FPSタイトルにおいてキーボードはこだわるべきデバイスですが、左手でキーボードを操作する感覚に慣れない方もいるでしょう。
PS4やXBoxからPCに移行される方も増えつつあり、近年注目を集めているのが左手デバイスです。
左手デバイスはキーボードの左側のみを採用し、ゲームプレイ時を最優先に考えられているため、検討される方も多いと思います。
そこで本記事では、FPS向け左手デバイスおすすめ製品を紹介し、メリットデメリットや選び方を解説します。
目次
- 1 FPS向け左手デバイスを使うメリット
- 2 FPS向け左手デバイスを使うデメリット
- 3 FPS向け左手デバイスの選び方
- 4 FPS向け左手デバイスおすすめ10選
- 4.1 【FELiCON】K109
- 4.2 【buruberi】青軸 左手キーボード(JPK5O)
- 4.3 【e元素】フルプログラミング ゲーミングキーボード(K-700)
- 4.4 【Coolertron】片手 メカニカルキーボード(AE-AMAG23)
- 4.5 【Razer】Tartarus Chroma(RZ07-01510100-R3M1)
- 4.6 【Razer】Tartarus V2(RZ07-02270100-R3M1)
- 4.7 【Razer】Tartarus Pro(RZ07-03110100-R3M1)
- 4.8 【Razer】Orbweaver Chroma(RZ07-01440100-R3M1)
- 4.9 【Azeron】Classic
- 4.10 【Azeron】Cyborg
FPS向け左手デバイスを使うメリット
FPS向け左手デバイスは最低限必要のキー数を採用し、極限までサイズが抑えられているデバイスです。
キーボードは設置に場所を取ってしまうため、マウス可動域が狭くなりますが、左手デバイスならマウス可動域を広く確保できます。
コントローラースティックが配置された製品もあり、ゲームパッドから移行された方でも扱いやすい点も強みです。
コンパクトサイズながらも30個前後のキーが配置されているため、小さな指の移動幅でスムーズにゲームをプレイできます。
自分好みで配置を操作できるだけでなく、マクロ等の設定も行えるため、イラスト等の作業用途でもパフォーマンスを発揮してくれます。
FPS向け左手デバイスを使うデメリット
FPS向け左手デバイスは小さなサイズにキーを集約させており、スムーズなゲームプレイをはじめ、幅広く運用できるアイテムです。
しかし、一般的なキーボードやゲームパッドと比べると操作性が大きく異なるため、スムーズに操作するには慣れが要求されます。
また、数字キーやファンクションキー等が搭載されていないため、文書作成等のオフィス業務では運用できません。
左手デバイスのみなら狭い場所で運用できますが、通常キーボード等も設置するならスペース不足に陥ってしまうのも懸念点です。
また、機能性等にこだわる場合、最低でも5千円~1万円程度のコストが掛かるため、予算の確保も必要になってきます。
FPS向け左手デバイスの選び方
タイプで選ぶ
FPS向け左手デバイスにはキーボードタイプだけでなく、キーパッドやショートカットタイプが存在します。
キーボードタイプはキーボードの左側部分のみを採用しており、キーパッドはキーボードタイプにスティックを配置したタイプです。
ショートカットタイプはマウスを握るようなフィット感が特徴であり、慣れは必要ですが、操作性に優れているのが魅力です。
ご自身の慣れや予算を加味しつつ、快適に操作が期待できるタイプを選択しましょう。
カスタマイズできるキー数で選ぶ
FPS向け左手デバイスはゲームプレイで使用するキーのみを集約させていますが、採用されているキー数は製品で異なります。
カスタマイズ可能なキー数はショートカットやマクロを記憶できる数に直結しており、操作性に大きく影響しています。
快適な操作性を求めるならカスタマイズできるキー数は多いに越したことはありませんが、数に応じて価格が高騰する点には注意です。
ご自身の予算を加味しつつ、求めるパフォーマンスを発揮できるキー数を備えた製品を選びましょう。
スティックの有無で選ぶ
FPS向け左手デバイスの中にはスティックを採用したモデルが登場しており、ゲームパッドのような操作性を実現できます。
スティックはFPSにおいては視点操作に最適ですし、MMOのようなタイトルにもバッチリ適応してくれます。
スティックはあると非常に便利ですが、搭載されているモデルは一般的な製品と比べると製品価格が高い点に注意です。
ご自身の予算と相談し、FPS以外で使用する用途等を考慮して選択しましょう。
メーカーで選ぶ
FPS向け左手デバイスは「Razer」をはじめ、多数のゲーミングデバイスメーカーから製品化されています。
上記メーカー以外からも製品化されていますが、製品情報が不透明だったり、レビューが投稿されていないメーカーも多数存在します。
このようなメーカーを選択してしまった場合、購入後に後悔してしまう可能性があるため、メーカー選びは非常に重要です。
初めて導入する場合、多数のレビューを獲得しているRazer・e元素のような大手メーカーがおすすめです。
価格帯で選ぶ
FPS向け左手デバイスは製品数は限られますが、3千円台~5万円越えと幅広い価格帯で展開されています。
3千円~5千円未満が低価格帯に分類されますが、価格相応の機能性しか持ち合わせていないため、予算を掛けられない方向けです。
機能性やカスタマイズ性を追求するなら、最低でも7千円~1万円程度の製品を視野に入れる必要があります。
掛けられる予算を加味しつつ、製品詳細をチェックし、優れた製品の選択がおすすめです。
FPS向け左手デバイスおすすめ10選
【FELiCON】
K109
全38キーでコンパクトに仕上げつつ、リストレスト付きで負担軽減が期待できる左手デバイスです。
2パターンのプリセットが保存できるため、用途に合わせた自在な運用が可能であり、バックライト機能で視認性も確保できます。
カスタマイズや機能性は最低限ですが低価格帯で導入しやすく、価格以上のパフォーマンスを発揮してくれる1台です。
サイズ/重量 | 25.4×18.5×4.2cm/550g |
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タイプ | キーボード |
キー数 | 38 |
スティック | 無 |
【buruberi】
青軸 左手キーボード(JPK5O)
通常キーボードの左面のみを採用し、青軸メカニカルスイッチで打鍵感と応答速度を強化した左手デバイスです。
調節可能なバックライト機能で視認性を確保しやすく、背面にはゴムパッドが配置されているため、安定して操作できます。
シンプルながらもカスタマイズ可能なキーが6つ配置されていますし、長時間使用時の負担も考慮されています。
サイズ/重量 | 23.3×17.9×3,8cm/395g |
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タイプ | キーボード |
キー数 | 35 |
スティック | 無 |
【e元素】
フルプログラミング ゲーミングキーボード(K-700)
全44キーを青軸メカニカルスイッチで仕上げており、約5000万回の打鍵に耐える耐久性を実現した片手デバイスです。
RGBバックライト機能で視認性を確保できますし、カスタマイズやマクロ機能を活用して理想の操作性を追求できます。
取り外せる有線方式を採用しているため、屋外への持ち運びも容易ですし、軽量で負担が掛かる心配もありません。
サイズ/重量 | 23×128×3.6cm/545g |
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タイプ | キーボード |
キー数 | 44 |
スティック | 無 |
【Coolertron】
片手 メカニカルキーボード(AE-AMAG23)
必要最小限のキーに絞ることでサイズを抑えつつ、全てのキーを自由にカスタマイズして操作性を高められる左手デバイスです。
最大4パターンのプリセットが保存できるため、使用用途に合わせて瞬時に最適化できます。
様々な軸タイプをはじめ、キー数のバリエーションが用意されており、最適な製品を見つけやすい点も好評です。
サイズ/重量 | 30.8×13.2×5.8cm/420g |
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タイプ | キーボード |
キー数 | 23 |
スティック | 無 |
【Razer】
Tartarus Chroma(RZ07-01510100-R3M1)
フルカスタマイズに対応したキーを25個配置し、アンチゴースト機能で複雑な入力も容易に行える左手デバイスです。
1680万色RGBバックライトで暗い環境でも視認性を確保できますし、リストパッドで疲労や負担も軽減できます。
比較的小さいサイズで仕上げられているため、複数のデバイスを設置しても圧迫感を感じにくい点も好評です。
サイズ/重量 | 18.6×15.3×5.5cm/372g |
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タイプ | キーパッド |
キー数 | 25 |
スティック | 有 |
【Razer】
Tartarus V2(RZ07-02270100-R3M1)
メカメンブレン機構を採用しており、メカニカルのような打鍵感と耐久性を実現した左手デバイスです。
調節可能なパームレストでラクな姿勢を長時間維持しやすく、アンチゴースト機能で複雑な入力も正確に行えます。
8方向入力が行えるスティックを採用し、フルカスタマイズで自分好みの理想を追求できる一台です。
サイズ/重量 | 20.3×15.3×6cm/348g |
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タイプ | キーパッド |
キー数 | 32 |
スティック | 有 |
【Razer】
Tartarus Pro(RZ07-03110100-R3M1)
アナログオプティカルスイッチを採用し、サムパッドを含む全32キーで操作性を向上させた左手デバイスです。
全32キーカスタマイズ機能を活用し、快適なプレイスタイルを追求できるだけでなく、パームレストで操作時の負担も軽減できます。
21段階でアクチュエーションポイントを操作できるため、誤入力を防止しやすく、ポイントの深さで2つの役割を持たせられます。
サイズ/重量 | 20.2×15.1×6.4cm/360g |
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タイプ | キーパッド |
キー数 | 32 |
スティック | 有 |
【Razer】
Orbweaver Chroma(RZ07-01440100-R3M1)
グリーンメカニカルスイッチを採用し、約6000万回の打鍵に耐える耐久力を備えた左手デバイスです。
1680万色のRGBライティングにより、好みの雰囲気を演出できますし、全30キーの自在なカスタマイズも行えます。
マクロ登録が一切の制限無く実行できますし、最大8個のプリセットを瞬時に切り替えられる機能性も魅力です。
サイズ/重量 | 20.2×15.4×5.5cm/395g |
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タイプ | キーパッド |
キー数 | 30 |
スティック | 有 |
【Azeron】
Classic
マウスのように添える形で抜群のフィット感を実現しつつ、幅広い用途でパフォーマンスを発揮してくれる左手デバイスです。
サムパッドをはじめ、全26キーの自由なカスタマイズが可能であり、2パターンのプリセット保存で即時切替も行えます。
人間工学に基づいたリストパッドを採用しており、長時間のゲームプレイや作業もラクにこなせる一台です。
サイズ/重量 | 31.3×20.6×19.1cm/1.1kg |
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タイプ | ショートカット |
キー数 | 26 |
スティック | 有 |
【Azeron】
Cyborg
マウスを持つようなフィット感で仕上げており、全29キーを自由にカスタマイズできる左手デバイスです。
アナログサムスティックで視点やキャラクターを操作できるため、ゲーム機からPCへ移行する際も違和感無く使用できます。
人間工学に基づいて設計されているため、ラクな姿勢を維持しやすく、長時間集中できる環境構築に最適です。
サイズ/重量 | 30×19×12cm/1kg |
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タイプ | ショートカット |
キー数 | 29 |
スティック | 有 |
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