ゴルフシューズを選ぶ際に一番重要なのは、ずばり「履き心地」です。
どれほどグリップ力に優れた高機能なシューズでも、履き心地が悪ければ履きたいと思えないもの。
履き心地にはフィット感やホールド感などさまざまな要素があります。
数あるゴルフシューズの中でも、今回はミドルカットのゴルフシューズについて解説していきます。
ミドルカットとはどういったシューズなのでしょうか?
ミドルカットのゴルフシューズのメリットやデメリット、さらにおすすめのミドルカットゴルフシューズもご紹介していきます。
ミドルカットゴルフシューズとは
「カット」というのは、シューズが足首のどの高さでカットされているかという意味です。
ローカットシューズとは普段履いているシューズの事で、くるぶしが見える高さで短くカットされたシューズの事をいいます。
一方ハイカットシューズとは、足首をすっぽり覆う高さでカットしてあるシューズの事です。
足首を衝撃から守る作りになっているので、バスケットボールやレスリングの選手、長時間歩く登山家が愛用しています。
そしてミドルカットはローカットとハイカットの中間。
くるぶしが隠れるか隠れないかというくらいの高さになっているシューズの事をいいます。
ただ、ミドルカットに明確な高さの定義はありません。
そのため、ローカットでもハイカットでもないシューズをミドルカットと呼ぶことが多いようです。
ミドルカットゴルフシューズを使うメリット
安定感がある
ミドルカットのゴルフシューズの場合、くるぶしや足首の部分までシューズがあります。
そのため、ローカットのシューズと比べると、ショットのインパクト時に足首のブレを抑える事が出来ます。
足首が動かないようになると安定感とグリップ力が増して、踏ん張りが効くようになるのがメリットです。
ケガ防止
ゴルフはインパクト時の一瞬の力をどうボールに乗せられるかが、非常に大事になってきます。
ただ、その力を足が支えきれないと足首に衝撃が集中してしまい、ケガの原因にもなりかねません。
ミドルカットのゴルフシューズは足首が覆われているシューズが多く、インパクト時の足首の衝撃を支えてくれる役割もあります。
そのため、ケガの防止に繋がります。
冷え防止
冬場のゴルフ場は凍てつくような寒さで、防寒対策を徹底している人も多いかと思います。
人間は「首」と名前がつく部分を温めると、効率よく身体が温まると言われています。
足首が覆われているミドルカットのゴルフシューズは、ローカットのシューズよりも保温性に優れているのが特徴です。
足首が温まることで身体全体も温まり、寒い冬にはうってつけのシューズです。
ミドルカットゴルフシューズを使うデメリット
圧迫感を覚える人も
足にフィットするミドルカットのゴルフシューズ。
ですが、足幅の広い人や普段ゆったりしたゴルフシューズを履いている人は、フィット感が圧迫感に変わり違和感がある人もいます。
履いているうちに慣れていく場合もありますし、一度違和感を覚えるとずっと気になってしまう場合も。
ゴルフシューズは買い替える頻度の高いアイテムではないので、ご自分の好みをよく見極めて買う事をおすすめします。
夏は暑い
冬場は保温性に優れるミッドカットのゴルフシューズも、夏場は逆にそれがデメリットになります。
ただでさえ直射日光が当たる暑い中でプレーしているのに、足首が覆われていると暑苦しく感じる人も多いかもしれません。
そのため、ミドルカットのゴルフシューズを夏場に履く場合は、メッシュ素材など通気性の良いシューズを選ぶ事をおすすめします。
ミドルカットゴルフシューズおすすめ10選
【プーマ】
フュージョンevo(193850)
プーマのスパイクレスシューズです。
シューズの舌の部分がシューズと一体化されており、足首全体にフィットする作りになっています。
また、アッパー部分に合成繊維素材を使用しているので、履き心地は軽く、履いていて疲れにくいシューズです。
デザインもカジュアルで、練習用や普段履きにもおすすめです。
【アディダス】
ZG21モーションボア(H68592)
アディダスのソフトスパイクシューズです。
このシューズは、一見靴下のような形状の素材で足首を覆うミドルカットになっています。
足首に合わせてフィットするので非常に履き心地が良く、ショット時の安定性も高められるシューズです。
また、ダイヤル式で脱ぎ履きもワンタッチで出来るようになっています。
【ニューバランス】
UGB2500 BOA
ニューバランスのソフトスパイクシューズです。
このシューズはくるぶし部分が開いていて、アッパーと踵部分が高くカットされた作りになっています。
また、ボアのワイヤーが後ろ部分を囲むようについており、それによりアッパーと踵を締め付ける珍しい構造です。
そのため、足全体を締め付けて、よりホールド感が高いシューズになっています。
全体的にホールドされるシューズが好みの人におすすめです。
【パーリーゲイツ】
PG×CONVERSE(053229280325.5030)
ゴルフウエアメーカーのパーリーゲイツのスパイクレスシューズです。
こちらはコンバースとのコラボ商品で、見た目もオールスターのハイカットスニーカーのようなカジュアルなデザインが特徴です。
かなり高い位置のカットなのでホールド感がありますが、ファスナーがついているので脱ぎ履きしやすいシューズになっています。
見た目を重視する人や、カジュアルなファッションが好きな人におすすめです。
【フットジョイ】
フレックス XP
フットジョイのスパイクレスシューズです。
シューズの舌の部分が靴下のようにシューズと一体化しているので、フィット感のある履き心地となっています。
足首にフィットする作りですが、ニット素材のため圧迫感はなく、通気性に優れており履いていて快適なシューズです。
また、防水加工もされているので雨でも安心です。
【ザ・ワープ・バイ・エネーレ】
ゴルフシューズ
イタリアのスポーツ用品メーカーのザ・ワープ・バイ・エネーレのスパイクレスシューズです。
通気性がありながら耐久性に優れた特殊ニット素材により、足首やアッパー部分をしっかりとホールドしてくれる作りです。
ソール部分はクレーターのような珍しい形状の溝になっています。
さらに、大きく張り出した厚みのあるソールにより、安定感のあるシューズになっています。
【アディダス】
コードカオス boa
アディダスのスパイクレスシューズです。
足首部分が特殊な素材で強化されており、軽くて通気性がありながらフィット感にも優れた作りになっています。
また、足の横の部分までソールの溝が続いていて、ショット時のインパクトにも耐えられるようになっています。
ダイヤル式で着脱も簡単です。
【ラウドマウス】
スパイクレスニットゴルフシューズ(LM-GS0003)
ラウドマウスのスパイクレスシューズです。
アッパー部分はニット素材で、とにかく通気性が良く軽いのが特徴です。
色は白を基調とした明るいグリーン色で、踵部分に「ラウドマウス柄」と呼ばれる柄が入っています。
個性的なデザインなので、他の人とは違うシューズを履きたいという人におすすめです。
【コンバース】
オールスター GF HI(33500060)
コンバースのスパイクレスシューズです。
人気定番モデルの「オールスター」のハイカットスニーカーを、そのままゴルフシューズにしたデザインになっています。
一見普通のスニーカーのようですが、ソールにしっかりと溝がついているのでグリップ力もしっかりあるシューズです。
なによりデザイン性に優れていて、コンバース好きにはたまらない一足となっています。
他の人とは違ったシューズがいいという人にはうってつけのシューズです。
【プーマ】
プロアダプト デルタ ミッド(376498-01)
プーマのソフトスパイクシューズです。
シンプルな色味のスタイリッシュなデザインで、足首部分にクッション性に優れた素材が使われています。
それにより、アッパーから足首までしっかりとホールドする作りになっています。
また、ソールは鋲が9個もついており、グリップ力も非常に高いシューズです。
まとめ
まだまだ販売されている数の少ないミッドカットゴルフシューズですが、どれも安定性やファッション性に優れたものばかりです。
ローカットと比べると履いている人が少なく、周りの人と差をつける事も出来ておすすめです。
ミドルカットゴルフシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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