iPad ProはiPadシリーズの中でも性能が高く、携帯性にも優れているため、使用される方も増えています。
10.5インチiPad Proは新しいモデルではありませんが、十分なパフォーマンスを発揮できるモデルです。
ただ、ソフトウェアキーボードの操作性が低いため、別途で外付けキーボードの購入を検討されることもあると思います。
そこで10.5インチiPad Pro向けキーボードおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
目次
10.5インチiPad Pro向けキーボードを使うメリット
文字入力がしやすくなる
iPad Proにはソフトウェアキーボードが搭載されているため、端末のみでも文字入力自体は行えます。
ただ、操作性は低く、通常のキーボードと比べると文字入力の効率もかなり落ちてしまうのが欠点です。
ですが、iPad Proにキーボードを接続することにより、パソコンのような快適な文字入力を実現できます。
画面を広く確保できる
iPad Proにはソフトウェアキーボードが搭載されていますが、画面下部がキーボード表示で占有されてしまうのが欠点です。
文字入力中は画面下部が視認できないため、見たい情報を見れなくなる可能性もあり、作業効率にも影響を及ぼします。
ですが、iPad Proにキーボードを接続することにより、画面表示を無くせるため、視認性を高めることが可能です。
ショートカットを活用できる
iPad proのソフトウェアキーボードは最低限文字入力が行える程度であり、操作性の自由度は低めです。
当然、PCのようにショートカットを活用することもできないため、作業の円滑化を図ることはできません。
ですが、別途キーボードを接続することによりショートカットを活用できるようになるため、作業を効率的に進められます。
テキストカーソルの操作がラク
iPad Proでテキストカーソルを操作する際、ミリ単位の正確なタップが要求されるため、ストレスになりがちです。
テキストカーソルを一つ一つずらすのが難しく、ミスってしまうと作業効率にも影響を及ぼしてしまいます。
ですが、別途キーボードを接続することにより、矢印キーでテキストカーソルを操作できるので、ストレスフリーで作業できます。
携帯性に優れた製品が多い
従来のキーボードの場合、サイズも大きく厚みもあるため、持ち運ぶ際には負担になりがちです。
iPad Proは携帯性に優れており、iPad Proでの使用を想定したキーボードも携帯性を考慮し、設計されています。
ケース一体型・折りたたみ・スリム平面タイプなど、持ち運ぶ際の負担になりにくく、屋内外で使用しやすいです。
10.5インチiPad Pro向けキーボードを使うデメリット
バッテリー管理が必要
iPad Proは携帯性に優れているのが特徴であり、iPad Proに対応したキーボードも携帯性を考慮されています。
屋内外でも使用しやすいように、電源に内蔵バッテリー・乾電池式を採用しているのが基本です。
そのため、バッテリーが切れてしまった場合、作業の中断を余儀なくされるため、こまめなバッテリー管理が必須です。
コストが掛かる
iPad Proに対応したキーボードを使用することにより、様々なメリットから作業効率アップが期待できます。
ただ、iPad Proにキーボードが付属されているわけでは無く、外付けキーボードを使用するには別途での購入が必須です。
キーボード分の導入コストが必ず発生しますし、多機能・利便性を求める場合、1万円前後の費用が掛かる点には注意です。
遅延が発生する可能性がある
iPad Pro対応キーボードはiPadの携帯性を活かすため、無線接続を採用している製品が多いのが特徴です。
無線接続はケーブルの煩わしさも無く、便利ですが、障害物・その他電波障害の影響を受けることがあります。
仮に障害物・電波の影響を受けてしまった場合、入力遅延・チャタリングが起きる可能性もあるため、要注意です。
10.5インチiPad Pro向けキーボードの選び方
タイプで選ぶ
iPad Proに対応したキーボードのタイプですが、ケース型・折りたたみ型・平面型と種類が存在します。
ケース型は端末一体型で携帯性に優れつつ、端末をしっかり保護するケースとしても機能するため、コスパが高めです。
折りたたみ型はコンパクトに仕上げているため、携帯性に優れており、平面型は複雑化されておらず、馴染みやすいタイプです。
ご自身の使用用途・環境を考慮し、適したタイプのキーボードを選択しましょう。
配列で選ぶ
iPad Proに対応したキーボードに採用されている配列ですが、日本語・英語配列の2種類が存在し、特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されており、ビジネス・文書作成をはじめ、日常使用にも最適です。
英語配列は日本語入力キーはありませんが、キー配置が合理化されているため、クリエイティブな作業で活躍します。
ご自身の使用用途を考慮し、好みの配列を選択するのがおすすめです。
メーカーで選ぶ
iPad Proに対応したキーボードは、国内外のあらゆるメーカーから製品化されており、製品数も豊富です。
ただ、メーカー数が多い分、同じ価格帯でも性能差が顕著に表れることも多く、メーカー選びで失敗すると損をしてしまいます。
このような事態を回避するには、ユーザー人気が高く、レビュー評価が多いメーカーを選ぶのがベストです。
特に、レビュー評価はユーザーの使用体験が綴られており、製品のイメージを掴みやすいため、必ずチェックしましょう。
価格帯で選ぶ
iPad Proに対応したキーボードの価格帯ですが、千円台~1万円越えまで幅広く展開されています。
ですが、価格=性能の結び付きが強いため、利便性・機能性を求める場合、高価格帯からの選択が必須です。
逆に、文字入力の快適性だけを追求するのであれば、低価格帯の製品でも問題はありません。
ご自身の使用用途を加味して製品詳細をチェックし、予算の範囲内で選びましょう。
10.5インチiPad Pro向けキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | 配列 |
---|---|---|---|
KVAGO ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 284×214×40mm/760g | 英語 |
BORIYUAN ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 330×200×30mm/520g | 英語 |
-EWIN ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 251×182×20mm/652g | 日本語 |
エレコム ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 395×260×10mm/590g | 日本語 |
Ewin 二つ折りキーボード | 折りたたみ | 145×119×99mm/260g | 英語 |
Ewin 三つ折りキーボード | 折りたたみ | 187×106×18mm/227g | 日本語 |
iClever 三つ折りキーボード | 折りたたみ | 278×91×13mm/220g | 英語 |
Ewin ワイヤレスキーボード | 平面 | 290×125×18mm/328g | 日本語 |
Logicool KEYS-TO-GO | 平面 | 242×137×6mm/180g | 英語 |
Apple Magic Keyboard | 平面 | 279×115×11mm/239g | 日本語 |
【KVAGO】
ケース一体型キーボード
不要なキー・スペースをカットし、サイズを抑えつつ、ケース一体型でしっかりと保護してくれるキーボードです。
あらゆるデバイスへの互換性を持っているため、自在に運用しやすく、角度調整付きで姿勢も維持できます。
ApplePencil収納用スペースも確保されており、屋内外で快適な環境を構築しやすい点も魅力です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 284×214×40mm/760g |
配列 | 英語 |
【BORIYUAN】
ケース一体型キーボード
ケース一体型で端末+キーボードをセットで保護しつつ、バックライトで視認性も高めてくれるキーボードです。
ApplePencil収納ホルダーをはじめ、角度調節機能も搭載されており、あらゆるシーンでラクな姿勢を確保できます。
自動スリープ機能により、使用時以外の電力を節約してくれるので、バッテリー管理がラクになる点も魅力です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 330×200×30mm/520g |
配列 | 英語 |
【-EWIN】
ケース一体型キーボード(G1919D)
ケース一体型で端末+キーボードを保護しつつ、タッチパッド搭載で操作性を向上させたキーボードです。
マルチペアリング機能にも対応しており、複数台のiPadを使用した作業効率を飛躍的に高めてくれます。
オートスリープ機能により、バッテリー管理もラクですし、角度調節で姿勢を維持しやすい点も好評です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 251×182×20mm/652g |
配列 | 日本語 |
【エレコム】
ケース一体型キーボード(TK-CAP03BK)
上質なレザー素材を使用し、スタイリッシュな高級感を演出しつつ、しっかり保護してくれるキーボードです。
10段階調節可能な白く光るバックライト機能が搭載されており、あらゆるシーンに合わせて視認性を確保できます。
ケース部分を折りたたむことにより、角度調節スタンドとしても機能してくれるので、疲労を軽減できる点も魅力です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 395×260×10mm/590g |
配列 | 日本語 |
【Ewin】
二つ折りキーボード
ホームポジションを中心に分割し、二つ折りでコンパクトサイズに仕上げたキーボードです。
iPadをはじめ、幅広いデバイスへの互換性を持っているので、複数台の端末を使用した作業効率を高めてくれます。
付属スタンドを活用し、ラクな姿勢も維持しやすく、レザー素材で高級感を演出できる点もおすすめです。
タイプ | 折りたたみ |
---|---|
サイズ/重量 | 145×119×99mm/260g |
配列 | 英語 |
【Ewin】
三つ折りキーボード(EW-RB023)
三つ折りタイプでコンパクトサイズに仕上げつつ、タッチパッドを搭載し、操作性を高めたキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、マルチペアリングにも対応しており、状況に合わせた使い分けが自在に行えます。
ボディにアルミニウム合金を使用し、耐久力も高めていますし、オートスリープでバッテリーを節約してくれる点も好評です。
タイプ | 折りたたみ |
---|---|
サイズ/重量 | 187×106×18mm/227g |
配列 | 日本語 |
【iClever】
折りたたみキーボード(IC-BK08)
三つ折りタイプでコンパクトに仕上げつつ、タッチパッドを搭載し、操作性を高めたキーボードです。
Bluetooth5.1高速通信に対応しているため、遅延が起きにくく、ストレスフリーな作業環境を構築できます。
あらゆるデバイスへの互換性をはじめ、マルチペアリングにも対応しており、作業をしっかりサポートしてくれます。
タイプ | 折りたたみ |
---|---|
サイズ/重量 | 278×91×13mm/220g |
配列 | 英語 |
【Ewin】
ワイヤレスキーボード(EW-B009)
不要なキー・スペースをカットしつつ、厚みを抑えてスリムに仕上げており、ラクに持ち運べるキーボードです。
幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、OS最適化機能が搭載されており、あらゆる環境に適応してくれます。
乾電池式バッテリーを採用しているため、短期でのバッテリ切れの心配が無く、こまめな管理が不要になる点もおすすめです。
タイプ | 平面 |
---|---|
サイズ/重量 | 290×125×18mm/328g |
配列 | 日本語 |
【Logicool】
KEYS-TO-GO(IK1042CB)
不要なキー・スペースをカットしつつ、スリムに仕上げており、携帯性を高めたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、ストロークが浅く設計されており、軽やかで正確なタイピングが行えます。
iOS対応ショートカットキーを完備しており、ワンタッチで直感的なコントロールが行える点も魅力です。
タイプ | 平面 |
---|---|
サイズ/重量 | 242×137×6mm/180g |
配列 | 英語 |
【Apple】
Magic Keyboard
不要なキー・スペースをカットしつつ、厚みを抑えており、ホワイトカラーでスタイリッシュに仕上げたキーボードです。
大容量バッテリーを搭載しており、こまめなバッテリー管理の必要が無く、快適な操作環境を構築できます。
設置時になだらかに角度が付くため、姿勢を維持しやすく、キーピッチも確保されており、ミスタイプが減らせる点もポイントです。
タイプ | 平面 |
---|---|
サイズ/重量 | 279×115×11mm/239g |
配列 | 日本語 |
まとめ
iPad Pro10.5インチ対応キーボードは、利便性・作業効率のアップが期待できますが、コストが掛かる点には注意です。
様々なタイプが存在するため、製品選びで迷うこともあると思いますが、本記事の参考にし、選んでいただければ幸いです。
10.5インチiPad Pro向けキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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