昨今のキャンプでは、テントの組み合わせで様々なレイアウトができるカンガルースタイルが人気です。
カンガルースタイルに使用する親テントは、居住性に優れ悪天候でも安心して過ごせる高品質のシェルターテントがおすすめ。
通気性に優れ開放感があり、広々としたリビングスペースが作れるため、ファミリーキャンプにもぴったりです。
今回は使いやすくて快適に過ごせる、カンガルースタイル向けのシェルターテントを、メリットやデメリットと共にご紹介します。
目次
- 1 カンガルースタイル向けシェルターテントを使うメリット
- 2 カンガルースタイル向けシェルターテントを使うデメリット
- 3 カンガルースタイル向けシェルターテントの選び方
- 4 カンガルースタイル向けシェルターテントおすすめ10選
- 4.1 【snow peak】リビングシェル ロング Pro(TP-660)
- 4.2 【QUICKCAMP】KURVE トンネルテント(QC-KURVE SD)
- 4.3 【DOD】ファイヤーベース シェルター(T8-524-BG)
- 4.4 【BACKCOUNTRY】Orison ドームテント
- 4.5 【TOMOUNT】ドームテント ブラックガムコーティング
- 4.6 【テンマクデザイン】サーカスTC BIG
- 4.7 【FIELDOOR】パップテント450
- 4.8 【ogawa】ツインクレスタS(3349)
- 4.9 【DOD】スパイダーベース(TT8-785-GY)
- 4.10 【CAPTAIN STAG】CS リビングシェルター(UA-5)
- 5 まとめ
カンガルースタイル向けシェルターテントを使うメリット
広々として快適に過ごせる
カンガルースタイル向けのテントは中〜大型サイズのため、中は広々として快適に過ごすことができます。
インナーテントを入れても充分なリビングスペースが取れるので、ソロキャンプからグループキャンプまで、どんなスタイルにもおすすめです。
開放感も抜群で通気性にも優れており、数日間の連泊やワンコと一緒のキャンプにも最適です。
シェルター単体でも使用できる
カンガルースタイルもおすすめですが、シェルター単体でも非常に快適に使用できるので、気分や人数に合わせて使い分けることができます。
大型シェルターはベンチレーションの機能に優れ、耐水性や耐風性が高い製品が多く、悪天候でも安心して過ごせる優れたテントです。
インナーテントを入れずに使用すれば収容人数も増え、大人数のグループキャンプやファミリーキャンプにも重宝します。
タープなしでもOK
前面や側面の出入り口をポールで立ち上げて大きなキャノピーを作ることができるので、タープなしでも広いリビングスペースを確保できます。
シェルターテントをタープ代わりに使用できるので面倒なタープを張る必要がなく、設営時間を短縮できるのは大きなメリットでしょう。
軍幕タイプのテントはフルオープンにできるものも多く、巨大タープとして野外パーティーやイベントにも使いやすくおすすめです。
カンガルースタイル向けシェルターテントを使うデメリット
サイズが大きく設営が大変
カンガルースタイル向けシェルターテントは、特にファミリーキャンプに使用するものはサイズが大きく、設営が大変というデメリットがあります。
重量もありポールの本数も多いので、設営時は2人以上で組み立てるとことをおすすめします。
1人で設営する方や女性同士の場合は、なるべく簡単に設営できるテントが良いでしょう。
ワンポールテントやツーポーツテントなら、大きさと重量があっても簡単に設営できるので、テント設営に慣れていない方にもおすすめです。
価格が高めの製品が多い
大きさがありタープの代わりにもなるシェルターテントは、全体的に価格が高めでコスパが良いとはいえません。
悪天候でも安心して過ごせるスペックが必要になるので、カンガルースタイルがメインの方は、必要経費としてグレードを落とさないことをおすすめします。
穏やかな季節の使用でそれほど頻度が多くないなら、安価なシェルターテントも多く展開しているので、そちらを選んでも良いでしょう。
カンガルースタイル向けシェルターテントの選び方
テントの形や種類で選ぶ
カンガルースタイル向けのシェルターテントは、好みに合わせて様々なテントを選ぶことができます。
充分なサイズがあり、通気性が良く雨や風にも強ければ、どんなテントでもカンガルースタイルの親テントとして使用できます。
ドーム型やトンネル型、ワンポールテントなど、選択肢がありすぎて迷ってしまうなら、臨機応変に他のスタイルも楽しめる製品がおすすめです。
インナーテントを入れずにコットを入れたり、フロアマットを敷いてお座敷スタイルにしたりなど、季節や気分に合わせて変えるのも楽しいものです。
使用人数で選ぶ
カンガルースタイルの親テントを選ぶ際は、製品の収容人数と実際の使用人数が異なるので注意が必要です。
製品の収容人数が5人と記載がある場合、実際にインナーテントを入れたカンガルースタイルでは、2〜3人での使用がちょうど良いでしょう。
10人収容可能なら5人での使用というように、収容人数の半分の人数が快適に過ごせる目安と考えて選んでみてください。
もちろん、5人用のシェルターにソロ用のインナーテントで、贅沢なカンガルースタイルを楽しむことも可能です。
カンガルースタイルはテントの組み合わせで無限にレイアウトが楽しめるので、色々試してみるのもおすすめです。
居住性で選ぶ
シェルターテントのみでも快適に過ごせる、居住性に優れた製品を選ぶことをおすすめします。
スペックの高いシェルターテントは、カンガルースタイル意外にも大人数のファミリーキャンプやタープ代わりなど、様々な用途に使えます。
ストーブを持ち込んだ冬のおこもりキャンプにも重宝し、非常に使い勝手が良いので、長い目で見ても最初からこだわって選んだ方が良いでしょう。
素材の違いでも快適性に違いが出るので、しっかりチェックして最適なテントを探してみてください。
メーカーで選ぶ
カンガルースタイル向けのシェルターテントは、選択肢が広すぎるためメーカーにこだわらず選んで構いませんが、おすすめのメーカーもいくつかあります。
スノーピークは大型のシェルターテントの種類が豊富で、非常に快適で高品質なのでカンガルースタイルに最適です。
永久保証がつき高スペックで、手が出しにくい価格帯ですが満足度はとても高く、予算に余裕がある方は購入して損はありません。
DODはカンガルースタイルに力を入れていて、親テントの種類も豊富ですが、インナーテントも多く展開される非常におすすめのメーカーです。
結露が起こりにくいポリコットン製のテントも多く、購入しやすい価格に抑えられているのも大きなポイントです。
シェルターテントの価格帯
ファミリーキャンプで快適に過ごせるサイズとスペックのシェルターテントは、平均して7〜10万円と、少々高価になってしまいます。
ソロキャンプやデュオキャンプ用なら2〜5万円台で比較的購入しやすい価格帯ですが、インナーテントの予算を考えるとコスパが良いとはいえません。
キャプテンスタッグのリビングシェルターは、大型ながら2万円台と安価ですがフルクローズできず、どちらかというとタープ寄りの製品です。
カンガルースタイルをメインに考えているなら、予算はかかりますが最初から高スペックの製品が安心でおすすめです。
お財布が厳しい方は親テントに予算をかけて、インナーテントは安価の製品を選ぶなどの工夫が必要になります。
カンガルースタイル向けシェルターテントおすすめ10選
メーカー名 製品名 | 重さ | サイズ | 素材 |
---|---|---|---|
snow peak リビングシェル ロング Pro | 17.5kg | 530×415×220cm | 150Dポリエステルオックス、アルミニウム |
QUICKCAMP KURVE トンネルテント | 20.5kg | 680×355×200cm | ポリエステル、アルミニウム |
DOD ファイヤーベース シェルター | 15.1kg | 330×500×240cm | ポリコットン、ポリエステル、アルミニウム |
BACKCOUNTRY Orison ドームテント | 3.52kg | 310×320×168cm | アルミニウム、プラスチック |
TOMOUNT ドームテント ブラックガムコーティング | 14.7kg | 390×390×200cm | ポリエステル |
テンマクデザイン サーカスTC BIG | 11.39kg | 520×520×350cm | ポリコットン、ポリエステル、スチール |
FIELDOOR パップテント450 | 10kg | 450×210×130cm | ポリコットン、ジュラルミン |
ogawa ツインクレスタS | 7.56kg | 420×160×256cm | ポリコットン、アルミ合金 |
DOD スパイダーベース | 16.5kg | 500×500×230cm | 15Dポリエステル、アルミ合金 |
CAPTAIN STAG CS リビングシェルター | 7.2kg | 320×320×210cm | ポリエステル、グラスファイバー |
【snow peak】
リビングシェル ロング Pro(TP-660)
スノーピークの非常に快適なシェルターで、前面とサイドの出入り口が大きく開放感も抜群です。
前面のキャノピーには雨よけにも重宝するサイドウォールがつき、天候や好みに合わせて巻き上げることもできます。
6人用と広々とした室内は、大きめのインナーテントを入れても余裕があり、非常に使いやすいおすすめの製品です。
重さ | 17.5kg |
---|---|
サイズ | 530×415×220cm |
素材 | 150Dポリエステルオックス、アルミニウム |
【QUICKCAMP】
KURVE トンネルテント(QC-KURVE SD)
大人数のグループキャンプもできる大型のトンネルテントで、充分な高さと広さがありゆったりとくつろぐことができます。
5人用のインナーテントが標準装備で付属しますが、就寝人数に合わせたお好きなテントをカンガルースタイルで使用できます。
両サイドに1つずつコンパクトなインナーテントを置いても充分なリビングスペースがあり、アイディア次第で様々な使い方ができるおすすめの製品です。
重さ | 20.5kg |
---|---|
サイズ | 680×355×200cm |
素材 | ポリエステル、アルミニウム |
【DOD】
ファイヤーベース シェルター(T8-524-BG)
8人収容できる大型のシェルターで、フロアが着脱可能なのでお座敷スタイルもロースタイルにも対応するおすすめの製品です。
フライシートにポリコットンを採用しているので、火の粉に強く焚き火を安心して楽しむことができます。
カンガルースタイルなら2〜3人のファミリーキャンプにちょうど良く、冬のおこもりスタイルにも重宝します。
重さ | 15.1kg |
---|---|
サイズ | 330×500×240cm |
素材 | ポリコットン、ポリエステル、アルミニウム |
【BACKCOUNTRY】
Orison ドームテント
BACKCOUNTRYは韓国発のアウトドアブランドで、非常にスタイリッシュなデザインで人と被らないテントを探している方におすすめです。
5人収容できる8角形のドームテントで、カンガルースタイルならソロやデュオキャンプに最適なサイズ感です。
防水、防塵性に優れ、天候が変わりやすい季節でも安心してキャンプを楽しむことができます。
重さ | 3.52kg |
---|---|
サイズ | 310×320×168cm |
素材 | アルミニウム、プラスチック |
【TOMOUNT】
ドームテント ブラックガムコーティング
とてもおしゃれで居住性に優れた5人用ドームテントで、360度全ての方向に大きな窓が付いて、どの位置からも景色を楽しむことができます。
ソロやデュオキャンプのカンガルースタイルにも最適ですが、フロアシートが着脱可能なのでお座敷スタイルにもぴったり。
天窓が付き通気性も抜群で、特殊なコーティングを施されているので紫外線や太陽の熱を遮断し、真夏でも涼しく快適に過ごせます。
重さ | 14.7kg |
---|---|
サイズ | 390×390×200cm |
素材 | ポリエステル |
【テンマクデザイン】
サーカスTC BIG
テンマクデザインの名作、サーカスの大型バージョンで、大人数でも使える広々としたワンポールテントです。
4〜5人用のインナーテントを入れてもゆったりとくつろぐことができ、ポリコットンを採用しているので結露が起きにくく、遮光性があり快適に過ごせます。
大きなベンチレーションが5箇所あり通気性も抜群で、一年中大活躍してくれるおすすめの製品です。
重さ | 11.39kg |
---|---|
サイズ | 520×520×350cm |
素材 | ポリコットン、ポリエステル、スチール |
【FIELDOOR】
パップテント450
ソロやデュオキャンプにぴったりのワイドタイプのパップテントで、サイドにインナーテントを置いて使用することができます。
標準装備で吊り下げ式のインナーテントが付属しますが、人数に合わせてお好きなテントを使用することができ、二又ポールを採用しているのでテント内を広く使えます。
片側ずつキャノピーを立ち上げることができ、寝室をクローズにしてリビングと完全に分けられるのも大きなポイントです。
重さ | 10kg |
---|---|
サイズ | 450×210×130cm |
素材 | ポリコットン、ジュラルミン |
【ogawa】
ツインクレスタS(3349)
ソロやデュオキャンプにぴったりの絶妙なサイズ感がポイントの使いやすいシェルターです。
軍幕のような形ですが、4面全てが出入り口になり、長辺部分は両側とも立ち上げてキャノピーとして使用できるので開放感も抜群。
カンガルースタイルはもちろん、フルオープンにしてタープとして使うのもおすすめで、火の粉に強いポリコットンで焚き火を楽しむ方にもぴったりです。
重さ | 7.56kg |
---|---|
サイズ | 420×160×256cm |
素材 | ポリコットン、アルミ合金 |
【DOD】
スパイダーベース(TT8-785-GY)
広々とした正方形の8人用のテントで、4〜5人でのカンガルースタイルにおすすめです。
非常に居住性に優れ、フルオープンで巨大タープのように、フルメッシュで蚊帳のように使用できるので、真夏のキャンプでも涼しく過ごすことができます。
テント内にポールが無い仕様のためとても広く快適で、圧迫感も皆無の非常に優れた製品です。
重さ | 16.5kg |
---|---|
サイズ | 500×500×230cm |
素材 | 15Dポリエステル、アルミ合金 |
【CAPTAIN STAG】
CS リビングシェルター(UA-5)
広々としたリビングが作れる非常にコスパが良いキャプテンスタッグのシェルターです。
2〜3人のカンガルースタイルにぴったりのサイズ感で、天井が高いので屈むことなくゆったりと過ごすことができます。
本体に取り付けられるサイドパネルが2枚付属し、プライベートも守ってくれる取り入れやすいおすすめの製品です。
重さ | 7.2kg |
---|---|
サイズ | 320×320×210cm |
素材 | ポリエステル、グラスファイバー |
まとめ
カンガルースタイル向けのテントは、単体でも非常に快適に過ごせ、様々なスタイルを楽しめるおすすめのアイテムです。
キャンパーの好みで無限の組み合わせができるので、こちらの記事を参考に是非キャンプに取り入れてみてください。
カンガルースタイル向けシェルターテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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