ゲーミングマウスはFPSタイトル必須のデバイスですが、左利きユーザーに対応したモデルが非常に少ないです。
ですが、左利き特化の製品は少ないものの、両利きに対応した左右対称モデルは多数製品化されています。
左右対称モデルは左利きユーザーでも違和感なく使用しやすいため、導入を検討される方もいることでしょう。
そこで本記事では、左右対称ゲーミングマウスのメリットデメリットをはじめ、選び方やおすすめ製品も紹介します。
目次
- 1 左右対称ゲーミングマウスとは
- 2 左右対称ゲーミングマウスを使うメリット
- 3 左右対称ゲーミングマウスを使うデメリット
- 4 左右対称ゲーミングマウスの選び方
- 5 左右対称ゲーミングマウスおすすめ10選
- 5.1 【HyperX】Pulsefire Core(HX-MC004B)
- 5.2 【HyperX】Pulsefire Haste(HMSH1-A-BK/G)
- 5.3 【ASUS】ROG Strix Impact III
- 5.4 【Glorious】Model O Minus(GOM-WHITE)
- 5.5 【Logicool】G203-WH
- 5.6 【Logicool】G304 LIGHTSPEED
- 5.7 【Logicool】GPRO PRO X SUPERLIGHT 2(G-PPD-004WL-BKd)
- 5.8 【Razer】Viper Ultimate(RZ01-03050100-R3A1)
- 5.9 【Pulsar】Gaming Gears X2A(PX2A23)
- 5.10 【SteelSeries】Aerox 3 Snow Wireless(62608)
左右対称ゲーミングマウスとは
左右対称マウスとは左右両利きに最適化されたマウスであり、利き手を問わない抜群の操作性を実現したマウスです。
左右対称マウスは左クリックを深く押しやすく、中指や薬指をマウスに乗せやすいのでラクな姿勢を長時間維持できます。
高さも非対称と比べると低くデザインされているので、FPSユーザーに多いつまみ持ちや掴み持ちとの相性もバッチリです。
また、左右対称マウスは重心が安定していて軸がブレにくく、左右双方に均一でマウスをコントロールできます。
近年は無線接続に対応したモデルも登場しているので、ケーブルレス且つ左利きでも運用できる便利デバイスです。
左右対称ゲーミングマウスを使うメリット
左右対称マウス最大のメリットと言えば、やはり数少ない左利きユーザーにもしっかり適応してくれる点です。
左右均一なデザインで設計されているため、マウスを握った際の軸がブレずに左右で安定したマウス移動が行えます。
さらに右クリックに位置する中指や薬指が引っ掛かりやすく設計されているので、握っている際の安定感の高さも強みです。
特に左利きのユーザーの場合、非対称マウスよりも高いパフォーマンスが期待できるのでおすすめです。
左右対称ゲーミングマウスを使うデメリット
左右対称マウスは左右どちらの利き手にもしっかり馴染む反面、低く設計されているので疲労が溜まりやすい可能性があります。
特にかぶせ持ちでプレイする方の場合、覆いかぶさるように握るため、低すぎると安定性に欠けてしまうのが欠点です。
重量を抑えた製品が多いため、ローセンシだとマウスを大きく振った際にマウスが飛んでしまう危険性も秘めています。
ハイセンシに関しても同様であり、慣れるまでは最小限で動かそうにも思うように動かせないこともあります。
導入を検討している場合、慣れるまでに時間が掛かる可能性への考慮が必須です。
左右対称ゲーミングマウスの選び方
DPI調節幅で選ぶ
DPIは1インチ動かした際のカーソル移動を幅を指す値であり、FPSゲームにおいてはゲーム内感度同様に重要な数値です。
数値が小さいほどにカーソル移動幅は小さく、数値が大きいほどにカーソル移動幅が大きくなります。
一般的には400~1600幅が主流ですが、近年は10000以上に設定できたり、端数まで設定できるモデルも登場しています。
DPI調節で価格に明確な差はないため、理想の調節が行えるDPIを備えたマウスを選択するのがベストです。
接続方式で選ぶ
左右対称マウスには有線/無線接続に対応したモデルが登場しており、接続方式によって一長一短の特徴が存在します。
有線接続はPC本体とUSBで接続するため、接続時の遅延は起きにくいですが、ケーブルで可動域を制限されるのが欠点です。
無線接続はケーブル不要で接続できますが、障害物等の影響で遅延が起きる可能性があり、バッテリー管理も必要になってきます。
接続方式に関してはメリットデメリットを考慮し、運用しやすいと感じた接続方式を選択するのがおすすめです。
重量で選ぶ
左右対称マウスは100g以下の製品が多く、どれも軽量ではありますが製品によって若干の違いはあります。
軽いモデルだと50g程度に抑えられていますし、重ためのモデルだと100gに迫るので実際の使用感が大きく異なります。
重量は軽いほどに疲労感を感じにくい反面、思っていたよりも大きくマウスが動いてしまうリスクもあります。
重量に関しても一長一短となるため、自身が扱いやすいと感じる重量を選択するのがおすすめです。
メーカーで選ぶ
左右対称ゲーミングマウスはゲーミングデバイスメーカーをはじめ、多くの著名なメーカーから製品化されています。
圧倒的な人気と評価を獲得しているのはLogicoolであり、失敗する可能性を抑えられるので初心者におすすめです。
ASUSやRazerはプロゲーマー/ストリーマーの方からも絶大な支持があり、万人受けしやすいモデルが販売されています。
デバイスに精通した方ならコアなメーカーもアリですが、知見が無い方の場合は著名なメーカーをまずチェックしてみましょう。
価格帯で選ぶ
左右対称ゲーミングマウスの価格帯ですが、5千円以下~2万円以上と価格幅が広く展開されています。
価格による明確な差は接続方式や機能性であり、しっかりこだわる場合は1万円以上のコストを見積もっておく必要があります。
5千円以下の製品はスペック面でこだわりにくいですが、コストが安く抑えられる点がメリットです。
ただし、安すぎる製品は故障等のリスクも大きいため、最低3千円以上から予算と相談して選ぶのがベストです。
左右対称ゲーミングマウスおすすめ10選
【HyperX】
Pulsefire Core(HX-MC004B)
ベーシックなフォルムを人間工学に基づいてデザインし、長時間快適な操作を可能にしたゲーミングマウスです。
専用ソフトウェアによる各ボタンのカスタマイズをはじめ、滑らかさを追求したマウスソールでパフォーマンスを引き上げてくれます。
重量は87gとやや重ためですが、シンプルな左右対称デザインをコスパ良く狙うなら必見です。
サイズ/重量 | 11.9×6.4×3.8cm/87g |
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DPI | 800/1600/2400/3200/6200 |
接続方式 | 有線 |
【HyperX】
Pulsefire Haste(HMSH1-A-BK/G)
六角形型ハニカムシェルをデザインに組み込み、重量59gで疲労感の蓄積を抑えてくれるゲーミングマウスです。
内部には防塵被膜を施すことでスイッチ部分が保護されているので、埃や汚れの侵入による故障の心配がありません。
マウス側面やクリック部分に使用できるグリップテープも付属されており、超軽量ながらも抜群の安定性も備えています。
サイズ/重量 | 12.4×6.6×3.8cm/59g |
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DPI | 100~16000 |
接続方式 | 有線 |
【ASUS】
ROG Strix Impact III
人間工学に基づいた緩やかな形状でかぶせ持ちでもフィットしやすく、重量を59gに抑えて安定性も高めたゲーミングマウスです。
ROGマイクロスイッチを採用しており、ブレないクリック感覚と7000万回のクリックに耐える耐久性も備えています。
また、任意の3ピンメカニカルスイッチへの交換も可能であり、好みの使用感を追求できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 12.6×6.2×3.9cm/59g |
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DPI | 300~12000 |
接続方式 | 有線 |
【Glorious】
Model O Minus(GOM-WHITE)
柔軟なパラコードを採用し、ハニカムデザインによる軽量化も施すことでワイヤレスのような操作を実現したゲーミングマウスです。
全長をやや大きめに設計することであらゆる持ち方への適応力を高めており、スムーズなエイムを可能にしています。
ソフトウェアによるカスタマイズで操作性を追求でき、2000万回のクリックに耐える耐久性も備えた総合力の高さが魅力です。
サイズ/重量 | 12×5.8×3.6cm/58g |
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DPI | 400~12000 |
接続方式 | 有線 |
【Logicool】
G203-WH
丸みを帯びた小ぶりなデザインを採用し、1680万色のRGBが空間もしっかり彩ってくれるゲーミングマウスです。
ゆったりデザインがかぶせ持ちでも抜群のフィット感を実現し、85gの程よい重量で長時間安定した操作を可能にしてくれます。
専用ソフトウェアを活用し、左右クリックやサイドボタンの割り当てをカスタマイズすることで理想の環境を構築できる点も好評です。
サイズ/重量 | 11.6×6.2×3.8cm/85g |
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DPI | 200~8000 |
接続方式 | 有線 |
【Logicool】
G304 LIGHTSPEED
LIGHTSPEED技術による1ms安定接続を可能にしつつ、5千円以下で購入できるコスパが良いゲーミングマウスです。
単三電池で機能するのでこまめなバッテリー管理が要らず、約3時間使用で3か月運用できる電源効率も評価されています。
DPI幅も100~12000を任意で選べますし、専用ソフトウェアによるカスタマイズで操作性を追求できる点も魅力です。
サイズ/重量 | 11.7×6.2×3.8cm/99g |
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DPI | 100~12000 |
接続方式 | 無線 |
【Logicool】
GPRO PRO X SUPERLIGHT 2(G-PPD-004WL-BKd)
高い耐久力と正確な入力を可能にするLIGHTFORCEスイッチを採用し、圧倒的なパフォーマンスを実現したゲーミングマウスです。
有線に引けを取らないワイヤレス技術を搭載しつつ、最大ポーリグンレート4000Hzで快適なゲームプレイが体験できます。
高いカスタマイズ性や最大32000DPIまで調節できる対応力もあり、約60gと軽量化も施された至高のマウスです。
サイズ/重量 | 12.5×6.5×4cm/60g |
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DPI | 100~32000 |
接続方式 | 無線 |
【Razer】
Viper Ultimate(RZ01-03050100-R3A1)
従来のワイヤレス接続よりも25%速度が向上し、接続環境の安定化も実現した無線ゲーミングマウスです。
赤外線検知に対応したオプティカルセンサーを採用しており、誤入力を防止しながら素早い応答速度も可能にしています。
マウスパッド表面を自動スキャンで感知し、最適化を行ってくれるのであらゆる環境でパフォーマンスを発揮しやすい点も魅力です。
サイズ/重量 | 12.7×6.6×3.8cm/74g |
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DPI | 100~20000 |
接続方式 | 無線 |
【Pulsar】
Gaming Gears X2A(PX2A23)
57g超軽量ながらも耐久力のあるシェルで頑丈に設計し、2.4Gワイヤレスで安定接続を可能にしたゲーミングマウスです。
高品質ボールペアリングでスムーズなホイール回転を実現しつつ、光を検知する光学スイッチで誤作動も防いでくれます。
無線ながらも最長100時間連続稼働できるバッテリーも採用しているので、こまめなバッテリー管理要らずで運用できます。
サイズ/重量 | 12×6.3×3.8cm/57g |
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DPI | 100~26000 |
接続方式 | 無線 |
【SteelSeries】
Aerox 3 Snow Wireless(62608)
低遅延2.4Gワイヤレス+Bluetoothのデュアル接続に対応しており、任意の使い分けを可能にしたゲーミングマウスです。
TRUEMOVE AIRセンサーで超精密な認識を可能にしつつ、細部まで細かくカスタマイズできる点が評価されています。
約8000万回のクリックに耐える耐久性をはじめ、IP54基準の防水や防塵も備えているので長期間安定使用できます。
サイズ/重量 | 12×6.7×3.8cm/67g |
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DPI | 100~18000 |
接続方式 | 無線 |
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