自然の中を歩くだけで贅沢な時間を過ごすことができるハイキングは、初心者にとってもおすすめのアクティビティです。
ところが、初めての方にとっては高い装備を揃えるのは難しく、結局使わなくなる可能性もありますよね。
そこで今回は、初心者にもおすすめで、お財布にもやさしいハイキングシューズに注目してご紹介していきます。
これからハイキングを始めようと思っている方の参考になるよう、選び方についても解説しますので是非チェックしてみて下さい。
目次
- 1 初心者向けハイキングシューズを使うメリット
- 2 初心者向けハイキングシューズを使うデメリット
- 3 初心者向けハイキングシューズの選び方
- 4 初心者向けハイキングシューズおすすめ10選
- 4.1 【HI-TEC】AORAKI WP(HKU11)
- 4.2 【ダンロップリファインド】ハイキングシューズ(U6003)
- 4.3 【ASAHI】ウィンブルドン M047WS(KF79691)
- 4.4 【Achilles】スポルディング ON-359(OIN3590-SN-250)
- 4.5 【KEEN】メンズ コヴェン ミッド 防水ハイキングシューズ(1020210)
- 4.6 【MERRELL】MOAB 3 SYNTHETIC MID GORE-TEX(500255_4522552246218)
- 4.7 【CARAVAN】C4_03(0010403)
- 4.8 【CARAVAN】C1_02S(0010106)
- 4.9 【adidas】テレックス AX4 GORE-TEX(HP7395)
- 4.10 【Salomon】X ULTRA PIONEER GORE-TEX(LI4390)
- 5 まとめ
初心者向けハイキングシューズを使うメリット
快適に使用できる
ハイキングシューズは本格的な登山靴と違って軽量で、ソールが柔らかくクッション性もあるため、楽に履くことができます。
そのため、長時間履いていても疲れにくく、さらに透湿機能で汗も逃してくれるため夏場でも蒸れることがなく快適です。
サポート力・グリップ力がある
ハイキングシューズの中でも、足首まであるミドルカットやハイカットのものを選ぶと、歩行時の足の安定性を保ってくれます。
また、アウトソールは滑りにくい加工がされているため、不整地や傾斜の多い道、濡れた地面でも滑りにくく安心です。
これらのことにより、転倒や捻挫による怪我のリスクを減らせるため、安心してハイキングを楽しむことができるでしょう。
自然をより堪能できる
履き心地が悪くすべりやすい靴であれば、足元が気になって自然を存分に楽しむことができませんよね。
一方、快適でサポート力のあるハイキングシューズを履けば、足元を気にすることなく、より深く自然を堪能することができます。
普段使いもできる
初心者向けのハイキングシューズであれば、履きやすく見た目もシンプルなため、普段のお出かけや通勤・通学に使うこともできます。
特に、防水機能を持ったものであれば雨の日の外出にも最適で、足元が濡れて不快な思いをすることがなく快適です。
初心者向けハイキングシューズを使うデメリット
若干重さがある
ハイキングシューズは軽量に作られているものが多いですが、普通のスニーカーやランニングシューズに比べると重い傾向にあります。
そのため、初心者にとっては靴の重さで足に疲労を感じる場合もあるでしょう。
慣れが必要になる
初めてハイキングシューズを履くと、足に馴染むまでは窮屈に感じたり、足首が固定された感覚に違和感を感じる場合もあります。
ただし、何度か履いていくうちに、だんだんと生地が伸びてきて足にフィットしてくるので心配ありません。
また、ハイカットのブーツは体重を預けることができるため、慣れると斜面の上り下りが楽に感じるようになってきます。
向かない用途もある
ローカットのシューズは履きやすく、足さばきがよいのですが、足首のホールド感がないため重い荷物を持つ時には不向きです。
また、ハイカットのシューズは足首を固定してくれる反面、動きが制限されるため、普段使いやリラックスしたい時には向きません。
そのため、ハイキング以外の用途でも使う場合は、主にどのようなシチュエーションで使うかを想定して選ぶ必要があるでしょう。
初心者向けハイキングシューズの選び方
足首の高さで選ぶ
初心者向けのハイキングシューズは、足首の高さで選ぶことができ、それぞれにメリット・デメリットがあるので参考にして下さい。
ローカット
スニーカーのような形状で、足首を自由に動かすことができるため軽快で、普段使いにも向いています。
ただし、足首をサポートしないため捻挫をしやすかったり、砂や小石が入りやすいというデメリットがあります。
ミッドカット
ちょうどくるぶしを覆うくらいの高さで、足首を適度にホールドしてくれるため、傾斜のゆるい場所でのハイキングに向いています。
ハイカット
足首をしっかりとホールドしてくれるため、傾斜を踏み込む時は力を入れやすく、下りでは足首を固定して高いグリップ力を発揮します。
また、重めの荷物を運ぶテント泊にも向いていますが、登山後にリラックスしたい場合は、替えの靴を用意する必要があります。
性能で選ぶ
ハイキングシューズは、アッパーにメーカー独自の透湿防水機能を施したものや、GORE-TEXなど高性能な素材を使ったものまであります。
また、アウトソールにはビブラムやコンチネンタルなど、有名メーカーのソールを使ったものもあります。
高性能の素材を使ったものほど金額が高くなるため、お財布と相談しながら予算に合ったシューズを選ぶようにしましょう。
フィット感で選ぶ
合成皮革のハイキングシューズは使い込むうちに生地が伸びてくるため、最初は少しきつめと思うくらいのサイズのものを選んだほうがよいです。
近くに実店舗があれば試着するのがベストですが、ネットで購入する場合は、自分の足のサイズの口コミを参考に選ぶとよいでしょう。
また、足幅が細めの方であれば2E、太めであれば3E、4Eと表記されたものを選ぶようにしましょう。
メーカーで選ぶ
HI-TECやアサヒ、アキレスといった老舗シューズメーカーには、安くてコスパのよい商品が多いため初心者にもおすすめです。
機能性を重視したければ国内登山靴メーカーのキャラバン、見た目重視であればキーンやメレルといった海外メーカーのものもおすすめです。
価格帯で選ぶ
安めの国内シューズメーカーのものであれば5千円前後で購入することができるため、あまりお金をかけたくない方にとってはおすすめです。
アウトドア専門メーカーのものでも、エントリークラスのハイキングシューズであれば、1万5千円もあれば購入することができます。
初心者向けハイキングシューズおすすめ10選
メーカー・製品名 | 足首の高さ | 性能 | サイズ |
---|---|---|---|
HI-TEC AORAKI WP | ローカット | DRI-HI Light(防水透湿)・耐摩耗ソール | 22〜31cm(2E) |
ダンロップリファインド ハイキングシューズ | ローカット | 撥水加工 | 24〜28cm(4E) |
ASAHI ウィンブルドン M047WS | ミッドカット | 防水設計 | 24.5〜28cm(4E) |
Achilles スポルディング ON-359 | ローカット | DiAPLEX(防水透湿) | 24.5~30.0cm(4E) |
KEEN メンズ コヴェン ミッド 防水ハイキングシューズ | ミッドカット | KEEN.DRY、KEEN.ALL-TERRAIN | 25~35cm |
MERRELL MOAB 3 SYNTHETIC MID GORE-TEX | ミッドカット | GORE-TEX、Vibram TC5+ アウトソール | 25~30cm |
CARAVAN C4_03 | ハイカット | GORE-TEX、キャラバンLBH2 | 22.5〜26cm(2E) |
CARAVAN C1_02S | ハイカット | GORE-TEX、キャラバントレックソール | 22.5〜30cm(3E) |
adidas テレックス AX4 GORE-TEX | ローカット | GORE-TEX、Continentalラバーアウトソール | 24~32cm |
Salomon X ULTRA PIONEER GORE-TEX | ローカット | GORE-TEX、Mud Contagrip | 25~28.5cm |
【HI-TEC】
AORAKI WP(HKU11)
イギリス発のアウトドアシューズブランド、ハイテックのハイキングシューズは5千円ほどで購入できるコスパのよさが魅力です。
アッパーとインナーに透湿防水テクノロジーを施してあるため、多少の雨は弾いてくれて、靴底から水が浸みてくることもありません。
合成皮革とメッシュのハイブリットカラーもおしゃれで、ハイキングをはじめキャンプなど、アウトドアで活躍してくれます。
足首の高さ | ローカット |
---|---|
性能 | DRI-HI Light(防水透湿)・耐摩耗ソール |
サイズ | 22〜31cm(2E) |
【ダンロップリファインド】
ハイキングシューズ(U6003)
4Eというかなりワイドな作りになっているため、幅広の方やリラックスして履きたい方にとってもおすすめのシューズです。
価格は5千円程とかなりお安いのにもかかわらず、撥水加工もされているため、ちょっとした雨や汚れも防いでくれます。
色、デザインは他のアウトドアブランドに比べるとやや地味ですが、このデザインが好みであればコスパもよくおすすめです。
足首の高さ | ローカット |
---|---|
性能 | 撥水加工 |
サイズ | 24〜28cm(4E) |
【ASAHI】
ウィンブルドン M047WS(KF79691)
ミドルカットで見た目は本格的な登山靴、なのにお値段5千円ほどで購入できるという、かなりコストパフォーマンスのよいシューズです。
ソールのグリップ力もまずまずで、足首までホールドしてくれるため、低山ハイキング程度でしたら問題なく使用することができます。
そのため、登山を始めたいけど続くかわからない、お試しで登山靴を履いてみたいという初心者にとってもおすすめです。
足首の高さ | ミッドカット |
---|---|
性能 | 防水設計 |
サイズ | 24.5〜28cm(4E) |
【Achilles】
スポルディング ON-359(OIN3590-SN-250)
瞬足などのキッズ用シューズのイメージが強いアキレスですが、実はハイキングシューズもリリースしています。
サイズは3E、4Eから選べるため幅広の人でも楽に履くことができ、スニーカー感覚でハイキングやウォーキングに活用できます。
低価格でありながらも、アッパーの補強部分に牛革のスエードを使用していたりと、細かいところにもこだわりのある一足です。
足首の高さ | ローカット |
---|---|
性能 | DiAPLEX(防水透湿) |
サイズ | 24.5~30.0cm(4E) |
【KEEN】
メンズ コヴェン ミッド 防水ハイキングシューズ(1020210)
KEENといえばアウトドアサンダルのNEWPORT H2が有名ですが、ミドルカットのブーツも隠れた人気商品です。
この防水ハイキングシューズは、KEEN独自の透湿防水素材を使用しているため、急な雨に降られても水を弾いてくれます。
KEENの特徴でもある足先をしっかりとガードする作りも健在で、低山ハイクからキャンプまで、幅広く活躍してくれるでしょう。
足首の高さ | ミッドカット |
---|---|
性能 | KEEN.DRY、KEEN.ALL-TERRAIN |
サイズ | 25~35cm |
【MERRELL】
MOAB 3 SYNTHETIC MID GORE-TEX(500255_4522552246218)
メレルのロングセラー、モアブシリーズはとても軽くて履き心地がよいため、リピート買いしているユーザーも多いシューズです。
こちらのモアブ3は、ビブラムソールの形状が改良され、排水性、泥はけがよくなりさらに滑りにくくなりました。
見た目もかっこいいので、釣りやハイキングだけでなく、バイクに乗る時やタウンユースまでマルチに使えて便利な一足です。
足首の高さ | ミッドカット |
---|---|
性能 | GORE-TEX、Vibram TC5+ アウトソール |
サイズ | 25~30cm |
【CARAVAN】
C4_03(0010403)
安心の国内登山靴メーカー、キャラバンのレディースモデルは、メッシュの柔らかな履き口と2Eのスリムな形状が特徴です。
足にピッタリとフィットするため、靴の中で足が遊ぶことがなく、ソールは硬めのため足場の悪い道を歩いても疲れにくくなっています。
また、合成皮革の靴は生地が伸びてくるのですが、その場合は付属のハーフインソールを付けてサイズ調節をすることもできます。
足首の高さ | ハイカット |
---|---|
性能 | GORE-TEX、キャラバンLBH2 |
サイズ | 22.5〜26cm(2E) |
【CARAVAN】
C1_02S(0010106)
こちらはキャラバンのメンズタイプで、登山用としては珍しく3Eのワイドな作りのため、幅広サイズの男性にピッタリです。
ハイカットのブーツは足首までしっかりとホールドしてくれるため、体重を預けることができ、足首をひねる心配もありません。
そのため初心者にもおすすめですが、最初は履き心地に違和感を感じることもありますので、数回履いて慣らす必要があるでしょう。
足首の高さ | ハイカット |
---|---|
性能 | GORE-TEX、キャラバントレックソール |
サイズ | 22.5〜30cm(3E) |
【adidas】
テレックス AX4 GORE-TEX(HP7395)
アッパーにGORE-TEXを使用しているため雨にも強く、それでいて1万円ちょっとで購入できるコスパのよさが魅力のシューズです。
さらにタイヤメーカー、コンチネンタルのソールで滑りにくく、濡れた路面や山道でも快適に歩くことができます。
アディダスっぽくない地味目なデザインは好みが分かれそうですが、安めのGORE-TEX商品をお探しの方にはおすすめの商品です。
足首の高さ | ローカット |
---|---|
性能 | GORE-TEX、Continentalラバーアウトソール |
サイズ | 24~32cm |
【Salomon】
X ULTRA PIONEER GORE-TEX(LI4390)
軽登山やハイキングのための必要最低限の機能を詰め込んだこのシューズは、初心者にとってもおすすめです。
軽くてソールも柔らかく、スニーカー感覚で履くことができるため、ハイキングだけでなくタウンユースにも最適。
アッパーはGORE-TEX採用で防水性も申し分ないため、雨の日用のシューズとして、普段使いするのにも向いています。
足首の高さ | ローカット |
---|---|
性能 | GORE-TEX、Mud Contagrip |
サイズ | 25~28.5cm |
まとめ
今回は、これからハイキングを始めようと思っている初心者にピッタリのハイキングシューズをご紹介してきました。
この記事を参考に、安定性と快適さを両立した、あなたの足にフィットするとっておきのシューズを探してみて下さい。
初心者向けハイキングシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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