真っ直ぐ遠くに飛ばすことが、永遠のテーマであるドライバー。
しかし、ゴルフクラブの中で1番長いドライバーは、ナイスショットを打つことが非常に難しいクラブです。
そのようなドライバーですが、非公認の高反発ドライバーが存在します。
試合では使えないルール適合外ですが、仲間内でラウンドするときには使うことが可能です。
そこで今回は、道具の力でナイスショットを手に入れる、非公認高反発ドライバーを紹介します。
非公認の高反発ドライバーを使うメリット
初速が上がる
非公認高反発ドライバーは、規定の反発係数を超えた反発力を持っているため、ボール初速が上がります。
公認されることを目的として作られていないため、反発力を上げることに重きを置いたドライバーが多い印象です。
とにかく高反発であるため、ボール初速は格段に速くなっているドライバーがほとんどになります。
飛距離が伸びる
非公認の高反発ドライバーは、通常のドライバーよりも飛距離が伸びます。
高反発であるが故に初速が上がり、簡単に飛距離を伸ばすことができるのです。
場合によりますが、20ヤードから30ヤードほど飛距離が伸びることもあり、非公認高反発ドライバーの1番の魅力と言えます。
スコアが良くなる
通常通り打てば飛距離が伸びる、軽めに打っても通常ドライバーのフルショットほどの飛距離が出る高反発ドライバー。
フルショットで距離を伸ばしても良し、ハーフショットで確実性を上げても良しになるので、ゴルフに余裕が生まれます。
ヘッドスピードが数段上がったようなゴルフができるため、スコアメイクが楽になり、スコアアップに期待できます。
非公認の高反発ドライバーを使うデメリット
同伴者に嫌な顔をされることがある
ゴルファーの中には、非公認高反発ドライバーを嫌う方も一定数存在します。
仲間内では使用しても問題ない非公認高反発ドライバーですが、ズルいと感じてしまう方もいるのでしょう。
そのため、非公認高反発ドライバーを使う際は、仲間内の許可を得てから使うことをおすすめします。
競技に参加できない
非公認高反発ドライバーは、別名「ルール適合外ドライバー」とも呼びます。
この「ルール」とは、競技ゴルフのルールにあたり、競技ゴルフのルールには適合していません。
そのため、競技ゴルフでは使用できず、仲間内のゴルフでのみ使用できるのです。
競技ゴルフをされるゴルファーは、プライベートであっても使わない方がいいでしょう。
非公認の高反発ドライバーの選び方
ヘッドスピードに合わせたドライバー
非公認高反発ドライバーだけでなく、すべてのクラブ選びで大切なのが、ヘッドスピードと合わせることです。
ヘッドスピードに合わないドライバーを使ってしまうと、飛距離が落ちたり、本来の性能を発揮しきれないことがあります。
非公認高反発ドライバーにも、しっかりと推奨ヘッドスピードが明記されています。
購入前には確認し、自分のヘッドスピードに合ったドライバーを選びましょう。
重心角・重心距離・ロフト角
重心角・重心距離・ロフト角はすべて、弾道の高さに大きく関係してくるスペックです。
高反発ドライバーは反発係数が高く、ボール初速が非常に早いです。
そのため、打ち出し角とスピン量を整えることで、飛距離アップにつながります。
高弾道で打てる打ち出し角を確保することが大切なので、しっかりと球が上がるスペックのものを選ぶことをおすすめします。
非公認の高反発ドライバーおすすめ8選
【ムツミ ホンマ】
MH522α
ムツミホンマからは、480ccのデカヘッドにドローバイアス設計を施したドライバーを紹介します。
480ccのデカヘッドは、構えたときの安心感と、大きなスイートスポットを実現。
ヒール側にはドローバイアスウェイトを装着することで、球の捕まりが良くなっています。
さらに、USTマミヤ製のアンチスライスシャフトを装着した、完全ドロー設計。
大きな飛びと究極のドローバイアスにより、スライサーにはこれ以上ないほどのドライバーに仕上がっています。
【ムツミ ホンマ】
MH500X
ムツミホンマから、非公認高反発ドライバーを紹介します。
ムツミホンマ最大級の500ccヘッドを採用したことにより、超高反発を実現。
フェース面はレーザー刻印を採用し、スピンが入りにくく、ランも稼げる設計になっています。
70代のシニアゴルファーが飛距離250ヤードを軽く飛ばすなど、チート級の飛距離を実現したドライバーです。
とにかく遠くまで飛ばしたいゴルファーには非常におすすめできます。
【プロギア】
SUPER egg
プロギアからは、ヘッド体積485ccの非公認高反発ドライバーを紹介します。
前モデルの優しさに、力強さをプラスした今回のモデル。
デカヘッドにより大きな芯を実現し、オフセンターヒット時の飛距離ロスを最大限に抑えることに成功しています。
さらに、スピンレス設計により強弾道を実現。
ロースピンで、風にも負けない強い球を打つことが容易になりました。
【つるや】
AXEL GOLD Premium 5
ゴルフショップのつるやゴルフからは、オリジナルの高反発ドライバーが発売されています。
適合ルールの枠を超えた大きなたわみを実現することにより、超高反発仕様に。
ノンフレームカーボン複合構成でヘッド全体がたわむことにより、超高反発化となっています。
さらに、ヘッド下部にタングステンプレートを装着し、低重心化も実現。
高弾道・高初速で、飛びに特化したドライバーに仕上がっています。
【ワールドイーグル】
KV1(WE-KV1)
ワールドイーグルからは、新開発のトランポリン機能を搭載した、非公認高反発ドライバーを紹介します。
ドーナッツ状に厚みを変化させたダブルトランポリン構造は、インパクト時にバネのような反発を生み出す設計。
さらに、シャーローフェースによる低重心化により、高弾道・低スピンに仕上がっています。
全く新しい形状をしており、インパクトのあるドライバーとなので、新しいもの好きのゴルファーにおすすめです。
【ワークスゴルフ】
ハイパーブレード ガンマ(DW-HR-HBGBP-01S)
ワークスゴルフから、超薄型フェースにより高反発化を実現した、非公認高反発ドライバーを紹介します。
世界最薄の1.7mmフェースを採用することで、高反発化を実現。
公認モデルよりもはるかに多い反発係数を記録し、30ヤード以上飛距離が伸びるゴルファーもいるほどです。
さらに、専用設計された43.5インチの短尺シャフト採用により抜きやすい設計。
高反発ヘッドと短尺シャフトにより、真っ直ぐ遠くに飛ばせるドライバーに仕上がっています。
【ヤードハンター】
オリジナルカーボンシャフトプレミアム
ヤードハンターからは、500ccの直接大型ヘッドを採用した、非公認高反発ドライバーを紹介します。
公認限界サイズより40cc大型化したヘッドは、見た目の安心感とスイートスポットの拡大に貢献。
さらにヘッド形状は、流行りのシャローヘッドになっていることで低重心化されており、高弾道な球を打ちやすくなります。
慣性モーメントも非常に大きく設定されており、直進性の高いドライバーです。
「クラブが勝手に飛ばしてくれる」ような、非常にオートマチックなドライバーとなっています。
【カタナ ゴルフ】
ニンジャ プラス(1902-bkqw)
カタナゴルフからは、高反発に捕まりをプラスした、非公認高反発ドライバーを紹介します。
インパクト時にフェースが開かない設計になっており、捕まった強い球を打つことができるのが特徴。
軽量チタンフェースは、柔らかい打感が得られ、気持ちよく振り抜くことができます。
さらに、超高反発ヘッドにより、限界まで反発係数が上昇。
非公認高反発ドライバーに捕まりをプラスしたドライバーなので、スライサーにおすすめです。
まとめ
今回は、圧倒的な飛距離を手に入れることができる最終兵器、非公認高反発ドライバーを紹介しました。
短尺・長尺など、さまざまな個性のものが多く、うまく使いこなすことができれば大きな武器となるでしょう。
ドライバーの飛距離に悩んでいるゴルファーは、一度非公認高反発ドライバーを使ってみることで、新たな発見があるかもしれません。
競技ゴルファーは手を出しづらいジャンルですが、エンジョイゴルファーなら使ってみることは”アリ”なのではないでしょうか。
非公認高反発ドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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