メカニカルキーボードは耐久力も高く、ゲーム・作業向けの機能が充実しており、多数のユーザーから支持を得ています。
さらに近年では、キースイッチの手軽な取り換えも行える、ホットスワップ対応モデルも発売し、注目を集めています。
とはいえ、まだまだ日本語配列に対応した製品は少なく、「日本語配列モデルが見つからない」と落胆される方もいるでしょう。
そこで本記事では、ホットスワップに対応した日本語配列キーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリットを解説します。
目次
- 1 ホットスワップ対応キーボードとは
- 2 ホットスワップ対応キーボードを使うメリット
- 3 ホットスワップ対応キーボードを使うデメリット
- 4 ホットスワップ対応キーボードおすすめ10選
- 4.1 【Pulsar Gaming Gears】メカニカルキーボード(PCMK)
- 4.2 【Corsair】K70 PRO MINI(CH-9189114-JP)
- 4.3 【Uuoeebb】AK61
- 4.4 【Uuoeebb】SK61
- 4.5 【Keychron】K2 Version2
- 4.6 【Keychron】K1 SE(K1SE-G1-JIS)
- 4.7 【Keychron】K4 V2( K4-J3-JIS)
- 4.8 【Keychron】Q1 QMK(Q1-O2-JIS)
- 4.9 【Keychron】K8 PRO QMK/VIA(K8P-G1-JIS)
- 4.10 【DROP】CTRL ハイプロファイルメカニカルキーボード(MDX-31831-13)
- 5 まとめ
ホットスワップ対応キーボードとは
メカニカルキーボードは赤・青・茶・銀等の軸タイプが存在しており、従来であれば軸タイプは統一されているのが基本です。
ですが、ホットスワップに対応したキーボードは、はんだ付け等の作業無しでスイッチを取り換えることができます。
故障したキー部分のスイッチのみを取り外し、新しいスイッチに変更することで簡単に修理できます。
ゲームプレイにおいて、高頻度で使用されるキー部分のみを銀軸に変更する、といったことも可能です。
ホットスワップはスタイルに合わせたスイッチのカスタマイズをはじめ、簡単な修理で長期間の品質維持もできます。
ホットスワップ対応キーボードを使うメリット
修理が簡単
従来のキーボードの場合、キーが故障してしまった場合、買い替えという選択肢しかありませんでした。
ですが、ホットスワップ機能は、個別化されているメカニカルスイッチを取り換えることが可能です。
はんだ付け等の手間を掛けず、故障したスイッチを新しいスイッチに取り換えるだけで修理できます。
軸タイプをカスタマイズできる
キーボードは全てのキー・軸タイプが統一されていますが、ホットスワップを使用すれば、様々な軸タイプをミックスできます。
例えば、青軸ベースのキーボードに対し、使用頻度が高いキースイッチのみを赤軸に変更し、静音性を高めることも可能です。
色んな軸タイプを一台のキーボードで楽しむこともできますし、環境・使用用途に合わせて選ぶこともできます。
ホットスワップ対応キーボードを使うデメリット
選択肢が少ない
近年はメカニカルキーボードも多数普及しており、亜種とも言えるホットスワップに対応したキーボードも増えています。
とはいえ、キーボード全体から見れば製品数も少ないですし、海外メーカー製品ばかりのため、日本語配列は少数です。
英語配列ならば選択肢もそれなりに存在しますが、日本語配列にこだわる場合、お気に入りが見つからない可能性もあります。
高額製品が多い
ホットスワップはメカニカルキーボード特有の機能となるため、必然的にメカニカルキーボードを選ばなければいけません。
しかし、メカニカルはメンブレン・パンタグラフ等と比べると、製品価格が高く、機能が充実していれば、より高額になります。
ホットスワップ機能を搭載した製品はまだまだ少数であり、1万円を軽く超える製品ばかりです。
耐久性が低いケースもある
ホットスワップキーボードは従来のキーボードとは異なり、スイッチをはんだ付け等で固定していません。
簡単に取り外せるよう、キー部分にはめ込んでいるだけなので、購入してすぐにスイッチが壊れたという事例もあります。
スイッチを交換すれば修理できるので、大きな問題ではありませんが、早期故障の可能性は想定しておいた方が良いでしょう。
ホットスワップ対応キーボードおすすめ10選
【Pulsar Gaming Gears】
メカニカルキーボード(PCMK)
3ピン~5ピンMXスイッチのホットスワップに対応しており、自由に組み合わせて理想を実現できるキーボードです。
基盤内部には吸音性に優れたポリマー素材を使用し、メカニカル特有の打鍵音を抑え、心地良い体験を与えてくれます。
専用ソフトウェアを活用し、バックライトをはじめ、キー割り当て・マクロ設定など、自由にカスタマイズできる点もおすすめです。
【Corsair】
K70 PRO MINI(CH-9189114-JP)
有線・無線接続に対応しつつ、60%コンパクトサイズに仕上げており、あらゆるシーンで活躍できるキーボードです。
各キー別にRGBバックライトが内蔵されており、専用ソフトウェアを活用し、好みで彩ることもできます。
あらゆるスイッチとの互換性があるので、自分好みのスイッチにカスタムし、楽しめる点もおすすめです。
【Uuoeebb】
AK61
60%コンパクトサイズに浮世絵風イラストを採用し、ユニークなおしゃれが楽しめるキーボードです。
人間工学に基づいた湾曲形状に加えて、付属されているリストレストを使用し、疲労・負担を軽減できます。
3ピンスイッチのホットスワップにも対応しており、理想のキーボードスタイルの実現も可能です。
【Uuoeebb】
SK61
60%コンパクトサイズにパンダイラストをあしらうことで、可愛い雰囲気を演出したキーボードです。
省スペースで設置し、マウス可動域を広く確保できますし、アンチゴースト機能により、複雑な操作もミス無く行えます。
ホットスワッフ機能を活用したり、バックライト機能を駆使し、自分好みでカスタムできる点もおすすめです。
【Keychron】
K2 Version2
有線接続をはじめ、Bluetooth接続も可能であり、最大3台マルチペアリング機能で即時切り替えもできるキーボードです。
3ピン~5ピンMXスイッチとの互換性があるので、理想のタイピング体験を追求できます。
Windows/Macをはじめ、携帯端末への接続も可能であり、あらゆる用途で活躍できる点もおすすめです。
【Keychron】
K1 SE(K1SE-G1-JIS)
有線・無線接続に対応しており、Windows/MacOSをはじめ、携帯端末への互換性も持つキーボードです。
航空機にも用いられる強化アルミフレームを採用しており、耐久性を高めつつ、上品に仕上げています。
ロープロファイルスイッチであれば、ホットスワップにも対応しており、好みのキーカスタマイズが楽しめます。
【Keychron】
K4 V2( K4-J3-JIS)
フルサイズながらもキー同士の間隔を狭めつつ、不要な部分をカットし、コンパクトに仕上げたキーボードです。
有線・無線接続と自由に運用できるので、環境への適応力も高く、ロールオーバー機能により、複雑な操作も正確に行えます。
RGBバックライトで好みの雰囲気を演出できますし、疲労・負担軽減効果を考慮されている点もおすすめです。
【Keychron】
Q1 QMK(Q1-O2-JIS)
プレート部のガスケットに加え、トップ・ボトム部にシリコンパッドを追加し、静音性を向上させたキーボードです。
Windows/MacOSへの互換性を持ち、専用ソフトウェアでマクロ・割り当てをカスタムし、作業効率を高められます。
3ピン・5ピンスイッチのホットスワップにも対応しており、キーボードカスタムに必要な付属品が充実している点もおすすめです。
【Keychron】
K8 PRO QMK/VIA(K8P-G1-JIS)
有線接続をはじめ、3台マルチペアリングに対応したBluetooth接続も可能であり、適応力に優れたキーボードです。
専用ソフトウェアを活用し、自分好みのキー割り当て・マクロを設定できるので、作業効率を飛躍的にアップできます。
疲労・負担軽減をはじめ、あらゆるデバイスへの互換性・ホットスワップなど、機能・利便性の高さが評価されています。
【DROP】
CTRL ハイプロファイルメカニカルキーボード(MDX-31831-13)
数百万色のバリエーションから、カスタマイズ可能なRGB機能が搭載されており、好みで彩れるキーボードです。
テンキーレスサイズなので、大きく使用感を損ねることなく、パフォーマンスを発揮してくれます。
全キーホットスワップにも対応しているので、キー別に好みのカスタマイズも楽しめます。
まとめ
ホットスワップは非常に便利な機能ですが、海外メーカー製が多く、大多数の製品が英語配列にしか対応していません。
とはいえ、徐々に日本語配列も増えているので、迷った際には紹介した内容を参考に、お気に入りを見つけていただければ幸いです。
ホットスワップ対応キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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