ゲーミングキーボードを探す際、何を基準に選びますか?
タイピングのしやすさですか?機能が多いものですか?
最近はサイズでゲーミングキーボードを選ぶ方も増えています。
中でも「60%ゲーミングキーボード」という、通常の10キー付きキーボードと比べて60%ほど小さいサイズのゲーミングキーボードがe-スポーツ界隈を中心に人気が出てきました。
この記事では、60%ゲーミングキーボードのメリットや、「普段使いでは使いにくいのでは?」などの疑問点、おすすめモデルも合わせて紹介します。
- PCゲーム歴15年
- 中古PC組立・販売会社に勤務
幼少期からゲームが大好きで、10代後半に初めてゲーミングPCを購入し、そこからPCゲームにのめりこんでいきました。 遊ぶゲームのジャンルは多岐に渡り、流行りのゲームは遊んでみるタイプです。
目次
- 1 60%のゲーミングキーボードとは
- 2 60%の小さいゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
- 3 60%の小さいゲーミングキーボードおすすめ10選
- 3.1 【E元素】 コンパクト60% ワイヤレス ゲーミングキーボード Z686-ホワイト-赤軸
- 3.2 【RK ROYAL KLUDGE】 RK61 有線 60% メカニカルゲームキーボード
- 3.3 【Razer】 Huntsman Mini JP 小型 ゲーミングキーボード C JP配列 60%レイアウト RZ03-03390900-R3J1
- 3.4 【CORSAIR】 K65 RGB MINI CherryMX SPEED 日本レイアウト ゲーミングキーボード CH-9194014-JP
- 3.5 【Obinslab】 Anne Pro 2 Bluetooth5.0 USB有線/ワイヤレスゲーミング キーボード 60%(61キー) 英語配列 コンパクト ホワイト
- 3.6 【HyperX】 Alloy Origins 60 小型RGBメカニカルゲーミングキーボード 60%レイアウト HyperXスイッチ HKBO1S-RB-US/G
- 3.7 【DUCKY】 One 2 Mini RGB 60% version シルバー軸(英語配列) dk-one2-rgb-mini-silver-rat
- 3.8 【Kraken Keyboards】 Kraken Pro 60 – BREDエディション 60%メカニカルキーボード RGBゲームキーボード (シルバースピードスイッチ)
- 3.9 【Razer】 BlackWidow V3 Mini HyperSpeed イエロー軸 65%レイアウト 日本語配列 RZ03-03891000-R3J1
- 3.10 【ASUS】 ROG Falchion ワイヤレスメカニカル ゲーミングキーボード M601
- 4 まとめ
60%のゲーミングキーボードとは
60%ゲーミングキーボードとは、10キー付きフルサイズのキーボードに比べてキーの数が40%少ないゲーミングキーボードです。
60%ゲーミングキーボードは、横だけでなく縦も小さくなっている商品が多く、通常のキーボードのエンターキーから右側全てと、数字キーから上側が全てカットされたサイズ感です。
同じく小さいテンキーレスのキーボードがありますが、それより更にコンパクトで省スペースです。
基本的にはゲーム用に購入される方が多い60%ゲーミングキーボードですが、パソコン周りの環境が狭い人にも人気で、慣れが必要かと思いますが、普段使いも可能です。
60%の小さいゲーミングキーボードを使うメリット・デメリット
そんな小さい60%ゲーミングキーボードを敢えて使うメリットはあるのでしょうか?合わせてデメリットも紹介します。
メリット
60%ゲーミングキーボードを使うメリットは下記の4点が考えられます。
- デスクを広く使える
- 操作しやすいポジションにセットできる
- 手が小さい人でも操作しやすい
- 小さく軽量で持ち運びや移動に便利
デスクを広く使える
先ほども出てきましたが、やはり通常のキーボードと比べてかなり小さいので、作業デスク上で場所を取りません。
特にゲーミングキーボードとなるとゲームで使用する用途がメインとなります。
これに合わせてマウスも使っているため、キーボードが小さいことによってマウスを大きく振ることが可能です。
フルサイズのキーボードを使っていて、狭くて斜めにキーボードを置いていて少しやりづらいなと感じている人におすすめです。
操作しやすいポジションにセットできる
テンキーが無く小さい分、自分が一番操作しやすいポジションにキーボードをセットできます。
また、手を置く位置が中央になり、無理な体勢になりにくいですし、肘や肩が開きすぎないため、操作性が増します。
そのため、キーボード操作だけでなくマウス操作の操作性も同時に増して、快適なゲーム環境を整えることが可能です。
手が小さい人でも操作しやすい
60%ゲーミングキーボードは全体的にキーとキーの間隔が近いものが多いため、手が小さい人も操作がしやすく、特に女性におすすめです。
特に左手操作の多いFPSゲームに向いていて、最近ではプロゲーマーも60%ゲーミングキーボードを使い始めている人が増えています。
繊細さ操作を要求されるゲームにおいて、抜群の操作性を誇ります。
小さく軽量で持ち運びや移動に便利
あまりキーボードを持ち運ぶ人は居ないかもしれませんが、小さくて軽量なため持ち運びや移動の際にとても便利です。
例えば、パソコンとコンシューマー機どちらでもキーボードを使いたい人などは移動が楽になります。
特にワイヤレスの60%ゲーミングキーボードだとデスク上で別の作業をしたい時に、どこかに立てかけたり動かしたりすることでスペースを確保しやすいです。
デメリット
60%ゲーミングキーボードを使うメリットは下記の2点が考えられます。
- 遊ぶゲームのジャンルによってはキーが足りない
- 普段使いする為には慣れが必要で仕事には不向き
遊ぶゲームのジャンルによってはキーが足りない
パソコンでプレイするゲームでキー設定が大量にあるゲームがあります。
特にMMORPGなのですが、その場合ファンクションキーなどに割り当てられたスキルなどを使いたい場合、Fnキーを押しながら…と操作するのが相当難しくなります。
キーボード操作が忙しくないゲームや、操作が忙しいがキー設定は少なめのゲーム向けではあると思います。
普段使いする為には慣れが必要で仕事には不向き
家のデスクトップパソコンが1台で、それをゲームと家での仕事、どちらでも使用している場合は注意が必要です。
いくらデスクが小さいからといって60%ゲーミングキーボードでそのままExcelなどの作業をすると、とてもやりづらいです。
ファンクションキーや矢印キーなど40%分カットされたキーについては、別のキーと同じところに機能が割り当てられていることがほとんどです。
キーボード下部にある「Fnキー」を押しながら対応したキーを押すことで割り当てられた矢印やファンクションキーの機能が使えるようになります。
変換などをファンクションキーで行っている場合は操作が増えるので、効率が低下します。
60%の小さいゲーミングキーボードおすすめ10選
【E元素】
コンパクト60% ワイヤレス ゲーミングキーボード Z686-ホワイト-赤軸
安価でコスパの良いゲーミングキーボードを販売しているE元素。
接続方法はType-C有線接続もしくはBluetooth接続となっており、有線接続中に内部バッテリーに充電が可能で、充電中は有線接続・終わったらBluetooth接続という使い方が便利です。
また、キースイッチには赤軸を採用しており、反応も良く静音性も高く、マイクなどにタイピング音が乗りづらいです。
カラーも女性人気のあるホワイトを採用しています。
【RK ROYAL KLUDGE】
RK61 有線 60% メカニカルゲームキーボード
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、キー配列がUS配列です。
キースイッチは青軸・茶軸・赤軸の3種類あり、購入時に自分好みの軸を選択できます。
こちらも接続方法はType-C有線接続もしくはBluetooth接続で、スマホやタブレットなどの入力の際にも使用できて便利です。
【Razer】
Huntsman Mini JP 小型 ゲーミングキーボード C JP配列 60%レイアウト RZ03-03390900-R3J1
大手ゲーミングデバイスメーカーRazerの60%ゲーミングキーボードです。
今回ご紹介しているのは日本語配列ですが、US配列もありますので好みで選べます。
また、カラー展開もブラックとホワイト、キースイッチもクリッキー(紫軸)とリニア(赤軸)と、様々な組み合わせで選ぶことが可能です。
アルミ製の作りで高級感もあり耐久性も抜群で、操作の激しいゲームとの相性も良いです。
【CORSAIR】
K65 RGB MINI CherryMX SPEED 日本レイアウト ゲーミングキーボード CH-9194014-JP
メモリなどのパソコンパーツやデバイスで有名なCORSAIRから1点紹介します。
キースイッチにはCherryMX SPEEDの銀軸を採用しており、打感の軽さ・静音性に優れています。
コンパクトにもかかわらず、マクロやライティング、メディアコントロール等のショートカットが搭載されており多機能です。
【Obinslab】
Anne Pro 2 Bluetooth5.0 USB有線/ワイヤレスゲーミング キーボード 60%(61キー) 英語配列 コンパクト ホワイト
あまり聞き馴染みの無いメーカーのObinslabですが、コスパのよいキーボードを販売しています。
魅力的なポイントとしては、キースイッチの軸色が青軸・茶軸・赤軸と選べるうえに、キースイッチのメーカーが3種類あるので組み合わせは9種類。
それぞれの軸色・キースイッチのメーカーによって打感が変わってくるので、使用感も合わせて調べてみると買いやすいです。
【HyperX】
Alloy Origins 60 小型RGBメカニカルゲーミングキーボード 60%レイアウト HyperXスイッチ HKBO1S-RB-US/G
HyperXから人気のあったAlloy Origins Coreというテンキーレスキーボードをそのまま小さくした商品。
キースイッチは赤軸で、US配列、キースイッチとRGBライトが露出しているオープンフレームを採用しており、ライティングがとても綺麗です。
こういったオープンフレームの商品は金額が高い傾向にありますが、1万円台前半とコスパも良いです。
【DUCKY】
One 2 Mini RGB 60% version シルバー軸(英語配列) dk-one2-rgb-mini-silver-rat
FPS界隈では大人気のモデルです。
海外のFPSやTPSで活躍するプロ選手が何名も使用しており、スペックは証明済みです。
Nキーロールオーバーにも対応しており、複数キーを同時に押した際にしっかりと押した順番通りに反応してくれます。
FPSやTPSゲームをプレイしている人におすすめの逸品です。
【Kraken Keyboards】
Kraken Pro 60 – BREDエディション 60%メカニカルキーボード RGBゲームキーボード (シルバースピードスイッチ)
イカのアイコンがトレードマークのキーボードメーカーです。
面白い特徴として、キーボードのメイン部分のみ赤のキーキャップを採用しており、ツートンカラーとなっています。
もちろんRGBライティングも付いており光るので、ちょっと他の人と違ったキーボードを使ってみたい人におすすめです。
【Razer】
BlackWidow V3 Mini HyperSpeed イエロー軸 65%レイアウト 日本語配列 RZ03-03891000-R3J1
サイズは60%ではなく65%になっている理由ですが、使用頻度がそこそこ高い矢印キーが付いている為です。
今回は日本語配列版をご紹介していますが、もちろんUS配列もありますので、好みで選べます。
またキースイッチは黄軸と緑軸という特殊な軸で、緑軸はカチャカチャと気持ちのいいクリック音がするので他メーカーの青軸と似たような性質です。
一方の黄軸は、静音性と反応速度が速い軸となっていて、他メーカーの銀軸や赤軸に近い性質です。
【ASUS】
ROG Falchion ワイヤレスメカニカル ゲーミングキーボード M601
こちらも矢印キーが付いていて65%サイズになっています。
自然に傾斜の付いた構造になっており、ゲームを長時間プレイしていても負担が少なく、それでも傾斜が足りない場合は裏側に付いているスタンドを立ち上げれば問題ありません。
また、左側面にはタッチパネルが付いており、音量調整やアプリ切り替え、ショートカットなどの登録が可能で、小さいながらも操作性・機能ともに抜群です。
まとめ
60%ゲーミングキーボードのサイズ感は勿論良いのですが、小さいがゆえに扱いづらい点を気にされた人も多かったのではないでしょうか。
しかし各メーカーが様々な機能で小ささ故の操作感をカバーしておりますので、好みのメーカー・モデルがこの記事で見つかれば良いなと思います。
60%の小さいゲーミングキーボードの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方