書類の作成やレポートなど、パソコンで作業をする際に欠かせないキーボード。
最近では、ゲーミングパソコンの普及により、より応答速度の速いキーボードやメカニカルキーボードも注目されています。
キーボードのタイプには様々な表し方がありますが、サイズをパーセント表示しているモデルもあるのはご存知でしょうか。
今回は、その中でも75%キーボードに注目し、コンパクトで使いやすい商品を厳選して10点ご紹介します。
75%キーボードとは
まず、75%キーボードの”75%”とは、そのキーボードのサイズ表す数字で、フルサイズキーボードを100%とした相対値で表されます。
このキーボードは、フルサイズキーボードからテンキーのみ除いたものというイメージをするとわかりやすいでしょう。
ファンクションキーや方向キーなどが独立して配置されていながらも、コンパクトなサイズ感が扱いやすく人気のモデルです。
ゲームだけでなく、画像編集や動画編集など、パソコンを使う作業の大部分をこれ1台でこなせる万能選手でもあります。
75%キーボードを使うメリット
必要十分なサイズ感
日頃から数字を入力する機会が少ない方にとって、テンキーはあまり必要がありませんよね。
75%キーボードはテンキーのないキーボードとなっていますので、デスクを圧迫しづらく持ち運びや保管にも便利です。
サイズもコンパクトながら必要十分な機能を有していますので、実用性に難があると言うようなことはありません。
十分なキーピッチ
コンパクトなキーボードの中には、キー数を減らしているだけでなく、キーピッチを狭くしているモデルもあります。
しかしながら、75%キーボードのキーピッチはフルサイズキーボードと同じ19mmとなっており、使用感を損ねることはありません。
また、19mmというキーピッチはほとんどのキーボードに共通していますので、初めてパソコンを使うというお子様にもおすすめです。
充実の機能性
75%キーボードは、60%キーボードなどよりコンパクトなキーボードよりも機能面でかなり優位に立っています。
代表例として、本体右上にライティングや音量調節ができるナビゲーションダイヤルがついているモデルがあげられます。
その他、様々な機能で個性を出しているモデルも多いため、自分の好みに合わせて選べる事も嬉しいポイントです。
75%キーボードを使うデメリット
種類が少ない
75%キーボードは、80%キーボードや60%キーボードなどと比べると商品のラインナップが乏しくなっています。
これは、80%や85%のキーボードがちょうどテンキーレスキーボードとなり、75%のモデルは半端な立ち位置になってしまうためです。
選ぶ楽しさが少ないというデメリットはありますが、機能性に大きな問題があるわけではないのでその点はご安心ください。
75%キーボードおすすめ10選
【EPOMAKER】
Theory TH80 Pro 75%
ホワイト系の外装を7色に光るRGBライトが鮮やかに照らす、スタンダードな75%キーボードです。
接続方式は有線と無線の両方に対応しており、無線接続ではレシーバーを使用する方法とBluetoothを使用する方法が選べます。
専用アプリケーションを使うことで、ライティングの調整やキーマップの変更も可能です。
【EPOMAKER】
EP75 75% メカニカルキーボード
メインキーはホワイト、特殊キーはブルーという2トーンがおしゃれな75%キーボードです。
縦33cm、横13.8cmというコンパクトなサイズ感で、マウスをおいても干渉しにくくなっています。
キースイッチはクリック感がある黄軸の他、青軸や紫軸なども選べ、自分の好みに近づけることが可能です。
【YUNZII】
X75
キーキャップが透明になっており、RGBライトが最大限に活躍できるデザインの75%キーボードです。
キーボードの列によってキースイッチの構造が若干変わっており、人間工学に基づいた使いやすいキー配置を実現しています。
タイピング音の改善や耐久性向上を図るため、スタビライザーやサウンドダンパーなども組み込まれています。
【NZXT】
ミニキーボード 英語版(KB-175US-BR)
ケースファンやPCケースなどのパソコンパーツで有名なNZXTから販売されている75%キーボードです。
Nキーロールオーバーへの対応やアンチゴースト機能など、ゲーミングキーボードとしても使える機能が揃っています。
キースイッチはなめらかに動くリニアタイプとなっており、打鍵音が少なく静かな環境でも使いやすくなっています。
【LGBN】
透明なメカニカルキーボード
軸や内部のパッドなどがよく見え、メンズの好奇心をくすぐるようなデザインの75%キーボードです。
キーボードの剛性と静音性を高め、快適な操作性につなげるため、ガスケット構造を採用して組み上げられています。
お好みのキースイッチやキーキャップに簡単にカスタマイズできるホットキースワップにも対応しています。
【ASUS】
ROG AZOTH(M701)
キーボードの右上に2インチの有機ELパネルを組み込み、様々な情報を表示できる75%キーボードです。
同時に3台のデバイスに接続できるマルチペアリング機能に対応しており、普段遣いでの使いやすさも優秀です。
シリコン素材のガスケットマウントを採用しており、クッション性の改善と静音性の向上を図っています。
【MageGee】
75%メカニカルゲーミングキーボード
クリック感の強い青軸を使用し、初めてメカニカルキーボードを使う人にも親しみやすい75%キーボードです。
価格もメカニカルキーボードとしては非常にリーズナブルで手が出しやすく、暗いところで便利なバックライトもついています。
ただし、接続方式は有線のみとなっていますので、その点は注意しましょう。
【Logicool】
POP KEYS(K730GY)
キーボードの一番右側に、特殊キーではなく絵文字のショートカットキーが配置されているユニークな75%キーボードです。
Bluetooth接続に加え、ロジクールの新しい通信技術の”Logi Bolt”に対応しており、最大6台のデバイスを1つのレシーバーで接続できます。
打鍵音はクリック感のあるカチカチとした感じで、まるでタイプライターのようなレトロな雰囲気を楽しめます。
【iClever】
ゲーミングキーボード 75% 日本語配列(G03)
全面がブラックで塗装されており、RGBライトが映えるデザインの75%キーボードです。
キースイッチは打鍵音が少ない赤軸となっており、配列も日本語配列ですので作業でも違和感なく使えます。
高さが3段階調節できるため、幅広い体格の人に適したポジションでゲームや作業に没頭できます。
【Keychron】
K3 Version2
キーボードの縁とキースイッチをギリギリまで近づけ、コンパクトに設計した75%キーボードです。
内蔵バッテリーの容量が1,550mAhとやや少なめですが、重量は476gと他のモデルと比べてかなり軽量です。
今回紹介するのは赤軸のモデルですが、クリック感の強い青軸や、より静音性に優れた茶軸も選択できます。
まとめ
75%キーボードは、サイズやデザインなど、様々な魅力を持った製品が数多く販売されています。
皆さんもこの記事を参考に、自分にぴったりなキーボードをぜひ一度探してみてくださいね。
75%キーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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