ゴルフシューズは、様々なライで安定したスイングができるよう、高いグリップ力が特徴です。
それだけに、通常のシューズに比べて重く、ソール部分も硬いものが多い為、翌日まで疲労が残ってしまう、なんてことも。
ゴルフシューズに求めるものは人によって様々ですが、今回は「疲れない」「足に優しい」というポイントに絞って、メリット・デメリットや選び方、おすすめ10選をご紹介していきます。
目次
- 1 疲れないゴルフシューズにこだわるメリット
- 2 疲れないゴルフシューズにこだわるデメリット
- 3 疲れないゴルフシューズの選び方
- 4 疲れないゴルフシューズおすすめ10選
- 4.1 【フットジョイ】スーパーライト XP(58095W245)
- 4.2 【アディダス】コードカオス22(GX3938)
- 4.3 【ブリヂストン】ゼロ・スパイクバイター ライト(SHG150WS45)
- 4.4 【ミズノ】ネクスライト 008(51GM2120)
- 4.5 【アシックス】ゲルコース グライド(1111A085)
- 4.6 【ニューバランス】574 v3(UGBS574)
- 4.7 【ナイキ】インフィニティ プロ 2(DM8449-115)
- 4.8 【プーマ】アルファキャット ディスク(376043_01)
- 4.9 【ECCO】BIOM C4(13042401007)
- 4.10 【THE WARP BY ENNERRE】WARP KNIT(WB3KFZ03)
- 5 まとめ
疲れないゴルフシューズにこだわるメリット
プレー後半の疲労感を軽減しショットに集中できる
ゴルフ場では、アップダウンのある地形で1ラウンドで約10km、歩数にして約1万歩以上も歩きます。
その為、特に「月イチゴルファー」は、プレー中に疲労感が蓄積し、「踏ん張れずに体が起き上がってしまう」等、少なからずショットにも影響が出てきます。
「後半にいつもスコアを崩してしまう」「集中力が持たない」というゴルファーは、疲れないゴルフシューズを選ぶと良いでしょう。
連日のラウンドにも最適
競技志向のプレーヤーは、1日に2ラウンドを回る場合や、連日プレーすることもあるでしょう。
「いかに疲労感を残さないか」が勝負とも言えますね。
フィールドとの唯一の接点である足元が、疲労感軽減の最大のポイントと言っても過言ではありません。
上級者ほどショットへの機能性重視のツアーモデルを選びがちですが、「疲れないシューズ」という選び方もメリットがあります。
軽量モデルなら持ち運びもラクラク
一般的なゴルフシューズは、1足で1kg程度の重量があります。
ただでさえ重いゴルフバッグに加えて、毎回ゴルフシューズを持っていくのは面倒ですよね。
疲れにくいゴルフシューズは軽量タイプのものも多く、1足500グラム程度のものもあります。
この重さなら、ゴルフバッグにそのまま収納してもそれほど気にならず、ラクに持ち運びができるのです。
スパイクレスなら自宅から履き替えも不要
疲れにくい軽量タイプの多くは、ソール部分に鋲がついていないスパイクレスタイプ。
スパイクレスシューズの場合、ゴルフ場だけでなく日常での使用も可能な為、自宅から履いて行って、履き替えずにプレーも可能。
また、練習場にわざわざシューズを持って行かなくて良いのも便利ですよね。
疲れないゴルフシューズにこだわるデメリット
グリップ力等の機能面はやや劣る
多くのメーカーが、ショット時の機能面を重視した上級者向けのツアーモデルと、スパイクレス等による軽量化により疲れにくさや快適性を重視したモデルをラインナップしています。
特にソール部分のグリップ力は軽量スパイクレスシューズよりも、ツアーモデルが勝ります。
プレーヤーの年齢層、体力等にもよりますが、日ごろ疲労感が気にならないゴルファーであれば、ツアーモデルの方が合う場合もあるでしょう。
スパイクレスタイプは鋲の交換が出来ない
鋲がついているソフトスパイクであれば、鋲が削れてグリップ力が落ちても、鋲だけを簡単に交換することが出来ます。
一方で、疲れにくいタイプに多いスパイクレスシューズは、鋲がない為、ソールを交換することが出来ず、買い替えが必要です。
とはいえ、ソールが削れる頃には防水性能等、それ以外の部分も劣化してくるものですので、割り切ってしまっても良いかもしれません。
疲れないゴルフシューズの選び方
重さ
シューズの重さは、疲れにくさへの影響が大きいポイントです。
一般的にゴルフシューズは、片足あたりで400~500グラム程度のものが多く販売されています。
一方、軽量タイプでは、260グラム~300グラムのものもあるのです。
両足に200グラムずつおもりを付けてプレーすると考えると、その差は歴然ですよね。
紐タイプかBOAタイプか
従来の紐で結ぶタイプに加え、最近はBOAを搭載したシューズが増えています。
BOAはカチカチとダイヤルを回して、ワイヤーで履き心地を調整するタイプです。
BOA搭載のシューズの場合、脱いだり履いたりが簡単であることに加え、昼食時等に一時的に緩めてリラックスすることも可能です。
一方、紐タイプの場合、脚の形状に沿って緩める場所と締める場所を自分で調整できることがメリット。
どうしても靴ズレしやすい方は紐タイプで個別の調整を、そうでない方はBOAタイプを選ぶと疲れにくくなるでしょう。
ソフトスパイクかスパイクレスか
メリットにも記載の通り、鋲のついたソフトスパイクか、スパイクレスかもポイントです。
基本的には、ソフトスパイクはソールが硬くて重く、スパイクレスはソールが柔らかく軽いものが多いです。
また、スパイクレスタイプは、ゴルフシューズとしてだけでなく、普段履きでも問題ないデザインのものも多くあります。
疲れにくさを最優先するゴルファーであれば、スパイクレスを中心とし、使用用途によってデザインを選ぶと良いでしょう。
通気性
ゴルフシューズは雨の日やぬかるんだ地面にも対応できるよう、防水効果の高いものが多いです。
その一方で、ほぼ一日中履いて運動し続ける為、多く汗をかいてもその湿気を外に排出できる通気性も必要。
一見すると、相反する機能のようにも思えますが、「外からの水は侵入させない」「中からの湿気は排出する」、という優れた機能を持つ商品も販売されています。
特にムレが気になる方は、通気性を重視してシューズを選びましょう。
疲れないゴルフシューズおすすめ10選
【フットジョイ】
スーパーライト XP(58095W245)
ゴルフシューズ界を牽引するフットジョイのBOA搭載、スパイクレスの最軽量モデル。
その重さは片足で約260グラム(26cm)。
フットジョイはBOAのダイヤルがかかと部分に設置されていることが特徴です。
これにより高いフィット感が生まれ、ブレ・ズレが軽減されて高いパフォーマンスを発揮します。
ツアー使用率も非常に高い、信頼のフットジョイですから、ブランドにこだわる方にもおすすめできます。
【アディダス】
コードカオス22(GX3938)
アディダスのBOA搭載、スパイクレスシューズ。
スパイクレスの概念を打ち崩す高いグリップ力を誇る「コードカオス」シリーズをフルモデルチェンジした22年最新作です。
高いグリップ力はもちろんのこと、BOAに加えて上部にファスナーがついており、フィット感の細かい調整が可能。
高い機能性を維持しつつ、フィット感の調整で疲れにくさも実現している、初心者から上級者まで満足できるシューズです。
【ブリヂストン】
ゼロ・スパイクバイター ライト(SHG150WS45)
ブリヂストンのBOA搭載、スパイクレスの軽量シューズ。
重さは片足で約265グラム(26.5cm)。
ソールの中側部に反発・屈曲性能のある素材を搭載しており、軽量だけでない疲れにくさへの工夫があります。
また、アウトソールはタイヤメーカーならではのテクノロジーを応用した形状を使用し、安定したグリップ力も魅力です。
【ミズノ】
ネクスライト 008(51GM2120)
ミズノのBOA搭載、スパイクレスの軽量シューズ。
重さは片足でなんと約240グラム(25cm)。
アッパー部分がメッシュ素材で通気性が良い(ニットタイプ、人工皮革タイプもあり)上に、しっかりと防水加工もされています。
日本メーカーの為、3Eの幅広設計である点も安心。
とにかく軽さと快適さを求める初心者から中級者におすすめのシューズです。
【アシックス】
ゲルコース グライド(1111A085)
アシックスのスパイクレスシューズ。
防水性能はないものの、通気性と柔軟性に優れたメッシュ素材を使用しており、長時間の着用にも適しています。
また、ソール前方2か所に屈曲溝があり、とにかく歩きやすい設計です。
こちらも日本メーカーの為、幅広の3E設計で安心感があります。
別モデルですが、松山英樹プロもアシックスを着用しています。
【ニューバランス】
574 v3(UGBS574)
ニューバランスのBOA搭載スパイクレスシューズ。
ゴルフプレーに適したしっかりとしたグリップ力がありながら、アッパー部分は人気のスニーカーのテイスト。
自宅から履いていっても違和感がない為、持ち運びや履き替えの手間を省けるのが嬉しいです。
普段履きできるデザインは、コースでの使用はもちろん、練習場に行く際のシューズとしてもおすすめできます。
【ナイキ】
インフィニティ プロ 2(DM8449-115)
ナイキのスパイクレスシューズ。
カジュアルな見た目でありながら、しっかりとゴルフに適した機能も搭載。
Nike Reactという、ランナーの怪我を減らす目的で開発されたクッショニングが使用されています。
また、通気性にも優れているほか、汚れを落としやすい素材が使われているのも特徴です。
【プーマ】
アルファキャット ディスク(376043_01)
プーマのスパイクレスシューズ。
BOA同様、ワイヤーで固定するタイプですが、プーマ独自のクロージャーシステムが採用されており、フィット感に優れています。
また、シューズのタンの部分が一体化されたデザインとなっており、「ブレない」「ズレない」「疲れない」設計となっています。
ソール、かかと部分のワンポイントのカラーもおしゃれなデザインです。
【ECCO】
BIOM C4(13042401007)
ECCOのBOA搭載スパイクレスシューズ。
GORE-TEX素材が使用されており、高い防水性能がありながら、内部の湿気は排出できる高性能シューズ。
加えて、ソール部分に通気孔を設けることで、内部をドライに保ちます。
他のシューズに比べやや値は張るものの、疲れない、快適さを求めるゴルファーには憧れの一品です。
【THE WARP BY ENNERRE】
WARP KNIT(WB3KFZ03)
ザ・ワープ・バイ・エネーレのスパイクレスシューズ。
ゴルフ界では聞きなれないメーカーですが、かつてサッカーのイタリアセリエAのほとんどのチームユニフォームを手掛けたメーカー。
靴下のように全体が一体化したデザインはフィット感抜群で、ニット素材のため通気性にも優れています。
スニーカー感覚のおしゃれなデザインが人目を惹きます。
まとめ
グリップ力等、ショットに対する機能性で選ばれがちなゴルフシューズですが、疲れない、足に優しい、という観点でも、各メーカーで様々な工夫が凝らされています。
ゴルフプレーだけでなく、ゴルフ前後の日常でも履ける新たなスタイルも増えていますので、今回ご紹介した内容を参考に、是非お気に入りの一足を見つけてみてください。
疲れないゴルフシューズの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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