近年ではテンキーレス・65%サイズキーボードが製品化されており、利便性に優れていることから注目されています。
テンキー部分をカットしたキーボードが登場していることもあり、「テンキー部分は必要?」と気になる方も多いでしょう。
実際、キーボードを使用していても使用頻度が少ないですし、テンキーの必要性に疑問を持つこともあると思います。
そこで本記事では、テンキー付きキーボードおすすめ紹介をはじめ、必要性・メリットデメリットを解説します。
目次
- 1 テンキー付きキーボードを使うメリット
- 2 テンキー付きキーボードを使うデメリット
- 3 テンキー付きキーボードの選び方
- 4 テンキー付きキーボードの必要性は
- 5 テンキー付きキーボードおすすめ12選
- 5.1 【エレコム】メンブレンキーボード(TK-FCM108KBK)
- 5.2 【Logicool】K270
- 5.3 【Perixx】PERIBOARD-106M
- 5.4 【Logicool】G213 Prodigy(G213)
- 5.5 【Arteck】ワイヤレスキーボード
- 5.6 【サンワサプライ】スリムキーボード(SKB-E2U)
- 5.7 【Perixx】PERIBOARD-331(PB-331)
- 5.8 【Logicool】K780
- 5.9 【Logicool】K840
- 5.10 【keychron】K4 Version2
- 5.11 【YUNJII】Keynovo IF98
- 5.12 【Archiss】Maestro2S(AS-KBM98/SRGBWP)
- 6 まとめ
テンキー付きキーボードを使うメリット
数字キー入力がやりやすい
テンキーレス等のコンパクトなキーボードの場合、数字入力は上部のキーを入力するしか手段がありません。
ですが、テンキー付きキーボードであれば、電卓等に用いられる並びで数字を入力することが可能です。
Excelをはじめ、数字を頻繁に入力する事務作業において、作業効率のアップが期待できます。
製品数が豊富で選びやすい
テンキーを搭載したフルサイズキーボードは、キーボードの中でもベーシックタイプであり、使用率も高いです。
あらゆるユーザーのニーズに応えられるよう、様々な特徴を持つキーボードが製品化されています。
価格帯・機能も多様に展開されているので、自身にこだわりに沿った最適な一台を見つけることができます。
シンプルで扱いやすい
テンキーが搭載されたフルサイズキーボードは、ベーシック且つ使用率が最も高いキーボードです。
学校・オフィス・自宅など、あらゆる場面で操作した経験がある方も多く、違和感を感じることなく、操作できます。
テンキーレス等はキー数・仕様が異なり、違和感を覚えることもありますが、扱いやすいというのは大きなメリットです。
テンキー付きキーボードを使うデメリット
狭いスペースでは使用しにくい
テンキーが搭載されたキーボードは、数字入力がやりやすく、事務作業等には最適ですが、幅が長いのが欠点です。
デスクスペースをしっかり確保できるなら支障はありませんが、スペースが限られている場合、圧迫感が生まれてしまいます。
机全体が窮屈に感じますし、設置できない可能性もあるため、スペースに不安を感じるなら、事前のサイズチェックが必須です。
マウス可動域が狭くなる
キーボード+マウスをデスクに設置する際、キーボードを左側に置き、マウスを右側に置いて操作するのが一般的です。
ですが、テンキー搭載キーボードの場合、テンキー部分がマウス可動域を圧迫してしまい、操作性に欠ける可能性があります。
マウスの使用頻度が高いゲームプレイ・作業を行う際、不便に感じてしまうので、テンキー搭載はおすすめできません。
姿勢を維持しにくい
キーボードを使用し、タイピングを行う際、ホームポジションを中心にし、操作するのが一般的です。
ですが、テンキーまで搭載されている場合、左端→右端をはじめ、大きく手を動かす際に姿勢が崩れてしまいます。
タイピング操作時の姿勢維持は、疲労・負担の蓄積具合に影響するため、長時間操作される方にはおすすめできません。
テンキー付きキーボードの選び方
キーボードタイプで選ぶ
キーボードには、メンブレン・パンタグラフ・メカニカルと種類が存在しており、各タイプで特徴が異なります。
メンブレンは低価格ですが、故障時には買い替えが必要になり、パンタグラフは携帯性に優れている反面、耐久力は低めです。
メカニカルは応答速度・機能・耐久力に優れていますが、製品価格が高いため、相応のコストが掛かります。
キーボードタイプは使用用途・予算を考慮しつつ、好みで選ぶのがおすすめでっす。
配列で選ぶ
キーボードに採用されている配列ですが、日本語・英語の2種類が存在しており、各配列でキー数・配置が異なります。
日本語配列は「カタカナ/ひらがな」をはじめ、日本語入力に最適化されており、文書作成・事務作業に最適です。
英語配列は記号キーを合理的に配置し、ホームポジションに寄せているので、プログラミング等のクリエイティブ向けとなります。
ご自身の使用用途を考慮しつつ、使い慣れた好みの配列選択がおすすめです。
接続方式で選ぶ
キーボードに用いられる接続方式ですが、有線・無線の2種類があり、各接続方式でメリットデメリットが存在します。
有線配列は安定した入力を行えますが、携帯性が低く、コードに煩わしさを感じてしまうのが欠点です。
無線接続はコードの煩わしさが無く、携帯性に優れていますが、その他電波等の影響を受けやすく、遅延が起きる可能性があります。
自宅・オフィスでの固定使用なら有線接続、限られた環境下だけでなく、屋外でも使用するなら、無線接続を選びましょう。
メーカーで選ぶ
キーボードはあらゆるメーカーから製品化されていますが、価格が同じでも品質に明確な差が出ることも珍しくはありません。
品質で劣る製品を購入した場合、早期故障をはじめ、品質に満足できず後悔してしまう可能性もあります。
このような事態を回避するためには、ユーザーのレビューが多いメーカーを選ぶのが大切です。
過去に製品を使用し、感触が良かったメーカー、ユーザー数が多く人気を獲得しているメーカーを選ぶのもおすすめです。
価格帯で選ぶ
キーボードは「千円台~3万円以上」と幅広い価格帯で販売されており、価格によって品質も大きく異なります。
低価格な製品は購入しやすいですが、耐久力も価格相応なため、買い替えを前提に検討する必要があります。
高価格な製品は耐久力も高く、機能・操作性も優れていますが、最低でも8千円前後の予算が必要です。
シンプルを求めるなら低価格帯、高性能を求めるなら「8千円以上」のキーボードから予算と相談し、選びましょう。
テンキー付きキーボードの必要性は
テンキー部分に搭載されているキーは、他のキーで代用が効くこともあり、必須というわけではありません。
数字キー入力もアルファベットキー上部で行えますし、Insert/Home等も個別で用意されているためです。
ただ、Excelをはじめ、数字入力を頻繁に行う業務においては、ワンタッチで入力できるため、パフォーマンス向上に繋がります。
全てのユーザーが対象ではないですが、数字キーを頻繁に使用されるのであれば、作業効率も上がるのでテンキーは必須と言えます。
テンキー付きキーボードおすすめ12選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 配列 | 接続 |
---|---|---|---|---|
エレコム メンブレンキーボード | メンブレン | 442×128×25mm/535g | 日本語 | 有線 |
Logicool K270 | メンブレン | 442×149×22mm/498g | 日本語 | USB無線 |
Perixx PERIBOARD-106M | メンブレン | 450×170×34mm/1.1kg | 日本語 英語 | 有線 |
Logicool G213Prodigy | メンブレン | 452×218×33mm/1kg | 日本語 | 有線 |
Arteck ワイヤレスキーボード | パンタグラフ | 428×117×21mm/590g | 日本語 | USB無線 |
サンワサプライ スリムキーボード | パンタグラフ | 345×115×19mm/300g | 英語 | 有線 |
Perixx PERIBOARD-331 | パンタグラフ | 428×117×21mm/520g | 英語 | 有線 |
Logicool K780 | パンタグラフ | 380×158×22mm/875g | 日本語 | USB無線 Bluetooth |
Logicool K840 | メカニカル | 445×132×34mm/900g | 日本語 | 有線 |
keychron K4 Version2 | メカニカル | 371×124×38mm/770g | 英語 | 有線 Bluetooth |
YUNJII Keynovo IF98 | メカニカル | 380×130×30mm/1kg | 英語 | 有線 |
Archiss Maestro2S | メカニカル | 385×144×38mm/1.16kg | 日本語 英語 | 有線 |
【エレコム】
メンブレンキーボード(TK-FCM108KBK)
メンブレンながらもキーを薄く設計し、軽いタッチでスムーズに入力できるキーボードです。
無駄な力を掛ける必要が無いので、疲労・負担も溜まりにくく、メディアコントロールキーで操作性も向上しています。
角度調節スタンドを活用し、正しい姿勢を維持し、効率良く作業を進められる点も魅力です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 442×128×25mm/535g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【Logicool】
K270
一定のキーピッチを確保しつつ、不要なスペースをカットすることで、サイズを抑えたキーボードです。
メンブレンながらもキーストロークが浅く設計されており、軽いタッチで快適なタイピングが行えます。
無線接続対応で場所を問わずに使用しやすく、乾電池式でこまめなバッテリー管理が不要な点もおすすめです。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 442×149×22mm/498g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線 |
【Perixx】
PERIBOARD-106M
人間工学に基づき、カーブ形状に仕上げており、ホームポジションを維持し、快適に操作できるキーボードです。
キーキャップに丸みを持たせているので、指先にフィットしやすく、深いストロークながらも軽やかに入力できます。
ケーブル収納スペースも確保されており、使用時のケーブル格納をはじめ、収納性に優れている点も魅力です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 450×170×34mm/1.1kg |
配列 | 日本語・英語 |
接続 | 有線 |
【Logicool】
G213 Prodigy(G213)
メンブレンながらも応答速度・打鍵感を強化し、メカニカルのような心地良さを実現したキーボードです。
耐水・耐久性を向上させつつ、角度調節スタンド×パームレストも搭載されており、疲労・負担軽減が期待できます。
ロールオーバー機能で複雑な操作も容易ですし、メディアコントロールをはじめ、カスタマイズ性が充実している点も好評です。
タイプ | メンブレン |
---|---|
サイズ/重量 | 452×218×33mm/1kg |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【Arteck】
ワイヤレスキーボード
一定のキーピッチを確保しつつ、キーストロークが浅めに設計されており、スムーズに入力できるキーボードです。
幅こそ長めですが、厚みを抑えてスタイリッシュに仕上げているので、携帯性にも優れており、あらゆるシーンで運用できます。
メディアコントロール機能を活用し、ワンタッチで直感的な操作も可能であり、総合的なバランスの良さが好評です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 428×117×21mm/590g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線 |
【サンワサプライ】
スリムキーボード(SKB-E2U)
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、テンキーを搭載した英語配列キーボードです。
厚みも抑えられているので、携帯性に優れていますし、角度調節スタンドで疲労・負担軽減も期待できます。
ケーブルを3方向から選択し、接続できるので、有線特有の煩わしさを感じにくい点も魅力です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 345×115×19mm/300g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Perixx】
PERIBOARD-331(PB-331)
ストロークが浅いロープロファイルキーを採用しており、軽いタッチでスムーズに入力できるキーボードです。
バックライトを活用し、視認性を確保できるだけでなく、キーを指先にフィットする形状に仕上げており、疲労も軽減できます。
厚みを極限まで抑えているので、携帯性も良いですし、収納場所に困らない点も魅力的です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 428×117×21mm/520g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Logicool】
K780
テンキーを搭載しつつ、不要なキー・スペースをカットし、コンパクトに仕上げたキーボードです。
PCをはじめ、携帯端末への互換性を持ちつつ、マルチペアリングにも対応しており、ワンタッチで瞬時に切り替えられます。
携帯性に優れつつ、2種類の無線接続に対応しているので、あらゆるシーンで使用できる点も好評です。
タイプ | パンタグラフ |
---|---|
サイズ/重量 | 380×158×22mm/875g |
配列 | 日本語 |
接続 | USB無線・Bluetooth |
【Logicool】
K840
深めのキーストロークながらも軽いタッチに鋭く反応し、スムーズに入力できるキーボードです。
頑丈なアルミニウムで耐久力を底上げしつつ、裏面のスタンドで角度を付けることで、疲労・負担を軽減できます。
メディアコントロールをはじめ、キープログラム・ロールオーバーと機能が充実している点もおすすめです。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 445×132×34mm/900g |
配列 | 日本語 |
接続 | 有線 |
【keychron】
K4 Version2
一定のキーピッチを確保しつつ、不要なスペースを極限までカットし、コンパクトに仕上げたキーボードです。
3台マルチペアリング機能に対応しており、状況に応じたデバイスの切り替えも行えます。
ホットスワップ機能で自分好みの打鍵感を追求できますし、軸タイプが選択できる点もおすすめです。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 371×124×38mm/770g |
配列 | 英語 |
接続 | 有線・Bluetooth |
【YUNJII】
Keynovo IF98
不要なキー・スペースをカットし、テンキー搭載ながらもサイズを抑えており、デザインも楽しめるキーボードです。
ホットスワップ機能を活用し、好みの打鍵感を実現できるだけでなく、カーブデザインで疲労・負担軽減も期待できます。
バックライトをはじめ、キー割り当て・マクロ設定を自分好みにカスタマイズ可能であり、機能性の高さも好評です。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 380×130×30mm/1kg |
配列 | 英語 |
接続 | 有線 |
【Archiss】
Maestro2S(AS-KBM98/SRGBWP)
テンキーを搭載しつつ、不要なキー・スペースをカットし、コンパクトに仕上げたキーボードです。
静音性に優れた赤軸を採用しているので、周囲を気にせずに心地良いタイピングが楽しめます。
OS別の最適化をはじめ、メディアコントロールキー・ロールオーバーなど、機能が充実している点も好評です。
タイプ | メカニカル |
---|---|
サイズ/重量 | 385×144×38mm/1.16kg |
配列 | 日本語・英語 |
接続 | 有線 |
まとめ
一見すると邪魔になりがちなテンキーですが、数字入力を主体となる作業においては、優れたパフォーマンスを発揮してくれます。
本記事では、テンキー付きキーボードを多数紹介しているので、参考にしていただき、お気に入りを見つけていただければ幸いです。
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