大音量で音楽を聞きたいけど近所迷惑になるし、家族にも迷惑をかけてしまいそう、とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
そんな時は、周りに気兼ねなく大音量で音楽を楽しめる、防音ヘッドセッドがおすすめです。
そこで本記事では、音を外に漏らさずに周囲の音もシャットアウトする、防音ヘッドセットに注目してご紹介していきます。
1万円以下の手頃な商品もご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
目次
- 1 防音ヘッドセットを使うメリット
- 2 防音ヘッドセットを使うデメリット
- 3 防音ヘッドセットの選び方
- 4 防音ヘッドセットおすすめ10選
- 4.1 【Audio-Technica】ワイヤレスヘッドホン(ATH-M20xBT)
- 4.2 【Lazer】BlackShark V2(RZ04-03230100-R3M1)
- 4.3 【Anker】Soundcore Life Q30(A3028011)
- 4.4 【ag】ワイヤレスヘッドホン(AG-WHP01KBK)
- 4.5 【final】UX3000(FI-UX3DPL)
- 4.6 【Edifier】W820NB Plus
- 4.7 【Sennheiser】HD 350BT(508384)
- 4.8 【JBL】TUNE 770NC(JBLT770NCBLK)
- 4.9 【SONY】ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット(WH-CH720N)
- 4.10 【DENON】フリーエッジ・ドライバー搭載 ワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホン(AH-GC30)
- 5 まとめ
防音ヘッドセットを使うメリット
どこでも音楽が楽しめる
防音ヘッドセットを使う最大のメリットは、どこでも音楽が楽しめるということです。
騒がしい街中や交通機関、自宅やオフィスなど、どんな場所でも高音質で音楽を楽しむことができます。
また、ノイズキャンセリング機能により周囲の音をシャットアウトしてくれるため、より音楽への没入感を高めてくれるでしょう。
非日常感を体験できる
防音ヘッドセットを使うもうひとつのメリットは、「非日常感を体験できる」ことです。
例えば、家では冷蔵庫や洗濯機などの生活音を遮ってくれるため、目を閉じるとライブ会場にいるような感覚を味わうことができます。
そのような非日常感を体験することにより、日々のストレスから開放され、とっておきの自分時間を過ごすことができるでしょう。
作業に集中したい時にも使える
防音ヘッドセットは周りの環境音を遮断してくれるため、仕事や勉強に集中したい時にも使えるアイテムです。
BGM程度の軽めの音楽を流したり、アクティブノイズキャンセリング機能を効かせることにより、作業の集中力がアップします。
周りの音に気を取られることがなくなるため、仕事の効率化にもつながり、生産性を高めるのにひと役買ってくれるでしょう。
防音ヘッドセットを使うデメリット
耳や頭が痛くなることもある
防音ヘッドセットが頭の形に合っていない場合、長時間使用すると側圧感を感じて頭が痛くなることもあります。
また、イヤーカップが耳に合っていない場合も、耳を圧迫して痛く感じることもあります。
これらのデメリットを回避するため、実店舗で試着または製品レビューを参考にして、自分の頭の形に合った商品を選ぶことが重要です。
持ち運びの際にかさばる
防音ヘッドセットは厚めのイヤーパッドで構成されているため、普通のヘッドセットに比べて大きめのサイズ感です。
そのため、持ち運びの際には大きめのカバンが必要になったり、首にかけた時に邪魔に感じたりすることもあります。
持ち運びする機会が多い人は、折りたたみ可能なタイプや、イヤーカップが90度回転するものを選ぶとよいでしょう。
通気性が悪く、イヤーパッドが消耗しやすい
遮音性を高めた密閉型のヘッドセットは、どうしても耳周りの通気性が悪くなってしまいます。
特に汗をかく季節は蒸れてしまうため、こまめに外して汗を拭く必要があります。
また、汗や皮脂が付くことによりイヤーパッドの消耗が早くなってしまうというのもデメリットのひとつと言えるでしょう。
防音ヘッドセットの選び方
オーバーイヤータイプを選ぶ
ヘッドセットは、大きく分けて「オンイヤー」と「オーバーイヤー」の2つのタイプがあります。
オンイヤーはその名の通り、耳の上に乗せてフィットさせるイメージです。
オーバーイヤーは耳をすっぽりと覆うため、音漏れが少なく外からの音を遮断することができます。
「防音性の高さ」を重視するのであれば、「オーバーイヤー」タイプから選ぶのをおすすめします。
ノイズキャンセリング機能で選ぶ
ノイズキャンセリング機能には「パッシブノイズキャンセリング(PNC)」と「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」の2種類があります。
パッシブノイズキャンセリングとは、物理的にノイズを抑えることで、ヘッドセットの「オーバーイヤー型」がそれに当たります。
アクティブノイズキャンセリングとは、消したい音波と逆の音波(逆位相)を出し、互いの音を打ち消すデジタル処理のことです。
オーバーイヤー型のヘッドセットにアクティブノイズキャンセリング機能が加わることにより、高い防音効果が期待できるでしょう。
重量で選ぶ
作業に集中するために長時間ヘッドセットを装着するのであれば、軽量なデザインのものを選ぶことをおすすめします。
また、軽量なヘッドセットは持ち運びにも便利で、旅行や通勤の時にも負担になりません。
ただし、遮音性が高くなるほど重量が増える傾向にあるため、重量と音質のバランスの取れたモデルを選ぶことも重要です。
防音ヘッドセットを出しているメーカー
Audio-Technica・SONY・ゼンハイザー・JBLなど、さまざまな音響機器メーカーから防音ヘッドセットが発売されています。
これらのメーカーは音質も高く、ノイズキャンセリング技術にも力を入れているのでおすすめです。
また、Anker・Edifierなどの中国メーカーからもコスパのよい防音ヘッドセットが多数ラインナップされています。
さらに遮音性の高さを求めるのであれば、Razerなどのゲーミングブランドも要チェックです。
防音ヘッドセットの価格帯
防音ヘッドセットの価格帯には幅があり、5千円未満から10万円以上のものまであります。
なかでも1万円前後〜1万5千円程の価格帯のものが売れ筋で、遮音性・音質ともに優れたコスパのよい商品が揃っています。
そのため、初心者にとっては手頃な価格でノイズキャンセリングや音質のよさを体感できる1万円前後の商品がおすすめです。
防音ヘッドセットおすすめ10選
メーカー・製品名 | 接続方法 | ANC機能の有無 | 重量 |
---|---|---|---|
Audio-Technica ワイヤレスヘッドホン | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ | なし | 216g |
Lazer BlackShark V2 | 3.5mmステレオミニプラグ | なし | 260g |
Anker Soundcore Life Q30 | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ | あり | 260g |
ag ワイヤレスヘッドホン WHP01K | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ | あり | 260g |
final ワイヤレスヘッドホン UX3000 | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ | あり | 260g |
Edifier W820NB Plus | Bluetooth 5.2 | あり | 220g |
Sennheiser HD 350BT | Bluetooth 5.0 | なし | 238g |
JBL TUNE 770NC | Bluetooth 5.3、3.5mmステレオミニプラグ | あり | 232g |
SONY ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット | Bluetooth 5.2、3.5mmステレオミニプラグ | あり | 192g |
DENON フリーエッジ・ドライバー搭載 ワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホン | Bluetooth 5.2、3.5mmステレオミニプラグ、USB | あり | 287g |
【Audio-Technica】
ワイヤレスヘッドホン(ATH-M20xBT)
音をモニタリングするために作られた「モニターヘッドホン」は、音の解像度が高く、聴き疲れしにくいというのが特徴です。
そのため、音楽の編集用途ではなく、音楽鑑賞用として購入するユーザーも増えています。
また、楕円形のイヤーカップが遮音性を高めてくれるため、映画やゲームへの没入感を高めるのにも使えます。
接続方法 | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | なし |
重量 | 216g |
【Lazer】
BlackShark V2(RZ04-03230100-R3M1)
モチモチとしたイヤーカップのクッションと可動範囲の広いカップで、長時間つけていても頭が痛くなりにくいヘッドセットです。
ゲーミング用のため遮音性の高い作りとなっており、ゲームだけでなく映画や音楽鑑賞、仕事でもお使いいただけます。
また、取外し可能な付属のマイクにはハウジングが備わっているため、クリアな音声を届けることができます。
接続方法 | 3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | なし |
重量 | 260g |
【Anker】
Soundcore Life Q30(A3028011)
1万円以下で購入できるにも関わらず、アクティブノイズキャンセリング、外音取り込み機能を搭載したハイコストパフォーマンスモデルです。
そのアクティブノイズキャンセリング機能は、交通機関モード・屋外モード・屋内モードから、環境に合わせて選ぶことができます。
交通機関モードを使うと乗り物の音を最低限にしてくれるため、新幹線の中でパソコン操作に集中する時にも使えます。
接続方法 | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 260g |
【ag】
ワイヤレスヘッドホン(AG-WHP01KBK)
ワイヤレスイヤホンで人気の高いagからリリースされた、おしゃれなカラーリングが特徴のワイヤレスヘッドホンです。
アクティブノイズキャンセリングの効きもよく、テレワークをする時に周りの騒音が気になる、といったシチュエーションでも使えます。
ただし、外音取り込み機能はないため、必要であれば先述のAnker Q30と比較検討してみるとよいでしょう。
接続方法 | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 260g |
【final】
UX3000(FI-UX3DPL)
先述のag WHP01Kの海外別注モデルで、機能的な違いはありませんが、筐体がシボ加工されているため高級感があります。
耳に装着した感じはかなりフィット感があるため遮音性が高く、さらにANC機能により中低域を中心にノイズを除去してくれます。
ボーカルの音をより近く感じることができる音質で、ボーカルメインの音楽を聞くのに最適なヘッドセットと言えるでしょう。
接続方法 | Bluetooth 5.0、3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 260g |
【Edifier】
W820NB Plus
LDACに対応したAndroidユーザーであれば、こちらのEdifierのヘッドセットを選んでみてはいかがでしょうか。
すべての音域においてバランスの取れた聞きなじみのよいサウンドで、ヘッドセットをはじめて購入する人にもおすすめです。
また、アクティブノイズキャンセリング機能により遮音性も優れているため、ハイレゾ音楽を心ゆくまで楽しむことができます。
接続方法 | Bluetooth 5.2 |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 220g |
【Sennheiser】
HD 350BT(508384)
ゼンハイザーのヘッドホンのエントリーモデルで、有名メーカーの手頃なワイヤレスヘッドセットが欲しい、という方におすすめです。
オーバーイヤー型でしっかり目の装着感ですが、モチモチとした素材のイヤーパッドで耳を圧迫することがありません。
本体の遮音性が高いため、アクティブノイズキャンセリング機能がなくても周りの音や音漏れが気にならないところがポイントです。
接続方法 | Bluetooth 5.0 |
---|---|
ANC機能の有無 | なし |
重量 | 238g |
【JBL】
TUNE 770NC(JBLT770NCBLK)
上質なイヤーパッドとアクティブノイズキャンセリング機能により、外部の不快な音をシャットアウトしてくれるヘッドセットです。
アプリにも対応しているため、自分好みのイコライザに設定することができ、Siriなどで操作できるボイスアシスタント機能も便利です。
さらに外音取り込み機能も備わっており、トークスルーモードにすると音楽を流した状態でも普通に会話をすることができます。
接続方法 | Bluetooth 5.3、3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 232g |
【SONY】
ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット(WH-CH720N)
重さわずか192gと、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホンの中で最軽量のモデルです。
着けていることを忘れそうなくらいの軽さで、長時間着けていても首が痛くならないため、テレワークで使用するのにも向いています。
程よいノイキャン機能は強めのノイキャンが苦手な方にも最適で、イコライザー低域を下げることにより広がりのある音質を体感できます。
接続方法 | Bluetooth 5.2、3.5mmステレオミニプラグ |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 192g |
【DENON】
フリーエッジ・ドライバー搭載 ワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホン(AH-GC30)
ハイレゾ対応、ワイヤレス、ノイズキャンセリングという機能全部盛りでありながら、デノンにしてはお求めやすい価格帯が魅力です。
デノンの最上位機種にも使用されている振動板を搭載しているため、その音質は間違いありません。
高級感のある見た目がポイントで、折りたたんでケースに入れて持ち運ぶこともできるため、旅行や出張に持っていくのもおすすめです。
接続方法 | Bluetooth 5.2、3.5mmステレオミニプラグ、USB |
---|---|
ANC機能の有無 | あり |
重量 | 287g |
まとめ
防音ヘッドセットは、騒音をシャットアウトしてくれるため、音楽や作業に集中する時に「使える」便利なアイテムです。
さまざまなメーカーから選ぶことができるので、この記事を参考にご自分の好みと予算に合った商品を探してみてください。
防音ヘッドセットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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