様々なオンラインゲームが発売されているNintendo Switchですが、付属のコントローラでは、チャットなどの文字入力が不便です。
また、フォートナイトなどのTPSゲームにおいては、圧倒的にキーボードとマウスを使用した方が操作しやすい為、購入を検討している人も増えています。
しかし、それらのゲームでキーボードとマウスを使うのはデメリットの方が大きいことはご存知でしょうか?
今回は、Nintendo Switchでキーボードやマウスを使うメリットやデメリット、選び方やおすすめの商品を紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
Nintendo Switchにゲーミングキーボードは必要?
結論から先に言ってしまうと、遊ぶゲームによって必要かどうかは決まります。
フォートナイトを始めとしたTPSゲームやFPSゲームをプレイするなら、あると圧倒的に操作性が良くなりますし、モンハンやドラクエ10などのチャット機能があるゲームだと文字入力が楽になります。
一方で、マリオカートやアクションゲーム、RPGを遊ぶ場合は特に必要ありませんし、むしろコントローラーの方が操作しやすいです。
自分がメインで遊ぶゲームに合わせて、必要であればゲーミングキーボードを購入すると良いでしょう。
また、Nintendo Switchにチャット目的でゲーミングキーボードを接続する際にコンバーターは必要ありません。
しかし、コントローラー代わりにゲーミングキーボードとマウスを接続する場合はコンバーターが別途必要になります。
ですが、フォートナイトやApex Legendsではコンバーターの使用が公式で禁止されており、使用するとアカウントBANなる為、控えるべきです。
スイッチにキーボードとマウスを使うメリット・デメリット
スイッチにキーボードとマウスを接続して使うメリットはあるのでしょうか?
また、デメリットについても気になると思いますので、併せてまとめます。
メリット
まずはメリットですが、下記のことが考えられます。
- 接続が簡単
- 一部ソフトではキーボードとマウス操作に対応している
- ゲーム内でテキストチャットが打ちやすい
接続が簡単
スイッチにキーボードやマウスを接続する方法は簡単で、スイッチのドックにUSB接続端子があり、そこに挿すだけで大抵は反応します。
基本的には任天堂公式から出ているキーボードや、「Nintendo Switch対応」と書いてあるサードパーティー製のキーボードとマウスを接続するのが安心です。
パソコンで使えるキーボードとマウスにも対応しているので、普段使っているデバイスをそのまま利用するのもいいでしょう。
一部ソフトではキーボードとマウス操作に対応している
かなり限定的ですが、操作にも使えるソフトがあります。
それは、「タイピングクエスト」や「ナビつき!つくってわかる はじめてゲームプログラミング」というソフトです。
どちらも遊びながらパソコン…というよりキーボード操作を覚えたり、プログラミングの勉強に使います。
特にプログラミング練習ソフトの方ではマウスも使えますので、操作性が増します。
ゲーム内でテキストチャットが打ちやすい
テキストチャットでのやり取りが必要な場合があるゲームでは、チャットを打つスピードがコントローラーとは比較にならないほど速くなります。
例えばモンハンやマインクラフト、Among Us、ドラクエ10などが該当しますが、これらのゲーム内では頻繁にチャットでのやり取りが行われます。
その際にキーボードやマウスがあるとコミュニケーションが取りやすく大変便利です。
デメリット
反対に、スイッチでキーボードとマウスを使う上でのデメリットは下記の通りです。
- フォートナイトやApex LegendsなどTPS/FPSゲームでは禁止行為にあたる
- 対応ソフトが少ない
- チャットを打つ時にコントローラーと持ち替えが面倒
- TVモードでの操作のみに対応
フォートナイトやApex LegendsなどTPS/FPSゲームでは禁止行為にあたる
冒頭でもお話しましたが、恐らくスイッチでキーボードとマウスを使いたいと考えている人の多くはフォートナイトやApex Legendsなどでの使用を考えているかと思います。
しかし、キーボードやマウスをそのままスイッチに接続してもチャット入力は可能ですが操作は出来ません。
これを操作可能にするにはコンバーターという機械が必要で、コンバーターでキーボードとマウス接続しフォートナイト等をプレイすると最悪アカウントがBANされます。
公式に問い合わせても「自己責任です」と言われるので、気を付けましょう。
対応ソフトが少ない
キーボードとマウスに対応しているソフトがあまりにも少ない点がデメリットとして挙げられます。
しかし、TPS/FPSゲームではなく、マインクラフトやモンハンでコンバーターを使ってプレイする分には特に制限はありません。
遅延などが気になりますが、使えないことは無いので、コントローラーで遊び辛い場合はコンバーターとキーボード・マウスを購入し遊んでみるのもいいでしょう。
チャットを打つ時にコントローラーと持ち替えが面倒
操作はコントローラーで、チャットはキーボードとなると、チャットをする度にコントローラーを置いて持ち替えなければなりません。
その分、チャットの入力速度は速くなりますし、便利なのですが、面倒と感じる人もいらっしゃると思います。
そもそもそんなにチャットでコミュニケーションを取らない人にとっては、キーボードやマウスは必要ありません。
TVモードでの操作のみに対応
スイッチでキーボードとマウスを使うには、ドックにあるUSB端子に接続するということを先ほど説明しましたが、言い換えるとドックを使うTVモードでしか使えません。
また、Nintendo Switch Liteに関して言えば、そもそもドックすらありませんので、基本的にはキーボードやマウスは使用できません。
Nintendo Switch Liteやポータブルモードで使用したい場合、無理やりになりますがType-C変換コネクタで接続すると使えることがあります。
しかし、変換コネクタとキーボードの相性で使えない場合もあるので注意が必要です。
スイッチに適したキーボード&マウスの選び方
スイッチに適したキーボードやマウスの選び方ですが、下記の点に注目して選ぶことをおすすめします。
- 接続方法
- 充電式か電池式
- 耐久性やキーの入力精度
接続方法
接続方法は有線接続と無線接続があり、それぞれメリットとデメリットがあります。
おすすめは場所を取らない無線接続ですが、若干の遅延が起こる可能性があることと、「2.4GHz接続」の無線キーボードのみ対応していることがデメリットです。
Bluetooth接続は出来ませんので選ぶ際には気を付けましょう。
一方で有線接続は安定感と反応速度が速く、正確な操作が可能ですが、スイッチのドックを置く位置によってはテレビからあまり離れられないのがデメリットとなるでしょう。
その代わり安価で購入できるのでコスパ重視の人には有線接続がおすすめです。
充電式か電池式
有線接続では関係ありませんが、無線接続のキーボードやマウスを購入する場合は充電式か電池式のどちらかになります。
一般的なのは電池式で、電池を交換するコストがかかりますがバッテリーが劣化して故障するということは無いので、長持ちする点がメリットです。
反対に充電式は内臓バッテリーがあり、使っていない時に充電しておけば繰り返し使用できる為、電池を交換するコストが掛からないことがメリットとなります。
耐久性やキーの入力精度
ゲーム用としてキーボードやマウスを使用するならば耐久性やキーボードの入力精度にこだわると良いでしょう。
特にキーボードは複数のキーを同時押ししても認識してくれる機能が付いている方が、より正確なキー入力が可能です。
テキストチャットのみで使用したい場合には、特に気にすることはありませんが、メカニカル式のキーボードがとても耐久性が高くおすすめです。
スイッチ用キーボード&マウスセットおすすめ2選
【EQEOVGA】
K50L 片手キーボードとマウスセット
左手のみのキーボードとマウスのセットで、TPSやFPSゲームで使用する目的で作られています。
接続にはコンバーターが必須なので、フォートナイトなどでは使えませんが、一人でプレイするゲームであれば手ごろでコスパが良いです。
キーボードが左手部分しかないので、チャットは打てません。
【CHONCHOW】
ゲーミングキーボードマウスセット 401J
デザイン性も高いゲーミングキーボードとマウスセットです。
フルサイズのキーボードのため、チャットも難なくこなせますし、スイッチだけではなくPS4など他のコンシューマー機やパソコンでも使いまわせます。
複数の機器をお持ちであればかなりおすすめの商品です。
スイッチ用ゲーミングキーボードおすすめ4選
【ビット・トレード・ワン】
コンパクトゲーミングキーボード BFKB92UP2
複数キー同時押しに対応したメンブレン式のゲーミングキーボードです。
RGBライティングは付いていないので光りませんが、同時押しに制限が無いNキーロールオーバーとなっており、ゲームにおいて便利な機能が備わっています。
打鍵感も軽く耐久性も高いので、パソコンに繋げて普段使いにするのも便利です。
【Logicool G】
ゲーミングキーボード 有線 G213r
ゲーミングデバイスで有名なロジクールの中でもエントリーモデルであるG213rはコスパ最強のゲーミングキーボードです。
メンブレン式ではありますが、独自のMech-Domeキーを採用しており、打鍵感はメカニカルキーボードに匹敵します。
パームレストがあり、長時間使用していても疲れにくい点がおすすめです。
【GameSir】
GK300 ワイヤレス ゲーミングキーボード GK300QZ2
ワイヤレス接続が可能なメカニカル式ゲーミングキーボードで、青軸が搭載されていて軽快な打鍵感や心地よいクリック音が特徴です。
Bluetooth接続と2.4GHzUSBドングル接続が可能で、スイッチで使うのであればドングル接続のみとなります。
若干の遅延を感じることがありますが、チャット入力程度であれば何も問題ありません。
また、ゲームでの操作においても、動きの激しいゲームでなければ遅延は気になりません。
【Corsair】
K57 ゲーミングキーボード KB481 CH-925C015-JP
有線接続・無線接続どちらにも対応しているゲーミングキーボードです。
また、こちらのモデルは充電式となっている為、USB接続をしている間は充電されており、乾電池は必要ありません。
使う状況に応じて有線・無線を変更できるのでおすすめです。
なお、メンブレン式のゲーミングキーボードとなりますので、好みが分かれるかもしれません。
スイッチ用ゲーミングマウスおすすめ4選
【HyperX】
Pulsefire ゲーミングマウス HX-MC004B
左右対処で握りやすいゲーミングマウスで、HyperXのエントリーモデルとなっています。
有線接続の為、ドックの位置に近いところでないと使用できません。
性能としては、クリック感も軽く布巻のケーブルで耐久性も高く、裏側には大型のマウスソールが付いていて滑りも良好で、入門マウスとして人気です。
【Logicool G】
ゲーミングマウス 有線 G402
FPSゲーム向けに軽量化されたゲーミングマウスで、トラッキング性能の高いセンサーを採用しており、ロジクールのエントリーモデルにあたる商品です。
ケーブルの長さも約2mあり、ドックに挿してもかなり離れた位置でゲームをプレイできます。
ややサイズが大きい為、手が小さいと扱いづらい可能性がありますので実寸サイズと今使っているマウスを比べてみて、購入することをおすすめします。
【Razer】
Viper Mini ゲーミングマウス RZ01-03250100-R3M1
ゲーミングマウスの中でもかなり小さく、約61gという軽量な為、女性に人気のある商品です。
マウスの持ち方として、つかみ持ちをする人にもおすすめできる商品ですが、Viperには通常サイズも展開されているので、好みに合わせて選べる点が助かります。
また、Razer特有のケーブルは滑りやすく引っかかりを感じにくくなっており、まるで無線マウスのようにコントロール出来ます。
【Cooler Master】
MasterMouse MM711 ゲーミングマウス MM-711-MBOL1 MS447
メタリックブルーのボディがカッコよく、内部のRGBが透けて見えるのが中々珍しいゲーミングマウスです。
やや小さめという点と、ハニカム構造のため軽量化も実現しています。
有線接続ですが、ケーブルは細めで邪魔になりにくく、軽量な点も相まって操作性抜群です。
コスパもとても良い為、こちらもゲーミングマウスデビューに最適な商品です。
まとめ
スイッチに最適な安いキーボードやマウスを紹介しました。
繰り返しますが、スイッチにキーボードをそのまま接続しても一部ソフト以外はチャットのみでしか使用できません。
なお、マウスに関してはコンバーターが無いと動かない為、購入を考えている場合は注意が必要です。
また、フォートナイトやApex Legendsなどのゲームではコンバーターの使用は禁止されており、使用は自己責任ですので気を付けましょう。
安いスイッチ用キーボード&マウスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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