にロングボードをおすすめする理由と、詳しい選び方を解説し、実際に購入できるおすすめロングボード10選をご紹介します。

初心者向けロングボードを使うメリット

テイクオフが簡単

ロングボードは9フィート以上の長さの板のことを指します。

ロングボードは長さだけでなく、幅や厚み、浮力が十分にあるので、初心者でも比較的簡単にテイクオフする(波に乗る)ことができるのです。

たくさん波に乗れることで、楽しみながら上達することができます。

せっかくマイボードを買ったのに挫折してしまっては悲しいですから、楽しめる板を選ぶことは非常に重要なことです。

ターンの基礎が身に付く

ロングボードに乗ることで、レールを使った正しいターンを身につけることができます。

ロングボードはショートボードと比べて動かしにくい特徴があり、ターンをするためには正しい重心移動が必要です。

逆に言えば、ショートボードは無理やりにでも板を動かせるので、悪い癖がつきやすいと言えます。

初心者のうちにロングボードに乗ることは、いずれショートボードに乗りたい方にとってもいい経験になるでしょう。

幅広い波のサイズに対応できる

サーフボードは、板の種類によって適した波のサイズがあります。

なかでもロングボードは小さい波でも波に乗りやすく、たくさん海に入る機会が得られるのは魅力。

日本のほとんどの地域で、気圧配置の関係から、小さい波が続く時期があります。

今後、ショートボードに転向しても、そういった波のサイズが小さい時期にはロングボードが重宝します。

初心者向けロングボードを使うデメリット

パドル力がつきにくい

ロングボードは、ショートボードに比べて簡単にパドルが進む反面、効率的なパドリングが身につきにくいと言えます。

どの種類の板でも、重心を安定させて、ブレの少ないパドルをすることが重要です。

ショートボードであれば、板が安定せずまともに進むことができないため、自然と修正されていきます。

しかし、ロングボードは不安定なパドルでも進めてしまうため、正しいパドルの習得が遅れる可能性があるのです。

大きい波でのゲットアウトが辛い

波が大きいコンディションでは、ロングボードで沖に出ることが難しくなります。

ロングボードはドルフィンスルーが不可能であるため、向かってくる波をまともに食らってしまい、なかなか沖に出られないことも。

上達すればうまく潮の流れや波のブレイクを読んで沖に出られますが、それまではゲットアウトできずに悔しい思いをすることもあるでしょう。

持ち運びが大変

ロングボードは9フィート(270cm)以上の長さがあるので、移動には基本的に車が必要になり、車のさいずによっては積み方に工夫が必要になります。

また、重さがあるので、体の小さい女性や子供の方は、駐車場からポイントまでの移動も大変です。

ちなみに、自転車やバイクへの積載は、交通違反になるケースがありますし、危険なので注意しましょう。

初心者向けロングボードの選び方

長さをチェック

ロングボードを選ぶ時には、目指しているサーフィンのスタイルや、移動手段、自宅での保管場所などを考慮して長さを決めましょう。

ロングボードと一口に言っても、9フィート以上の本格的な長さのもの以外に、8フィート~9フィートのセミロングボードなどの選択肢もあります。

購入してから困らないように、車内や自宅の寸法、保管場所から車までの動線などもイメージしておくようにしましょう。

また、長さがあるほど安定しやすく、テイクオフも早いことが多いですが、今後ショートボードに乗りたい方は、少し短めのものを選択して、ターンを重視したサーフィンを練習することもおすすめです。

フィンの種類をチェック

ロングボードには大まかにシングルフィンとスタビライザーの2種類のフィンボックスの種類があります。

シングルフィンは大きなフィンが一つだけついたものです。

シングルフィンは直進性に優れ、クラシックで優雅なスタイルを楽しむことができます。

クラシックなスタイルに魅力を感じ、今後もロングボードに乗っていきたい方にはシングルフィンがおすすめです。

一方スタビライザーはフィンが3本ついているものを指します。

スタビライザーは回転性、コントロール性に優れ、大きな板でアグレッシブなターンやマニューバーを決めることができます。

いつかショートボードにも乗ってみたいということであれば、スタビライザーがおすすめです。

ボードの素材をチェック

サーフボードには、ハードタイプのボードとソフトボードがあり、ハードタイプのボードにはPUとEPSの2種類の素材があります。

PUボードは、重みがあり安定性が高く、クラシックなボードに使われることが多い素材です。

EPSボードは比較的新しい素材で、軽量で動かしやすい特徴があるため、ハイパフォーマンスなモデルに採用されることが多いです。

ソフトボードは、表面がまるでスポンジのように柔らかい特徴をもつことから、スポンジボードと呼ばれることもあります。

ご自身や周囲の人に怪我をさせる心配も少なく、衝撃によるダメージも受けにくいので、ライディングや取り扱いに慣れていない初心者の方におすすめです。

また、浮力が大きい特徴があるので、上達してからの小波用ボードとしても近年非常に人気になっています。

初心者向けロングボードおすすめ10選

【SOFTECH】
Roller 9’0”

ソフトボードのシェア世界NO.1のSOFTECHからリリースされているロングボードです。

長さ9フィートのソフト素材のボードで、ボリュームは112Lと、とても浮力の大きいモデルとなっています。

パドルが進みやすく、小さい波でもテイクオフが簡単にできる点から初心者におすすめです。

長い板で重さもありますが、ハンドグリップがついていて持ち運びやすい仕様となっています。

【SOFTECH】
Roller 8’0”

SOFTECHからリリースされている Rollerシリーズの8フィートモデルです。

長さが8フィートと、セミロングボードに分類されますが、幅広いアウトラインで94Lとボリュームも十分で、簡単に波をキャッチできます。

9フィート以上のボードの持ち運びが難しい場合にも、ロングボードに近いフィーリングでサーフィンを楽しむことができます。

【SOFTECH】
Roller 7’0”

SOFTECHからリリースされている Rollerシリーズの7フィートモデルです。

長さはやや短くなりますが、幅広のソフトボードなので浮力が大きくテイクオフが比較的簡単にできます。

また、ストリンガーが内蔵されているので、硬さも適度にあり、ターンの練習にも適しています。

いずれはショートボードに挑戦したい方のファーストボードとして最適でしょう。

【DRAG】
THE COFFIN 10’0

引用:Amazon

DRAGは、数々の世界的なライダーたちのフィードバックをもとにサーフボードを製作しています。

そのようなDRAGからリリースされている10フィートのソフト素材のボードです。

本格的な長さとシングルフィンシステムによって、ゆったりと安定感のあるクラシックなスタイルのサーフィンを楽しめます。

【DRAG】
COFFIN 8'0

引用:Amazon

DRAGからリリースされている8フィートのソフトボードです。

ソフトボードですが、3本のストリンガーが内蔵されており、フレックスや耐久性があるので、本格的なサーフィンが可能です。

こちらは8フィートでロングボードとしては控えめな長さですが、シングルフィン仕様なので、浮力を活かしたゆったりとクラシックな乗り味が楽しめます。

【SCELL】
ロングボード(Lg90-wh)

引用:Amazon

ハイクオリティーかつお手頃な板を追求する、SCELLがリリースする9フィートのロングボードです。

ハードタイプのロングボードの中では安価に手に入れることができるので、初めてのボード選びであまり予算をかけられない方にもおすすめです。

スタビライザー仕様なので、トライフィンとシングルフィン両方のフィンセッティングを楽しむことができます。

【SCELL】
セミロングボード(‎Slg80-whbl)

引用:Amazon

SCELLがリリースする8フィートのセミロングボードです。

ハード素材のセミロングボードなので、ロングボードやソフトボードに比べてボードの反応がよく、ターンがしやすい特徴があります。

スタビライザー仕様なのでさまざまなセッティングを試せて、サーフィンを学ぶことができます。

ニットケースやフィンがセットになっているので、サーフィンを始める時の出費を抑えられます。

【DICK BREWER】
BBS-AR

引用:Amazon

レジェンド的シェイパーのディックブリューワー氏のブランドからリリースされているロングボードです。

初心者からプロレベルまで全てのサーファーが楽しめるといったコンセプトで作られたロングボードですので、末長くサーフィンをしていく相棒となりえるでしょう。

オールマイティなシェイプで、スタビライザー仕様のフィンシステムなので、セッティング次第であらゆる波に対応できます。

【Beach Access】
サーフボード 9'0”

引用:Amazon

Beach Accessがリリースする、9フィートのノーズライドに特化したロングボードです。

重さのあるボディでノーズボトムにコンケーブが入っており、シングルフィン仕様なのでノーズライディングがしやすいソフトボードとなっています。

クラシックスタイルやノーズライディングに興味があるが、予算的にクラシックボードは買えないといった方におすすめのボードです。

【Beach Access】
サーフボード 8’0”

引用:Amazon

Beach Accessがリリースする、8フィートのオールラウンドなセミロングボードです。

ボードに使われているのはソフト素材で、フィンシステムはシングルフィン+サイドフィンです。

ボード表面に滑りにくい特殊加工が施されているので、ワックスを塗らずに使用可能です。

車の汚れを気にせずに使用できて、ワックスメンテナンスの手間がないので気軽にサーフィンを楽しむことができます。

まとめ

近年では、画期的な技術で本格的なサーフィンが可能なソフトボードや、より安価なロングボードも手に入りやすくなっています。

今回解説したロングボードの選び方やおすすめ商品を参考にして、お気に入りの一本でのサーフィンを楽しんでくださいね。

紹介アイテム一覧

初心者向けロングボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

SOFTECH
Roller 9’0”
SOFTECH
Roller 8’0”
SOFTECH
Roller 7’0”
DRAG
THE COFFIN 10’0
DRAG
COFFIN 8'0
SCELL
ロングボード(Lg90-wh)
SCELL
セミロングボード(‎Slg80-whbl)
DICK BREWER
BBS-AR
Beach Access
サーフボード 9'0”
Beach Access
サーフボード 8’0”