大型テントやシェルターの中にテントを入れる「カンガルースタイル」。
挑戦してみたいけど、どのアイテムを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか?
これまでは、インナーテントとフライシートがセットになっているものを利用するのが一般的でした。
ですが「2つのテントを組み合わせて使える」という新しいスタイルでキャンプを楽しむ方が増えています。
そこでこの記事では、4人用カンガルースタイル向けのインナーテント10選を紹介します。
目次
- 1 4人用カンガルースタイル向けインナーテントを使うメリット
- 2 4人用カンガルースタイル向けインナーテントを使うデメリット
- 3 4人用カンガルースタイル向けインナーテントの選び方
- 4 4人用カンガルースタイル向けインナーテントおすすめ10選
- 4.1 【LOGOS】2ドアルームテント(71805553)
- 4.2 【CAPTAIN STAG】CSクラシックス オクタゴン460UV用インナーテント(UA-45)
- 4.3 【Coleman】スクリーンIGシェード(2000033129)
- 4.4 【Le Dzx】キャンプテント
- 4.5 【FIELDOOR】ワンタッチテント200
- 4.6 【通販のトココ】ワンタッチテント
- 4.7 【visionpeaks】カンガルースタイル用テント(VP160101K02)
- 4.8 【KAZOO】ポップアップテント
- 4.9 【Coleman】 BCクロスドーム 270 (2000038429)
- 4.10 【DOD】わがやのテントL(T5-869-TN)
- 5 まとめ
4人用カンガルースタイル向けインナーテントを使うメリット
設営が簡単
カンガルースタイルは、設営が簡単でキャンプ初心者の方にもおすすめです。
基本的な設営方法は、シェルターやテントを設営し、別で組み立てたインナーテントを入れ込むだけでOKです。
インナーテントにフライシートをかぶせる工程がないだけで、設営がぐっと楽になります。
ドーム型のインナーテントは自立式なので簡単に移動でき、レイアウトを変えやすいのもメリットです。
人数に合わせて調整可能
カンガルースタイルは、利用人数に合わせてインナーテントを変更して利用できます。
インナーテントの数を増やしたり、ちがう大きさのインナーテントの利用もOKです。
家族で1つのインナーテントを使ったり、2人用を2つ使えばスペースを有効活用できるなどのメリットもあります。
また、個別のインナーテントを利用することで、テント内でパーソナルスペースの確保も可能です。
虫の侵入を防げる
カンガルースタイルは、寝室部分への虫の侵入を防ぐ効果もあります。
シェルターは開放感が味わえる一方で、虫が苦手な人にとって過ごしにくい環境になる場合もありますよね。
そんな時にインナーテントを設置することで、手軽に虫の侵入を防げます。
また、虫だけでなく、動物が寄ってきて荷物や食料を荒らすのも防げるスタイルです。
季節に応じて快適に過ごせる
カンガルースタイルは、オールシーズン快適に過ごせることも人気のポイントです。
シェルターとインナーテントの距離が離れているため、外気の影響を受けにくく、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
これまでシェルターのみでキャンプをしていた方も、インナーテントを追加するだけで快適さがグッとアップしますよ。
4人用カンガルースタイル向けインナーテントを使うデメリット
結露に注意
カンガルースタイルに限ったことではありませんが、季節によってテント内に結露が発生します。
結露は外とテント内の温度差で発生しますが、日中暖かく夜温度が下がる、温度差が大きい春や秋は結露が発生しやすくなります。
インナーテント内壁にも水滴がつき、荷物がぬれるケースがあるので注意が必要です。
オールメッシュや通気性の高いインナーテントは結露しにくいので、気になる方は検討してみましょう。
デッドスペースができる
カンガルースタイルは、デットスペースができやすいというデメリットがあります。
インナーテントを置くことによって、テントの隅の方まで利用できないなど、広さを最大限に使えないことも。
そのような点も考慮して、ベースとなるテントやシェルターは大きめを選ぶのがおすすめです。
シェルターのみであれば大型で軽量タイプもあるので、持ち運びの負担も最小限になります。
ワンポールテントのカンガルースタイルは難しい
人気のワンポールテントですが、カンガルースタイルには不向きと言えます。
中央にポールがあるため、ドーム型のインナーテントを入れるのは難しいでしょう。
ソロ用の小さいインナーテントなら設置できるかもしれませんが、デットスペースも増えてしまいおすすめできません。
ワンポールテントであれば、通常の吊り下げ式のインナーテントを利用した方がスペースを有効活用できます。
4人用カンガルースタイル向けインナーテントの選び方
設営方法で選ぶ
インナーテントを選ぶときは、設営方法をチェックしてみましょう。
ドーム型のインナーテントは、2本のポールを交差させて組み立てるタイプと、ヒモを引っ張るだけでOKのワンタッチタイプがあります。
設営に時間を取られたくないという方は、ワンタッチタイプがおすすめです。
ですが、設営が早い一方で、収納サイズが組み立てタイプより少し大きくなるのがデメリットです。
組み立てタイプでもインナーテントのみなら、複雑なツールームテントなどに比べれば短時間で設営できます。
大きさ・高さで選ぶ
インナーテントを選ぶときは「大きさと高さ」も重要なポイントです。
まず、利用するシェルターやテントに入る大きさ・高さでなくてはいけません。
テントの壁面は斜めになっているので、床面積だけを見て判断しないように気を付けましょう。
また、これからシェルターを購入するのであれば、余裕のある大きさのアイテムがおすすめです。
広さがあれば、タープがなくてもテント内で日差しを気にせず過ごしたり、雨の日でも快適に過ごせます。
メーカーで選ぶ
アイテム選びで困ったら、メーカーにも注目してみましょう。
テントであれば国内外問わず、多くのメーカーが商品を販売しています。
例えば、その中から国内メーカーに絞ったり、話題の中国メーカーに絞ってみるのもいいでしょう。
また、持っているメーカーのアイテムを見てみたり、憧れのメーカーがぴったりのインナーテントを販売しているかもしれません。
たくさんのアイテムがあって迷ってしまうかもしれませんが、視点を変えて気に入ったアイテムをみつけましょう。
コスパで選ぶ
どんな商品でも、機能や価値に見合ったコスパのアイテムを選びましょう。
高い・安いだけでなく「高いけど長く使えそう」や「お試しだから費用を抑えたい」など、価値とコスパのバランスが大切です。
例えば、暑がりであれば通気性の高いフルメッシュの商品がおすすめですが、少し予算オーバーでも購入の価値はあるでしょう。
逆に、友人に誘われた1回のキャンプのために、高額のテントはもったいないですよね。
必要な機能や価値とコスパのバランスをしっかりと見極めましょう。
4人用カンガルースタイル向けインナーテントおすすめ10選
メーカー・商品名 | サイズ | 重さ | 素材 |
---|---|---|---|
LOGOS 2ドアルームテント | 270×210×130cm | 3.85kg | ポリエステル |
CAPTAIN STAG CSクラシックス オクタゴン460UV用インナーテント | 前面280×後面160×奥行210×高さ160cm | 3kg | ポリエステルノーシームメッシュ |
Coleman スクリーンIGシェード | 210×180×120cm | 3kg | ポリエステルタフタ |
Le Dzx キャンプテント | 200×200×135cm | 2.5kg | ポリウレタン |
FIELDOOR ワンタッチテント200 | 200×200×120cm | 3.3kg | ポリエステルポリエチレン |
通販のトココ ワンタッチテント | 310×240×145cm | 3.9kg | 記載なし |
visionpeaks カンガルースタイル用テント | 250×210×130cm | 7.2kg | ポリエステル+綿混紡(TC) |
KAZOO ポップアップテント | 280×118×180cm | 3.35kg | ポリエステルポリウレタン |
Coleman BCクロスドーム 270 | 270×270×170cm(インナーテントサイズ) | 10kg(総重量) | ポリエステル |
DOD わがやのテントL | 275×205×142cm(インナーテントサイズ) | 10.5kg(総重量) | ポリコットン |
【LOGOS】
2ドアルームテント(71805553)
前面と側面に出入り口があり、複数名で利用しても混雑せずに出入りできます。
どちらの出入口もフルメッシュで風通しもよく、フレームは1人でも簡単に設営ができるスリーブタイプ。
床面は耐水圧3,000mmで、グランドシートを忘れても問題なく利用できるほど丈夫な構造です。
落ち着いたツートンカラーで、インナーテントのみで利用してもおしゃれに決まります。
サイズ | 270×210×130cm |
---|---|
重さ | 3.85kg |
素材 | ポリエステル |
【CAPTAIN STAG】
CSクラシックス オクタゴン460UV用インナーテント(UA-45)
珍しいワンポールテント向けの「自立式」インナーテントで、中央のポールがあってもデットスペースができにくい形状になっています。
出入口は「ノーシームメッシュ」が採用され、通気性のよさに加えて、外から見えにくい構造で周りの目を気にせず過ごせます。
また、高さが160cmあるので、開放感もあり、背の高い男性にもおすすめのアイテムです。
サイズ | 280×160×210×160cm |
---|---|
重さ | 3kg |
素材 | ポリエステルノーシームメッシュ |
【Coleman】
スクリーンIGシェード(2000033129)
お手頃価格ですが、人気アウトドアメーカーの機能性が凝縮されたアイテムです。
通気性の高い2カ所の出入口は、フルメッシュにもできる二重構造で、虫の侵入も防ぎます。
また、メーカー独自の「Olytecメッシュ」を採用し、虫を寄せ付けないので夏場のキャンプでも活躍しますよ。
ジャストサイズのレジャーシートが同メーカーから発売されており、併用すれば快適性もアップします。
サイズ | 210×180×120cm |
---|---|
重さ | 3kg |
素材 | ポリエステルタフタ |
【Le Dzx】
キャンプテント
数秒で設営できてしまう、準備が時短できるワンタッチ式のテントです。
カンガルースタイルのインナーテント以外にも、公園でピクニックなど、荷物置きや日陰の確保としても手軽に利用できます。
また、落ち着いたアイボリーカラーはどんなシェルターとも相性がよく、サイトの雰囲気を崩しません。
手軽に使える汎用性の高いテントを探している方におすすめのアイテムです。
サイズ | 200×200×135cm |
---|---|
重さ | 2.5kg |
素材 | ポリウレタン |
【FIELDOOR】
ワンタッチテント200
ダークブラウン、カーキ、ライトベージュの3色展開で、シェルターやテントのカラーと合わせて選べるアイテムです。
簡単に設営できるワンタッチタイプなので、設営が苦手な方や小さなお子さまがいて設営に時間が取れない方におすすめです。
インナーテントの下に敷く「グランドシート」をセットで購入することもでき、ぴったりサイズのアイテムを探す手間もはぶけます。
サイズ | 200×200×120cm |
---|---|
重さ | 3.3kg |
素材 | ポリエステルポリエチレン |
【通販のトココ】
ワンタッチテント
6角形のワンタッチテントで、通気窓が多く開放感が魅力のインナーテントです。
出入口が2カ所、上部通気口が4カ所、計6カ所から空気を取り込み、テント内の温度が上がりやすい夏のキャンプにもおすすめ。
また、テント内壁はシルバーコーティングが施され、紫外線カット効果も高いのでインナーテント単体でも利用しやすいアイテムです。
サイズ | 310×240×145cm |
---|---|
重さ | 3.9kg |
素材 | 記載なし |
【visionpeaks】
カンガルースタイル用テント(VP160101K02)
夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるポリコットン素材(TC)のインナーテント。
少々重さはありますが、焚き火などの火の粉でも焦げにくく、長く使えるアイテムです。
前後2カ所の出入口に加え、上部には大きな通気口があり、テント内の空気を効率よく循環できます。
また、フルクローズ状態でも両サイドにベンチレーションがあるので空気がこもりません。
サイズ | 250×210×130cm |
---|---|
重さ | 7.2kg |
素材 | ポリエステル+綿混紡(TC) |
【KAZOO】
ポップアップテント
収納袋から出すだけでさっと広がる、ポップアップタイプのテントです。
簡易的なテントと思われがちですが、出入口は2カ所、通気口は4カ所、フルメッシュにもでき、機能性もバッチリ!
柔らかいフレームが採用され鋭利な部分がないので、動き回る小さなお子さまと一緒のキャンプでも安心です。
畳み方にはコツがあるので、練習してからキャンプに向かいましょう。
サイズ | 280×118×180cm |
---|---|
重さ | 3.35kg |
素材 | ポリエステルポリウレタン |
【Coleman】
BCクロスドーム 270 (2000038429)
ドーム型テントを購入し、インナーテントを他のシェルターと組み合わせるのもひとつの方法です。
こちらは、インナーテントの高さが170cmあり、複数名の利用でも圧迫感が少なく、ストレスなく動き回れるのが大きな魅力です。
インナーテントのみでの購入の方が低予算ですが、通常のテント泊とカンガルースタイルの両方が楽しめます。
サイズ | 270×270×170cm(インナーテントサイズ) |
---|---|
重さ | 10kg(総重量) |
素材 | ポリエステル |
【DOD】
わがやのテントL(T5-869-TN)
開放感たっぷりのインナーテントで、通気性もよく、自然を満喫したい方におすすめのテントです。
出入口は大きく、人の出入りもスムーズで、フルメッシュにすれば開放感も抜群。
組み立てはワンタッチ式で、短時間での設営が可能です。
テント内にはランタンフックや小物ポケットがあり、グランドシートも付属されていて、機能性とお得感の高いアイテムです。
サイズ | 275×205×142cm(インナーテントサイズ) |
---|---|
重さ | 10.5kg(総重量) |
素材 | ポリコットン |
まとめ
カンガルースタイルは、アレンジが楽しめるだけでなく、1年を通して快適に過ごせます。
インナーテントだけを購入してもいいですし、手持ちのテントのインナーテントを利用するのもOKです。
お気に入りのインナーテントでカンガルースタイルを楽しみましょう。
4人用カンガルースタイル向けインナーテントの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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