iPadはコンピューターと同等の性能を持ちつつ、携帯性にも優れており、あらゆるシーンで適応できるアイテムです。
ただ、iPadは便利ですが、ソフトウェアキーボードの操作性が低く、快適に操作できるキーボードを求める方もいると思います。
iPadは第10世代が発売されましたが、一つ前のモデルとなる第9世代を現役で使用されている方も多いでしょう。
そこで本記事では、第9世代iPad対応キーボードのおすすめ紹介をはじめ、メリットデメリット・選び方を解説します。
第9世代iPadキーボードを使うメリット
文字入力がラクになる
iPadにはソフトウェアキーボードが導入されているので、キーボード無しでも文字入力は可能です。
ただ、画面下部に表示されるキーボードに対し、タップ・ジェスチャー操作を行う必要があり、とてもスムーズとは言えません。
ですが、iPadにキーボードを接続することにより、PC端末と同じような入力環境を構築し、快適なタイピングが実現できます。
画面の視認性が向上する
iPad搭載のソフトウェアキーボードは、キーボード無しで入力できますが、画面下部が占有されてしまうのが欠点です。
これにより、画面の視認性が下がってしまいますし、状況によっては誤操作にも気付きにくくなります。
ですが、iPadにキーボードを接続することにより、占有されていた画面の視認性を高めることができます。
ショートカットを活用できる
iPadに導入されているソフトウェアキーボードは、文字入力こそ行えますが、ショートカット機能を活用することができません。
PC端末を操作し、ショートカット機能に慣れている場合、作業を簡略化できないため、非常に不便です。
ですが、iPadはショートカット自体には対応しており、キーボードを接続することで、作業効率アップが期待できます。
携帯性に優れた製品が多い
iPadはコンピューターと同等の性能を持ちつつ、コンパクトなフォルムで携帯性に優れているのが特徴です。
この特徴を活かすため、iPadに対応したキーボードは携帯性が考慮されており、荷物としてかさばらず、負担も掛かりません。
片手で容易に持ち運べる製品も多いですし、中にはケースとして機能してくれる製品もあり、幅広く活躍してくれます。
第9世代iPadキーボードを使うデメリット
費用が掛かる
iPadにはキーボードが付属されていないため、iPadでキーボードを使用するには、キーボードを購入する必要があります。
価格帯は「2~3千円台~1万円」と様々ですが、必ずいくらかの費用は発生するため、その点には注意が必要です。
iPad対応キーボードも通常製品と同様、品質に応じて価格が上がるため、高性能を求めるなら高額な出費を想定しましょう。
バッテリー管理が必要
iPad対応キーボードは圧倒的に無線接続品が多く、バッテリー・乾電池式を採用しているのが特徴です。
これにより、あらゆるシーンへの適応力が高められますが、バッテリー管理を怠ると作業中にバッテリーが切れる可能性もあります。
これを回避するためには、定期的なバッテリー残量のチェックが必須であり、人によっては面倒に感じることもあるでしょう。
遅延が起きる可能性もある
iPadに対応したキーボードは、無線接続に対応した製品が多く、あらゆる場所で手軽に接続し、使用できます。
ただ、無線接続は電波を介して送受信を行うため、障害物・その他電波の干渉により、入力遅延等が起きる可能性もあります。
有線接続のような安定した接続環境では無いため、入力遅延・チャタリングが起きる点の想定は必須です。
第9世代iPadキーボードの選び方
配列で選ぶ
日本国内で用いられるキーボード配列ですが、大きく分けると日本語・英語配列の2種類が存在し、特徴が異なります。
日本語配列は日本語入力に最適化されているので、文書作成・事務作業での使用率が高い配列です。
英語配列は日本語入力キーが無く、キー配置が合理化されているので、プログラミング等のクリエイティブな作業で活躍します。
ご自身の使用用途・環境を考慮しつつ、好みの配列を選択するのがおすすめです。
タイプで選ぶ
iPadに対応したキーボードには、ケース一体型・独立型・折りたたみなど、様々なタイプが存在します。
ケース一体型は携帯性を向上させつつ、保護してくれるので、まだケースを購入されていない方におすすめです。
折りたたみ式は二つ折り・三つ折りでコンパクトに抑えられており、片手で容易に持ち運べます。
独立型はPC同様のキーボード仕様となっており、iPadをPCにより近い感覚で操作したい方に最適です。
タッチパッドの有無で選ぶ
本来、iPadにおけるカーソルはモニターにタッチし、ジェスチャー操作を行うことでコントロールできます。
ただ、指先に負担が掛かりますし、精密な作業になるほど精度が落ちるため、作業効率が落ちたり、ストレスの要因になります。
これらを回避できるのがタッチパッドであり、タッチパッド付きを使用すれば、ノートパソコンのような操作感を実現可能です。
必ずしも必要というわけではありませんが、範囲指定・複数選択などの精密作業を頻繁に行う方におすすめです。
価格帯で選ぶ
iPadは新規モデルが更新され続けていくこともあり、iPadに対応したキーボードの製品数も年々増加し、価格帯も様々です。
2千にも「品質・性能=価格」という面があるため、高性能を求めるなら1万円前後の予算は必須です。
機能・品質にはあまりこだわらず、まずは使用感を確認したいなら、低価格帯で選択しましょう。
第9世代iPadキーボードおすすめ10選
メーカー・製品名 | タイプ | サイズ/重量 | タッチパッド | 配列 |
---|---|---|---|---|
SENGBIRCH ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 283×214×32mm/760g | 有 | 英語 |
HENGHUI ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 215×165×15mm/650g | 有 | 英語 |
KVAGO ケース一体型キーボード | ケース一体型 | 286×206×32mm/920g | 有 | 英語 |
Rucceko ワイヤレスキーボード | 独立型 | 250×173×60mm/260g | 有 | 日本語 |
Saikou ワイヤレスキーボード | 独立型 | 287×188×24mm/320g | 有 | 日本語 |
Ewin ミニキーボード | 独立型 | 150×58×10mm/160g | 有 | 日本語 |
iClever ワイヤレスキーボード | 折りたたみ | 330×120×50mm/174g | 無 | 英語 |
Logicool KEYS-TO-GO | 独立型 | 242×137×6mm/180g | 無 | 英語 |
Logicool SLIM FOLIO | ケース一体型 | 257×185×22mm/495g | 無 | 英語 |
Apple Smart Keyboard | ケース一体型 | 262×194×14mm/244g | 無 | 日本語 |
【SENGBIRCH】
ケース一体型キーボード
第9世代を含めた幅広いiPadに対応しつつ、Windows等への互換性も持っており、幅広く活躍できるキーボードです。
着脱式を採用しているので、状況に応じて付け外しが可能であり、ケースがスタンドとして機能し、姿勢も改善してくれます。
大容量バッテリー搭載でバッテリー切れの心配も無く、タッチパッド搭載で操作性を飛躍的に高めた点も魅力です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 283×214×32mm/760g |
タッチパッド | 有 |
配列 | 英語 |
【HENGHUI】
ケース一体型キーボード
マグネット着脱式を採用し、汎用性を高めつつ、丸形キーキャップで可愛く仕上げたキーボードです。
ケースがスタンド代わりになるので姿勢を維持しやすく、タッチパッド搭載で操作性も向上しています。
ApplePencilホルダーも搭載されていますし、様々なカラーバリエーションから好みのスタイルを選択できる点も魅力です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 215×165×15mm/650g |
タッチパッド | 有 |
配列 | 英語 |
【KVAGO】
ケース一体型キーボード
ケース一体型を採用しつつ、自由な角度調節が行えるスタンド機能も搭載しており、疲労を軽減できるキーボードです。
7色バックライト機能を活用し、視認性を高めつつ、搭載されたタッチパッドにより、快適な操作環境を実現できます。
ApplePencil充電機能をはじめ、ケース開閉によるオートスリープなど、多彩な機能が搭載されている点も魅力です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 286×206×32mm/920g |
タッチパッド | 有 |
配列 | 英語 |
【Rucceko】
ワイヤレスキーボード(B1)
不要なキー・スペースを極限までカットし、携帯性を高めつつ、タッチパッド搭載で操作性を高めたキーボードです。
省電力に設計されているので、こまめなバッテリー管理の必要が無く、滑り止め加工を施した裏面により、安定性も確保されています。
パンタグラフで軽やかな入力を可能にしつつ、マルチペアリング対応で作業効率アップが狙える点も好評です。
タイプ | 独立型 |
---|---|
サイズ/重量 | 250×173×60mm/260g |
タッチパッド | 有 |
配列 | 日本語 |
【Saikou】
ワイヤレスキーボード
不要なキー・スペースをカットしつつ、メディアコントロールキー+タッチパッドを搭載し、操作性を高めたキーボードです。
iPad各世代・各モデルへの互換性を持ちつつ、マルチペアリングにも対応しており、作業効率アップが期待できます。
付属された端末用スタンドにより、姿勢を維持しやすく、疲労・負担を軽減できる点もポイントです。
タイプ | 独立型 |
---|---|
サイズ/重量 | 287×188×24mm/320g |
タッチパッド | 有 |
配列 | 日本語 |
【Ewin】
ミニキーボード(EW-RB05)
テンキーレスキーボードと同等のキー+タッチパッドを搭載しつつ、片手サイズで仕上げたキーボードです。
とにかく携帯性に優れており、使用時に設置スペースを確保する必要もないので、あらゆるシーンに適応できます。
扱いやすい日本語配列を採用しつつ、バックライト機能で視認性も高めており、操作で迷いにくい点が好評です。
タイプ | 独立型 |
---|---|
サイズ/重量 | 150×58×10mm/160g |
タッチパッド | 有 |
配列 | 日本語 |
【iClever】
ワイヤレスキーボード(IC-BK06)
ホームポジションを中心に分割し、2つ折りでコンパクトサイズに抑えたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、浅めのストロークで軽やかに入力できますし、カーブ形状により、疲労軽減も期待できます。
iPadをはじめ、幅広いデバイスへの互換性を持ちつつ、大容量バッテリーを搭載している点もおすすめです。
タイプ | 折りたたみ |
---|---|
サイズ/重量 | 330×120×50mm/174g |
タッチパッド | 無 |
配列 | 英語 |
【Logicool】
KEYS-TO-GO(IK1042CB)
不要なキー・スペースをカットしつつ、ショートカットキーが搭載し、操作性を高めたキーボードです。
一定のキーピッチを確保しつつ、キーストロークが浅く設計されているので、軽やかで正確に入力できます。
幅広いデバイスへの互換性もありますし、大容量バッテリー・端末用スタンドが付属されている点も魅力です。
タイプ | 独立型 |
---|---|
サイズ/重量 | 242×137×6mm/180g |
タッチパッド | 無 |
配列 | 英語 |
【Logicool】
SLIM FOLIO(iK1055BK)
キーボード+ケースを一体化させつつ、スリムに整えており、スタイリッシュな雰囲気を演出できるキーボードです。
キーストロークが浅く、軽やかな入力を可能にしつつ、メディアコントロールキーも充実しています。
オートスリープ機能でバッテリー管理もラクですし、端末用スタンドで姿勢を維持しやすい点もおすすめです。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 257×185×22mm/495g |
タッチパッド | 無 |
配列 | 英語 |
【Apple】
Smart Keyboard
ケース一体型を採用し、端末+キーボードを保護しつつ、高級感あふれるブラックデザインで仕上げたキーボードです。
付属された防水カバーを活用し、より耐久力を高められますし、面倒な手順を踏まず、簡単に接続できます。
遅延が無い快適な操作環境を実現しつつ、ケースとしての性能も高く、総合力に優れている点が好評です。
タイプ | ケース一体型 |
---|---|
サイズ/重量 | 262×194×14mm/244g |
タッチパッド | 無 |
配列 | 日本語 |
まとめ
第9世代iPadに対応したキーボードは製品数が多く、様々なタイプからニーズに沿って選択できます。
製品選びで迷ってしまった際には、本記事で紹介した内容を参考にし、選んでいただければ幸いです。
第9世代iPadキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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