防水のハイキングシューズおすすめ10選!メリットや選び方を解説!

標高の低い初心者向けの山や、自然の中を歩くのに適した「ハイキングシューズ」。

多くのハイキングシューズは防水性があり、変わりやすい山の天気にも対応できます。

里山歩きを楽しみたいという方におすすめのアイテムですが、多くの商品がありどれを選べばいいか戸惑っている方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、おすすめの防水シューズ10選と選び方やメリットを解説します。

目次

防水のハイキングシューズを使うメリット

悪天候でもハイキングが楽しめる

防水性のあるハイキングシューズであれば、多少の雨なら山歩きを楽しめます。

山の天気は変わりやすく、急な通り雨に降られることも少なくありません。

防水性のない靴だと歩いている内に水が染み込んでしまいますが、防水性が高ければ靴下がぬれて不快な思いをせずに済みます。

スニーカーなどとは異なり、環境に左右されず屋外のアクティビティを楽しめるのが大きなメリットです。

耐久性が高い

防水性の高いハイキングシューズは、耐久性の高さも大きな魅力です。

靴は生乾きだと菌が繁殖したり、カビが発生するなど、ぬれることによって劣化が早まります。

ですが、防水性が高ければ靴の中がぬれにくいので、そのような劣化を防げるのが大きなメリットです。

また、防水性に加え、生地やソールが厚く丈夫なのも高い耐久性を実現している重要なポイントです。

足が快適な状態を保てる

足がぬれている状態での歩行は、誰しもが不快に感じますよね。

防水性が高ければ、雨の日のハイキングでも足が快適な状態でアクティビティが楽しめます。

また、ぬれた状態だと冷えて体温が低下したり、雑菌が繁殖して匂いの原因になることもあります。

防水性のあるハイキングシューズであれば、足や靴下がぬれにくく快適な状態を保てるのがメリットです。

ケガを防止できる

ハイキングシューズは、ケガを防止してくれるのも大きなメリットです。

石が多く凸凹していたり、ぬかるんですべりやすい山道では、ケガのリスクが高まります。

ハイカットのハイキングシューズは足首をしっかりホールドしてくれるので、捻挫などを防止する効果が期待できます。

また、すべりにくいので転倒を防止する効果も高く、ケガを防止し安全にハイキングを楽しめます。

積雪シーンでも活躍する

本来の利用方法ではありませんが、防水性のあるハイキングシューズは雪道でも歩きやすいのがメリットです。

本格的な雪山の登山では役不足ですが、雪道での通勤や雪遊びをするときもハイキングシューズが活躍します。

防水性はもちろん、ソールがでこぼこしていてすべりにくいので安全も確保できます。

また、登山靴よりもソールが柔らかく歩きやすいので、普段使いもしやすいアイテムです。

防水のハイキングシューズを使うデメリット

価格が高い

防水性のハイキングシューズは、やや価格が高いのがデメリットです。

特に、人気ブランドや機能性の高いものは1万円以上するものも少なくありません。

ですが、山歩きはケガなどのリスクも高く、自分の身を守るために必要な機能とも言えます。

また人気ブランドのアイテムは、高額ですがデザイン性が高いものも多く、モチベーションを上げるきっかけとしても高い効果があります。

通気性が低い

防水性の高いハイキングシューズはスニーカーなどに比べると通気性が低く、蒸れやすいのがデメリットです。

水が入ってこないと同時に、汗などの水分が出ていきにくく蒸れやすくなってしまいます。

夏の登山を楽しみたい方や足汗が普段から気になると言う方は、通気性と防水性のある「GORE‑TEX(ゴアテックス)」素材を用いたアイテムがおすすめです。

重い

防水性の高いハイキングシューズは、重いことがデメリットのひとつです。

でこぼこした地面でも歩きやすい分厚いソールや、防水性を高めるため生地を重ねるなどして作られるハイキングシューズが重いのは当然と言えるでしょう。

ですが「できれば軽いものを」と考えるのであれば、やや軽めのローカットモデルを選ぶのもひとつの方法です。

防水のハイキングシューズの選び方

カットの長さで選ぶ【ミドルカットorローカット】

ハイキングシューズを選ぶときは、利用環境に合わせてミドルカットかローカットのアイテムを選びましょう。

足首をホールドできるミドルカットは、捻挫などを防止する効果が高く、足首を支えてくれるので疲れにくくなるのがメリットです。

ローカットは、軽量で普通のスニーカーのように歩きやすいのが大きなメリットですが、ケガ防止の役割はやや低くなります。

利用環境の舗装状況やその日の天候、自分の体力などを考慮してアイテムを選びましょう。

すべりにくいソールのアイテムを選ぶ

ハイキングシューズは、すべりにくさも重要なポイントです。

滑りにくければ、舗装されていない山道やコケが生えてすべりやすい場所でも歩きやすくなり、ケガの防止や疲れの軽減につながります。

滑りにくさは「ソールのでこぼこ」をチェックしてみましょう。

大きなでこぼこが無数にあることで、地面との接触面が多くなり摩擦が生まれてすべりにくくなります。

また、黄色いマークが目印の「ビブラムソール」やメーカーオリジナルのすべりにくいソールを利用したアイテムもおすすめです。

ゴアテックス素材のアイテムを選ぶ

高い防水性を求めるなら「GORE‑TEX(ゴアテックス)」素材のアイテムがおすすめです。

ゴアテックスは外からの水は浸入しにくく、汗などの水分は蒸発して蒸れを防ぐ「防水透湿機能」が高く、非常に優秀な素材として注目されています。

人気ブランドの防水ハイキングシューズの多くはこの素材が用いられていますが、価格がやや高額なのがデメリット。

今後本格的に山歩きを始めたい方や快適性を求める方は、ゴアテックスのアイテムをチェックしてみましょう。

「はっ水」ではなく「防水」のアイテムを選ぶ

快適なハイキングシューズを選ぶのであれば「はっ水」ではなく「防水」のアイテムを選びましょう。

はっ水とは、生地が水はじいてコロコロと転がるような加工ですが、時間が立つと効果が落ちたり、大量の水は浸透してしまう可能性があります。

一方の防水は、生地の表面を膜で覆い「水の浸入を防ぐ」ことを表し、はっ水よりも浸透率が低い加工です。

安価なハイキングシューズは「はっ水加工」のアイテムも多いので、購入前はしっかりチェックしましょう。

メーカーで選ぶ

アイテム選びに迷ったら、メーカーごとにアイテムをチェックしてみましょう。

登山用品メーカーのColumbiaや、デザイン性の高いアウトドアブランドTHE NORTH FACEからもたくさんのアイテムが販売されています。

そのほか、スポーツブランドadidasのアウトドアモデル「テレックス」も人気です。

価格は高めですが、機能性はもちろん、おしゃれなデザインも大きな魅力。

また、店舗に並んでいることも多いので、サイズ感や履き心地を確認してみましょう。

価格帯で選ぶ

アイテム選びは「価格帯」も重要なポイントです。

防水ハイキングシューズは、5,000円前後から15,000円ほどが相場です。

高額アイテムはゴアテックスや、ビブラムソールが使われたハイエンドモデルで、より品質の高いものを求める方におすすめです。

一方で、友達に誘われた、年に数回イベントに参加するだけと言う方は、5,000円前後のアイテムでもOK。

ですが、安価なアイテムはレビューなどを確認し、防水性やソールの硬さなど、実際に利用した方の意見を参考にしてみましょう。

防水のハイキングシューズおすすめ10選

メーカー・商品名サイズ展開重さ
KEEN ネクシス エヴォミッドウォータープルーフ 防水ハイキングシューズメンズ:25~33cm/レディース:22~29cm418g
Columbia セイバー ファイブ ミッド アウトドライ ワイドメンズ:25~30cm/レディース:22.5~26cm423g(27.0cm)
MERRELL モアブ 3 シンセティック ミッド ゴアテックス(R)メンズ:25~30cm/レディース:22.5~25.5cm390g (24.0cm/片足)
caravan C1_LIGHT MID 22.5~30cm395g(26.0cm/片足)
TEVA GEOTRECCA RPメンズ:25~30cm/レディース:22~26cm記載なし
KEEN ネクシス エヴォ ウォータープルーフ 防水ハイキングシューズメンズ:25~33cm/レディース:22~29cm307g
THE NORTH FACE ベクティブ ファストパック フューチャーライト メンズ25~29.5cm311g(27cm/片足)
SALOMON X REVEAL 2 GORE-TEXメンズ:25~28.5cm/レディース:22~25cm330g
HI-TEC HKU11 AORAKI WP22~31cm記載なし
adidas テレックススウィフト R3 GORE-TEX ハイキング 24~31cm記載なし

【KEEN】
ネクシス エヴォ ミッド ウォータープルーフ 防水ハイキングシューズ(1027786)

引用:Amazon

メーカーオリジナルの防水透湿素材「KEEN.DRY」が採用された、防水と通気性を兼ね備えた一足です。

ミドルカットで足首をしっかり固定することに加え、かかと部分のコードでフィット感が更にアップした履き心地を実現。

つま先部分は広めの設計で適度な開放感があり、甲広の日本人の足にもマッチします。

サイズ展開メンズ:25~33cm/レディース:22~29cm
重さ418g

【Columbia】
セイバー ファイブ ミッド アウトドライ ワイド(YI8135)

引用:Amazon

すっきりしたラインのデザインで、愛用者の多い登山メーカーの人気モデルです。

靴ヒモが足先まであり、足をしっかりホールドしてフィット感を高められます。

防水性と通気性の高い素材で、雨の日でも足が快適な状態を保て、すべりにくいメーカーオリジナルのソールで安定性も抜群です。

サイズ展開メンズ:25~30cm/レディース:22.5~26cm
重さ423g(27.0cm)

【MERRELL】
モアブ 3 シンセティック ミッド(037488_4522552509122)

引用:Amazon

ゴアテックスとビブラムソールが用いられた、ハイクオリティーな防水ハイキングシューズです。

取り外しできるインソールはクッション性が高く、地面からの衝撃を和らげる効果や、メンテナンスのしやすさも魅力です。

また、ミドルカットなので凹凸が多い山道でのケガを予防し、小石や砂が侵入しにくくなる効果もあります。

サイズ展開メンズ:25~30cm/レディース:22.5~25.5cm
重さ390g (24.0cm/片足)

【caravan】
C1_LIGHT MID(0010116)

引用:Amazon

ハイカットでありながら、軽量さが魅力のハイキングシューズです。

軽量さを追及するため靴ヒモの金属フックは不使用で、アウトソールはグリップ力を保ちつつ極限まで薄くし、ローカットのような軽さを実現しています。

また、3Eのワイド幅設計なので圧迫感が苦手な方や、甲広で合うシューズが見つからない方に試してほしい一足です。

サイズ展開22.5~30cm
重さ395g(26.0cm/片足)

【TEVA】
GEOTRECCA RP(1129588)

引用:Amazon

しっかりと分厚いソールは、地面からの衝撃を緩和し、舗装されていない道でも安定した歩きをサポートします。

また、柔軟で弾力のあるEVA素材の採用でクッション性の高い履き心地でありながら、軽量さも魅力の一足。

メンズ・レディース、どちらも派手すぎないおしゃれなカラーで、コーディネートにこだわりながらハイキングを楽しみたい方におすすめです。

サイズ展開メンズ:25~30cm/レディース:22~26cm
重さ記載なし

【KEEN】
ネクシス エヴォ ウォータープルーフ 防水ハイキングシューズ(1027798)

引用:Amazon

一見普通のスニーカーのようですが、メーカーオリジナルの完全防水仕様が魅力のアイテムです。

高い防水性がありますが、通気性も確保できる素材で、暑い時期のハイキングでも蒸れにくく快適に過ごせます。

また、かかと部分はコードでしっかり固定、アウトソールは足先までホールドされ、足全体をしっかりサポートできる設計も大きな魅力です。

サイズ展開メンズ:25~33cm/レディース:22~29cm
重さ307g

【THE NORTH FACE】
ベクティブ ファストパック フューチャーライト(NF02324)

引用:Amazon

防水性はもちろん、軽量さと高い耐久性を兼ね備えた一足です。

ポリエステルにナイロンを編み込んだ強度の高い素材が採用され、長く使えるアイテムをお探しの方におすすめです。

また、たくさんの凹凸がある自社開発のソールで、悪路でも安定した歩行が可能。

アウトドアシーンだけでなく、雨の日の通勤や梅雨時期などの普段使いもおすすめです。

サイズ展開25~29.5cm
重さ311g(27cm/片足)

【SALOMON】
X REVEAL 2 GORE-TEX(LG8218)

引用:Amazon

ローカットで圧迫感が苦手な方でも履きやすい設計ですが、GORE-TEXやすべりにくいソールなどの機能性が詰め込まれたアイテムです。

高い防水性と通気性に加え、目の細かいメッシュ素材なので、砂や土が入りにくく快適な履き心地をキープしながらハイキングを楽しめます。

また、クッション性の高いソールでフィット感が高いので歩きやすく、疲れを軽減する効果もうれしいポイントです。

サイズ展開メンズ:25~28.5cm/レディース:22~25cm
重さ330g

【HI-TEC】
HKU11 AORAKI WP

引用:Amazon

コスパのよさと機能性を兼ね備え、手軽に利用できるアイテムをお探しの方におすすめの一足です。

お手頃価格ですが、防水性や通気性のある素材が採用され、雨の日のアクティビティでも活躍します。

高機能なモデルではありませんが、ちょっとした山歩きでの安全性の確保や、キャンプなどでも利用できる利便性が大きな魅力です。

サイズ展開22~31cm
重さ記載なし

【adidas】
テレックススウィフト R3 GORE-TEX ハイキング (HR1311)

引用:Amazon

高い機能性と、人気メーカーとしての信頼性が魅力のアイテムです。

「ノーブランドは不安」と言う方も、聞きなれた人気ブランドなら購入のハードルが低くなるのではないでしょうか?

ゴアテックスを採用した防水性や、すべりにくいソールなどの機能性も高く、普段使いしやすいデザインも魅力です。

「登山メーカーはよく分からない」という初心者の方でも挑戦しやすい一足です。

サイズ展開24~31cm
重さ記載なし

まとめ

防水ハイキングシューズは簡単な登山や里山、自然の中を歩く際に、歩きやすさを向上させ安全性を確保するために役立つアイテムです。

また、防水機能があれば、足が快適な状態でハイキングを楽しめます。

お気に入りの一足を見つけて、大自然を満喫しましょう。

紹介アイテム一覧

防水のハイキングシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

KEEN
ネクシス エヴォ ミッド ウォータープルーフ 防水ハイキングシューズ(1027786)
Columbia
セイバー ファイブ ミッド アウトドライ ワイド(YI8135)
MERRELL
モアブ 3 シンセティック ミッド(037488_4522552509122)
caravan
C1_LIGHT MID(0010116)
TEVA
GEOTRECCA RP(1129588)
KEEN
ネクシス エヴォ ウォータープルーフ 防水ハイキングシューズ(1027798)
THE NORTH FACE
ベクティブ ファストパック フューチャーライト(NF02324)
SALOMON
X REVEAL 2 GORE-TEX(LG8218)
HI-TEC
HKU11 AORAKI WP
adidas
テレックススウィフト R3 GORE-TEX ハイキング (HR1311)